2008年07月22日

リバプールのプレシーズン第3戦を簡単に振り返る。

今日の気になるニュースとして、Liverpool Echo紙によるとリバプールがパリ・サンジェルマン(フッキを取ろうとしているところです)から19歳のダビド・ヌゴッグとかいうストライカーを獲得するという話があります。どうやらリザーブではなくファーストチーム入りするという話です。クラウチが抜けて懸案となっているフォワードですが、そんな若い選手でいいのか? 今必要な選手は即戦力となる選手で将来に可能性のある選手ではないのです。そのような若い選手を穫るのならまだシセを呼び戻した方がいいような気がするんですが・・・どうなんでしょうね。

遅くなりましたが、先週土曜に行われたプレシーズンマッチ第3戦、ヴィスラ・クラコフ戦を見た感想です。

リバプール 1−1 ヴィスラ・クラコフ
得点者:【リ】ボロニン(6)
    【ウ】ジルサク(12)

昨シーズンのポーランドリーグの王者を迎えたこの試合。ヴィスラは全体的に「仕上がっている」印象を受け、短いパスをつなぎつつ選手が前へ向かって動くいいサッカーをしていました。何度も決定的なチャンスを作られていました。今のリバプールにとってなかなかタフな相手だったと思います。

・ 前半

リバプールの布陣
GK:カバリエリ
DF:ダービー、キャラガー(C)、アッゲル、ドッセーナ
MF:ベナユン、ルーカス、プレシス、レト
FW:ボロニン、バベル

得点は中央のバベルから右サイドを上がってきたベナユンにつなぎ、ベナユンがグラウンダーのセンタリングを入れ、それに合わせてエリア内に突っ込んできたボロニンが最初のシュートはキーパーに阻まれるも、もう一度シュートしてゴールを決めました。いいカウンターだったと思います。
失点シーンですが、チーム全体が2列目からの飛び出しをカバーできずに失点してしまっていました。本来相手の飛び出しをケアすべきプレシスがボールウォッチャーと化していたのが残念でした。直していくべき大きなポイントです。
また、完全なるオフサイドの誤審のせいでヴィスラはコーナーからの得点を認められていませんでした。

前半では今季新加入の選手の一人ドッセーナが試合に出場しました。左サイドからの攻撃を期待されているドッセーナですがこの試合では積極的なオーバーラップは見られませんでした。まだまだこれからというところでしょう。
バベルは少しずつコンディションを戻している印象です。次に彼を見る機会は8月13日になると思います。

リザーブ勢で目立った動きをしていた選手は正直見当たらず、強いてあげるならば右サイドバックに入ったダービーくらいのものです。

試合自体は膠着した展開となり前半が終わりました。前半はヴィスラがうまくやっていました。

・ 後半

後半のリバプールの布陣
GK:カバリエリ(→マーティン)
DF:ダービー(→ホッブス/70)、シュクルテル、ヒーピア(C)、
  ドッセーナ(→インスーア/63)
MF:ペナント、スピアリング、マスチェラーノ、アウレリオ、
   ベナユン(→パチェコ/63)
FW:ボロニン(→カイト/70)

後半に入ってからベナユンをトップ下に据え、ボロニンを1トップにした4−2−3−1を試し始めたリバプール。しかし、アウレリオのクロスにベナユンが合わせてゴールラインを割りかけたシュート以外はチャンスを作ることが出来ません。パチェコが入ってからは布陣を再び4−4−2に戻しました。
守備はうまくいっているのですが攻撃がイマイチの出来でした。所々でチャンスは生まれますが結局1−1のドローで終わりました。

この試合を通して思ったことはもっとリザーブ勢の突き上げが欲しいというところです。パチェコやダービーはカーリングカップになら出せそうです。

スイスでの2試合はとてものどかなところでの試合でしたが、今夜行われるヘルタ・ベルリンとの試合はベルリンのオリンピック・シュタディオンで行われます。ジダンが頭突きしたあのスタジアムです。ジェラードがいない、オリンピック組がいない、スペイン勢も仕上がってないという状況で私は少し興ざめしているのですが、いい感じでスイスキャンプを打ち上げてもらいたいと思います。

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posted by liverbirdflying |17:41 | サッカー | コメント(3) | トラックバック(0)
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2008年07月17日

リバプールのプレシーズン第2戦の簡単なまとめ

リバプールは今週からスイスでのキャンプに突入しました。公式サイトでは選手たちが自転車に乗ったりフィジカルトレーニングっぽいことをしてる姿を見ることができます。
チームにはカイト、マスチェラーノ、エル・ザールが合流し、スペイン代表の4選手やU-19の欧州選手権に出てる選手を除く選手がキャンプに臨んでいる状態です。しかし、オリンピックの代表にバベル、ルーカス、マスチェラーノの3選手が入ったため、その3選手はしばらくしたらチームから離脱することになります。
主力が3人も抜けるのはかなり痛いことだなと今更ながら感じておりますが、シーズン真っ只中に3人が抜けてしまう清水エスパルスは本当に大変だと思います。
選ばれた選手たちには中国で存分にその力を発揮してもらいたいと思います。

さて、今日リバプールはスイスキャンプ最初のトレーニングマッチ、スイス1部リーグに所属するFCルツァーンとの試合が組まれました。ウィキペディアを見たところ、どうやらかつてリバプールで活躍したデイビッド・フェアクラフが1年間在籍したクラブだそうで、その線でリバプールと試合が組まれたのかなと思いました。スイスリーグは今週末には開幕を迎えるためルツァーンにとっては開幕直前に自分たちの出来を試す大きな試合となりますが、そんなチームを相手にリバプールがどのような試合を展開できるかが興味深いところでした。


リバプール 2-1 ルツァーン

得点者 【リ】ルーカス(10)、ボロニン(36)
     【ル】ガブラノビッチ(12)


試合は中立地、FCGrenchen(スイスの3部リーグ所属)のホームスタジアム、ブロウルシュタディオンで行われました。収容人数は15100人を誇りますがそのうち13000人分の席が立見席というスタジアムです。「サッカーは立ち見が当たり前!」というコアなファンにとっては立見席が多いほうがいいのかもしれません。個人的にはこういうスタジアムで試合を観るのも悪くないと思います。
それでは簡単に試合の感想を述べていきます。

・前半

GK:カバリエリ
DF:デゲン、キャラガー(C)、アッゲル、インスーア
MF:ベナユン、ルーカス、プレシス、レト
FW:ボロニン、パチェコ
(FCルツァーンのメンバーは割愛いたします)

フォーメーションは4-4-2でしたが、パチェコがトップ、ボロニンがシャドーのような感じでした。
リバプールは前半で2得点しました。1点目はパチェコのスルーパスに抜け出したルーカスが決め、2点目はボロニンがエリアの少し外からキーパーの頭を超える鮮やかなループシュートを決めました。

攻撃ではパチェコ、ボロニン、ベナユンの3人の動きが良く、特にベナユンがいい動きをしていました。左サイドのレトはいまいちな感じでこの試合の様子を見る限りトップチームには起用できない出来でした。
課題とされているサイドバックのオーバーラップによる厚みのある攻撃ですが、右サイドのデゲンはまだまだチームに合っていない様子(まだ2試合目なので仕方ないのですが・・・)。元バーゼル所属のせいかブーイングが起こっていました。左サイドはインスーアが積極的に攻撃に絡んでいました。
ルーカスとプレシスのセンターハーフコンビは守備面では良く機能していましたが、攻撃面ではルーカスにはもっと変化に富んだ仕掛けができたのではないかと思う一方、プレシスにはボールキープや展開力の面でかなり不安を残しました。今日の出来ではプレシスもベンチ入り不可です。

失点シーンは右サイドからのクロスをファーポストのあたりで落とし、そこに飛び込んでゴールという教科書どおりの得点。原因はデゲンの競り負けとキーパーと両センターバックのコミュニケーション不足で失点したようなものでした。あまりにもひどすぎる失点なので簡単に修正できると思います。
カバリエリはイギリスに来たばかりなのでチームメイトと会話することすら大変なときだと思います。英語を使えるようになるのは時間がかかるとは思いますが早く使えるようになってほしいです。
しかし、デゲンは守備で簡単に競り負け、攻撃もうまくいかない状態ですが1ヶ月でプレミアの舞台に立てるところまでもっていけるのでしょうか? そして、あと2ヶ月でマンUと戦わなくてはいけないのですがそこまでになんとかできるのでしょうか? と不安に駆られてしまいました。

・後半

GK:カバリエリ
DF:ダービー、シュクルテル、ヒーピア(C)、インスーア
MF:バベル、ルーカス、プレシス(→スピアリング/62)、レト(→アウレリオ/54)
FW:ボロニン(→カイト/80)、パチェコ(→マスチェラーノ/78)

後半は両センターバックと右サイドが代わりました。オリンピックで日本代表が相手をすることになるバベルの復帰戦です。
試合は見るべきところがほとんどないグダグダな展開でした。パスミスが両チームともに多く決定的なシーンをなかなか作れませんでした。パチェコとボロニンが良く走ってがんばっていたと思います。この2人はここでアピールしないと後がないので必死だったと思います。試合の最後のほうでルツァーンがボールを放り込んできましたがヒーピアを中心にうまく対応できていました。

一応オリンピックに出場する予定の3人がピッチに揃い踏みしたわけですが、目立った動きをしていたのはルーカスぐらいなものでした。後半のルーカスはロングパスを増やしてピッチを大きく使うようになっていました。マスチェラーノはパチェコが疲れていたから代わりに出た程度の出場。バベルは後半の始め20分は動けていたけど残りはピッチに突っ立っているだけの状態で、相手を脅かす彼本来のプレーは何も出来ていませんでした。バベルはあと1ヶ月したら日本代表の前に立ちふさがることになるわけですが今日の状態からどこまで回復できるかちょっと楽しみです。
結局、新加入のドッセーナやジェラードは起用されずに終わりました。

きついフィジカルトレーニングをこなしている中での試合なので選手やチームに多くを求めることは出来ないのですが、チーム全体としては全体が連動して動いているという段階にはまだまだ至っていないようでした。むしろ、「ピッチに立ってサッカーができて良かったね」程度のものといえるでしょう(特にレギュラークラスの選手)。一方、レト、インスーア、プレシス、パチェコ、スペアリング、ダービーといったリザーブに所属する選手が頑張っていました。しかし、どの選手も公式戦でベンチに座るためには更なるアピールが必要だと思います。

次は土曜にポーランドのウィスラ・クラコフとの試合です。



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posted by liverbirdflying |05:07 | サッカー | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年07月15日

日本のグループリーグ突破のための甘い思いつき。

ついに北京五輪のサッカー日本代表が決まりました。18人という枠は狭すぎて入ってほしい人が何人も落ちてしまう事態が起きてしまいましたね。仕方がないことと言っても悲しいことですね。
私としては凄まじい勢いで18人の枠に滑り込んできた我らが吉田麻也の活躍を見るのが一番の楽しみです。

日本代表がどこまで勝ち進むのかは選ばれた18人の頑張りに因るものが大きくなるでしょう。OA枠の問題でいかにJFAと反町監督以下の首脳陣のやる気がないかということが判明していますので、私自身正直いってあまり期待していないのですが、驚きを提供してもらいたいとも思っているので選考に漏れてしまった選手たちのためにも選ばれた選手たちには頑張ってもらいたいと思っています。

では、ここで本題に入って日本のグループリーグ突破の可能性を考えてみたいと思います。
北京の舞台で日本代表がどこまで勝ち進めるかは大きな関心事とされていますね。私はグループステージ突破の確率は30%くらいだと思っています。案外高めに設定してあります。その理由は中国が日本と同様の高温多湿の気候であること、欧州のチームはシーズン前で体があまり出来上がっていないことがいえます。

えっ? 前回大会も同じような条件でボッコボコにされなかったかって? 
4年前のことなんて気にしない!!

グループリーグ突破の最大の鍵は初戦のアメリカ戦です。実力的に一番近い相手でありかつ、一番くみしやすそうな相手であることです。ここで勝てなかったら「終わった」と思っても差し支えないと思います。何せ、後に控える2国が強烈なためアメリカ相手に勝ち点3を稼ぐことがどうしても必要なのです。それで勝ち点3を取ることが出来れば後のナイジェリアやオランダ相手には引き分け狙い上等のドン引き作戦でいいじゃないですか? 面白くも何ともないですがこの戦法が守備力に長けている今の日本代表が取りうる最もいい戦法だと思います。
甘い考えですかね? 

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posted by liverbirdflying |22:12 | サッカー | コメント(4) | トラックバック(0)
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2008年07月03日

互いに守り合った第1戦(ジェフ対グランパス)

昨日、ジェフとグランパスの試合を観にフクアリに行ってきました。
フクアリは駅から割と近く、スタジアムの中は海からの風が入ってくるおかげで過ごしやすい良いスタジアムだと思いました。次回は今回食べられなかったカレーでも食べてみようかなと思います。あとクリス・ペプラーの声が良すぎて笑いました。
入場するときにミラー監督のメッセージカードをもらいました。前リバプールヘッドコーチの新たな挑戦にかける思いが語られておりその挑戦がうまくいくことを祈らずにいられませんでした。カードは大切に保管しようと思います。

では、昨日の試合を振り返ってみようと思います。

ヤマザキナビスコカップ準々決勝1stleg
ジェフユナイテッド市原・千葉 0−1 名古屋グランパス
得点者:【名】ヨンセン(14)
警告:【千】谷澤、巻
   【名】深井、竹内

両チームの先発メンバーは以下のようになりました。

ジェフユナイテッド市原・千葉
GK:立石
DF:坂本、池田、ボスナー、青木
MF:斉藤(1ボランチ)、谷澤、工藤、下村、苔口
FW:巻
ジェフはリーグで挽回しなければならない苦しい状況ですから、レイナウドと青木を温存したのですかね?でも、守備陣はあまり変わらないですし、何となくホームでアウェーゴールを奪われないようにして第2戦で勝負するというレンジャーズ戦法でしょうか?

名古屋グランパス
GK:楢崎
DF:竹内、バヤリッツァ、増川、阿部
MF:小川、中村、吉村、深井
FW:玉田、ヨンセン
こちらはベストに近いメンバー。吉田はベンチです。監督は自分の選択で吉田を外したと言っていました。第2戦が行われる頃には吉田はオリンピック代表に招集されているはずだということを考えると第2戦はバヤリッツァと増川のコンビが先発することになりそうです。ということで、この試合の先発はジェフに慣れるためにバヤリッツァと増川のコンビにしたのではないかと監督の意図を勝手に深読みしてしまいました。

試合はグランパスがアウェーゴールを奪い、そのまま試合終了してアウェーで貴重な勝利を収めました。今季のグランパスはアウェーでの成績が凄くいい(ジェフ戦前までの成績でリーグ・カップ合わせて8勝1敗、ホームでは5勝2分け4敗)のでこの試合もグランパスが勝つだろうと思っていましたがこれまでの成績の通り勝ってくれました。これで来月の第2戦でグランパスは引き分け以上の結果を収めればOKという有利な立場に立ちました。
とはいっても、試合内容は五分五分と言ったところ。グランパスはジェフの守備に苦しみ、一方のジェフもグランパスの守備をなかなかこじ開けることが出来ませんでした。決定的な場面も両チームのキーパーがファインセーブを見せ、その結果セットプレーからヨンセンがゴールを決めたという差がそのまま試合結果の差になったという感じです。

前半、ジェフは斉藤を玉田のマークにつけ、池田とボスナーのどちらかがヨンセンをみてセンターバックの1人が余るという守り方をしていました。サイドではグランパスのサイド攻撃を警戒してサイドバックと右の谷澤と左の苔口がサイドをカバーしていました。中盤は工藤と下村をおく形で前線に巻を張らせておくという形でした。

それに対しグランパスは片方のサイドだけではなかなかチャンスを広げることが出来ていませんでしたが、阿部や中村などがサイドチェンジを使ってピッチを大きく使い始めた頃から相手を押し込むことができるようになりました。しかし、前線と中盤や最終ラインの動きが噛み合っておらず攻撃がうまく行っている印象はあまり受けませんでした。ヨンセンや玉田も簡単には前を向かせてくれず、ジェフがうまく守っていたと思います。
グランパスの攻撃に注文を付けるならば中盤の中村と吉村の2人がもうちょっと前線に顔を出してほしいなというところです。あと、深井は焦っているような印象をうけました。イエローを受けたプレーははっきり言って不必要でその他の動きでも何となく余裕がないようにみえました。

ジェフは攻撃に入ると巻が前線の真ん中に陣取り、右に谷澤、左に苔口を走らせていました。つまり攻撃に入るとサイドに入っていた2人が前に出て行くというやり方です。これはリバプールでの右のカイトと左のバベルの動きとほぼ同じです。もうちょっと巻が谷澤と苔口を生かすことが出来ていたら、あるいは逆にその2人が巻が落としたボールを拾ったり、あるいは下村、工藤の2人が巻のフォローに入ったりすることが出来ていたらジェフの攻撃に厚みがでていたと思いました。試合中は巻が孤立している感じで攻撃をうまく組み立てることが出来ていなかったように思います。巻がトーレスで中盤にジェラードがいたらなんて思う人がいたかもしれません。

一方、グランパスの守りはバヤリッツァと増川がうまく相手の攻撃を跳ね返していました。中盤では中村の早い寄せが光っていました。というか、中村の中盤での存在感は凄いなと思います。鹿島戦で見られなかった中盤での落ち着きが中村によってもたらされたといえます。

後半に入って玉田が怪我のため杉本に交代するとジェフは3バック+サイドバックというふうになりました。杉本の足は相変わらず速かったですがジェフもぎりぎりのところでうまく対応していました。
その後グランパスは深井と米山を交代、ヨンセンと巻(祐樹)を交代して布陣を

DF:竹内、バヤリッツァ、増川、阿部
ボランチ:吉村、米山
トップ下:中村
3トップ:杉本、巻、小川

というふうに変えてきました。攻撃ではサイドの深いところまでボールを運ぶことができていたのですがそこからゴール前に迫るシーンがわずかで、いざゴール前まできてもキーパーに阻まれていました。後半のグランパスの攻撃はそんなに悪くはなく逆にジェフがうまく守っていたと思います。グランパスも守備は最後まで集中しており、後半の残りわずかというところで選手を2人投入してきたジェフの攻撃をしのぐことが出来ました。ただ、何故あれほど遅い時間帯に2人を交代したのか、ミラーの采配には疑問が残ります。

試合全体を振り返って思うことは、両チームとも守備の出来は良かったけれど攻撃をもっとうまくする必要があるなということです。この試合でグランパスは鹿島戦の悪夢を少しは振り払うことが出来たでしょうし、ジェフはJ1残留に値する守備力を披露出来ていたと思います。ですが、点を決めないと試合に勝つことは出来ないしリーグで勝ち点3を取ることは出来ません。
グランパスには次戦で流れの中からのゴールをとってほしいと思います。試合終了後に玉田が足を打撲したということが判明し新潟戦にはでられなさそうということがわかりました。玉田は怪我の多い選手なので無理せず治療に専念してほしいと思います。

ジェフのことはミラーが監督を務めているということで密かに応援しています。ヴェルディ戦では勝てるといいですね。

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posted by liverbirdflying |16:08 | サッカー | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年07月02日

EUROでのリバプールの選手の活躍とプレシーズン

2008年のEURO、サッカー欧州選手権はスペインが44年ぶり2回目の優勝を飾りました。今回はEUROに出場したリバプールの選手の活躍を簡単に振り返るとともに2008−09シーズン開幕に向けたリバプールのプレシーズンの予定について述べようと思います。

EUROに出場したリバプールの選手たち

スイス:フィリップ・デゲン
誰それ?と思われた方もいるかもしれませんがEUROが始まる前にリバプールが自由契約で獲得した右サイドバックの選手です。2年前のワールドカップでは先発で出ていましたが今回のEUROは怪我明けということもあって控えとして参加しました。2年前のスイスは素晴らしい出来だと思いましたがEUROではグループリーグであっさりと敗退し、デゲンは出場することなく地元でのEUROを終えました。来シーズンはフィナン、アルベロアとのポジション争いになりますが先発を期待して獲得した選手ですから是非とも活躍してもらいたいです。

オランダ:ディルク・カイト
今年の2月に代表から外されるもシーズン終盤戦のリバプールでの活躍が認められて代表に復帰したカイト。ロッベンとファン・ペルシーの怪我もあってイタリアとの試合に先発し、右サイドを走り回って2アシストを記録してイタリアに3−0で勝つというオランダの衝撃的な勝利に貢献しました。次のフランス戦でも先発してCKからヘディングシュートを決めて先制点をあげました。ルーマニア戦では途中出場を果たし、ロシア戦では先発出場するもファン・ペルシーと前半で交代してそのままEUROを終えることになりました。確かにロシア戦でのカイトは動きが悪かったかもしれませんが交代で入ってきたファン・ペルシーの方がさらに悪かったのでもう少しカイトを見たかったなというのが私の思いです。
カイトは来週からリバプールに合流することになるようですが、もう少し合流を遅らせてスイスキャンプからでもいいと思います。

スペイン:フェルナンド・トーレス、シャビ・アロンソ、
     アルバロ・アルベロア、ペペ・レイナ
実は私は今回のEUROでドイツが優勝すると思っており、一方のスペインはグループリーグで敗退すると考えていました。「さっさとEUROを終えてしっかり休んで来シーズンに備えてくれ!」と考えていたのですがスペインが見事なサッカーを披露して優勝したのを見ると、今ではスペインが優勝して良かったなと思います。スペインのメンバーの中にリバプールからは上記の4人が選ばれたわけですが、その4人の経験は必ずやリバプールに還元されると期待しています。
トーレスは今大会で2得点にとどまりましたが、その2つはスウェーデン戦の先制点と決勝でスペインを優勝に導く得点でした。大会の最初はビジャと2トップを組んでいましたがロシア戦でビジャが負傷交代した後は1トップとして前線で体を張りました。ロシア戦でのシュートの外しっぷりは2年前のワールドカップ、イングランド対トリニダード・トバゴ戦でのクラウチの姿を彷彿とさせてくれましたが、決勝でゴールを決めたところはさすがリバプールのエースといったところでしょうか。決勝では1年間世界一フィジカルに厳しいリーグで揉まれたせいかドイツの選手の当たりに負けることなく戦っていたところを見るとトーレスがリバプールに移籍してよかったのではないかと改めて思いました。
アロンソは控えメンバーが先発したギリシャ戦でキャプテンマークを巻きましたが主に途中交代で出場していました。途中交代で出場したときはいずれもスペインがリードしていたときで、セナと中盤の底で並んで守備を安定させる働きを見せました。それはリバプールでマスチェラーノと組んだときの働きと同じなのですがスペインでは攻め上がりにも積極的に参加してゴールを狙っていました。あの動きを見るとリバプールでは上がるのを抑えているんだなと思いました。
アルベロアは今年初めて代表に呼ばれて23人の中に滑り込みました。主に右サイドバックが主戦場ですが、センターバックや左サイドバックもこなせるというユーティリティー性が彼の特徴です。EUROでは同じチームにセルヒオ・ラモスという絶対的な存在がいたため試合に出たのはギリシャ戦のみでした。ギリシャ戦ではレアル・マドリーのカンテラ時代の同僚のデ・ラ・レッドのゴールでデ・ラ・レッドのところに駆けつけていました。UEFAのフォトでもアルベロアとデ・ラ・レッドが一緒にいるところがありましたね。アルベロアのことですから腐らずに控えの役割をしっかり果たしていたと思います。
レイナもアルベロアと同様にカシージャスという絶対的な存在がいたので出場はギリシャ戦のみとなりました。ですが、最近YOUTUBE等を見るとレイナがチームを盛り上げているシーンがあってEUROの期間でもムードメーカーとしての役割を果たしていたのかなと思いました。というか、テレビ番組とかマドリードでの祝賀会では完全に主役だったなぁ・・・。
スペインの4選手には3週間の休みが与えられ、時期的にはリバプールがヘルタ・ベルリンとの親善試合が終わった頃に合流することになりそうです。その頃にはアロンソを含め4選手が怪我なく合流してほしいと思います。
あと、アロンソの移籍問題ですがバリーを取るためにアロンソを売らなければならないのならバリーを取る必要はないと思います。EUROでのアロンソのパフォーマンスを見るとますますアロンソをリバプールに引き止めてほしいと思いました。


リバプールのプレシーズン

そんなわけでEUROが終わったわけですがその一方でリバプールは新たなシーズンに向けて動き始めました。昨日からトレーニングが始まっており、公式サイトに掲載されている写真を見ると、フィナン、ヒーピア、アッガー、キャラガー、ペナント、ルーカスといったところがいました。今は18人がトレーニングしており、来週からジェラードなど代表に招集されていたメンバーが加わる予定です。

親善試合の最初は12日に地元トランメア・ローバーズと行い、その後はスイスキャンプに入ります。キャンプの中でスイスのLucerne(1部のチーム。読み方がわからないのでそのまま記載)とポーランドのウィスラ・クラコフと試合し、キャンプの打ち上げもかねて22日にベルリンでヘルタ・ベルリンと試合。このあたりでスペインの4選手が合流します。30日にスペインでビジャレアルとの試合。トレーニング開始はビジャレアルの方が遅いのでリバプールにとっては集金ツアーとも言えます。8月2日にアイブロックスでレンジャーズと試合し、8日にラツィオと最後の親善試合を行ってプレシーズンは終了です。公式戦の最初はCLの予選3回戦になると思います。

去年のプレシーズンは香港でのトーナメントに出場しましたが今年はヨーロッパを出る移動がなくいい準備ができそうです。ですが、バベルやルーカス、マスチェラーノといった面々がオリンピックに出るために抜けるのでトップチームのセンターハーフがジェラードとアロンソしかいなくなるというのが問題です。彼らが抜けた穴をどう埋めるか。そして1年間変わらずに戦える布陣を構築出来るか(序盤戦のほとんどがベニテスのターンオーバーと選手の実験に費やされているので、それはいい加減にやめてほしいということ)に注目したいと思います。

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