2008年02月01日

【述】録画見直して語るボスニア戦 ”再雑感” <08.02.01>

ようこそのお運び厚く御礼申し上げます。

30日(・・・というか31日)のボスニア戦雑感コラムに多数コメントをいただきありがとうございました。
睡魔に襲われつつ投稿した事もあり、当方の意図に反して思わず閉鎖した筈のコメント欄を付加してしまいましたが、建設的&批判的様々な御意見等をいただきありがたく思っております。
・・・ですが煽り調のコメントも一部ありましたので、やはりコメント欄は削除いたしました。

とはいえ荒らし等ではなく真っ当なご意見等については、コメント欄掲載も妥当かと思い、コメント用に同内容のブログも立ち上げました。

>>>Link 以後コメントはこちらへ

◇ビデオを見直して改めて感じた事を振り返る

テレビで観るとボスニアのチーム全体の怠惰さ巧く暈されてましたねw
あと音響についても、グッドポジションにマイクを置いているせいでしょうか、スタジアムで感じた生温いの応援風景に比べ、声援が良く聞こえました。
(ホーム側ゴール裏の声援と当方着席したアウェイ側ゴール裏での違いもあるでしょう)

ボスニアの動きというか活動量が標準レベルで維持されたのは・・・前半20分まででした。その後は目に見えて運動量も落ち、予想通りの専守防衛に終始。
・・・結果、日本勢もボスニアに釣られるかのように、積極性とフリーランニングが減少、比例して試合の質も著しく下落。
・・・相手が相手だっただけに、中三日で臨戦した僕達の日本代表も、本気モードになれなかった、・・・・というのがこのゲームの本質でしょうか?w

◇チリ戦より前進した点は?

初戦より良くなった云々のご意見も多く見れますが、僕はその意見には頷けません。
日本が良くなったというより、相手が酷すぎたというのが本質ではないかと。
高い位置では殆どプレッシャーをかけられなかったボスニアの体たらくの恩恵もあり、日本はチリ戦よりミスを抑制でき、ボールも繋げれたに過ぎない気がします。 
実際アタッキングサードでのラストパスだったりトラップだったりという部分では、相変わらずミス多数散見。
ベタ引きの相手だっただけに、最後の崩しがスペース的にも時間的にも難しかった事はありますが、こういうドンビキの相手を崩すためのチームコンセプトが見られなかったのは危惧すべき点だと思います。

◇岡田監督の指導は浸透しているか?

彼の指導を懐疑的に見ているのは自身否めないと思ってます。
ですが、今の時点で「100%ダメだし」はしておりません。
できるだけ肯定的に彼の仕事振りをみようと思ってはいます。
・・・ですが。
まだ殆ど出てきてませんよね、岡田さんの意図というか意志が。
中村憲の展開力発揮が、初戦との決定的な違いだと確信しているのですが、
指宿合宿で遠藤に対し、サイドチェンジ抑制を指示したのは他ならぬ岡田監督。・・・ボスニア戦の中村憲は、岡田監督の指示云々ではなく、中村の自己判断で敢行したプレイだと思うのです。
・・・・「監督の指示だけでなく自分で考えるプレイの重要性」は推して知るべし。ですが、『監督が好んでいないサイドチェンジを、選手が自身の意図で反逆的に行い、チームが良い方向に転化した』・・・・のが事実であれば、「監督の指導力で良い方向に転んだ」訳ではないという事で。
・・・結局は前任者の遺産かよ・・と疑問が出るのも自然なことでしょう。

こんな細かい部分でも、その前後関係を分析すると、
「大丈夫かな~?!」と思わず心配しちゃうんですよねえ。
とはいえ就任後間もない事もあり、岡田監督の評点はタイ戦まで保留にしている次第。 一応気は遣っているつもりですw

◇特定選手の寸評再考

内田はそれなりにパスは出していたが、チームとして連動しておらず、独り善がり的な繋ぎでミスも多かったと思う。
またそれ以上に残念だった事が守備時の軽さ。
あのやる気ないボスニアですら、彼のサイドから何本も好クロスを上げれていました。守備面での意識向上が無い限り、加地超えは未だ難しいでしょう。
僕がタイの監督なら、日本の右サイドは集中的に狙いますね。

なお、僕のMOMは中村憲、です。
山瀬もボスニアがあそこまでグタグダになる前の前半とかで輝きを見せてくれていたら候補だったのですが・・・・
この試合の見るべき点は前半20分に集約されていた手前、ボスニア勢の圧力がまだ強かりし時期に、どんな仕事ができたか?!・・・・という観点で彼をチョイスしました。

◇代表は一選手のコンディション調整の場じゃない!

岡田監督への懐疑的な眼差しを払拭できないのが、高原の扱いです。
はっきりいって、試合感が頗る鈍い彼をスタメンで使う意味がわかりません。
ポテンシャルは代表FWの中でも屈指なのは認めますが、状態悪の彼に固執しすぎるのは、本番を睨むと危険です。
現状、高原がタイ戦で状態を飛躍的に上げてくるというより、この二戦同様ブレーキ役踏襲・・・・というシナリオの線が強い気がします。
状態悪の選手に「葵の御紋」を手渡し、チーム間の空気が淀む危険性も孕んでいます。
(古くは仏最終予選のカズ、独W杯のヒデなど、日本では一特定選手を
状態不問で重用すると悪い流れのスパイラルに嵌まる傾向あり)
指宿に呼んだからハジけない・・・という人間的情実も絡み難しい問題ですが、あの状態では使うべきでない。
むしろ一度はずした後の高原の男の意地的逆襲を待つ方が、健全なように思うのだが。

高原が『持ち前の切れ斬れフェイントを駆使してタイDF陣を翻弄!』と当方の邪推が杞憂に終われば良いのですが。

◇今は選手がこれまで培った経験&熟練度に委ねるべき

就任後2ヶ月弱で迎えるタイ戦、元々自身の色を塗りこむには時間的に無理がありました。
大熊コーチら既存スタッフや選手の意を尊重し、従来のサッカーで大一番に臨むべきです。
自身の色は、東アジア選手権&合宿で刷り込むべきです。

それと純粋な競争原理環境の整備は監督の重要なミッションです。
加地は、また加地以外の選手達も、あの内田のプレイを見ちゃ抜擢人事を「納得」してませんよ!
高原がタイ戦でも同様に不発だったら、高原個人だけではなく、監督への信頼も下がり、岡田監督が絶賛したチームの雰囲気すら淀む可能性大。
大きな問題もなく、良いサイクルで回転していたチームを引き継いだのですから、慌てて改革も改新もする必要ありません。
『動かざる事山の如し』でお願いしたいと思います。

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posted by lifeisfootball |23:30 | サッカー日本代表 | トラックバック(0)
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