2008年11月23日
☆好試合目白押しのJ1@23節、注目の二試合を振り返る
うこそのお運び厚く御礼申し上げます。 三連休中日の23日は全国各地でJリーグが開催。 J1&J2其々残り三節という山場、競馬でいうなら最後の直線ゴール前残り200m という状況下、 いつにもまして好試合が多かったように思います。 ・・・当方が生観戦した千葉vs横浜を除いて・・・。 ◇スタジアムの極上雰囲気と試合内容がマッチしなかったフクアリ決戦 前半は双方ミスのオンパレード。 繋ぎのパス、トラップでイージーミスが続発し、必然的に試合の質は低調なものに。 特に勝つしかないホームの千葉は、消極的な戦いぶりに終始。 新居をトップ下気味に置いた4-2-3-1の布陣を敷いて臨戦も、 キーマンMFミシェウをベンチスタートさせてまで抜擢したこの選手が集団の中に埋没。 ミシェウのように繋ぎやビルドアップの部分で力を発揮できる選手でもないのにトップ下に配した監督の戦術観が理解できない。 連勝時の原動力になった両ワイドMF、即ち谷澤・深井も不調。 両SBを引き出せないまま無理にしかけてはボールロスを繰り返した。 そして前線の低調な動きは、巻をめがけた「蹴り込みサッカー」を誘発。 そんな安易な攻めで、中澤不在とはいえ堅牢な横浜FMのディフェンスを崩せる訳はなく、 90分通しで殆ど決定機を作れないまま0-3惨敗・・・。 ミシェウのベンチスタートも罪なら、0-3と試合が決してから投入するベンチワークの拙さには 眩暈を禁じえなかった。 前半のあのグダグダな内容なら、後半から彼を投入し仕掛けなければならなかったはず。 後半突入後も、開始早々から攻撃では簡単にボールロスを繰り返し、再三両サイドを破られゴールを脅かされる始末。 修正能力のないチーム力、そして監督力。・・・・今年の千葉はJ2に落ちるのも妥当な力量といえるだろう。 同行者が「良い練習試合でしたね」と皮肉るように、この千葉では大勝したからといって額面受けはできない。 だが両サイドをワイドに使った横浜FMのサイドアタックは及第点の出来といえた。 狩野のアクセントを創れる創造性、田中隼のダイナミックな上下動、そしてワントップに抜擢された北京五輪@韓国代表のFW金。 「高くて速くて柔らかい」往年のドラゴン久保を彷彿させる好選手が出てきました。 ◇九石ドーム首位決戦は男の戦い! チーム経験値と魔法使いの絶妙な采配が勝敗の分水嶺 荒れたピッチの影響もあり、技術的には粗も散見された大一番でしたが。 両チームの執念がぶつかり合った今シーズン屈指のベストマッチでした。 これぞまさに「ガチンコの好勝負」といえるでしょう。 勝敗を分けたのはディテールの差。 そしてチームとしての強かさというか経験の差か。 シャムスカもほぼ合格点といえる用兵術を駆使した。 先制を許した後の後半25分、ストッパー上本を外して切り札@家長を投入。 両WBをSB的に使いつつ前線の圧力を増すべく、4-4-2への流麗なシフトチェンジ。 FWが孤立気味だった状態を改善すべく、家長・金崎の両テクニシャンを併用し、高松&ウェズレイへの血行を改善させた。 またボランチのエジミウソンをトップ下同然のポジションに上げ前線のターゲット・シューターを加増。 それでも点が取れないと、今度はそのエジミウソンを下げデカ森島を投入し、身体の強い3枚を前線に当てパワープレイも視野。 遮二無二同点ゴールを狙いにいったのだが・・・・。 ただあえて辛口をいえば。 やはり家長の投入が10分遅れたと思う。 もっとこの切り札を早く使ってもよかったのではないか。 実際、家長投入後、鹿島の守備網は混乱が生じ、すわ同点か?!という場面も創られてしまった。 ・・・・大分がこの決定機を創る直前、接触プレイを起こした興梠に替え田代を投入する構えをみせていたオリヴェイラだが。 家長を抑えきれず、前述の決定機を作られた後、投入カードを守備的MFの船山に替え、家長を消しにかかりこれが成功。 ・・・船山投入後はほぼ完璧に大分攻撃陣を抑えタイムアップ。 老練なベンチワークと意思統一された戦いぶり。やはりJ最多タイトルホルダーである鹿島の底力は伊達ではない! 大分は選手もベンチも100%ファイトした。 その清廉かつ闘志溢れた戦いぶりは称賛に値する。 3万人を超えた観衆達も、結果は残念ながらチームの戦いぶりには一定の評価を与え家路についたことだろう。 ・・・だが辛口ブログ運営を気取る当方としては。 試合終盤、焦りからくる凡ミスが続発し鹿島にプレッシャーをかけられなかったのが残念だった。 最後の最後で、若いチームゆえの経験値の少なさが露見してしまったように思う。 ◇2008J戦線、混迷度は薄れつつある?! 今節の結果をもって、 優勝は、 鹿島・名古屋・川崎、・・・・に絞られたように思う。 名古屋&川崎はおそらく連勝するだろう。 鹿島にとって次節磐田戦が最後のヤマとなる。 残留戦線、 数字的にはまだ赤信号は灯っておらず、入替戦回避も可能な千葉だが。 今日のお寒い試合内容を見る限り、自動降格のもう一チームはおそらくこの千葉。 東京Vが入れ替え戦に回ると予想する。 ・・・はたしてどうなりますか。 (了)
posted by lifeisfootball |23:52 |
Jリーグ |
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