ラグビーファン歴30数年のモヤモヤブログ

出身国や肌の色が異なる桜の戦士たちは”外人”ではないのだ

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最近、またぞろ、やたらと目につくのである。 何がかって?

なぜ日本代表に外人がいるのか?

っていう、あの極めてアホな言葉がだ。 6月の代表戦から復帰すると報じられているリーチやツイのことを言う人たちもいれば、「反日国である朝鮮人が、なぜ日本代表にいるのか?」といった酷いネットの書き込みも見た。

それに対して、ラグビーを愛する多くの人々は、ラグビー界が国籍主義を採用していないという考え方やルールの説明をしたり、リーチやツイ、ルークをはじめとする外国出身選手たちの多くは日本国籍を取得していること、そして、そうでない選手たちも皆がいかに日本を愛し、いかに日本ラグビー界に貢献してきているかを根気よく説いているのだ。

私も、例えば親しい友人から個人的に尋ねられれば、そういった説明をするだろう。 そう、個人的に尋ねられれば。

しかし、最近思うのだが、こういうことをネットなどに書き込むような人たちは、どうやらラグビー界の考え方やルールを知らないわけではないようなのである。 知った上で、(彼らが”日本人”をどういった尺度で定めているかは知らないが)日本人でない者が日本代表を名乗ることに、どうしても納得がいかないようなのである。

私は、こういう人たちとコミュニケーションを取りたいとは思わないし、 こういう人たちに、ラグビー界の素晴らしさを分かってもらいたいとも思わない。 こういう人たちに言いたいことは、ただ1つ。

ラグビーを観るな! ラグビー場に来るな!

それだけである。

今、日本のラグビー界は大変革期を迎えている。 ひとりでも多くのファンを獲得すべく、選手たちをはじめとして、多くの人たちが大変な努力をしている。 私も、本当に微力で小さな小さなことばかりだが、少しでも貢献できればと思っている。

だが、だからと言って、誰にでもファンになって欲しいとは思わない。 ラグビーファンとしてふさわしくない人たちは、断固として拒否したい。

昨今は、世界各国で、移民排斥などの排他主義、民族主義的な考え方が広がってきている。 そして日本でも、韓国、中国との不仲や、北朝鮮の問題などで、愛国主義?という名のもとの排他主義的な考え方が広がってきていると感じることが多くなってきた。 ヘイトスピーチのような行為をする人を”愛国者”と呼ぶ人たちもいる。

真の愛国とはなんであろうか?

聞いた話だが、知り合いの知り合いで、最近まで君が代を歌わなかった人がいたそうだ。 この人の家系は、多くの親戚縁者を第二次世界大戦で失ったそうで、幼いころから両親に君が代を歌うなと言われていたそうである。 今は少なくなったが、私たちの世代が幼かったころは、こういった考え方の人は決して珍しくなかった。 日の丸を掲げて君が代を歌うと、「あの人は右翼だ」などと言われた時代もあったのである。 戦争の悲惨さが、君が代を大切に思う人と、君が代を忌み嫌う人に分けてしまった、そんな悲しい時代だった。

ところで、その人は、別にラグビーファンというわけではないが、前回W杯をきっかけに今は普通に君が代を歌うようになったそうだ。

南アフリカに勝利して、日本中が歓喜に浸っていた、あの時。 その人は、桜の戦士たちの中にいる肌の色が違う男たちを見た。

彼らが大きな声で君が代を歌っている姿を見て、新しい時代の幕開けを感じたのだそうだ。 今、自分が住み、暮らしている国を愛する。 出身国も肌の色も関係なく、皆でその国をより良くするために働く。 それが、これからの真の愛国心であると。

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この記事へのコメントコメント一覧

出身国や肌の色が異なる桜の戦士たちは”外人”ではないのだ

コメント、ありがとうございます。
そうですね、他のスポーツにはないですね。
個人的には、以前から、ラグビーPRのキャッチフレーズは「多様性 ダイバシティ」にすべきだと思っています。

出身国や肌の色が異なる桜の戦士たちは”外人”ではないのだ

全く同感です。日本の場合まだまだ単一民族なので「日本人っぽく見えない日本人」は目立ってしまうという面もありますね。
ところで、日本のスポーツで、ラグビーほど帰化選手が多い競技はないんじゃないですか(相撲くらいでしょうか)?これは誇っていいことだと思います。

出身国や肌の色が異なる桜の戦士たちは”外人”ではないのだ

コメント、ありがとうございます。
はい!
ファンもプレーヤーも、皆がラガーです!

出身国や肌の色が異なる桜の戦士たちは”外人”ではないのだ

感動しました,爺の元ラガーです.
我らはラガーです.

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