2008年11月17日
リバプール、鬼門のリーボックを突破!
昨シーズンは1—3で勝ったけれどリバプールにとって鬼門といえるボルトンのホーム、リーボックスタジアム。ボルトンのお家芸といえるフィジカル全開の放り込みサッカーにどれだけ耐えられるかが勝負の試合となりました。 プレミアリーグ第13節 ボルトン 0—2 リバプール 得点者:【リ】カイト(28)、ジェラード(73) 警告:【ボ】ノーラン(63) ボルトン GK:ヤースケライネン DF:スタインション、オブライエン、ケーヒル、サムエル MF:マッキャン デイヴィース、ノーラン、ムアンバ(ガードナー、46)、テイラー(スモラレク、84) FW:エルマンダー その他の控え:アル・ハブシ、シチュ、オバデイ、ヘルグソン ボルトンは前節のマンC戦からキャプテンのノーランが復帰。4−1−4−1の布陣でリバプールを迎えます。 リバプール GK:レイナ DF:キャラガー、ヒーピア、アッガー、アウレリオ MF:マスチェラーノ、アロンソ カイト(ルーカス、84)、ジェラード、リエラ(ベナユン、89) FW:キーン(トーレス、59) その他の控え:カバリエリ、ダービー、ドッセーナ、バベル アルベロアが累積警告、デゲンが噂通りのスペぶりを発揮(4週間離脱)のために右サイドバックにはキャラガーが入りました。そして控えにはリザーブの右サイドバック、ダービーが入ります。布陣は4-2-3-1で1トップのキーンをジェラードがカバーします。 ・前半 最初に主導権を握ったのはホームのボルトン。パスを回すことはせず、ボールを取ったらさっさとサイドの奥深くまで行ってセンタリングを上げる、または、DFからロングボールを放り込むという方法でゴールを狙いにいきます。 一方、リバプールはボルトンの守備がアロンソのところにプレッシャーをかけにいかないので、アロンソが自由に攻撃を組み立てていました。また、相手が1トップだったということもあってCBのヒーピアやアッガーが攻撃参加をする場面が見られました。 ボルトンはそれぞれのポジションを時間帯によって変えていました。トップのエルマンダーが左に入ったときに別の選手がトップに入りました。それでも4−1−4−1という守備的な布陣は変わりません。 リバプールは20分過ぎから徐々に主導権を握り始め、カイトのシュートがポストを直撃する惜しいチャンスの後、ついに先制点を奪います。アロンソが左サイドのリエラにロングパスを出し、リエラはすぐにセンタリングするもブロックされます。しかしリエラの後ろにいたアウレリオがセンタリングを上げ、それをカイトが合わせてゴールを決めました。 その2分後にはカイトの右サイドからのグラウンダーのクロスからキーンが絶好のチャンスを迎えますがまさかのQBK。2点目を逃してしまいました・・・。 WBA戦でゴールを決めたキーンですが、1トップのときの動きが他の選手とお互いにまだまだ噛み合っていないように感じられました。キーンが欲しがっているコースに他の選手がパスを出せてないんですよね・・・。もしキーンが1トップでも得点を量産出来るようになったらリバプールはもっと強いチームになるんですけどねぇ・・・。 前半が終わりにさしかかると再びボルトンが押し始めました。幾度かゴール前に迫り、ロスタイムにはCKからケーヒルがゴールネットを揺らすもファールを取られてゴールは無効にされてしまいました。スタジアム中から主審のロブ・スタイルズに向けて轟音のようなブーイングが飛びます。 実はCKの時にノーランがレイナを抑えており(というふうに見えた?)、これがFIFAのルールブックに記されている、"It is an offence to restrict the movement of the goalkeeper by unfairly impeding him, e.g. at the taking of a corner kick."(例えば、コーナーキックのときに、不正にゴールキーパーを妨害することでゴールキーパーの動きの自由を奪う反則)という条項に抵触したということでファールを取ったのだと思います。 結局、前半はそのまま終了。リバプールが1点リードして折り返しました。 ・後半 ボルトンはムアンバに代えて足の速いガードナーを投入。布陣を4−4−2に変え、最終ラインを極端に上げて点を取りにいきます。この思い切った戦術の変化はいい流れをもたらし、ただでさえ手数をかけない攻めを身上とするボルトンがさらに速く、そしてアグレッシブな攻めを見せます。51分にはガードナーがレイナをかわして後はゴールにボールを流し込むところまでいったのですが、なぜか足を滑らせてチャンスを逸しました。 リバプールは流れを変えるためキーンに代えてトーレスを投入。キーンはものすごく「不完全燃焼」というような顔をしてベンチに戻っていきます・・・。 トーレスは交代後すぐにチャンスを演出しますが今度はジェラードが絶好のチャンスを外しました。 カウンターの起点となることを期待されたトーレスですがなかなかボールが彼まで渡らず、ボルトンに押され続ける展開が続きます。しかし、72分。ボルトンのDFのクリアミスでトーレスにボールが渡り、右サイドからの彼のクロスをジェラードが今度は決めて2点目を決めました。トーレスとジェラードの2人だけで4人揃ったボルトンの最終ラインを破ってしまいました・・・凄いねぇ。 2点目以降試合は互いに攻め合う展開になりました。84分にガードナーが1対1のチャンスを外してまたしてもチャンスを逸してしまいました。一方リバプールはトーレスがどフリーなのにポストに当てるシュート。両チームともゴールを決められません。 その後ボルトンはスモラレクを投入。リバプールはカイトとリエラの両サイドをルーカスとベナユンに代えて逃げ切りを図ります。リバプールのサポーターは歓喜のYou'll never walk aloneを歌いますがアウェーなので当然ブーイングを食らいます。ロスタイムにルーカスが決定的なチャンスを迎えますが彼のヘディングは枠を外し、決定的なチャンスがことごとく無駄に終わった試合をそれにふさわしい締め方で締めてくれました。 後半はトーレスが決めるまでボルトンのペースで進んだ試合でした。リバプールはボルトンの攻めを守りきったことがこの日の勝因だったと思います。スコアは0−2でしたが内容はそれほど差のあるものではなかったように感じられました。それでも水曜の惨敗を払拭するには良い結果になったと思います。
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posted by liverbirdflying |19:49 |
サッカー |
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