2009年04月23日

4月18日 vsFC東京戦 -いまさらですが

 同点ゴールが決まったとき、巻がボールを抱えてハーフウェーラインまで戻った。それはつまり2点目を狙うことを意味していた。逆にFC東京は虎の子を1点を守るのか、2点目を取るのかがはっきりしていなかった。その意識の差が、決勝点をジェフに呼び込んだ。それは、奇しくも12月6日のフクアリの奇跡と同じ構図だった。

 逆転勝ちを収めたとはいえ、試合内容はきわめて低調だった。
 なによりも一つ一つのプレーの精度が悪い。バックパスも下がりながら受ける形が多いため、押し込まれてしまう。前線へのボールも精度が悪く巻にうまくつながらない。それでも巻はあきらめずに競り続ける。深井はボールを追い続ける。結果として、それがFC東京DF陣の体力を奪い、重要な局面でのミスを誘うことになる。1点目のシーンは、巻は完全にフリーだったし、2点目も深井のスピードについていけなかった。「局面で走り負けない」という泥臭くもクレバーなプレーを見せたが、やはり精度の悪さは改善しないと今後は厳しいくなることは間違いない。

 正直、今回の逆転劇はFC東京のミスに助けられたところも大きい。試合後の城福監督のコメントにからも、FC東京は1-0でゲームをクローズするつもりであったが、ピッチ上の選手にはそれが伝わってはいなかったようである。一方でジェフは1-1追いついた後、巻がボールを抱えてハーフウェーラインまで走って戻ったことで、チーム全体が2点目を狙いにいくという姿勢が明確になっていた。両者の意識の差の大きさが勝敗を分けたともいえる。

 試合内容は悪いが、先制されたために、攻めるという意識だけが統一されている。結果、逆転勝ち。この両者のマッチアップには何かあるのかもしれないが、ひょっとしたら両者ともに昨年から何も進歩していないのではと少々不安にもなりますが。。。

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posted by kiwi |17:47 | 観戦記 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年04月05日

4月4日 vs山形戦 -ミッション失敗

 前半はリスクを犯さずに後半にリスクを犯して点を取りにいく。特にアウェーではそういう戦い方をジェフは目指しているのだと思っています。(たとえばサイドバックのあがり方なんかは、前半よりも後半に多く見られますし。)
 だからジェフのアウェーでの試合は非常に堅実な戦い方になります。今回も中盤のそこに斉藤を入れることで、相手の中盤からの攻撃を効果的にシャットアウトできていました。その一方で中盤の前目の人数が足りず、攻撃では、巻にボールがいってもその後にボールが続かないという状況が多く見られました。これに関しては、巻と新居/深井のコンビネーションの問題も多少はあるかと思いますが、やはり前線にいるのが巻と新居/深井だけではやはり数的にもそして残念ながらも質的にも足りていません。

 しかし、今回は極力リスクを犯さずに失点をしない形でゲームを進め、機会があれば得点するという1-0を目指したサッカーだったと思いますから、あまり無理に中盤を押し上げてボールを失うのは怖い。こういう考え方自体はリスクマネジメント的には問題ないかと思いますが、もし0-0でなくて1-0を狙うのであれば、90分の間のどこかに存在する機会を逸しないことが最重要になります。
 今回のゲームで言えば、後半の半ばくらいにあったジェフの時間帯で、もっと圧力のある攻撃をしておかないと厳しいでしょう。あの時間帯は長谷川が完全に孤立していたので、もっと中盤全体が押し上げて、どんどんミドルを打つでもよいし、もっとサイドバックがあがってボールをあげるでもよかったかなと振り返ってみれば思います。

 ただ、結局は1-0を目指した試合で失点して負けてしまったということは、悲観的に見れば「失点を極力しない状態で勝ち点を得るというサッカー」があまり浸透していないのかもしれません。
 前節の川崎戦もアレックスを完全に中村にマンマークにつけ、開始0分にとった虎の子の一点を守りきろうとしたものの失敗しています。
 つまり、目的は達成されていません。

 優勝を目指すと公言している以上、こんなところで足踏みをしている場合でないはずです。
 次節の磐田戦、ホームで勝点3をぜひとも!

posted by kiwi |18:52 | 観戦記 | コメント(0) | トラックバック(0)
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