2007年12月13日

言うこと聞かないゴンザレス

「ゴンザレスは上がるなといわれてましたが、あそこまで上がってきましたねぇ・・・」
「日本人はなかなか上がるなと言われて上がれませんよ。見習わないと。」


昨日のCWCのボカジュニーア-ズvsエトワールサヘルのテレビ中継でのやり取り。
これを見ていて、やれオシムだ岡ちゃんだと騒いでいる自分が、ものすごく日本人的感覚なんだということをまざまざと実感させられました。

「監督が言っていることが全てじゃねぇ」そう思えるメンタリティって、仕事人としてものすごい独立していると思います。たとえるならゴンザレスは踊る大走査線の青島警部補で、「事件は現場で起きてるんだ」とばかりにゴール前まで上がっていったわけです。でももし仮に、そのオーバーラップが原因で失点していたら、それは彼の責任になるわけです。そしてその後の彼の仕事に差し支えるかもしれないわけです。
でもその責任を自分に負って、やらなければならない仕事が目の前にあるからやる!というのは、職業人として正しいと私は思います。やらなければいけないことを、しっかりとこなすというのはプロとしての仕事だと思います。逆に「言うことを聞く」といのもプロの仕事かもしれません。
いずれにせよ自分の思ったことを指示を無視してやるということは、相当自信や信念がないとできないことだと思いますが。
自分の仕事に置き換えてみると、かなり難しい話に思えます。

ジーコが「監督にごちゃごちゃ言われるのは嫌だった。だってプレーしているのは自分たちだったから。」と言っていましたが、南米人のメンタリティって「俺がやるからごちゃごちゃ言うな」って感じなんでしょうね。
だからペレやらジーコやらロナウジーニョやら、マラドーナやらメッシやら「俺がやる」連中が出てくる。

そういうメンタリティに私は憧れます。そうありたいとも思います。
でもその感覚は和を重んじる日本では、なかなか育たないメンタリティだなぁとも思います。
サッカーのときだけそういうメンタリティを持てと言っても、それは土台無理な話です。

それでも、昨日のボカをみていると、日本人にもすくなからずそういうメンタリティが必要なんだろうなぁと思いました。エトワールサヘルの選手はテクニックもあり、戦術的にも整備をされていましたが「俺がやる!メンタリティ(勝手に命名)」は無かったように思います。
そこがボカとエトワールの差ではなかったかと思います。

しかし、そういうメンタリティを育てるって、かなり根深い問題ですよね。
また「俺がやる!メンタリティ」を日本で育てる方法論は時間があるとき考えようと思います。

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posted by long |13:26 | つぶやき・コラム | コメント(6) | トラックバック(0)
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