Lock-on Giants

助からないと思っても、助かっている

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タイトルは将棋の大山康晴十五世名人の言葉として有名ですが、昨日の試合が終わった後、ふっとこの言葉が頭をよぎりました。

延長11回、高木京のスライダーをエルドレッドが体勢を崩しながらも力でレフトスタンドに運び、1点ビハインド。開幕から休みなしの三連投目ということもあり「京介が打たれたら仕方ない」という境地ではあるのですが、それとは別に「助からないかも」と覚悟した瞬間でもありました。

そんな交錯した感情を持ちつつ迎えた11回の裏。待っていたのはそんな気分を吹き飛ばすあれよあれよの連打攻勢でした。代打の矢野が今季初安打。不調の長野にもヒット。そして脇谷が前進守備の外野を超える同点タイムリー。後は坂本敬遠による満塁策で阿部がきっちりサヨナラ打と、まさに絵にかいたような逆転劇で「助かった」という感じでした。

こんな感じでめでたい幕切れで終わった昨日の試合なんですが、一言で言えば「粘り勝ち」なのかなぁと。それも投手陣の粘り勝ち。この3連戦、巨人も広島も結構中継ぎを使っていましたが、前日のナイターにブルペンデーだった広島と菅野が7回をきっちり投げてくれた巨人が10数時間後のデーゲームで再戦。延長戦でのブルペン勝負では巨人に分があったのは明らかでしょう。そんな中でマエケンからともかく1点をもぎ取り、延長戦に持ち込んで相手を押し切る。我慢比べになりましたが、しっかりと相手の弱点を突いた勝ち方だったと思います。

とはいえ、我慢比べはこちらも疲れるもの。昨日は山口・マシソンは休ませられたとはいえ、高木京の三連投を筆頭に中継ぎ陣の負担は軽くありません。明日からの三連戦では、サヨナラで打線が勢い付いてくれることを期待しましょう。


ところで、タイトルの言葉の含意は「必敗の局面でも諦めなければ勝ちにつながる」というものだそう。そういう意味では昨日の試合、劣勢の状況下で突破口を開いてくれた坂本と矢野がこの言葉にふさわしいでしょうか。


以上、お読みいただき有難うございました。



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巨人あれこれ~2013年
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nwawwf 様へ

nwawwf 様、いつもコメント有難うございます。返信遅れて申し訳ないです。

>こんにちは。ほっー、将棋やられるんですか?素晴らしい。

いやぁ、所詮縁台将棋ですからねぇ…(笑)

>大山名人は、その中で、何度も何度も、死線を潜り抜けてきました。特に、受け(攻められて、はじき返す)が得意だったと聞いております。

そうなんですよね。盤石な受けでどんな状況でも凌いでしまう。そういう所は最高の投手陣を要する今の巨人に被るかもしれませんね。

個人的に大山名人の逸話ではっとさせられたのは、最善手でなく次善手を指すという話。一局面ではベストな策でなくとも、試合(対局)全体でみれば勝利につながるという話は勝負師の在り方として示唆に富んでいて興味深かったですね。

>あきらめないということは、決して、もがいたり、必死になることだけではありません。
>心を落ち着かせて、ほっとして、むしろ、ほかに意識を向けること、 これこそが、助かる道につながるのではないかと。

緊迫した勝負の場でも過度にのめりこまず、あくまで冷静に対処する。まさに大山名人の勝負師としての真骨頂でしょうね。

>ただ、原貢さんは将棋が好きだと伺ったことはあります。

へぇー、そうなんですか。初耳ですね。

>しかし、勝負師の持つ気迫で右に出る者はいないとのことだそうです。

個人的には菅野のエピソードが印象に残ってますね。菅野が野球をやり始めた時、貢さんに教えてもらう訳ですが、いきなり菅野の顔面にボールが来て直撃したと。そこで貢さんが一言「ボールから目を離してはいけない」と。別に菅野がよそ見をしていたという訳ではなく、単純にボールから目を切るなという教訓を与えたかったそうです。この逸話を聞いた時、勝負師や勝負の鬼と言っていい凄味を感じましたね。

>その息子さんですから、軟な都会人とはわけが違うと思いますよw

血に加えて、監督自身の経験も相当なものですからね。リーグ優勝、日本一、世界一…連覇へ向けて頼むぞ、というところですね。




是非またお寄りください。
今後とも当ブログをどうぞよろしくお願いします。

助からないと思っても、助かっている

こんにちは。ほっー、将棋やられるんですか?素晴らしい。
人生というのは、何処にも突破口が無い、脱出できないって、思ってしまった経験は、一度や二度は、ありますよね。 
もしかしたら、まさに今、その最中かもしれないという方もいるでしょう。  
表題の、「助からないと思っても助かっている」 
これは、確かに大山康晴さんの言葉ですよね。プロ棋士は、勝負に勝つことが仕事。また、対局には、制限時間もありますしね。
限られた時間の中で、(時には、何十時間も)自分の思考時間はもちろん、相手の時間中も一生懸命、次の一手を考える、それはそれは、とてつもない世界なのでしょう。  
大山名人は、その中で、何度も何度も、死線を潜り抜けてきました。特に、受け(攻められて、はじき返す)が得意だったと聞いております。
対局でしたら、普通なら必死で次の一手を、考えますよ。でも、大山名人は、違うのだそうですね。
一見、助からないほど追い詰められて、考えあぐねても、いい手が浮かばない…そんなとき、ふと、盤上から目を離して、外の景色を見たりして、一息つくのだとか。  
攻められているということは、もう終盤。残り時間も、少ない中、
あえて、思考から身をはずす。
で、ほっとして、落ち着いてから、助かっている、という気持ちで、目を盤に戻すと… 助かっている、次の一手が、不思議と浮かんでくるのだとか。
あきらめないということは、決して、もがいたり、必死になることだけではありません。
心を落ち着かせて、ほっとして、むしろ、ほかに意識を向けること、 これこそが、助かる道につながるのではないかと。 
どんなときでも、その出来事には、何かの意味があるものです。
意味があるということは、その問いに答えがあるということかもしれない。どんなときでも、必ず道はあります。
助からないと、思っても助かっている。原監督も僕らにそう教えてくれているのではないかと…深読みが過ぎるでしょうかw
ただ、原貢さんは将棋が好きだと伺ったことはあります。何しろ、福岡の炭鉱チームの捕手だった人です。えらい怖い爺さんだと、先輩から聞き及びましたwしかし、勝負師の持つ気迫で右に出る者はいないとのことだそうです。その息子さんですから、軟な都会人とはわけが違うと思いますよw

 
 

 

冷めるGファン 様へ

冷めるGファン 様、お久しぶりです。コメント有難うございます。

>後のバッターを考えれば、フォアボール覚悟でボール球で勝負してもいいのではと個人的には予想していました。

昨日(もう一昨日ですが)は制球があまりよくなかったですからねぇ。中途半端に勝負するよりは歩かせて栗原・梵のどちらかでアウトを取った方がよかったかもですね(2人ともパンチ力があるのが悩みどころですが、エルドレッドよりはましでしょう)。

>まあ、まだシーズンも始まったばかりですし、昨日の被弾を今後に活かしてくれればいいですね。

そうですね。今のところ2年目のジンクスをよせつけず順調に来ていると思いますが、プロ初被弾ということでそこから何を得たのかに注目ですね。



是非またお寄りください。
今後とも当ブログをどうぞよろしくお願いします。

助からないと思っても、助かっている

lockon0921さん、失礼します。

昨日の高木の被弾ですが、3連投だったとは言え、要反省だと思います。
あの場面、TVで見ていて何か嫌な予感がしたんですよ。後のバッターを考えれば、フォアボール覚悟でボール球で勝負してもいいのではと個人的には予想していました。
それが、よりによって真ん中やや外よりのスライダー(と言うより、あまり変化していないので、いわゆるズライダーか?)とは……。
エルドリッドが外角球が得意なのは、去年のデータで高木自身も十二分に承知していたはずです。スライダーを投げるなら、内角ギリギリか、内角に外れるボール球で行くべきではなかったかと個人的には思います。

まあ、まだシーズンも始まったばかりですし、昨日の被弾を今後に活かしてくれればいいですね。

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