2008年11月20日
私たちはマスコミに踊らされていたんだと思う。当然、踊らされなかった人もいるかと思うが。
カタール戦の前はブルーノ・メツ監督の経歴を出したり、
カタールの帰化選手の脅威を頻繁に取り上げたり、
「怪我人続出で日本の危機!」と大仰に報じたり、
岡田監督には「この試合に負けたら監督として最後の試合になるそうですが」というカタール側の質問とそれに対する監督の苦々しい対応をわざわざトップに持ってきたり。
と、いかにも日本がやばく、カタールがいかに強いかということを報じて気を惹こうとしていた。
そんな情報の洪水の中で私たちが見るべきポイントは、実は他にあった。
そして、その中でも最も重要なポイントはあまり報道されてなかったように思う。
それは、「カタールの最終ラインが驚くほどザルだった」ということだ。
2010FIFAワールドカップ・アジア最終予選・A組第3節
カタール 0−3 日本
得点者:【日】田中(19)、玉田(47)、闘莉王(68)
警告:【カ】ラジャブ(89)、M・ハサン(90)、アブドゥルマジェド(93)
メンバーは以下のようになりました。
カタール
GK:M・サクル
DF:M・アフメド、ラジャブ、アブドゥルマジェド、アブダウード
MF:イスマイール(アリベシル、59)、タラル、マジディ(M・ハサン、80)、モンテシン(アブ ドゥルラーブ(68)、ハルファン
FW:セバスチャン
他の控え:ムスタファ、アブドゥルアジズ、ユセフ、アルシャマリ
日本
GK:川口
DF:内田、寺田、闘莉王、長友
MF:中村俊、長谷部、遠藤、大久保(岡崎、86)
FW:田中(松井、71)、玉田(佐藤、92)
他の控え:都築、阿部、中村憲、今野
カタールのスタメンははっきり言ってわからないのでコメントは控えます。
日本は予想通りのスタメンと言えたでしょう。
私は皆さんのように賢明な人間ではなく、まんまとマスコミに踊らされた人間だったので「カタールって強いんだろうなぁ」とか思いながら試合を観始めました。
・前半
カタールはセバスチャンへのロングボールを起点にチャンスを作ろうとしますが、日本が何とか防いでいきます。日本のサイドバックの守備に難があるのは相手もわかっているようでサイドからの攻めをやろうとしていましたが、日本の選手、特に中村俊と大久保が相手を挟み込んでボールをとることを意識していました。
最初は堅そうな日本の選手は時間がたつにつれて動きが良くなっていき、徐々にペースをつかみ始めました。そんなときに先制点が生まれました。
内田から前線にポーンと出したボールに誰も反応していないと思いきや、斜めに走ってきた田中が最終ラインを破ってボールを受け、角度がないところからGKの股を抜くシュートを決め日本が先制します。まるで田中達也という選手の魅力が凝縮されたようなゴールで、レッズファンの方々は大喜びされたのではないでしょうか。勿論、私は日本代表を応援する立場として、嬉しかったです。
カタールのDFは田中に完全に振り切られてましたね。CBはボールに触っただけでうまくないことを暴露してましたし、もしかしたらオフサイドトラップの掛け方を知らないだろと思わせるような守備陣でしたね。
実を言うと私は日本がカタールに負けて日本の監督が交代するというシナリオを密かに期待していたのですが、カタールの守備陣を見て「こんな相手に負けて監督交代とか、日本サッカーにとってあまりにも情けなさ過ぎるシナリオじゃねーか」と思い、また「こんなチームに負けるほど日本は落ちぶれちゃいない」と思い直して日本を応援するようになりました。
よく倒れるし汚いプレーを繰り返すカタール選手。審判の判定基準が定まってないことも合わせてイライラさせられましたがよく耐えたなと思います。
前半は何度か田中や長谷部にいいチャンスがありましたがゴールを奪えず。0−1でハーフタイムを迎えました。
・後半
後半が始まって2分で点を取れたのがこの試合のターニングポイントでした。何故かドフリーの玉田が左足を振り抜いてゴールです。やった!!!
私は玉田がシュートを放った時点で「ナイッシューー!!!」とか叫んでました。ゴールが決まったときは更に驚きました。玉田はグランパスでのプレーとは違い、よりゴールに近いところでのプレーを要求されているようで、何か生き生きプレーしているようでした。ゴールを決めてからはご機嫌が更に良くなったのか、ボールキープからの展開など普段(グランパス)の3割増しで良いプレーをしているような印象を受けました。
グランパスでもその活躍を続けて下さい!!お願いします!!
3点目を奪って勝負あり。闘莉王はほんとセットプレー強いね。この場面でもカタールのDFラインのもろさが出てましたね。オーストラリアに4−0で負けた理由を垣間見ることが出来ました。
交代は前線を変えて前からプレッシャーをかけることと、タメを作ってリスクの少ない攻撃を仕掛けるという観点から松井や岡崎、佐藤を入れていったのでしょう。交代策は良かったのではないでしょうか。
逆にカタールは2トップにしてきましたが、今ひとつという感じでした。力をもっと出せるはずなのに出せなかったという感じでしょうか、日本の守備が慌てる場面が何度かあったのにも関わらず決めることが出来ませんでした。
試合の最後の方でカタールの選手が荒れだし、審判がカードで試合をコントロールし始めました。もしイエローカードを乱舞し始めるタイミングが試合の中盤に起こっていたら試合が壊れていたかもしれなかったので、危なかったなと思いました。
というわけで、日本が0−3で快勝。勝ち点を7にしました。
・日本代表についての感想と今後について
まず感想ですが、この試合ではむやみに高いクロスを入れず、低いボールでのパス回しを心掛けてましたね。前線に背の高い選手がいないので、パス回し&人の動きで相手を崩すとか裏を狙うとかといったところでゴールを狙うのが今の日本のサッカーなのですが、その狙いをやり遂げようとしていたと思います。シリアとの親善試合でしょぼいDFから3点を挙げることが出来たことはそんなに役立たないと思っていましたが、今回のカタールのDFラインのしょぼさを踏まえると、攻撃面ではシリア戦は良い親善試合となったのではないでしょうか。
一方守備面ですが、両CBはよくやっていたと思います。闘莉王が寺田のカバーなどを意識していたために闘莉王の攻撃が自重され、そのおかげで守備が上手く行っていたような感じです。長友は及第点の出来でしょうか。
で、内田くんです。おそらく練習等で「守備のときは無闇に飛び込むな」とか言われたのか知りませんが、相手の攻めをとにかく遅らせることに集中し、そこを中村俊や長谷部が囲い込んでボールを奪うといったことをしていました。
印象に残っているのが、終盤カタールが日本のペナルティエリアでボールを持っているときにボールを持った選手に一番近い位置にいた内田が全く飛び込まず、そこに全力で戻ってきた中村俊が挟んでボールを奪ったシーンがあるのです。あれをみて「内田ひとりでなんとか出来ないシーンなのか」と彼の守備力のなさを感じてしまいました。
岡田監督はおそらく内田の攻撃面を買い、守備に関しては目をつぶっているような気がします。この試合では挟んで奪うというのがうまく行きましたが次回の試合でそれがうまく行くとは限りません。オーストラリア戦が彼にとって大きな試合となるでしょう。
他は全体的に選手がよく動いていたと思います。パスミスがたまに散見され、相手が悪ければ失点もののシーンもありましたがとりあえずは良かったというところでしょうか。
この試合を勝利したことで岡田監督率いる日本代表は南アフリカに辿り着くことができると思いました。
ただし、このチームがワールドカップのグループリーグを勝ち抜くことが出来るとは、現段階では全く思っていません。
来年1年をどう過ごすか。具体的にはどのような選手を代表に組み込み機能させるか、またはどのようなチームと試合を経験出来るかによって日本代表の力が大きく変わってくるでしょう。
個人的には、ロシアと親善試合をしてほしい。連動性にスピードを加えたロシアのサッカーは日本が目指すスタイルの先にあると思います。それを経験し吸収してもらいたいと思います。あと、ロシアは日本と同じ春スタートのリーグという日本と同じようなリーグ形態を持っていることも日本との比較という観点からしていいと思います。
・最後に、オーストラリア戦について
次のオーストラリア戦は2月11日。国内組の選手が開幕前のキャンプに入っている時期に行われます。Jリーグを戦う選手たちは12月や1月はオフなのですが、2月11日に試合となるとそれに向けて前倒しで準備をするということになります。
実際、日本代表は1月10日から合宿を行うようです。1月20日にはアジアカップの予選もあるみたいで、代表選手に休みは全くありませんね・・・。
スポニチによるとU-19の世代を大量に呼ぶとか言ってますが・・・それより他に呼ぶべき選手、試すべき選手が上の世代にいるんじゃないの?
A代表の試合でヘディングの練習をする必要がある選手なんてもう見たくないんですけどね。
横浜でオーストラリアと戦うチームがどのようになっているのか。
来年の2月にこの目でしっかりと観ようと思います。
posted by liverbirdflying |12:19 |
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2008年11月17日
昨シーズンは1—3で勝ったけれどリバプールにとって鬼門といえるボルトンのホーム、リーボックスタジアム。ボルトンのお家芸といえるフィジカル全開の放り込みサッカーにどれだけ耐えられるかが勝負の試合となりました。
プレミアリーグ第13節
ボルトン 0—2 リバプール
得点者:【リ】カイト(28)、ジェラード(73)
警告:【ボ】ノーラン(63)
ボルトン
GK:ヤースケライネン
DF:スタインション、オブライエン、ケーヒル、サムエル
MF:マッキャン
デイヴィース、ノーラン、ムアンバ(ガードナー、46)、テイラー(スモラレク、84)
FW:エルマンダー
その他の控え:アル・ハブシ、シチュ、オバデイ、ヘルグソン
ボルトンは前節のマンC戦からキャプテンのノーランが復帰。4−1−4−1の布陣でリバプールを迎えます。
リバプール
GK:レイナ
DF:キャラガー、ヒーピア、アッガー、アウレリオ
MF:マスチェラーノ、アロンソ
カイト(ルーカス、84)、ジェラード、リエラ(ベナユン、89)
FW:キーン(トーレス、59)
その他の控え:カバリエリ、ダービー、ドッセーナ、バベル
アルベロアが累積警告、デゲンが噂通りのスペぶりを発揮(4週間離脱)のために右サイドバックにはキャラガーが入りました。そして控えにはリザーブの右サイドバック、ダービーが入ります。布陣は4-2-3-1で1トップのキーンをジェラードがカバーします。
・前半
最初に主導権を握ったのはホームのボルトン。パスを回すことはせず、ボールを取ったらさっさとサイドの奥深くまで行ってセンタリングを上げる、または、DFからロングボールを放り込むという方法でゴールを狙いにいきます。
一方、リバプールはボルトンの守備がアロンソのところにプレッシャーをかけにいかないので、アロンソが自由に攻撃を組み立てていました。また、相手が1トップだったということもあってCBのヒーピアやアッガーが攻撃参加をする場面が見られました。
ボルトンはそれぞれのポジションを時間帯によって変えていました。トップのエルマンダーが左に入ったときに別の選手がトップに入りました。それでも4−1−4−1という守備的な布陣は変わりません。
リバプールは20分過ぎから徐々に主導権を握り始め、カイトのシュートがポストを直撃する惜しいチャンスの後、ついに先制点を奪います。アロンソが左サイドのリエラにロングパスを出し、リエラはすぐにセンタリングするもブロックされます。しかしリエラの後ろにいたアウレリオがセンタリングを上げ、それをカイトが合わせてゴールを決めました。
その2分後にはカイトの右サイドからのグラウンダーのクロスからキーンが絶好のチャンスを迎えますがまさかのQBK。2点目を逃してしまいました・・・。
WBA戦でゴールを決めたキーンですが、1トップのときの動きが他の選手とお互いにまだまだ噛み合っていないように感じられました。キーンが欲しがっているコースに他の選手がパスを出せてないんですよね・・・。もしキーンが1トップでも得点を量産出来るようになったらリバプールはもっと強いチームになるんですけどねぇ・・・。
前半が終わりにさしかかると再びボルトンが押し始めました。幾度かゴール前に迫り、ロスタイムにはCKからケーヒルがゴールネットを揺らすもファールを取られてゴールは無効にされてしまいました。スタジアム中から主審のロブ・スタイルズに向けて轟音のようなブーイングが飛びます。
実はCKの時にノーランがレイナを抑えており(というふうに見えた?)、これがFIFAのルールブックに記されている、"It is an offence to restrict the movement of the goalkeeper by unfairly impeding him, e.g. at the taking of a corner kick."(例えば、コーナーキックのときに、不正にゴールキーパーを妨害することでゴールキーパーの動きの自由を奪う反則)という条項に抵触したということでファールを取ったのだと思います。
結局、前半はそのまま終了。リバプールが1点リードして折り返しました。
・後半
ボルトンはムアンバに代えて足の速いガードナーを投入。布陣を4−4−2に変え、最終ラインを極端に上げて点を取りにいきます。この思い切った戦術の変化はいい流れをもたらし、ただでさえ手数をかけない攻めを身上とするボルトンがさらに速く、そしてアグレッシブな攻めを見せます。51分にはガードナーがレイナをかわして後はゴールにボールを流し込むところまでいったのですが、なぜか足を滑らせてチャンスを逸しました。
リバプールは流れを変えるためキーンに代えてトーレスを投入。キーンはものすごく「不完全燃焼」というような顔をしてベンチに戻っていきます・・・。
トーレスは交代後すぐにチャンスを演出しますが今度はジェラードが絶好のチャンスを外しました。
カウンターの起点となることを期待されたトーレスですがなかなかボールが彼まで渡らず、ボルトンに押され続ける展開が続きます。しかし、72分。ボルトンのDFのクリアミスでトーレスにボールが渡り、右サイドからの彼のクロスをジェラードが今度は決めて2点目を決めました。トーレスとジェラードの2人だけで4人揃ったボルトンの最終ラインを破ってしまいました・・・凄いねぇ。
2点目以降試合は互いに攻め合う展開になりました。84分にガードナーが1対1のチャンスを外してまたしてもチャンスを逸してしまいました。一方リバプールはトーレスがどフリーなのにポストに当てるシュート。両チームともゴールを決められません。
その後ボルトンはスモラレクを投入。リバプールはカイトとリエラの両サイドをルーカスとベナユンに代えて逃げ切りを図ります。リバプールのサポーターは歓喜のYou'll never walk aloneを歌いますがアウェーなので当然ブーイングを食らいます。ロスタイムにルーカスが決定的なチャンスを迎えますが彼のヘディングは枠を外し、決定的なチャンスがことごとく無駄に終わった試合をそれにふさわしい締め方で締めてくれました。
後半はトーレスが決めるまでボルトンのペースで進んだ試合でした。リバプールはボルトンの攻めを守りきったことがこの日の勝因だったと思います。スコアは0−2でしたが内容はそれほど差のあるものではなかったように感じられました。それでも水曜の惨敗を払拭するには良い結果になったと思います。
posted by liverbirdflying |19:49 |
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2008年11月15日
先週の柏との試合はチケットを取ることが出来なかったために観られないと思いましたが、何故かNHKが全国放送してくれたおかげで観戦することが出来ました。
あの試合では今季のグランパスの良い特徴と悪い特徴が表れていました。前者は華麗なところ。後者は脆弱なところです。
まずは華麗さについてですが、あの試合ではMFとFWに今季のベストメンバーが久々に揃い、それに最終ラインが連動することで素晴らしいサッカーを実現していました。得点のシーンは勿論のこと、両サイドを使った崩しや中村と吉村が前に出てくることで厚みのある攻撃が出来ていました。
一方脆弱なところについてですが、一度失点してその2分後失点するという千葉相手に喫したこととほぼ同じことを繰り返してしまいました。まるで心の中で“Never give up for the win!”と誓う前にやられてしまっているかのようでした。
柏では負けてしまい残念な結果に終わりましたが、今週は天皇杯の大宮戦。今度こそ勝ってくれと願いながら大宮のNACK5に行ってきました。
天皇杯5回戦
大宮アルディージャ 1−2 名古屋グランパス
得点者:【大】内田(25)
【名】ヨンセン(2、34)
警告:【大】内田
【名】増川、阿部
以下は今日の試合のメンバーです。
大宮アルディージャ
GK:江角
DF:塚本、レアンドロ、片岡、波戸
MF:金澤(小林慶、66)、佐伯(桜井、74)、小林大、内田
FW:藤本(土岐田、81)、ラフリッチ
その他の控え:荒谷、田中、斉藤、森田
名古屋グランパス
GK:西村
DF:竹内、吉田、増川、阿部
MF:小川(杉本、89)、吉村、中村(バヤリッツァ、87)、マギヌン、
藤田(山口、65)
FW:ヨンセン
その他の控え:広野、三木、米山、巻
実は都合によりNACK5に着いたのは後半が始まる直前。ヨンセンの2点を見ることができませんでした。ということで、試合内容は後半のみ載せます。
グランパスが1−2と1点リードした状況で後半が始まりました。
・ 後半
まず大まかな試合内容です。
大宮はいきなりラフリッチ(だと思う)がクロスからのヘディングで枠内をとらえるも西村がナイスセーブで難を逃れます。その後は名古屋がボールを持ちサイドからの攻めを心掛けるのですがなかなかフィニッシュまで持っていくことが出来ません。一方の大宮は名古屋に押されながらも右サイドから何回か決定的チャンスを作り上げます。しかし、今日はやけに当たっていた西村がファインセーブを連発して名古屋の危機を何度も救いました。
で、結局スコアは動かずに1−2で名古屋が勝ち、天皇杯の準々決勝に駒を進めました。
次に名古屋について述べます。
後半が始まったときは藤田がヨンセンの相棒というか、後ろで動き回る役目を担っていました。いつも玉田が入るところに藤田が入ったと思って頂ければいいと思います。ミスターはあくまで4−4−2にこだわった模様です。
藤田が山口と交代すると、山口はセンターハーフに入り、それまで藤田が入っていたポジションに中村が入りました。普段なら交代をどんどんしてくるミスターですが、先週のこともあってか、はたまた延長戦を見据えてか次のカードをなかなか切ろうとはしませんでした。
次のカードは中村に代えてバヤリッツァ。残り時間10分となったところで1点を守りにきました。それからは守備陣が集中してボールを跳ね返して勝利を得ました。バヤリッツァの交代前に守備陣が大宮のドリブル等に翻弄されてしまっていたのでバヤリッツァを入れた判断は良かったと思います。
攻撃では柏戦ほどではないですが、サイド攻撃が上手く行っていました。ただ、前線で小川やマギヌン、ヨンセンが裏に出ようと頻繁に動き出しているのにパスを出せなかったりするシーンがあったり、縦に速いスルーパスのようなパスを出せたら良いなというシーンで出せなかったりと、まだまだ改善の余地があるなと思いました。要は攻撃面でセンターハーフの2人は頑張ってほしいということです。
また、試合が終わりに近づくにつれてパスの精度、特にロングパスの精度がどんどん落ちていくのが目立ちました。試合の終盤はヨンセンを前線に残してあとはみんなで守るという形をとっていましたが、いざボールを奪ってヨンセンにボールを出してもその精度を欠くためにまた大宮の攻撃になってしまうというのが見られました。
いろいろと課題はありましたが、それでも試合に勝てたという結果が今のグランパスにとって一番良かったことだったと思います。
この勢いをリーグにつなげ、残りの3つのリーグ戦を全部勝って終えてもらいたいと思います。まだ優勝出来るチャンスが残っている(この事実だけでも去年と比べれば信じられないことです)のだから、最後までこのチャンスにガムシャラに縋り付いてほしいです。
posted by liverbirdflying |17:54 |
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2008年11月14日
UEFAの試合や代表の試合の合間を縫って行われるカーリングカップ。プレミアリーグのチームにとっては主力を休ませるためにどうしても戦力を落とし気味になりますがその隙をついて2部以下のチームが頑張ってきます。すでにプレミアのチームは9チームしか4回戦(ベスト16)に残っていません。今後どれだけプレミア以外のチームが勝ち上がっていくか楽しみであります。
さて、リバプールの4回戦の相手はディフェンディング・チャンピオンのトットナムとのアウェーゲームとなりました。リーグ戦で敗戦を喫した相手であるだけにリバプールがどのような戦いをするかに注目が集まりました。
カーリングカップ4回戦
トットナム 4−2 リバプール
得点者:【ト】パブリュチェンコ(38、53)、キャンベル(42、45)
【リ】プレシス(49)、ヒーピア(63)
警告:【ト】パブリュチェンコ(42)
【リ】プレシス(9)、トーレス(38)、バベル(39)、ルーカス(66)
両チームのメンバーは以下のようになりました。
トットナム
GK:ゴメス(セサル、74)
DF:ハットン、ドーソン、コルルカ、ベイル
MF:レノン、ゾコラ、ハドルストン、オハラ
FW:キャンベル(ベント、90)、パブリュチェンコ(ボアテング、94)
使われなかった控え:ベントリー、ガンター、モドリッチ、ロチャ
トットナムはマンC戦から7人メンバーを入れ替えて試合に臨みました。更にキングとウッドゲートの両CBとジェナスはベンチにも入りませんでした。とはいっても先発は力のある選手ばかりでベストメンバーからは1段落としたメンバー構成だったと思います。
リバプール
GK:カバリエリ
DF:デゲン(ダービー、84)、ヒーピア、アッガー、ドッセーナ
MF:エル・ザール、プレシス(アロンソ、66)、ルーカス、バベル
FW:ヌゴッグ、トーレス(インスーア、56)
使われなかった控え:グラクシ、キャラガー、リエラ、ベナユン
一方リバプールはWBA戦からアッガー以外のメンバーを入れ替えてきました。また、ジェラード、マスチェラーノ、キーン、カイト、アウレリオ、アルベロアはベンチにも入りませんでした。トットナムが1段落としたメンバーならリバプールは2段落としたメンバーといえます。すみません、負け惜しみが入ってます。
以下、リバプールについて、内容を簡単に見ていきます。
まず言及しておくべきことはひどい守備だったということです。アッガーとドッセーナはニューカッスル時代のブランブルのように空気をマークしていたかのようでした。トッテナムの圧力もあったのですが、デンマーク代表のCBとグロッソが怪我していたとはいえイタリア代表としてW杯予選に先発として出場した選手の守備とは思えません。ゴール前でフリーにさせる場面があまりにも多く、そりゃ4点取られてもしょうがないよという感じでした。
またプレシスのところでボールがキープ出来ないために攻撃を組み立てられませんでした。お前ボールを失い過ぎなんだよ・・・。
デゲンはクルー戦以来の出場になりましたがこの試合を見る限りプレミアのスピードに慣れるには時間がかかりそうです。
攻撃面でもトーレスまでパスが回らず中盤で奪われるシーンが多くありました。バベルがサイドの奥深くまで切り込みますがサポートがない・・・というより、チーム全体がバラバラ。いつもの選手間を小さくしたコンパクトなサッカーはどこにおいてきたんだ?
ヌゴッグ?PSGに高い金を払ってまで取るべき選手ではなかったような気がします。
ちなみにリバプールの得点は2つともCKから。ゴメスの守り方がひどかったこともありますがうまく得点出来ました。
試合中ゴメスとデゲンが激突したときにゴメスがぴくりとも動かなくなってしまったのは驚きました。ゴメスは途中で交代して代わりに入ってきたのはセサル・・・昔レアルにいた選手がなぜかトットナムにいました。
結局トットナムはやるべきことをやり、リバプールはやるべきことをやらなかったために4−2という結果となりました。
この試合の収穫
・ トーレスを試合で56分間走らせることが出来た。
・ 主力を休ませることが出来た。
・ 年末年始の試合数が減った。
・ ダービー、インスーア、エル・ザールといったところにいい経験をさせることが出来た。
こんなもんですかね。
こんな試合はもう見たくない。
次は「4強」にふさわしい、まともなサッカーを見せてくれ。
posted by liverbirdflying |14:54 |
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2008年11月10日
トッテナム戦やアトレティコ戦ではチャンスを作るも決めることが出来ずに不本意な結果に終わったリバプール。調子を取り戻すためにも、またチェルシーについていくためにもホームでのウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(以下WBA)戦ではどうしても勝ち点3を取ることが必要でした。
リバプール 3−0 WBA
得点者:【リ】キーン(34、43)アルベロア(90)
警告:【リ】アルベロア(67)、マスチェラーノ(89)
【W】オルソン(18)
各チームのメンバーは以下のようになりました。
リバプール
GK:レイナ
DF:アルベロア、キャラガー、アッガー、アウレリオ
MF:ベナユン、マスチェラーノ、ジェラード(アロンソ、80)、リエラ(バベル、66)
FW:カイト、キーン(トーレス、72)
WBA
GK:カーソン
DF:ズィバールーン、ドンク、オルソン、ロビンソン
MF:コーレン、グリーニング、ボルハ・バレロ、キム(テイシェイラ、57)
FW:ミラー(ブラント、71)、ベドナー(ムーア、57)
リバプールは久々の4−4−2。2トップはキーンが前、カイトがシャドーっぽい動きをします。ルーカスはベンチ入りしませんでしたが、もしかしたら盗難被害の後始末にあたっていたのかもしれません。選手の皆さん、リバプールへの移籍を検討される際は盗難被害に遭うことをご容赦ください。
・ 前半
試合開始後WBAがせっかく引かずに出てきたのにリバプールはプレーに精度が欠けていたため、リバプールはなかなかチャンスを作ることが出来ません。しかし、ボール奪取からのカウンターで徐々に試合を優位に進め始めます。12分にはキーンが惜しいシュートを放ちました。一方のWBAはボールをこねくり回すことはせずにできるだけ早くゴール前に迫る攻めを心掛けているように見えました。
20分を過ぎるとリバプールはパス回し等のスピードを上げるなどすることでゴール前に迫るシーンが増えてきました。試合日は雨が降っておりピッチはボールが速く進むようになっていたのですが、アンフィールドでは試合前にピッチに水を撒いた後に試合を行うのでリバプールの選手にとって問題は余りありません。どっかの代表は水を撒いたことで自滅したと聞くのですが・・・。
リバプールが主導権を握り続ける中、ついにゴールが生まれます。アウレリオのインターセプトからボールがジェラードに渡り、ジェラードは2タッチでキーンにスルーパス。キーンがボールを浮かせてゴールを決めました。
キーンのチャントの元ネタが“Let It Be”っていうのがいかにもリバプールらしいなと思います。
リバプールサポーターは控えに入ったヒーピアやトーレス、アロンソのチャントを歌うという気楽なムード。試合ではWBAのCKからのカウンターからキーンが2点目を決めます。WBAのキーパーは代表経験のあるカーソンですが、むやみに飛び出したところをキーンにトラップ1つでかわされていました。キーパーとしてはひどいプレーです。
前半はそのまま終了。2点差という油断はならない点差ですが相手のレベルを考えると事故でも起きない限り追いつかれることはない状況です。
・ 後半
後半が始まると負けているWBAは追いつくために前に出てきました。負けているのに前に出ないチームなんていないので当然と言えば当然なのですが。
試合はやがて膠着状態に入り両者ともに決定的なシーンを作れません。そこでWBAは動きが悪かったベドナーとキムを一気に2枚変えてきました。しかし試合の大勢にはまったく影響なし。アンフィールドにはトーレスを待望するチャントが鳴り響きます。
66分にリエラに代えてバベルが登場し、72分にはキーンに代わってついにトーレスが登場。キーンはスタンディング・オベーションで迎えられます。スピードのある選手を投入して前線からのプレッシャーを高めるとともに3点目を狙いにいきます。
3点目が入ったのは後半のロスタイム。相手のクリアミスをつなぎ、最後はアルベロアが左足でキーパーを巻くようなゴールを決め、試合を終えました。
内容としてはリバプールの今季2試合目の快勝。キーンと両サイドバックの調子が特に良く、彼らは得点にも絡みました。チーム全体として結果を残せなかったこの時期に格下相手ではありましたが快勝をおさめたことはとても良かったと思います。
次は「目覚めた」トッテナムとのカーリングカップの試合です。場所は前回敗戦を喫したホワイト・ハート・レーン。おそらく控えメンバー中心で臨むことになりますが良い結果を持ち帰ってもらいたいです。
posted by liverbirdflying |18:54 |
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