2008年12月08日
自発的な「真剣さ」
昨日の夜フジテレビで「日本サッカー再生計画 世界のスタートラインへ!日本人高校生の挑戦」を見ていました。 http://www.sut-tv.com/soccer08/ もともと日本はものすごく良くて、今悪くなっているわけではないから、再生じゃないだろうとか、風間八宏と高木豊両氏の息子と、非常に話題性のある二人すぎ!とか、いろいろ突っ込みどころはあるわけですが、この番組を見て日本のサッカーが抱えている問題は、そのまま日本の会社が抱えている問題と一緒だなぁと思います。 私の職業はいわゆる技術職なので、サッカーとは求められるものが違いますが専門性が必要です。 日夜新しい技術が出てくるので、その知識を得る努力は常にクライアントとの関係の中で求められます。 裾野を見れば非常に幅広い技術の中で、自分の専門分野というものを徐々に磨いていきます。 にもかかわらず、最近の新人の多くは技術探求に積極的に見えません。 与えられた仕事の中だけで得られるもので満足しているように見えます。 かといって与えた仕事を十分にこなすスキルもありません。 でも会社だから仕事は与えないといけません。 そしてその後、大して物になっていないのに、転職していく。 そんな人が最近多いです。 自分がやることやっていないのに、面白くないとか自分に合っていないとか言ってやめていきます。 本当に自分はやるだけやったのか?何を追求したんだ?そう思わずにはおれません。 サッカー選手であれば、スキルがない時点でなれないのでその辺りは違うのでしょうが、自分のプレーについて突き詰めている選手ってJリーグにいるんだろう?って思うことがあります。なんというか受身的に見える選手が多いような。 番組の中でもカズと風間さんの会話の中で、明言はしていませんでしたがそれと似たようなことをいっていました。 (ちょっと正しくないと思いますがニュアンスはこんな感じ)
風間「(カズは)チームで若い選手に何て声かけてるの?」 カズ「ピッチの上では、お前は自由だよ。パスでもドリブルでもシュートでも何でもいいんだよ。って」 風間「でもそれって逆に言われるときつい子もいるだろうね」 (中略) 風間「自由ってことは、責任を背負うということ。それを理解してプレーすることが重要」
これはつまり、自己の責任を背負ってプレーできない選手がいるということを言っていると思います。 今自分がやらなければいけないことはなにか、今自分ができることはなにか、それを常に判断して自分の責任によって実行に移す。 それができていない、と。 どうも日本のサッカーって決まりごとの中だけで、サッカーしてるチームが多いように思います。 2-0でビハインドで負けていて、カウンターチャンスなのに誰も上がってない。 Jリーグの試合でこんなシーン時々みています。 バランスを常に取る約束があるのかもしれませんが、そんなこと関係なく突っ込んでいくような勢いみたいなのがどうも足りない。 最終節の千葉みたいな「絶対に勝つんだ!」そんな気概が負けていても見えないチームがあります。 最近の浦和なんてそうです。(私は浦和ファンです) 最終節に千葉が魅せたようなエネルギーを常に試合でぶつける真剣さ、これが日本のサッカーにも社会にも足りてない。 風間さんの息子が「これからはもっと真剣にサッカーをやろうと思いました」と言っていましたが、ほんとそこだけだと思います。 ディフェンスでの甘さはありますが、日本人の素早さや細かい技術が世界で通用することは中村や松井が証明しているわけです。 後はいかにどれだけ真剣にできるかだけだと思います。 高校のサッカー部のように先生に言われるから真面目にやる真剣さではなく、自発的に探しす真剣さ。自発的な真剣さは、どれほど辛い状況でも気持ちは折れません。 それが必要だと思います。 豊かさや教育に関係するところなので、非常に難しいところがあると思いますが、サッカーのような厳しい世界からでも改善していってもらいたいと思います。 私も会社で新人の子たちがそういう真剣さを持ってもらえるように、いろいろ考えてみようと思います。
posted by long |22:23 |
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自発的な「真剣さ」
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サッカーとは関係ない部分に共感しました。
私も専門職です。
そろそろ若手の台等に脅かされてもいい年なのですが、まったくそんな気配はないです。
褒めておだてないと動きません。
早く俺から仕事を奪ってくれ~
posted by ’70 | 2008-12-08 23:57
自発的な「真剣さ」
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私は、この内容に関しては、反論します。
"広い視野で物事を見つめる能力や、真剣に物事を実行する能力が欠けている"ということで、サッカーと日本の社会の不足している部分を言い表そうとしておられるのだと考えますが、そもそも、社会(&仕事)とスポーツを同じ領域で比較しようとするのは、いかがなものでしょう。
あと、若手のサッカー選手のことを全く駄目で使えない奴のように書かれていますが(おそらくメッシやセスクなどの若く才能のある海外の選手と比較しておられると考えます)、新人選手の育成環境が大変整っている(海外の選手)か整っていない(日本の現状)ことによる差ではないでしょうか。
最後に、私も技術職をしていますが、中堅クラスの人でも、全くやる気がなく、仕事も押し付けてくる人はいます。ですので、新人だからやる気がないとかではなく、単にその人の資質だと思います。(サッカーのブログなのに、新人の中傷のような記事はいかがなものでしょうか。)
posted by 匿名希望 | 2008-12-09 00:47
自発的な「真剣さ」
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テレビ局が、コンセプトを作って、それにあてはめて番組を作るから、その内容がそのまま一般化できるかどうか?
今、中堅といわれる人たちも、若いころは、「指示待ち世代」とか、「マニュアル世代」とか、言われていた。そして、当時の中堅組は、「俺たちの若いころは」とか言っていた。
posted by ky | 2008-12-09 07:39
自発的な「真剣さ」
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’70さん>
全部お膳立てしてあげないと動けない感じはどこも同じように思います。
私も対等に話がしたいなぁと思うことよくあります。
匿名希望さん>
匿名希望さんの反論に対しほぼ私もアグリーです。
ただひとつだけ申し上げたいのは、これは新人やサッカー選手への中傷ではありません。
会社といういうコミュニティの中におけるひとつの問題をサッカーと関連付けしているだけです。また若手選手とも限定していません。
現に浦和はベテランばかりです。
あなたのおっしゃるように、環境によってそこに所属する人は差がでてくると思います。
だから新人が使えないのは、会社やこの私の責任でもあると考えています。
ただそれと発生している問題は問題でしかありません。
問題と原因は全く別のものとして考えるのが私のスタイルなので、悪いものは悪いとかいてしまいます。
ただそのことで、気分を害されたのなら申し訳ないです。
またご意見いただければ幸いです。
posted by long | 2008-12-09 07:43
自発的な「真剣さ」
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わたしも「今の若い者は」という立ち位置は嫌いなのですが、一つだけどうしても気になることがあります。
それはインタビューを受けた後に「ありがとうございました」とまず言わないことです。
多分これは中田が残した負の遺産(マスコミに対する不信感)からだと思いますが、どうにも違和感がぬぐいきれません。
posted by non | 2008-12-09 11:33
自発的な「真剣さ」
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礼を言う立場なのはリポーター側と選手側どっちだろ…自分はリポーター側だと思ってたんですが。インタビューが選手の要請でやるものなら礼は必要ですね。
posted by TT | 2008-12-09 20:01
自発的な「真剣さ」
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kyさん>
この記事に書いたことは、この番組を見る前から思っていたことなんですよね。
たまたまタイミングがよかったのでかいてみました。
私は若手が本気にならないのは、上にもどこか甘えがあるから、もしくは甘えが許される環境があるからだと思います。
自分たちより上の人たちが死に物狂いだったら、おのずと下も死に物狂いにならざるを得ないと思います。
nonさん>
私も「今の若いものは」は嫌いです。
でもnonさんのおっしゃるように、礼節のないプレイヤーはだめだなぁと思います。
TTさん>
インタビューはリポーターの仕事です。
でもサッカーのみならずスポーツはマスコミが取り上げてくれるから、収益があがったりします。
みんなでサッカーを作っているのですから、インタビュアーやカメラの前の視聴者に礼節をわきまえるのは当たり前だと思います。
posted by long | 2008-12-09 20:56
自発的な「真剣さ」
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>みんなでサッカーを作っているのですから、インタビュアーやカメラの前の視聴者に礼節をわきまえるのは当たり前だと思います。
なるほど、そこまで頭が回りませんでした。自分も視聴者なのに…目からうろこが落ちた気分です。
posted by TT | 2008-12-09 21:05
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