2008年07月24日
Chelseaが好スタート。 v 広州医薬足球倶楽部隊。
既に各地でプレシーズンマッチが始まっていますが、Chelseaもアジアツアー初戦Guangzhou Pharmaceutical F.C(広州医薬足球倶楽部隊)と対戦し、4-0で勝利しています。 スタメンは以下の通りです。 広州医薬足球倶楽部隊 Li Shuai, Bai Lei (Jia Wenpeng 64), Li Zhihai, Ismael Enrique(Ma Liang 64), Tang Dechao, Xu Liang(Yang Pengfeng 58), Wu Pingfeng, Li Yan, Diego(Cao Zhijie 58), Lu Lin, Luis Alfredo ChelseaはHTでの選手交代が多かったので、少し分かりにくいかもしれないので、前後半のメンバーを別に書きます。 Chelsea 前半 Cech, Bosingwa (Ferreira, 19), Carvalho, Terry, A.Cole, Mikel, Essien, Deco, Lampard, Kalou, Anelka 後半 Cudicini, Ferreira, Carvalho, Alex, Bridge, Mikel, Deco (Ivanovic, 62), Lampard, Kalou(Wright-Phillips, 57), Di Santo, Malouda J.ColeとShevaはちょっと怪我をしているようでベンチには入っていません。J.Coleの方は土曜日の試合には間に合うかもということですが、Shevaに関しては試合出場まではもう少し時間が掛かるようです。 さて、Chelseaの前半のフォーメーションですが、基本的にはMikelとEssienを底に置いたボックス型の4-4-2のような形でしたが、Chelseaが一方的に押し込む展開になり、結果、Essienが積極的に上がり、Lampardが高めに張っているような展開になったので、結果的に4-1-3-2とも言えるような形になりました。4-4-2とだけ表記しておく方が無難でしょうか(笑) 特徴的な点は左のA.Coleの位置取りです。位置的にはMikelよりも高い位置に張ってましたね。LampardとDecoは共に中の方でプレーするので、左右どちらかのSBは上がって行かないと少し窮屈な攻めになります。 そのAshleyはかなり攻撃的でした。今日はあまり守備をする機会がなかったのもありますが、新シーズンの彼は攻撃面でもかなり積極的にいきそうです。Arsenal時代のような彼が見られるかもしれません。 2トップの片方が降りてきて中盤とのつなぎもできていましたし、孤立することもなかったですから、特に違和感はなかったですね。このフォーメーション、及第点を出せる出来だったと思います。頭がよく、献身的な選手、融通の利く選手が多く、形にとらわれることなく状況に応じたプレーができていました。 選手を入れ替えてもこれができるか、強い相手でもできるかをプレシーズンでもう少し見てみたいところですね。EssienとMikelの代わりがいないだけに、このフォーメーションをメインとするかに関しては?ですが、前にBallackを入れてDecoをこの位置で起用するのも試してくるかもしれません。監督はこの3人の共存策も考えているはずです。 後半はDi Santoを真ん中に据え、ウイングを置いてのいつもの4-3-3でした。 4-3-3に関しては、特に今更言うことはないでしょう。ただ、こちらもBridgeの位置がかなり高めでした。 昨季はBelletti、そしてEssienを入れたりして右SBから攻撃を組み立てれるようにしていましたが、今季は左SBの方からももっと積極的に行きそうです。それとMikelの守備範囲を少しカバーする狙いもあるのでしょう。 ちょっとだけ気になったのが左サイドのMaloudaとBridgeがあまり合わないのではというところでしょうか。被っている場面がいくつか見られました。 Di Santoは少し苦しんでいましたが、しばらくは我慢強く使い続けていくべきでしょう。ただ、1トップに関してはやはりDrogbaがずば抜けていますね。彼には何とか残ってもらいたいものです。 試合自体は、終始Chelseaが押し込んでいたので、この試合あまり参考にできない感はありますが、選手のコンディションに関しては昨オフとは比較にならない位いいですね。これだけは間違いないです。 そして何と言ってもDecoですよ。彼は既にチームになじんでいます。動きにキレもありましたし、他の選手の信頼も得ているようです。彼はボールを運べますし、クリエイティブさはいいアクセントになっていましたし、彼にボールも集まっていました。 これまで遅攻時にあまり点の匂いがしなかったChelseaですが、Decoは何か期待させてくれるものを持っていますね。怪我なくやってくれれば、活躍してくれるでしょう。 KalouとAnelkaの2トップも良かったです。 自分はKalouに関しては、怪我をしないことといつも相手が嫌がるような場所で前を向いてボールを貰えてる所を非常に評価してるのですが、新シーズンはゴールの方も増えてくる予感はあります。更にKalouの器用さ、頭の良さ、オフザボールの動きは相手のいいところも引き出しますね。Drogba、Sheva、Anelkaの誰と組んでもいい仕事をするでしょう。今日Anelkaにゴールがなかったのは残念ですが、それは今後の楽しみにとっておきます。 あとDi Santoですが、背は高いものの、細いですし相手DFにとってはあまり迫力は感じないかもしれません。ただゴール前の嗅覚に間違いのないものを持っていますね。 1月に加入後、リザーブで結果を出し続けましたし、今日も1ゴール、そしてポストに当てたシュート、他の選手のシュート時の詰めもなかなかでした。もう少し体に身が入ってくれば、本人の目標とするCrespoのようになれるかもしれません。期待できる若者だと思います。まだ英語の方がイマイチでPizarroが公私に渡って彼の面倒を見ているようですが、このあたりも克服して欲しいです。 得点シーンですが、1点目が非常に良かったですね。 DecoからLampardにつないで、最後は絶妙なスルーパスからKalouがゴールというシーンでしたが、これはDeco効果ですね。 少し低め、中央寄りの位置からのこれまでの攻撃ですとロングボール、もしくはサイドに展開という形でしたが、中から緩急をつけての崩しができるのは大きなオプションになります。 そしてDecoとLampardの相性の良さも見れました。 攻撃面では低い位置からボールを運べて、ゲームを組み立てれるDecoと縦に動けてペナルティーエリア付近の高い位置で点の取れるLampard。Lampardがこれまで両方をやっていましたが、Decoの加入でもっと前での仕事に集中できますね。 2点目のLampardのループシュートはGKの位置をよく見ていました。これは公式戦ではなかなか決めさせてくれないでしょうね(笑)3点目のDi SantoのゴールはMaloudaのクロスが絶妙でしたし、SWPのゴールもよくコントロールされていたいいゴールだったと思います。 Chelseaはこれまで3点目がなかなか取れずなかなか試合を決められない(Chelseaが2点以上失点することはあまりないので安全圏は3点というのが自分の勝手な基準です)ために、レギュラーを途中で引っ込めることができないことが多く、それが疲労や怪我、若手の起用などに微妙に影響していたと思いますが、今季は少し違ってくるかもしれません。1試合しか見ていないので決め付けることはできませんが、この点に関しては少し改善される可能性は高いように思いました。 Chelseaの攻撃している時間帯がほとんどだったので、守備に関してはあまり言うことはないですが、Makeleleの移籍で不安していた部分はやはり出ました。 ペナルティーエリア外、本当にギリギリの場所で与えたFKが2本ありましたが、ファウルをするならもっと前の段階でやるべきです。このあたりの判断力、経験のなさ、不用意さはシーズンが始まればもっと出てくることでしょう。 どうやってもCBとCHの間にスペースはできてしまいますし、それはしょうがないです。そのスペースを如何に狭くするか、そしてそこを使われた時の対処法はもっと突き詰めていくべきでしょうね。当然前の選手、サイド選手の協力も不可欠ですね。縦と横の連係をもっと高めていくのは必須です。 それと今日は相手を押し込む展開だったのでまだ分かりませんが、シーズンが始まると高い位置に張る左サイドの裏を狙ってくるチームは間違いなく多いと予想されます。苦手AgbonlahorのいるAston Villaあたりが相手ですと今日のようにはいかないでしょう。チーム状態がこの時期としてはかなり仕上がっているようなので、アジアツアーでの相手では課題が浮き彫りにはなりにくいかもしれませんから、このあたりはロシア鉄道カップで注目してみたい点ですね。 試合後、ユニフォーム交換していましたが、SWPあたりはかなりパワーアップしているのが分かりましたし、どの選手もいいオフを過ごしてきたなという感じがしました。やはり昨オフとは違います。 Bosingwaの肉離れでの負傷交代は少し残念でしたが、収穫はなかなか多い試合だったと思います。好スタートを切ったと言っていいのではないでしょうか。
posted by londonaz19 |12:09 |
Chelsea FC |
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