2008年08月29日
2008/09シーズンが開幕してから2週間。4試合を終えてリバプールが得た結果はプレミアリーグ開幕2連勝とチャンピオンズリーグのグループリーグ進出という素晴らしいものです。しかし、その内容は完璧にはほど遠く、試合終了数分前になってようやく点を取ることしかできていないという状況です。シーズン開幕前からわかっていたとはいえマスチェラーノ、ルーカス、バベルを欠く布陣でシーズン開幕を迎えたのに加え、キーンがまだまだチームにフィットしておらず、ジェラードとアロンソは怪我がちで本来のパフォーマンスを発揮できていないということなど様々な要因が重なっていまの不調があるのだと思います。ようやくオリンピック組が合流したのはいいのですが今度はジェラードが手術で離脱することになりました。週末はリバプールがバリーの件でさんざんかき回したアストン・ビラとのアウェイでの試合になります。おそらく凄まじいブーイングの中でプレーさせられることになるでしょう。そんな中でも結果を出してくれることを期待しています。
さて、昨夜チャンピオンズリーグの組み合わせ抽選が行われ、リバプールはPSV、マルセイユ、アトレティコ・マドリードと同じD組に入りました。ここでは各チームに対する個人的な印象を述べたいと思います。
・PSV
06/07シーズンにグループステージで同組に入りかつ準々決勝の相手となった昨季のエールディビジの王者。またPSVかという気持ちになったのは否めませんが、イタリア勢やポルト、ビジャレアル、バイエルンといったチームと当たらなかったのは良かったと思っています。昨季はシーズンの途中から前グランパス監督のフェネホールセン監督が率いて結果を出しました。ゴメスがトッテナムに移籍し2シーズン前に脅威だったアレックスはチェルシーにいるため、前に試合をしたときよりかは若返っているのではないかという印象を持っています。かつて準々決勝で試合をしたときはPSVが怪我人続出のボロボロの状態だったのであのアウェイでの3—0の勝利は忘れたほうが良いのかなと思います。
・マルセイユ
昨季のリーグ・アンの3位で、アンフィールドでリバプールを破った相手。このチームもまたかと思いましたが、ゼニトやセルティック、フェネルバフチェとの組み合わせを避けることができたのは良かったと思います。昨季にリバプールはアンフィールドでの敗戦で崖から崩れ落ちる寸前にまで追い込まれましたがリーグ最終戦での4-0の勝利のおかげで何とかリーグを突破することができました。今季のマルセイユはナスリ、シセといった選手がいなくなりましたが代わりにベン・アルファやコネといった選手を中心にチームは好調のようで、現在リーグ・アンのトップにいます。今季はグループリーグ初戦をアウェイ、スタッド・ベロドロームで迎えますが、それまでにはリバプールもチームの調子を上げてもらいたいです。とはいっても、その試合の前にマンUと試合をしているので調子が上がってないというのは言語道断なのですが果たしてどうなっているのでしょうか?
・アトレティコ・マドリード
昨季のリーガ・エスパニョーラ4位。予選3回戦で昨季のベスト8のシャルケを退けて勝ち上がってきました。Pod4は「強豪か東欧かデンマーク」といったところでしたがその中で最悪の相手を引きました。正直言って当たりたくなかった相手です。その理由としてアトレティコにはルイス・ガルシアやシナマ・ポンゴルといったかつてリバプールに所属する選手がいたからということとトーレスに余計すぎるプレッシャーがかかること、そして単純にアトレティコが強いからということがあります。トーレスの古巣への凱旋ということで世界のサッカーファンのほとんどはこの組み合わせを楽しみにしていると思いますし、勿論私も楽しみにしていますが、それ以上にもっと楽な相手に当たりたかったという思いの方が強いです。
今季のグループリーグで良かったことは長距離遠征がないということです。今季は東欧勢の躍進が顕著でかなりの確率で長距離の移動を強いられることになると思いましたが、今回の組み合わせでは遠いところでもマドリードやマルセイユなので移動で苦労することが少ないのは利点です。これはチャンピオンズリーグの試合の前後にマンU、チェルシー、エバートンといった相手とのビッグマッチをこなさなければならないリバプールにとって朗報といえます。
グループ突破の難しさは客観的に見れば昨季より少し難しくなった程度のものだと思います。つまり結構きついということ。昨季はとんでもない目に遭いましたので初戦から油断せずにいってもらいたいと思います。本来の実力を出せば残り1戦を残した段階でグループリーグ突破を決めることができると思うのですが下手すると一気にUEFAカップ行きが決まってしまいそうです。スタンダール・リエージュ戦の出来ではグループリーグ突破は不可能。早急に改善して!!
最後に他のグループに触れておきます。
A組・・・ローマとボルドーが1枠を争う感じになりそう。チェルシーは久しぶりにイタリアのチー
ムとあたるのでは?
B組・・・インテルは油断しなければ大丈夫そう。モウリーニョがしっかり仕切りそう。
C組・・・バルサ楽すぎだろ。
E組・・・何か2シーズン前に似たような組み合わせがあったような気が・・・中村にとってはビ
ジャレアルというスペインの強豪と試合をするいい機会になりそう。
F組・・・激戦区。いい試合が期待できそう。
G組・・・ポルトもフェネルもホームでは凄く強いチームなので意外とアーセナルが足をすくわれそ
うな気がする。
H組・・・ゼニトの調子次第では面白い展開になりそう。BATEには最高の舞台を楽しんでもらい
たい。
常連のチームが並ぶ中、久々に顔を出した古豪や予選1回戦から勝ち上がってきた猛者も揃った今季のチャンピオンズリーグ。初戦は9月16/17日に行われます。
posted by liverbirdflying |11:40 |
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2008年08月09日
北京オリンピックがついに始まりましたね。
中国の面子をかけた大勝負を楽しみにして見ていきたいと思います。
もちろん、スポーツ面も楽しみにしています。
では遅くなってしまいましたが、日本とアメリカの試合を簡単に振り返りたいと思います。
日本 0-1 アメリカ
得点者【ア】ホールデン(47)
警告 【日】本田圭(73)、本田拓(77)
【ア】アドゥー(51)、ブラッドリー(65)、グザン(90)
日本男子サッカーの初戦、日本中が注目している最初の試合であまりにもグダグダかつ低調な試合を見せられ、そして、負けてしまうというひどいスタートを切りました。中国に行く前に代表選手の何人かが「普段サッカーを見ていない人にもアピールできる」というようなコメントを残していたと思いますが、こんな試合を見せられてはサッカーのファンは増えないぞ・・・。
日本の先発は以下のようになりました。
GK:西川
DF:内田、森重、水本、長友
MF:本田圭、本田拓、梶山、香川、谷口(トップ下)
FW:森本
う~ん。麻也は最後の最後で外されちゃったねぇ。アルゼンチン戦の森重のパフォーマンスを見たら妥当なところでしょうか。
前半は日本のペースで進みました。気候やピッチコンディション両チームとも満足にボールを扱えていたわけではありませんが、日本の方が決定的なチャンスを作っていたと思います。それだけに森重の「QBK」が残念でなりません。前日の試合会場での練習は何のためにやったのでしょうか。前半の最後にCKを蹴らせてもらえなかったのには不満が残りますがそれが野球同様国際試合の理不尽さというやつでしょうか。アメリカは明らかにセーブしていたし、それに対して日本はいい動きができていたので前半で少なくとも1点は欲しかったですね。
で、後半。ハーフタイムの間にクリーニング屋とコンビニに行き、後半9分くらいに家に戻ってきた僕はびっくりしました。
「えっ、1点入れられてるー」
後のニュース番組で失点シーンを見ましたが、あれは防ぐことができたのではないかと思います。
堅守が売りの日本チームにとって先制点を許すというあまりに痛い展開。反町監督はFWを3人入れるという交代策で戦局の打開を図りますが、入った人間が大して動いてなかったってどういうことよ・・・。結局1-0で絶対にとらなければならない初戦を落としてしまいました。
確かに、日本はアメリカよりも走ることができていたと思います。しかし、それが効果的なものであったとはいえません。オーストラリア戦でみられた縦への素早い崩しや後ろから選手が次々に参加してくる攻めというものが見られませんでした。今になってオシムさんの言葉が胸に響きます。暑い、ピッチコンディションも悪い、チャンスを作り出すのは容易ではない、だからこそ考えて走る。仕掛けるときに仕掛け、決めるべきときに決めるというインテリジェンスの部分が選手にも監督たちにももう少し必要だったのではないでしょうか。その点でアメリカは日本を上回ったのだと思います。また、試合の最後の方に本田拓やら水本が上がってくるシーンがありましたが、あまりにも仕掛けを始めるタイミングが遅かったように思われます。
もう一つ付け加えるならば、シュートにもっていく力や意識があまりにも欠けているというところです。特にFW。多少遠いところからでももっと積極的に狙っていくべきだと思います。打ったシュートが枠に向かっているかどうかということももちろん重要ですが、その前にまずはシュートを打ってほしい。そうすることでゴール前でのFKを得ることができたりシュートが相手に当たってCKを得ることができたりするのではないでしょうか。
次のナイジェリアはアメリカよりもさらに厳しい相手になります。先制点をとって90分間を泥臭く守る。それでいいではないか。弱者の戦い方をして希望をつなぐ勝ち点3を獲得してもらいたいものです。
posted by liverbirdflying |08:13 |
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2008年08月08日
最近はブログを更新できるほどの時間的余裕も精神的余裕もなかったのですが、ここに来てようやく落ち着いてきたので何かと述べてみたいと思います。
まずはリバプールの親善試合、オスロでのヴァレレンガ戦から。
ヴァレレンガ 1-4 リバプール
得点者【ヴ】ジャイッチ(48)
【リ】アロンソ(20)、トーレス(50)、ベナユン(58)、エヌゴグ(84)
7月30日から8月8日まで、中2日で4つの親善試合を組んだリバプール。今回のヴァレレンガ戦はヴィジャレアル、レンジャーズに続く3チーム目の相手です。
リバプールの先発は以下のようなものでした。
GK:カバリエリ
DF:アルベロア、キャラガー、アッガー、ドッセーナ
MF:カイト、アロンソ、ジェラード、ベナユン
FW:キーン、トーレス
プレシーズンマッチでついにジェラードとアロンソがセンターで組み、8日後に迫ったチャンピオンズリーグの予選3回戦のスタンダール・リエージュ戦に向けて現状で組むことができるメンバーとしてはベストに近い布陣で試合に臨みました。
試合開始直後はヴァレレンガに押し込まれるも徐々にリバプールが試合の主導権を握り始めます。中盤はジェラードとアロンソにベナユンが絡み、この3人がボールを簡単には失わず自由にボールを展開出来ることから面白いようにゲームを組み立てることが出来ていました。そうしてうまくいっている中で右サイドからの攻めから最後にアロンソがミドルを決めることが出来たのは良かったと思います。ただ、その直後にジェラードが全治1週間の膝の怪我を負って25分で交代してしまったのが残念であり、開幕戦に不安を残しました。
前半でまず目についた選手はドッセーナ。僕が2週間前に見た試合からは連携でだいぶ向上していました。プレミアリーグにどこまでフィット出来るかどうかはまだまだ未知数ですがある程度は期待出来ると思います。次にベナユン。調子の良さを維持しているようでゴールも決めてみせました。カイトやトーレスもまずまずといったところだと思います。一方、キーンはまだ周りの選手と合っているとはいえず、攻撃陣の中でどう動いていいかわからずに孤立している印象を受けました。チームに合流してから1週間しかたっていないのでこれからに期待です。
試合は後半開始直後にヴァレレンガに同点にされるもその直後にトーレスがゴールを決めて1−2、その後にベナユン、終了間際にエヌゴグが決めて1−4で試合を終えました。68分にリザーブのメンバーが投入されたところで僕は寝てしまい、リザーブ勢やエヌゴグのゴールを見ることができませんでしたが久しぶりにリバプールの試合を見ることが出来て良かったと思います。
試合会場はオスロでしたがリバプールのユニフォームを着用している人が多く見られ、つい最近までノルウェー人の選手がいたからでしょうか人気が高いように思われました。
今夜の試合はようやく今シーズン初めてのアンフィールドでの試合となります。地元のファンの前でいい仕上げをしてリエージュ戦に備えてほしいと思います。
posted by liverbirdflying |15:47 |
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