2008年05月26日

心痛んだクラッシュ

F1にはクラッシュやスピンはつき物です。
雨が降ればなおさらそういったアクシデントは起こりやすくなります。
そのアクシデントが起こらないに越したことはありませんが、大きなクラッシュでなければF1の一部として楽しんでいます。
昨シーズン最後、ハミルトンのリタイアなどはライコネンファンの私としては、人の不幸で喜ぶのはよいことではありませんが正直ものすごく興奮しました。


しかし、昨日ライコネンが引き起こしたクラッシュは、なんとも言えない辛い気持ちになりました。
ライコネンの順位が下がるからではなく、ライコネンの追突がエイドリアン・スーティルのリタイアを引き起こしたからです。
スーティルのチームはフォース・インディア。
参戦不可能になったSuper Aguri同様、戦闘力の低いプライベーターのチームです。


モナコGPまでコンストラクターズポイントは無し。
そんなチームが最後の数週では表彰台さえも狙える位置で走っていました。

どうにか逃げ切れば、表彰台は難しくとも初のポイントを得ることができていたと思います。
そのスーティルに追突したのはライコネン。

ライコネンを応援するものとして、クラッシュしたこともショックですが、ライコネンがスーティルのマシンを壊したことが許せませんでした。
圧倒的なスピードの差があるマシンゆえに、早く抜きたい気持ちはわかります。
しかしあれは、あまりに稚拙なミスに見えました。


アクシデントとは仕方がないものですが、スーティルが泣き崩れているのを見たら悲しい気持ちになりました。
がんばれスーティル。

posted by long |13:06 | F1 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年04月21日

電話係がいない浦和レッズ

昨日の日曜日は浦和-大宮をTVで観ておりました。
いつもなら浦和を100%応援するんですが、彼女が大宮サポーターなので勝つにしろ負けるにしろ、彼女の機嫌が悪くなりそうな試合は避けてもらいたいなぁと願っておりました(笑)


それにしても大宮の戦術浸透度は見事でしたね。
ボールを持てば周囲の選手がパスコースを作る動きをはじめ、ボールが奪われたら全員で守備に戻る。
浦和の出来があまりにあまりだったので、途中から大宮を応援したい気分になりましたよ。


さて、その浦和でありますが。
攻撃に関してはここ数年間、ずっと前線のタレント頼みだったツケがきているなと思います。
昨シーズンまでの浦和には2人か3人でボールをゴールまで持っていくタレントが居たんですが、今そのタレントが一人も居ないんですよね。

昨シーズンなら、ワシントンに縦パス通せば振り向いてシュート撃ってくれる。
ポンテに渡せば前向いてパスを出してくれる。
長谷部と山田はボールをどんどんもらいに来てくれる。
そこに平川、鈴木、闘莉王、永井辺りが、時々飛び込んで行って攻撃が出来ていたわけです。


ただ昨日の試合では、昨シーズンビルドアップ時に活躍していた選手が一人も立っていませんでした。
エジミウソンは消えていました。
高原は下がってきてもボールをはたけない、持ちすぎでした。
闘莉王は展開が遅い、パスだしたら止まったまんまでした。
平川と相馬はロングボールばかりの展開で、上がるタイミングがなさそうでした。
永井と細貝は頑張って展開しようとしていましたが、あまりにフォローがなく大宮のプレスに潰されていました。

この状況を会社に例えるなら、部長ばっかりで実作業する人がだれもいないような、そんな状況に似ていると思います。


働き屋ポンテが戻ってくれば、また前後分断サッカーで勝てるようになるのかもしれませんが、やはりそれでは限界があるように思います。
今の浦和に必要なことは、全員が全員のために動いてあげることだと思います。
テクニックのある選手がそろっているんだから、パスコースが3つも作ればどんどんパスがつながるはずです。
部長しかいないんだったら、部長でも電話を取らないといけないし、お客さんがきたらお茶を入れないといけないと思います。


「俺は部長だから」といってチームのためにプレーできない選手は、プロじゃないと思います。
今は率先して電話を取ってくれていた、ポンテや長谷部が居ないんです。
自ら今居る人たちが彼らの仕事も引き受けないと、会社が傾くことこれ道理です。

自分が活躍するためじゃなく、チームが連動するために自分を少し殺してでもプレーしていかねば、今の浦和に先はないと思います。

闘莉王、お前サポーターに文句言う前に、やることきちんとやらんかい。

posted by long |18:34 | Jリーグ | コメント(3) | トラックバック(2)
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2008年04月15日

サッカー選手も社会人

昨日テレビ東京の番組「カンブリア宮殿」を見ておりました。
昨日のゲストはアルプス技研の創業者、松井利夫さんでした。

アルプス技研と言う会社は、メーカーに設計者を派遣する派遣会社で、ソニーやキャノンなど様々な分野の会社に技術者を送り込んでいるようです。アルプス技研では、技術者の技術力でなくあいさつやマナーなどの教育も徹底的に行います。
新人教育の様子を放送していましたが、大きな声で叫ぶ訓練などその様子はまさに軍隊のようでした。

またこの研修では訓練のほかに、「内省」といってひたすら自分自身を省みるということも行われます。
自分のいい部分、悪い部分、伸ばすべきところ、直すべきところを徹底的にえぐり気づかすという作業を行っているようでした。


そのVTRを見たパーソナリティの村上龍さんが、その新人教育の方法論について疑問を投げかけました。
「徹底的に”しごく”ことで余計な何かをそぎ落としている、そんな風に見える」と村上さんはおっしゃっていました。

それに対し松井さんはこう言います。
「意外と人間という生き物は勘違いが多いんです。
プライドと思っているものが、実は単なるわがままだったり、
自信と思っていることが、実は過信であったり、
優しさだと思っていることが、実は甘やかしであったり・・・・
そういったものを、一度リセットして何が社会人として正しいことか把握させることが、
まず社会人になる人に対しては必要なのです。」



昨日この番組を見て、同じようなことをサッカー選手にもさしたら、日本のサッカーも強くなるのではないか?と思うです。
どうも日本のサッカー選手の多くを見ていたら、自分の良さ悪さをちゃんと理解していない選手が多いように思います。
特に絶対的な良し悪しではなく、その状況ごとの良し悪しを分かっていない考えられていないではなかろうか?と感じるんです。


ドリブルが得意だからって、ずっとドリブルばっかりしていたらチームのリズムが悪くなるとか、
ゴール前でフリーなのにパスしたら、相手が楽であるケースが多いとか、
キープ力に自信があるからといって、足元ばかりにパスを要求したらチームとしての動きが停滞するとか、
いろいろいろいろ・・・・。


そのプレープレーでの判断ミスは仕方ないにしても、ちゃんと省みているだろうか?何が良くて何が悪いかちゃんと考えてるんだろうか?と疑問に思うんです。
もしかしたら、ドリブルが得意だと自信を持っていた選手が、本当はパスの出し役をやった方がチームとしては生きたり、パスばかり出している人がシュート撃ちまくった方がチームにとっては一番良かったりするのかもしれません。
俺は「ドリブルの人だ!」、そんな思い込みは捨て去ってしまった方が良いのかもしれません。


サッカー選手に友達は居ないし、彼らが日頃どんなことを考えているか分かりません。
中にはインタビューなんかでしっかりした論理立ての元、プレーしているんだなぁと分かる選手もいます。
しかしどうも論理立てのない仕事ぶりやしないか?と思う選手が多いように思います。


体の小さくて足も速くない日本人が、野生動物みたいなドログバとかエトーみたいな連中と同じ土俵で勝負しようと思ったら、全然違う部分で勝負していかないといけないだろう?と思うんです。
日本サッカーの問題は、サッカーと関係ない部分にも大きな理由があるように思うのですが、どうでしょうか?

posted by long |17:55 | つぶやき・コラム | コメント(3) | トラックバック(0)
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2008年04月09日

なにか物足りない2:遠藤保仁

もうちょっと頑張れるんじゃない?と思う人に対して提言パート2。
本日は日本が誇る屈指のバランサー遠藤保仁選手について。


鈴木啓太選手に対しては、失礼ながら「テクニックの不足」を指摘させていただきました。
しかし正直なところ遠藤選手に対しては、ものすごく物足りなく感じている部分はあるものの、その改善策を考えた時明確な答えを見つけることができていません。
そこで遠藤選手に対してはこういう考え方もできるんじゃないか?という提言をさせてもらおうかと思います。


遠藤選手の持ち味は、なんと言ってもテクニック。
しっかりボールを収めキープができ、正確なキックでゲームを作ります。
またタイミングを見たスペースへの飛び出しや、ミドルシュートで相手ゴールを脅かします。
守備でもボランチやサイドバックのあがったスペースをしっかり消し、時々サボり癖はあるものの2列目からの飛び出しにもケアを怠りません。
味方にいるとこんなに助かる選手はいないでしょう。


しかしながら、中村俊輔選手、中村憲剛選手、山瀬功治選手などの中盤の面々と比べても、何か物足りなさを感じるのです。
「旨さ」でいうとおそらくこの3選手に遠藤選手は負けていないと思います。
ただ「恐さ」「強さ」で比べたときに、何か足りていない様に思います。



遠藤選手のプレーを見ていると、マリノス時代の中村俊輔選手と何かイメージが被ります。
なんとなく「味方をうまく使ってあげよう」と思いすぎて、1対1の勝負を仕掛けられた方が恐いのにも関わらず、パスに走ってしまう。そんなイメージです。
パスにも「行っておいで」みたいなメッセージを感じます。


それが悪いことでは決してないのですが、日本代表やガンバが勝つためにはそれでいいなのか?と思っています。
仮に遠藤選手がピルロほどのクオリティをもっていて、どんな位置からでも思ったところにボールを置けるような破壊的な選手であればそのスタイルも良い様に思います。しかし客観的に見て遠藤選手がチャンピオンズリーグなんかで通用するような、破壊的なプレーヤーであるとは残念ながら思えません。

Jリーグトップクラスの遠藤選手を以ってしても、世界のトップにはまだ及ばないのであれば、同じやり方をしたところで世界に通用するとは思えません。メソッドだけバルサのサッカーをしても、勝てないのと同じです。



そうであるならば、遠藤選手はもっと今の自分の枠を壊すことが大事なんではないかな?と思います。
味方がやり易いようやり易いようサポートすることも大切ですが、もっと遠藤選手は何をしてくるか読めない選手になっていく必要があるのではないか。そう私は思います。

おそらくドリブルの勝負にしても、裏に飛び出す動きにしても、遠藤選手ならレベルの高い動きができると思います。
もっと今の「基本的には気に利いたプレイ。チャンスがあれば狙う。」というスタンスを、「常に狙いながら、サポートも怠らない」というスタンスに切り替えていけばもっと遠藤選手は恐い選手になるのではないか?と思っています。


私の中で中村俊輔選手はセルティックに行ってよい方向に変わったと思います。
遠藤選手も同じようにブレイクスルーして欲しいと思います。

posted by long |20:02 | つぶやき・コラム | コメント(11) | トラックバック(0)
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2008年04月07日

なにか物足りない1:鈴木啓太

ものすごく期待をしてしまって、その分「もう少し!」と物足りなさを感じてしまう選手に対し、ポジティブな改善を求めて密やかに意見を述べてみようかと思います。

第一回目は浦和レッズ・日本代表の中盤の底、鈴木啓太選手。


個人的に自分も守備的なポジションでプレーすることもあり、鈴木選手にはものすごくシンパシー(共感)を覚えます。
足が速い訳でも、一対一での守備がネスタみたいに強い訳でもありません。
常に労を惜しまず自分自身が守備チェックの起点になったり、見方を動かして自分がボール奪取しやすいポジションに居る。
見方にいればかなり心強い守備の人だと思います。
中村(俊・憲)や遠藤はパスに意図を込めて味方を指揮しますが、彼は守備に意図を込めて味方を指揮しているように思います。
そういう意味で彼は、守備の司令塔であると思います。


しかしながら、攻撃面での実効力は高いとは言えません。
その部分がボールキープ時に目立ってしまうので、代表ファンからも不要論が飛び出していたりします。
中村(俊・憲)や遠藤などの日本代表の他の中盤選手と比べると、圧倒的にボール扱い(止める、蹴る)の精度が低いです。
また視野が狭く判断も遅いので、早い展開になった場合遠くにボールを蹴ることができない。遅い展開のとき以外逆サイドにボールを散らしているところを見たことがありません。

本人も改善すべき点として改善しようとしているようで、一時期前に比べるとプレースピードも上がったように思います。それでも浦和でも決定的なパスミスをすることが少ないとは言えません。


そんな鈴木選手なので、彼が中盤でボールを持つときはヒヤヒヤしてしまいます。


が、今更鈴木選手が中村俊輔や憲剛みたいになるのは、限りなく難しいことに思えます。
それよりはストロングポイントを活かし、欲張らないことがいいのではないかと思います。
ゲームメイク能力は、飛躍的に伸びることは難しいように思います。
ゲームメイクは判断力、テクニック、アイデアがそろっていなければならない、複雑な作業です。
もっと鈴木選手はシンプルなことで攻撃に参加したほうが、相手にとっても脅威的なのではないかと思います。


そこで提案したいのが、ミドルシュートの徹底的な練習。
おそらく予想なのですが、彼はミドルレンジのキックに自信があまりないように思います。
ミドルシュートを撃ってもふかしたり、コースがあるのにミドルシュートを撃たずにパスをしたりしています。

もし彼のミドルシュートが、10回中8~9回枠に飛んでくるようになれば、めちゃくちゃ相手からは嫌な選手になると思います。
Jリーグを見ていても「鈴木が遠くならそんなに気にするな」という雰囲気がなんとなく見えます。
あいつには撃たせるな!と相手に思わせることができるようになったら、他の選手も楽になるし攻撃パターンも増えます。


中村憲剛だって日夜キックの練習してるようなんだし、鈴木も死ぬほど頑張ってもらいたいと思います。

posted by long |18:58 | つぶやき・コラム | コメント(16) | トラックバック(1)
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