2009年02月15日
★現状、出し切った感のある豪州戦、今更ながら雑感、みたいな
ようこそのお運び厚く御礼申し上げます。 時期を逸した感もありますが・・・・横国での”頂上決戦”vs豪州戦について雑感。 当日は横国に出張った当方ですが。 J開催の時は閑古鳥が鳴いている国内最大スタジアムも、さすがにフルハウスに近い65,000人が入ると「壮観」でしたね。 97年9月国立でのvsウズベキスタン戦の域には及ばずも、試合前の雰囲気も緊迫感・期待感があってナカナカでしたし。 そして試合結果・・・・・ スコアレスドローの引き分け決着ではありましたが、試合的にはそれなりに見応えはありました。 豪州の決定機はゼロ、かたや日本は少なく見ても3はあり、とホームの日本が終始押し込んだ試合ではありました。 試合無料動画はこちら>>> 試合スタッツはこちら>>> この試合をみて。 アナタはどう下記二択のどちらを思いますか? <選択1> (岡田監督が言うように精度を上げる等して)今後の日本代表に更なるノビシロがある <選択2> (あの豪州相手に出し切ってこれでは)現状が目一杯でノビシロはない サッカーに正解はない、・・・という格言とも詭弁ともとれる言葉があるが・・・・僕はこの問いの正解は<選択2>だと思われ。 ◇勝つ気なし豪州の予定通りの省エネサッカーに追随しての勝ち点1では・・・・ ・・・仮に日本がJリーグを週末にこなし、欧州に移動し、中1-3日間の間隔で、バリバリの国際Aマッチに臨んでいた考えたら。 如何に豪州のコンディションが万全とは程遠いものだったのか伺いしれる。 しかし、戦前あれほど強気な発言に終始していたピム監督が、ここまでチキンな戦術を採用してくるとはおもわなんだ。 コンディションが水準以上だったが手堅く守りにきたのか、それともコンディジョンがバラツキありすぎるがゆえなのか?! ・・・・どちらが本音なのかは戦後の談話でもピムは発信してくれなかったので掴み切れてはいない。 だが、必勝を期して臨戦してきたわけではなかった。 シャドーストライカーが本職のケーヒルを孤立無援のワントップに配し、4バックに中盤は三枚の守備的MF、ワントップを支える筈のトップ下二枚も、ケーヒルのフォローというより三枚の守備的MFのフォローに奔走する始末。 4-3-2-1、というより、攻めは一枚のみの4-5-1という超守備的布陣。 実質中1日のブレッシアーノは目に見えて重く、蘭AZ所属のフォルマンに至っては、守りばかりで存在感皆無。 いくら絶好調のケーヒルとはいえ、味方のフォローなしで日本のCB二枚を駆逐しチャンス&ゴールメイクできる道理はなく。 せめて、ケネディをワントップ、ケーヒルをトップ下に配した4-4-1-1だったら決定機を2・3回は創れただろうが・・・・・ 敵のフィットネス、そして前線への圧力皆無の守備的布陣が、日本の攻勢を助長したのは間違いない。 この日の豪州は、世界基準ではなかった。 ドイツW杯で16強に進出した当時の面影は霧散していた。 そこには、これまでの予選同様、AWAYでは手堅く勝ち点1を目指す、リアリストすぎる今予選定番の豪州の姿しかなかった。 ◇敵の超守備的布陣を打ち破るまではいかなかった日本代表 岡田流サンドイッチプレス、そして攻守の切り替え・出足の鋭さを如何なく発揮し、試合のイニシアチブを握った日本代表。 スピードに難のあるCB二枚の裏を狙った速攻も効果的で、惜しい攻めを何度も見せた。 しかし一本調子かつ、最後の最後で最前線への枚数が足りておらず、敵の堅陣を打ち破るには至らなかった。 後半、長谷部のシュートを大久保がブロックした時の攻撃枚数、あれが得点に向けては一つの理想形。 しかし総じて、枚数少ないFWに「エイヤっ!」とボールを配球する単調な攻めが多かった。 中盤のビルドアップや守備にも忙殺されている3FWが、更なる「創造性」とか「個人技」という美技を発揮する事なくして得点の臭いはしない、いつもの枚数不足の攻撃・・・・・。 岡田のサッカーは守備時のエネルギーがかなり求められるので、FWや得点を担う役割の選手にとってキツイ。 ゆえにシュートシーンなどでの最後の精度が、試合が進むにつれ更に劣化していってしまうのだ。 そして起点創りや溜め創りでは、日本イレブンの中でずば抜けた存在である俊輔も、自ら得点の意識は低く、相変わらずバイタルには勝負していかない(いけない?!)。 敵も、もっと攻めに転ずれば、その分敵守備体型にもスペースが生まれ、日本にとっては攻め易くなる・・・・そういう考えもあるが、攻めのバリエーションが少なすぎるのは問題だ。 俊輔溜め→内田&長友両SBのオーバーラップ。 ・・・・正直、攻撃時に連動性を感じるのはこの定番攻撃のみ、だ。 岡田日本得意のショートカウンターをうつ術がないこのような試合時は特に際立つ。(逆に守備時のSBのカバーリングの連動性は巧みだったが) 毎度おなじみの「(FWの)決定力不足」がドローの要因、ではない。 守られたら崩せない、攻撃のレパートリー不足が、日本の攻撃力アップの枷になっていると思われ。 ◇現状だしきった日本、残り一年弱で世界四強に近付けるか? ・・・・正直、このままでは無理だと思った。 あの勝つ気なし豪州に追随して台本通りのドロー決着に持ち込まれては寂しい。 逆の立場、すなわち日本がタイトなスケジュール下豪州に出張り、一方的に押し込んでのドロー、だったら評価も違ってくるかもしれないが。 日本の現状をだしきった末のドロー決着、豪州の狙い通りに勝ち点1を分け合うにいたった事実を看破し、危機感を覚えるべきであろう。 そして、岡田監督が、これ以上の高みに、日本イレブンを導いてくれるコーチか否か・・・・見極めるべきであろう。 試合中の用兵術も1+1=2の計算しかできないタイプだし戦術派という訳でもない。 松井アウトは型通り過ぎる見極めだったし、ケーヒルへのフォロー不足だった豪州の出足を勘案するに、マルクスの攻撃時の活用も、もっと大胆に動けた筈。 戦前の宣言(ホームだし絶対勝つ)と、実際の仕事ぶりがマッチングしないのだ。岡田は決して勝負師の監督ではない。 良くいえばリアリスト、悪くいえば臆病だ。 あの豪州にあの結果・内容には正直失望した。 局面では体幹の強さ等を発揮し、個の強さを感じさせた豪州だが、やってるベタ引きのサッカーは、中東諸国のそれとなんら変わらない。 引いた相手の崩し方の基本であるフェイクの動き、味方のためにスペースを作る動き、敵をおびき出す動き・・・・・意図あるフリーランニングの本数が激減してしまった日本代表。 遅攻時に際立つ単調な足元・足元のパスに終始する日本代表。 唯一の異分子ともいえたドリブラー松井をも躊躇わずハズし、日本一得点嗅覚の強い選手を、そのまんまポジションにはめ込む指揮官・・・・・彼の足し算(場合によっては引き算になってしまう)にしかなりえない用兵術も勘案するに、日本は袋小路からまだ抜け出せてはいない。 おれは豪州と同勝ち点のストレートインならともかく、豪州に突き放され一杯一杯ギリギリでの2位通過なら。 岡田監督とは袂を分かつべきと考える。 2010年、本気で勝ちにいくと考えるなら。 前回のカタール戦同様、岡田日本はベストパフォーマンスを発揮した。 これ以上の伸びシロを、コーチ岡田がどの部分を引き上げることができるのか?! 試合後の会見で「あとは精度を上げるしかない」と選手にサジを投げるような言及をしてしまった彼に、更なる引出しの奥深さは期待できないのではないか?! ・・・・俺はそう考えてしまってます。 豪州:10 日本: 8 バーレーン:4 カタール:4 ウズベ:1 数字上は相変わらず2強3弱状態のグループAだが。 3月のバーレーン戦次第でどう転ぶかわからない。 そしてバーレーン良くなってます。 マルズーキやAフバイルといった過去のビックネームを放逐し、ジェイシージョンやファタディといった帰化組の若手選手を、マチャラは巧く嵌め込み、間違いなく昨年9月に相対した時よりチーム力があがってきています。 ウズベ戦もロスタイムゴールの辛勝、・・・というイメージが強かったが、BSでの再放送をみたところ、AWAYのサッカーをしつつも、ウズベの心胆寒からしめる鋭利な速攻を何回も見せていた。 ウズベキスタンvsバーレーン戦無料動画>>> 俊輔、遠藤、マルクスが不在だったからといって、先日のアジア杯予選は完全な力負けだっただけに・・・不気味さは募る。 いずれにせよ3月のバーレーン戦こそが、グループの趨勢を決定づける大一番となる! 楽観したいが楽観しかねる岡田日本・・・・はたして。 最後に混戦模様のグループB、その戦いぶりはこちらでチェック! イランvs韓国戦動画はこちら >>> 北朝鮮vsサウジアラビア戦 動画はこちら>>> (了)
posted by lifeisfootball |23:12 |
サッカー日本代表 |
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★現状、出し切った感のある豪州戦、今更ながら雑感、みたいな
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管理人は、予選終了後の監督交代を望んでいるみたいだけど、日本代表を(W杯までの)短期間で世界基準のチームにできると思いますか?
または、誰が監督になれば世界基準のチームになると思いますか?
外国人監督だと、日本人選手をあまり知らないと思うので、期間が足りないと思います。(Jリーグの外国人監督は日本人選手を知っているかもしれないが、彼らの強奪はやめてほしい)
日本人指導者のなかでは、吉田靖氏が良いのではないでしょうか?
世界大会で攻撃的なサッカーをしていたから。
posted by KANADA | 2009-02-16 21:36
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