2008年07月03日

互いに守り合った第1戦(ジェフ対グランパス)

昨日、ジェフとグランパスの試合を観にフクアリに行ってきました。
フクアリは駅から割と近く、スタジアムの中は海からの風が入ってくるおかげで過ごしやすい良いスタジアムだと思いました。次回は今回食べられなかったカレーでも食べてみようかなと思います。あとクリス・ペプラーの声が良すぎて笑いました。
入場するときにミラー監督のメッセージカードをもらいました。前リバプールヘッドコーチの新たな挑戦にかける思いが語られておりその挑戦がうまくいくことを祈らずにいられませんでした。カードは大切に保管しようと思います。

では、昨日の試合を振り返ってみようと思います。

ヤマザキナビスコカップ準々決勝1stleg
ジェフユナイテッド市原・千葉 0−1 名古屋グランパス
得点者:【名】ヨンセン(14)
警告:【千】谷澤、巻
   【名】深井、竹内

両チームの先発メンバーは以下のようになりました。

ジェフユナイテッド市原・千葉
GK:立石
DF:坂本、池田、ボスナー、青木
MF:斉藤(1ボランチ)、谷澤、工藤、下村、苔口
FW:巻
ジェフはリーグで挽回しなければならない苦しい状況ですから、レイナウドと青木を温存したのですかね?でも、守備陣はあまり変わらないですし、何となくホームでアウェーゴールを奪われないようにして第2戦で勝負するというレンジャーズ戦法でしょうか?

名古屋グランパス
GK:楢崎
DF:竹内、バヤリッツァ、増川、阿部
MF:小川、中村、吉村、深井
FW:玉田、ヨンセン
こちらはベストに近いメンバー。吉田はベンチです。監督は自分の選択で吉田を外したと言っていました。第2戦が行われる頃には吉田はオリンピック代表に招集されているはずだということを考えると第2戦はバヤリッツァと増川のコンビが先発することになりそうです。ということで、この試合の先発はジェフに慣れるためにバヤリッツァと増川のコンビにしたのではないかと監督の意図を勝手に深読みしてしまいました。

試合はグランパスがアウェーゴールを奪い、そのまま試合終了してアウェーで貴重な勝利を収めました。今季のグランパスはアウェーでの成績が凄くいい(ジェフ戦前までの成績でリーグ・カップ合わせて8勝1敗、ホームでは5勝2分け4敗)のでこの試合もグランパスが勝つだろうと思っていましたがこれまでの成績の通り勝ってくれました。これで来月の第2戦でグランパスは引き分け以上の結果を収めればOKという有利な立場に立ちました。
とはいっても、試合内容は五分五分と言ったところ。グランパスはジェフの守備に苦しみ、一方のジェフもグランパスの守備をなかなかこじ開けることが出来ませんでした。決定的な場面も両チームのキーパーがファインセーブを見せ、その結果セットプレーからヨンセンがゴールを決めたという差がそのまま試合結果の差になったという感じです。

前半、ジェフは斉藤を玉田のマークにつけ、池田とボスナーのどちらかがヨンセンをみてセンターバックの1人が余るという守り方をしていました。サイドではグランパスのサイド攻撃を警戒してサイドバックと右の谷澤と左の苔口がサイドをカバーしていました。中盤は工藤と下村をおく形で前線に巻を張らせておくという形でした。

それに対しグランパスは片方のサイドだけではなかなかチャンスを広げることが出来ていませんでしたが、阿部や中村などがサイドチェンジを使ってピッチを大きく使い始めた頃から相手を押し込むことができるようになりました。しかし、前線と中盤や最終ラインの動きが噛み合っておらず攻撃がうまく行っている印象はあまり受けませんでした。ヨンセンや玉田も簡単には前を向かせてくれず、ジェフがうまく守っていたと思います。
グランパスの攻撃に注文を付けるならば中盤の中村と吉村の2人がもうちょっと前線に顔を出してほしいなというところです。あと、深井は焦っているような印象をうけました。イエローを受けたプレーははっきり言って不必要でその他の動きでも何となく余裕がないようにみえました。

ジェフは攻撃に入ると巻が前線の真ん中に陣取り、右に谷澤、左に苔口を走らせていました。つまり攻撃に入るとサイドに入っていた2人が前に出て行くというやり方です。これはリバプールでの右のカイトと左のバベルの動きとほぼ同じです。もうちょっと巻が谷澤と苔口を生かすことが出来ていたら、あるいは逆にその2人が巻が落としたボールを拾ったり、あるいは下村、工藤の2人が巻のフォローに入ったりすることが出来ていたらジェフの攻撃に厚みがでていたと思いました。試合中は巻が孤立している感じで攻撃をうまく組み立てることが出来ていなかったように思います。巻がトーレスで中盤にジェラードがいたらなんて思う人がいたかもしれません。

一方、グランパスの守りはバヤリッツァと増川がうまく相手の攻撃を跳ね返していました。中盤では中村の早い寄せが光っていました。というか、中村の中盤での存在感は凄いなと思います。鹿島戦で見られなかった中盤での落ち着きが中村によってもたらされたといえます。

後半に入って玉田が怪我のため杉本に交代するとジェフは3バック+サイドバックというふうになりました。杉本の足は相変わらず速かったですがジェフもぎりぎりのところでうまく対応していました。
その後グランパスは深井と米山を交代、ヨンセンと巻(祐樹)を交代して布陣を

DF:竹内、バヤリッツァ、増川、阿部
ボランチ:吉村、米山
トップ下:中村
3トップ:杉本、巻、小川

というふうに変えてきました。攻撃ではサイドの深いところまでボールを運ぶことができていたのですがそこからゴール前に迫るシーンがわずかで、いざゴール前まできてもキーパーに阻まれていました。後半のグランパスの攻撃はそんなに悪くはなく逆にジェフがうまく守っていたと思います。グランパスも守備は最後まで集中しており、後半の残りわずかというところで選手を2人投入してきたジェフの攻撃をしのぐことが出来ました。ただ、何故あれほど遅い時間帯に2人を交代したのか、ミラーの采配には疑問が残ります。

試合全体を振り返って思うことは、両チームとも守備の出来は良かったけれど攻撃をもっとうまくする必要があるなということです。この試合でグランパスは鹿島戦の悪夢を少しは振り払うことが出来たでしょうし、ジェフはJ1残留に値する守備力を披露出来ていたと思います。ですが、点を決めないと試合に勝つことは出来ないしリーグで勝ち点3を取ることは出来ません。
グランパスには次戦で流れの中からのゴールをとってほしいと思います。試合終了後に玉田が足を打撲したということが判明し新潟戦にはでられなさそうということがわかりました。玉田は怪我の多い選手なので無理せず治療に専念してほしいと思います。

ジェフのことはミラーが監督を務めているということで密かに応援しています。ヴェルディ戦では勝てるといいですね。

posted by liverbirdflying |16:08 | サッカー | コメント(0) | トラックバック(0)
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