2008年06月07日
【到来】開幕迫るEURO2008!グループリーグC組&D組 展望!<08.06.07>
ようこそのお運び厚く御礼申し上げます。 サッカー欧州選手権2008開幕まで24時間をきりました。 前日に引き続き、グループリーグの趨勢、決勝トーナメント進出国などを、気ままに予想しちゃいます。 Gloup C・・・・1位フランス・2位イタリア・3位ルーマニア・4位オランダ 使い古されたフレーズですが。。。近年の各メジャー大会でここまで”死の組”という言葉が嵌まる組み合わせはなかったのではないでしょうか。 ワールドカップ優勝国にEURO優勝国が三カ国。アウトサイダーのルーマニアも、一角崩しできて何ら驚きのない地力ある好チーム。 全くもって予断を許しません。 フランスはギャラス&テュラムのCBコンビは、スピードある敵FWの対応で懸念を残すとはいえ、それでも同組四カ国の中では一番のディフェンスラインか。 中盤-前線にかけての質量かねそろえた陣容は、復権に向け胸をはれるもの。 ベテランと若手が良い感じで融合している。 MF/22/リベリー(バイエルン所属)は、ポルトガルC.ロナウドの影に隠れているが、今大会の主役候補の人材。 現代風の走れるファンタジスタが、フランスを再び高みに導くか。 そんなリベリーがチャンスメイキングしたボールを、ゴールに叩き込む役割を担うFW陣も層が厚い。 FW/12/アンリ(バルセロナ)、8/アネルカ(チェルシー)、9/ベンゼマ(リヨン)、10/ゴブと、陣容豊富で、試合が膠着した時も、いろいろ手が打ちやすいのではないか。 所属クラブでのアンリの不調が気になるも、ドメネク監督が、エコヒイキせずに調子の良いFWを普通に使えば、チームは更に良い方向に回転するはず。 重ねていうが、復権の準備は整った。 DF/5/カンナバーロ(Rマドリー)の負傷離脱は痛すぎるが、それでもアッズーリ@イタリアの経験値こそが、死の組を抜け出すバックボーンになる。 長身FW/9/トニ(バイエルン)をワントップに、昨今流行りの4-1-4-1の布陣がベースのイタリアは、トニの決定力&ポストプレイが、攻撃時の生命線。 トニの奥深いポストプレイに左右両翼のMF/16/カモラネージ(ユベントス)、11/ディ・ナターレ(ウディネージ)が絡むプレイで、直前のテストマッチ@ベルギー戦は両名の3得点で完勝した。 アンカー役を担うMF/10/デ・ロッシ(ローマ)の前線への飛び出し&得点力と、司令塔/21/ピルロ(ミラン)の展開力、そしてジョーカー役の今季セリエA得点王/7/デルピエロ(ユベントス)と、膠着状態を打破できる駒の豊富さはフランスと双璧。 カンナバーロの代役DF/23/マテラッツイ(インテル)は、クラブで今季不調だっただけに、DF/6/バルザーリと組む最終ラインの堅固さは、ベスト時のイタリアより一枚堕ちる気がするが・・・・・それでも抜け出し可能とみた。 エレガントなパスサッカーを志向する「美しく勝つ」ことがポリシーの国、オランダ。 FW/9/ファン・ニステルローイ(Rマドリー)、10/スナイダー(Rマドリー)、11/ロッベン(Rマドリー)と、同所属クラブ3人のアタッキングトライアングルの連携の巧みさは最上級。 ドローに終わったテストマッチvsデンマーク戦の先制ゴールなんかはその典型。 トライアングル三極のどこでも嵌まる、7/ファン・ペルシー(アーセナル)や、ファンバステン-ベルカンプ-ファン・ニステルローイの系譜を担う次代のエース、19/フンテラール(アヤックス)らがバックアッパーとして控え、攻撃陣の質は参加16カ国の中でもトップクラス。 ・・・・だがディフェンスラインが、14/バウマ(アストンビラ)、3/ハイティンハ(アヤックス)、4/マタイセン(ハンブルガーSV)と、攻撃陣の華やかさに比べ見劣り著しい。 他グループだったら決勝トーナメント出場は堅い今回のオランダだが・・・・・今回は運が悪すぎた。 「美しく勝つ」ことを目指し、「美しく散る」か?! 波乱を巻き起こしてほしいルーマニアだが、決勝トーナメント進出はさすがに期待しすぎか。 FW/10/ムトゥ(フィオレンティーナ)、MF/5/キヴなど、セリエで活躍するワールドクラスの選手もいるが、他のメンバーが続かない。 そのムトゥもチーム合流後軽い肉離れを起こしたり、キヴも脱臼癖が直らず痛みを抱えながらのプレイを強いられている状況。 選手から信頼厚いピトゥルカ監督が、いかにコレクティブなチーム練成を成し得ようとも、試合を決められる選手の質量が他三カ国とここまで開きがあっては厳しい。 とても興味深いC組、終わってみれば無難な決着となりそうだ。 Gloup D・・・・1位スペイン・2位ギリシャ・3位ロシア・4位スウェーデン 他グループに有力国がまわり、地味というか渋目の国々が集ったD組。 やはりこのグループは、スペインを中心に回るか。 近年最高の陣容と思しきスペインにとっては、44年ぶりの戴冠に向け、恵まれたドローだったといえる。 アラゴネス監督はスペインの基本布陣として、イタリア同様4-1-4-1を採用。 ラウル外しは物議を醸したが、信念を通せたのは、ワントップの重責を担うFW/9/Fトーレス(リバプール)の成長が大きい。 そのトーレスの下に構える”黄金の4人”MF/21/シルバ(バレンシア)、8/シャビ(バルセロナ)、10/セスク(アーセナル)、6/イニエスタ(バルセロナ)の四枚が、次代のサッカーの象徴のようなプレイを魅せるのではないかと。 流麗なパス&躍動感ある走りを織り交ぜ、パス&ゴーを極めたムーヴィングフットボールが展開される筈。 膠着時に試合を動かせるバックアップメンバーも充実。 チーム随一の点取屋/FW/7/ビ-ジャ(バレンシア)がベンチスタート濃厚という勿体無さ。リーガ得点王のFW/17/グイサも控えるのだから脅威。 黄金の4人に不慮の事態が生じても、今季躍進したビジャレアルの屋台骨を担ったMF/12/サンティ・カソルラ(ビジャレアル)、19/Mセナ(ビジャレアル)が控える。 左右両サイドバックも参加16カ国中、随一のタレントが控える。 右SB/15/Sラモス(Rマドリー)の馬力ある縦への推進力と、得点力ある左SB/11/カプテビラ(ビジャレアル)の二枚が、こう着状態を打破するニトログリセリンになりえる存在。スペイン伝統の切れ味鋭い両槍は健在なわけだ。 穴は、ここもディフェンスラインか。 CB/4/マルチェナ(バレンシア)のスピード不足は、テストマッチ時悪い意味で目についた。右SBにリバプール所属の18/アルベロアを配し、Sラモスを持ってくるコトも視野にいれねばなるまい。 とはいえ弱点に目を瞑ってでも見守りたい、エレガントな攻撃サッカーが見もの。 無敵艦隊復活の狼煙は、44年ぶり欧州制覇をなしえた今大会から始まるか?! スペインにはぜひあらたな歴史を刻印していただきつつ、次代サッカーの道しるべとなってもらいたいものだ。 前大会の覇者ギリシャは、質量レベルアップした攻撃陣の飛躍もあり今大会も不気味な存在。 ”キング・オットー”の存在と、堅守速攻の戦術にブレがないのは強み。 チームの一枚岩な団結力は出場国中屈指かも。(監督と選手の信頼感がないチームは勝てないというのが当方の持論) スシボンバー高原からレギュラーを奪取した、FW/20/アマナディウス(フランクフルト)、トップを張るFW/17/ゲカス(レバークーゼン)ら攻撃陣に若手のタレントが出現したことで、レーハーゲル監督の切るカード・戦術も前大会より引き出しの数を増やしている。そして前回優勝の原動力になった、10/カラグニス(パナシナイコス)、6/バシナス(マジョルカ)、21/カツラニス(ベンフィカ)の中盤三枚は健在。 このMFトアイアングルが、レーハーゲルの堅守速攻サッカーの屋台骨を担いハードワークする。 経験豊富で実力的にも水準以上の中盤三枚が機能すれば、ギリシャが大崩することはあるまい。 当方がギリシャを二位に予想するのも、この猟犬のような中盤三枚が健在なことが主因だ。 ロシアは、BRICSの一カ国に数え上げられているように自国経済の堅調さにあわせ、自国プロサッカーリーグも復活著しい。 そんなバックグランドの元、FW/21/シチェフ(Rモスクワ)や、UEFA杯を制したゼニトのエース10/アルシャビンといった年齢的に中堅所の有力選手を多く輩出できるようになってきている。 チェスカ・モスクワのDFライン三枚、すなわち、2/ワシリー・ベレズツキ、5/アレクセイ・ベレズツキ、そしてリベロ役の、4/イグナシェビッチと、平均身長187cmを超える屈強DF三枚を、そのまま代表でもレギュラー起用しているあたりに、監督ヒディングの強かさが垣間見れる。 サプライズを起こす可能性はあるチームだ。 メジャー大会の常連@スウェーデンだが今大会は苦しいか。
今年に入ってのテストマッチはスロベニアと1-0に勝った2勝だけ(3敗1分)と、状態疑問。その6試合、二点以上獲ったのは皆無と攻撃陣の不調は深刻。 エースFW/10/イブラヒモビッチ(インテル)も膝の状態が不調、そして若手の新陳代謝が乏しく、37才のベテランFW/17/ラーション(ヘルシンボリ)を招集せざるをえなかったあたりに、ラガーベック監督の苦悩が伺いしれる。 気配イマイチ、かつ堅守速攻型の対戦チームに弱いという悪しき伝統を持つお国柄だけに、ロシア&ギリシャと同グループになったのは、決して幸運なコトではない。 スペインが三連勝、二位をギリシャとロシアが争う展開とみる。 同グループ開幕カードのスペインvsロシアも興味深いが、このグループの趨勢を占うのは、6月14日に、宮本ツネ様の”現ホムスタ”ザルツブルグで行われるリシャvsロシアの一戦でしょう。 ・・・・ってコトで準々決勝の対戦カードは・・・・ スペインvsイタリア フランスvsギリシャ、とよむ。 異質のサッカーがぶつかりあう南欧対決は”未来サッカーの具現者”スペインが勝ち切り、フランスはEuro2004の借りを同じQFの場でギリシャに返す。 そしてセミファイナルは、スペインvsフランス 今度はスペインが、直近の06W杯ベスト16をはじめ、近年何度も煮え湯を飲まされ続けたフランスにリベンジを果たすと期待。スペインがフランスを沈めファイナリストに。 ・・・・・決勝の舞台、オーストリアの首都ウィーンのUEFA五つ星スタジアム@エルンスト・ハッペル・シュタディオンに駒を進める二カ国は・・・・・ドイツvsスペインと予想するわけだ! 激闘の末、スペインが44年ぶり欧州王座に返り咲くと予想しておきましょう! 前夜に続き長文を最後までご一読いただき、まことにありがとうございました! ともにEuro2008を思いっきり楽しみましょう!!! (了) この投稿へのコメントはこちら>>> (注)サッカー関連以外のコメントについては一切掲載いたしませんので御了承ください
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posted by lifeisfootball |08:00 |
EURO2008 |
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