2007年08月12日

The FA Community Shield。

20070812-00.JPG

かなり遅れましたが、先週日曜日に行われたCommunity Shieldについて少し。(記事の半分くらいは月曜日に書いたので少し変な部分があるかもしれません、悪しからず)

まずは両チームのメンバーを。

'Chelsea: Cech, Johnson (Sidwell 78), Carvalho, Ben Haim, Ashley Cole (Diarra 67), Wright-Phillips, Essien, Mikel, Lampard, Malouda (Pizarro 51), Joe Cole (Sinclair 82).
Subs Not Used: Cudicini, Hilario, Worley. 

Man Utd: Van der Sar, Brown, Vidic, Ferdinand, Evra, Ronaldo, Carrick, O'Shea, Silvestre (Nani 68), Giggs (Fletcher 81), Rooney.
Subs Not Used: Kuszczak, Pique, Bardsley, Martin, Eagles.'

このメンバーを見てお分かりのようにChelseaはかなり苦しい陣容です。記事に上げたTerryの他に、Drogba、Sheva、Kalou、Makelele、Ballack、Bridgeが負傷、Ferreira、Robben(怪我?)もメンバーには入っていませんでした。Pizzaroはコパアメリカの影響でまだ90分プレーできるほどの状態にはまだないということで、スタメンに名を連ねたのがSWP、J.Cole、Maloudaの3トップという見るからに苦しい陣容でした。U17W杯に参加予定の若手、World Youth Cup参加中の若手も簡単には呼べないですからね。ManUの方はEvraのSH起用に少し驚きましたが、これはどうやらDrogba対策だったようです。

前半の早い時間帯は暑さのせいかかなり慎重な立ち上がりでした。どちらかというとChelseaがボールは持っていたという印象はありますが、細かいミスや大きなチャンスに結びつくようなものはなかったです。

試合が少し動き出したかなというのは、前半20分くらいのC.Ronaldoの突破からのGiggsのシュートをCechが止めたあたりから、ManUの方に流れが行きはじめました。

この場面、相手陣内でのChelseaボールのスローインだったんですが、JohnsonがJ.Coleへスロー→J.Coleがあっさり潰される→カウンター→Johnsonがスローインのため上がって来ていたため、無人になっていた左をC.Ronaldoが独走→Chelseaディフェンス陣が来た所で中のGiggsへ、というシーンだったんですが...

このシュートまでは1対1の強さで跳ね返していたManUの攻撃ですが、この場面は組織的な守りができていなかったですね。このシュートの後何度か中盤にノーマークの選手がいたり、ボールを見すぎて、人を見ていないような場面が結構見られました。

ManUの得点シーンも、Giggsは完全にフリーでした。あの場面はMikelがついていないといけなかったと思いますが、ボールに目が行ってましたね。

前半終了間際のChelseaの得点シーンはMaloudaの技術のの高さとボディーバランス、ゴールへの執念が見れた素晴らしいゴールだったと思います。A.Coleの浮き球のパスも良かったです。Maloudaはこのゴールの代償を負ってしまうのですが...シュート後突っ込んできたVan der Sarと交錯した際でしょうか、足を痛めています。重傷でないことを祈るのみです。

Chelseaの前半の攻撃ですが、SWPが1対1で結構頑張っていましたが、カバーに来る選手まで抜けるタイプではないですし、J.ColeもやはりCFでは苦しそうでしたね。崩すところまではいきませんでした。

後半開始すぐ、そのMaloudaが交代、Pizarroが入り、少し前線でボールが落ち着くようにはなりましたが、後半はManUペースでしたね。両チームともプレシーズンということで、後半途中から徐々に選手を入れ換えていき、落ち着いてきて後半終了。Cechの奮闘が目立ちました。

でPK戦はVan der Sarの独壇場だった訳ですが、1本目のPizzaroのシュートは当てたという感じでしたが、2本目のLampard、3本目のSWPは完全に読まれていましたね。特にLampardのシュートは完全に蹴る前から自信ありげに飛んでました。

Cechはどうでしょう。あまりPKに強いタイプではないんでしょうかね。あれほどのGKでありながら、PKに関してはあまり止めている印象はないんですよね。ですが彼の奮闘なくしてPK戦はなかったわけで、当然彼を責めることなどできません。

この試合全体の感想としては、Chelseaは確かに怪我人は多いですが、それ以上にLampardとMikelが良くなかったこと、新顔を入れた守備のブロックの連係、システム構築が出来ていないのが見えましたね。フィジカル勝負、放り込み中心のチームですと、ある程度対人プレーの強さでいけますが、ManUクラスのチームとなるとある程度数的優位を作ったりしていかないとなかなかあの攻撃陣は止められません。それに一度波に乗せると、すぐに2本、3本ときますからね。恐ろしいチームです。

こういった時はMakeleleが絶対に必要です。彼は衰えたと言われますが、確かに体力的には衰えがあると自分も思います。ただ彼の読み、危険察知能力、ボール奪取の巧みさ、凡ミスの少なさに関してはあまり衰えはないです。組織的に二次攻撃、三次攻撃を仕掛けてくるチーム相手には彼はは不可欠だと思います。

そして攻撃陣ですが、スペースを空ける動きがうまい選手がいないので、崩しきれる、こじ開けれる選手が必要です。Malouda、J.Cole、SWP頑張っていると思いますが、自分はRobbenが絶対に必要だと思います。駆け引きの巧さ、そして何よりシュートまでしっかり持っていける力を持っています。少し前に記事にしましたが、自分の評価ではRobbenがChelseaのウイング陣では一番です。それは今でも変わっていませんし、その思いを強くしているくらいです。Robbenは頻繁に怪我しますし、大して守れません。試合に出れないと不満も漏らしますし、給料も高いですが、彼がNo.1です。

今FW陣の怪我が続出で、J.Coleを中に据えていましたが、MikelをCFで試すということは監督は考えなかったでしょうかね。凡ミスは結構しますが、ボールも結構持てますし、シンプルにはたく事も出来ます。パワーに関してはもう少し頑張って欲しいですが、上背もありますし1トップでもいけると思います。自分はMikelに関しては、昔の映像を見る限りCFこそがベストだと思っているんですがね...2年前のワールドユースでシルバーボール(ちなみにこの時のゴールデンボールはMessi)を取っていますし、ゴール前での落ち着きと得点感覚はあります。まあ監督がCHにコンバートしたんで、そう簡単に元に戻すかは分かりませんが、一度見てみたいとずっと思っているんですよね。

少しManUについても。

このメンバーにTevez、そして怪我で離脱中のScholes、Hargreaves、Andersonが入ってくるとなると攻撃陣に隙らしい隙はなくなりますね。Rooneyがポイントゲッター、Tevezがセカンドストライカーのような形になると思いますが、脅威です。

守備陣はRioとVidicの2人が健在なら大崩れはないでしょうね。控えも充実していますし、悪くないんじゃないでしょうか。ただ完封試合は意外と少ないので、どこかでやってくるチャンスを物にして、ManUの波状攻撃をひたすら耐えれば番狂わせは起こすことは不可能ではないです。まあそれが非常に難しいんですがね...

遅ればせながらCommunity Shieldの記事を上げて見ました。これを書かないと次の記事が書けないと感じたもので...次はChelseaの展望記事を上げないと...


posted by londonaz19 |06:44 | Chelsea FC | コメント(4) | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/londonaz19/tb_ping/268
この記事に対するコメント一覧
(事務局では、サービス全体の雰囲気醸成の為、全コメントをフィルター/目視チェックし、削除等しております。見逃し等も有りますので、ご不快な思いをされた場合は、事務局宛 support@plus-blog.sportsnavi.com にご意見頂けると幸いです。)
Re:The FA Community Shield。

CFについては、リヨンでCFでのプレー経験があるマルダが臨時の時はやればいい気がします。





posted by shimada | 2007-08-12 08:07

Re:The FA Community Shield。

shimadaさん

そういえば、やってましたね。忘れてました(汗)彼でも十分いけると思いますが、ウイングの駒が手薄になりますし... 

ドログバが近いうちに復帰可能かもという話もありますし、やはりそれがベストですがね。

posted by londonaz19 | 2007-08-12 09:06

Re:The FA Community Shield。

ミケルがCFやったことあるなんて知らなかったですね。自分はずっと攻撃的なMFだとばかり思ってましたよ。ちょっと見てみたいかな。
ロッベンに関してはジョゼもウィングの中で一番と考えてるでしょうけどね。 怪我から帰ってきたら必ず使ってましたし…今でもそう考えてると思うんですけどねー。 クレスポといい評価しているのに出て行かれるってのはつらいですね。

posted by デッコ | 2007-08-12 14:45

Re:The FA Community Shield。

デッコさん

ミケルは前のチーム、リン・オスロでは確かFW登録だったと思います。昔のゴールシーンなんか見ると、CFで見たいというような動きしてます。まあ昔とは身を置いている環境が違うので何ともいえないんですがね...

監督は彼が怪我をした時は結構きついことを言いますが、ロッベンは特別だということもよくいっています。

仰るとおり、怪我から復帰したらほぼ確実に使いますし、FA杯決勝では出場を直訴した本調子にないと分かっていたロッベンをピッチに送り込んでいます。

クレスポはしょうがないですが、ロッベンは本当に出したくないようですね。出たいとは一言も言っていない選手ですし、今回は辛いでしょうね。

posted by londonaz19 | 2007-08-13 10:33

コメントする