2008年08月08日

収穫ありのロシア鉄道カップ。

先週の金曜日、日曜日にロシア鉄道カップが行われました。

金曜日の第1試合はSevillaがMilanに1-0で勝利。第2試合のChelseaとLokomotiv Moskvaの試合は1-1で90分で決着がつかず、PK戦にもつれこみ、Lokomotiv Moskvaが5-4でPK戦を制し、決勝へ駒を進めています。

ということで、日曜日の試合はAC Milan v ChelseaとLokomotiv v Sevillaというカードになりました。

まずは...Lokomotiv v Chelsea。

Lokomotiv

Pelizzoli, Yanabev, Spahic, Rodolfo (Sennikov 80), Fininho (Kambolov 71), Draman (Cosis 77), Hurenka, Glushakov, Bilyatedinov, Torbinskiy (Mugiri 81) Traore (Minchenkov 55)

Chelsea

Cech, Ferreira, Carvalho, Terry, A.Cole (Bridge 64), Deco, Mikel (Wright-Phillips h-t), Lampard, Essien, Anelka (Shevchenko 75), J.Cole (Malouda h-t)

Lokomotiv v Chelsea半分くらいしか試合は見ていませんが...

基本的にはシーズン真っ只中のホームチームとマレーシアから移動してきて間もないシーズン開幕2週間前のアウェーチームの対戦ということで、Chelseaに不利な要素は多かったわけですが...

Chelseaの選手、若干動きがイマイチかなという部分はありましたが、前半は試合の主導権は握っていました。ポゼッション率も高かったですね。試合は支配していたと思います。

Essienを右のウイング的な位置に置いた実験的な布陣も悪くなかったと思います。もちろんここは補強すべきところという考えは全く変わらないのですし、監督もフロントもその考えのようです。

J.Coleがいい仕上がりを見せていますね。彼もこの調子なら今シーズンも期待していいと思います。このウイングのポジション、攻守にJ.Coleの存在は抜けていますが、消耗の激しいポジションなだけに補強もそうですが、Malouda、SWP、Sinclairあたりの奮起は欲しいところです。

で後半なんですが...

後半、あまり点が取れる感じがしませんでした。いくつかチャンスはありましたが、どうも前半に比べるとテンポの悪さは否めません。

原因は疲労などいくつか考えられますが...Anelkaの1トップ適正と、そして両ウイングがタイプとしてAnelkaに合っていないというところだと思います。

前にスペースがないと厳しく、スペードに乗る前に潰されてしまう両ウイングに、ターゲットマンタイプではなくディフェンスラインの裏へ飛び出しての点が多いAnelkaでは強敵相手ですと点の期待はあまりできないと感じました。突破も無理、放り込みも厳しいという状況です。やはり3人とも誰かがスペースを空ける動きができる人間がいる4-4-2向きだと思います。

Milan戦は少し良く見えましたが、スペースがかなりありましたし、もう1試合見たい気がします...自分はこの3人で組む3トップ、まだ信頼が置けないと思っています。開幕戦のPortsmouth戦、2戦目のWigan戦のチェックポイントです。

J.Coleと五輪代表のため離脱中のKalouがいないとUEFA杯圏以上に入ってきそうなレベルのチーム以上では厳しいのではと思います。

サイドとストライカー両方がこなせ、怪我をしないKalouはできればスーパーサブとしてベンチに置いておきたい気がしますし、やはり補強しておきたいところですね。

守備は特に言うところはないのですが、Cechが以前はあんなシュートを決められていたかなと少し思うところはあります。ロングシュートへの対応とハイボールの処理に関しては世界でも1、2と思っているだけにちょっぴり不安ではありますね。

PKに弱いのはもう慣れました。90分なり120分なりで勝てばそれで良いです。いい練習にはなったと思います。外したBridgeとShevaは気にすることないと思います。

さて、ここからはMilan戦。

まずはスタメンを。

AC Milan

Kalac, Bonera (Paloschi 63), Simic (Digao h-t), Maldini (Kaladze h-t), Favalli (Antonini 63), Zambrotta, Flamini, Gattuso, Jankulovski, Pirlo, Ambrosini (Seedorf h-t)

Chelsea

Cech (Cudicini), Ivanovic (Ferreira 61), Alex, Terry (Carvalho 61), A.Cole, Ballack (Deco h-t), Mikel, Lampard, Wright-Phillips (Sinclair 77), Anelka (Shevchenko 66), Malouda

試合はご存知かもしれませんが、Anelkaの4ゴールとLampardのゴールで5-0でChelseaが勝ちました。

Milanのメンバーから見ても分かるように、あちらは開幕まで時間のあるチームでしかも攻撃の軸になる選手が不在、Chelseaは開幕2週間前で最後のプレシーズンマッチということでモチベーションやコンディションには差がありました。あまり参考にできない試合なのは間違いないのですが...

Milanの前線、中盤の緩いプレス、寄せの遅さに関しては言い訳はできないはずです。中盤、サイド共にスペースはたっぷりありました。後半の選手交代で少し改善されましたが、Milanの出来は寂しいことこの上なかったです。最終ラインも不安定、Kalacも不安定。FWもそうですが、守備の軸となる選手は数年後のチーム再生を考えると、獲っておいた方がいいと思います。新戦力のFlaminiはボチボチに見えましたが...

それを抜きにしてもAnelkaは4本、よく決めてくれました。確かにおいしいと言えるゴールもありましたが、4ゴールは簡単にできるものではありません。コンディションは間違いなくいいですね。

Milanの攻撃に関しては、あのメンバーでは論じても無意味でしょう。特に言うこともないです。

Chelsea、プレシーズン最終戦を気分よく飾れたのが収穫でしょうか。オーナーも子供のように喜んでいました。

Shevaが5-0で勝っているのにも関わらず、ゴール前のFKで速いリスタートをやろうとしていたように、彼が少し焦っているのが見られます。後半開始後ベンチで立ってピッチを見ていた寂しそうな目、そしてあのプレー...モスクワのファンの彼への大声援がそうさせたのかもしれませんが、彼に1本出なかったのだけが残念です。辛い立場だと思いますが、這い上がって来て欲しいです。

他は攻守共に悪くなかったと思います。特に守備は全く心配ないですね。

攻撃面では、5点目のシーンが今季のChelseaの典型かもしれません。

中盤でボールを取って左サイドへのロングパス、そこからA.coleかMaloudaを経由し、中の選手が絡んでシュートに持っていく形ですね。そして、それを可能にしているのがA.Coleの高い位置取り、そしてCH陣の展開力です。

Ashley、攻守、そして運動量でこのプレシーズンで非常に目立っていました。ワンランク上の選手になった感じがします。新シーズン、非常に期待している選手の1人です。

そしてCH陣はDecoが入って、意外性と視野の広さが加わった感があります。彼はもう立派なChelseaの一員と言えます。全く違和感はないです。あとは当たりの激しいプレミアで同じプレーができるかどうか、Ballackとの同時起用もまだなのでそのあたりも見たいところです。あとは独身に戻ったようなので、そのあたりでしょうか。イギリスは女性に関してはあんまり...やめときます(汗)

ロシア鉄道カップに関してはこんなところでしょうか。開幕前に改めてトップ4とTottenhamを中心に分析していく予定です。

posted by londonaz19 |10:35 | Chelsea FC | コメント(0) | トラックバック(0)
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