2009年04月26日

第34週 v ハル (A) : まだ終わらせない

Week 34 : 25th Apr, 2009

ハル 1v3 リヴァプール 

先発:4-5-1
レイナ:アルベロア、シュクルテル、キャラガー、インスーア:マスチェラーノ、アロンソ、ルーカス、ベナユン、カイト:トーレス

交代:エル・ザールマスチェラーノ’83)、アッガーベナユン’88)、ドッセーナカイト’91+)

得点者:アロンソ(’45)、カイトx2(’62、’89)、ジオヴァンニ(’73)

退場者:フォラン(’59)

*MOM:カイト



雑感:

残すところ5試合となり、勝ち続けることのみを目指し戦うリヴァプール。 ユナイテッドが滑ることを待つしかない状況は変わっていない。 ミッドウィークの引き分けでさらに2ポイント差が広がり、勝ち点差は6。 苦しかった状況が更に苦しくなったが、もう終わってしまったことは変えられない。 残り試合を全て勝つことだけを考えて、あとは運を天に任せるだけ。 上がなかなかこけない中でモチベーションをキープするのは大変なはずだが、選手たちはひたすら目の前の試合に勝つことだけに集中している。 今回の試合は、降格圏が近くなり必死にもがいているハルが相手。 シーズン序盤の快進撃が嘘のようなここ数ヶ月だが、侮れない相手であることに変わりはない。 厳しい戦いが予想された。



ジェラードはまだ怪我でベンチ外。 メンバーはCL2ndレグとほぼ同じで、違うのは左バックのインスーアだけ。 カイトが左で、ベナユンが右。 一歩のハルは、マヌーチョがベンチスタートとなった。 最初の見せ場はすぐ訪れる。 ロングボールのこぼれ球を拾ったベナユンがドリブルで相手をきりきり舞にさせ、シュートはブロックされるも、トーレスがシュート! マイヒルがなんとか弾いてコーナーへ逃れる。 次もベナユン。 今日も序盤からキレが抜群で、左サイドで相手に尻餅をつかせると、切り込んで右足で巻いたシュート! 惜しくもバーの上へ外れる。 そんな中、最初のピンチはマーニーのミドル。 プレスが遅れて真ん中が空き、ドリブルでエリアへ近づかれるも、シュートは弱く外れる。 少しずつハルの出足が良くなり始めて、なかなかエリアへ近づけないでいると、与えたコーナーからジオヴァンニ! 遠目からの綺麗なミドルが僅かに左に逸れ、胸を撫で下ろす。



少しフワフワしているレッズ。 中盤で少し余裕を与えてしまい、インスーアの裏を突かれるパスを許すと、リケッツからクロスが入る。 シュートまでは許さないが、押され気味で嫌な展開。 浮き足立っているチームを表すかのように凡ミスも連発。 まずシュクルテルが、ラインを割ろうとしていたFKをコミュニケーション不足で触ってしまいコーナーに。 アルベロアも放ってけばいいボールを触って、またコーナー・・・ ディフェンスがどうもおかしい。 スローインも合わせ、エリアにクロスを何本も入れられる怖い展開。 久しぶりに攻め込み、シュートチャンスがルーカスに訪れるも、引っ張りすぎ。 シュクルテルの不親切な弾んだバックパスをレイナが蹴り損なう場面も。 



どうも落ち着かない展開が少し続いた後、マスチェラーノが敵陣に突っ込んで、少しラッキーなFKを獲得。 蹴るのはアロンソ。 最初のシュートは壁にぶつけてしまうも、跳ね返りをボレーでズドン! マイヒルは視界にいきなり飛び込んできたボールに手を伸ばすも、届かずレッズが先制! それも前半終了直前というこれ以上ないタイミング。 降格が現実味を帯びてきているハルの気迫に押されて内容は悪いながらも、先制してハーフタイムへ。 少しは安心して後半を見れそう。



後半が始まる前にカイトベナユンが左右交代。 最初のシュートは、この日どうもしっくりきていなかったトーレス。 アロンソベナユンがテンポよくサイドで繋ぐも、ロングシュートは大きく外れる。 ピッチが悪いようで、レイナがまたもミスキック。 カイトアルベロアが右サイドを上手く崩し、こぼれ球をトーレス! ボレーは僅かにバーの上を飛んでいく。 そして、試合の行方を左右する、フォランへのレッド・・・ スクリーンでコースを消されたシュクルテルに腹を立て、倒れたところを蹴りつけて退場。 こんな場面はサッカーでは当たり前だし、どういうことになるかは分かってるはずだが・・・ いずれにせよこれは大きい。 そして直後のコーナーからカイトが2点目!! ベナユンの短いクロスのこぼれ球をシュクルテルがシュート! 叩きつけられたボールは枠から外れていたが、カイトが頭を出してコースを変えて押し込み、大きな2点目。



その後もチャンスはレッズ。 アロンソのコーナーからダイレクトでインスーアがボレー! 綺麗にミートするも少し高過ぎ。 トーレスベナユンからのパスを枠に飛ばせず。 相手のコーナーを奪った後のカウンターからのビッグチャンスは、マスチェラーノが飛び出してオフサイドにしてしまう。 そして、逆にカウンターから失点・・・ メンディーのロングボールにクザンが反応。左サイドから切り込んでシュクルテルをかわすと、グラウンダーのクロス。 インスーアが見とれている隙にジオヴァンニに難なく決められて2-1。 10人の相手に失点・・・ 少し前までなら考えられないが、問題があるのは確か。 トーレスがエリア内でルーカスへピンポイントの横パスを通すも、右足に持ち替えている間にタックルが入る。 マスチェラーノのミドルは枠の上。 更にはカイトのクロスにトーレス! しかしヘッドはバーに弾かれる・・・ ブラウンはさらにカードを切ってくる。 マヌーチョが入ってきた・・・



1点差に詰め寄り、積極性が増すハル。 シュクルテルが左サイドでFKを献上も、なんとかレイナがパンチ。 マスチェラーノエル・ザール交代・・・? ハルのコーナーのこぼれ球をカイトが必死に蹴り出す。 また相手のロングスローとセットピースが増えてきて、どう転ぶか分からなくなってきた終盤。 しかし、貴重な1点はレッズに入った。 アロンソが右に展開、エリアに入ってきたアルベロアのシュートがキーパーに弾かれると、こぼれ球をカイトがボレー!!! よし! 3-1!!! またも終了間際のゴールが決まる。 そしてホイッスル。 しっかりと勝ち点3を取ることに成功。



振り返ってみれば、退場が大きかった。 降格を争うチームとこの時期に当たるのはどのシーズンでもきついが、今回もそれは変わらず。 苦しい試合になったが、それでもしっかり勝ちきった。 だが直後の試合では、ユナイテッドがまたも逆境を跳ね返して勝利・・・ ハーフタイムで0-2、スパーズが悪くても引き分けくらいには持ち込んでくれると期待していたが、結局はベッカムがいた頃に見たことのあるような展開で5失点。 逆に勢いを付けられてしまった感じだ。 最終戦の1つ前でアーセナルと当たるまでのユナイテッドの相手は、ボロシティウィガン。 シティ戦がホームで、あとはアウェー。 シティが久しぶりにアウェーで勝ったこと、それもエヴァートンを倒しての勝利だったことは、少し希望を与えてくれる。 ボロも降格圏にいるので、ユナイテッドも戦い辛いはずだ。 レッズは、もう相手がどうこう言っている状況ではないのでわざわざ書き出しはしない。 ディフェンスだけは修正が必要。 攻撃に関しては、ジェラードがいなくても機能している。 トーレスが一番働きやすい布陣を固定しているおかげで、チャンスを十分作れている。 ベナユンの存在も頼もしい。 あとは、しっかり勝ち続けて奇跡を待つだけ。 今期のレッズを見ていれば、諦めないことの意味は十分分かっている。

posted by NO8 |16:52 | 08/09プレミアリーグ | コメント(1) | トラックバック(0)
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2009年04月25日

第33週 v アーセナル (H) : 大きな代償

Week 33 : 21st Apr, 2009

リヴァプール 4v4 アーセナル

先発:4-5-1
レイナ:アルベロア、キャラガー、アッガー、アウレリオ:マスチェラーノ、アロンソ、ベナユン、リエラ、カイト:トーレス

交代:バベルリエラ’73)、エル・ザールカイト’86)

得点者:アルシャヴィンx4(’36、’67、’70、’90)、トーレスx2(’49、’72)、ベナユンx2(’56、’93+)

*MOM:トーレス



雑感:

勝てた試合だった。 ではなく、勝たなければいけない試合だった。 もう取りこぼしは許されなかったのに・・・ 90分を通して内容が本当に良かっただけに、悔やんでも悔やみきれない。 相手のお株を奪うかのようなパスサッカーに前線からの激しいプレスを混ぜ合わせ、難しい相手を常に厳しい状況に追い込むようなサッカーをしていた。 選手は皆いくつも先のプレーを見越して動くし、1対1で仕掛ける場面もシーズン序盤の何倍にも増えた。 どれだけのシュートを枠に飛ばしたことか。 ノンストップで走り続けた選手たちがどれだけ勝利への執念を見せたことか。 それだけに、4失点中3失点が自らのミスから生まれた、本当なら生まれるはずのないゴールだったことが悔しい。 崩されてないのに点を取られた。 人数は足りてるのに点を取られた。 勿体なさ過ぎる。 



試合前、レッズには喜ぶべき状況がいくつも重なっていた。 トフィーズが週末の試合でPKの末ユナイテッドを撃破したこと。 月曜の時点でアデバヨールファンペルシーの欠場が決定していたこと。 そして、週末に試合に負けた中3日のアーセナルに対し、リヴァプールは1週間ぶりの試合だったこと。 勝ち点3以外許されない中、残り6試合を全勝で終える必要のあるレッズにとって、これ以上ない追い風だった。 レッズジェラードがいないが、怪我はどうしようもない。 カイトが真ん中に入って、ベナユンが右。 一方のアーセナルは先発の半分が控え。 ホームということもあるし、勝ち点3は至上命題。 それを重々承知のレッズは、試合序盤から飛ばした。 怒涛の攻撃を見せた前半、口火を切ったのはトーレス。 左サイドで相手二人をスピードで一気に置き去りにし、エリア左からファーを狙うも正面。 サイドに素早く散らして次々とエリアへなだれ込むと、リエラのミドルがまたファビアンスキの正面をつく。 カイトのスルーパスにベナユンが抜け出すも、これもファビアンスキが先。 アーセナルは苦し紛れのロングボールだけで、レッズにとっては素晴らしい立ち上がり。 



中盤の狭い範囲での攻防にレッズが勝り始めると、段々と敵のゴールが近くなる。 マスチェラーノのミドルが外れた後、トーレスのハーフボレーがトップコーナーへ飛ぶも、ファビアンスキがまたもセーブ。 リエラが絶妙なヒールパスからカイトとワンツーで抜け出すが、クロスが合わない。 しかし、奪われてもすぐさま中盤より前の強烈なプレスで圧倒し、まともに組み立てすらできない状況を作り出す。 カイトも珍しいトップ下ながら流れを止めないような素晴らしい働き。 カウンターから最初のピンチもファブレガスのボレー気味のパスは届かず。 トーレスが胸トラップからトゥーレをブロックし、上手く体を入れ替えビッグチャンス! エリア外から強烈なシュートを放つが、正面・・・  更には、コーナーからのアッガーのヘッドもライン手前でクリア。 少し歯痒くなってきたころ、マスチェラーノのコントロールミスから自陣深くで奪われ、最初のシュートで失点・・・ ウソだろ・・・ 



が、ここで落ち込まない選手はさすが。 まずカウンターからベナユンがエリア内で3人相手に巧みなドリブル、左足で狙うも素晴らしい反応で防がれる。 コーナーからの混戦も押し込めず、ベナユンのヘッドも僅かに高い。 少し目立ち始めていたロングボールも、トーレスが何度も上手く押さえてチャンスに繋げるもゴールはならず。 前半終了間際、ベナユンの絶妙ヒールからリエラがクロス、アロンソが左足で狙うも、またも正面。 攻めて攻めて攻めまくるが、リードされての折り返し。 点が入る匂いは十分過ぎるほどするのだが・・・



カイトが右へ移り、ベナユンが中へ入った後半。 早いうちに追い付きたいと思っていると、カイトのクロスをトーレスが頭で叩き付けてゴール! よし! 1-1! 展開は前半と同じで、ミスもなくプレスも完璧。 そう思っていると、一気に逆転! キーパーとバック陣にプレッシャーをかけ、苦し紛れに蹴られたボールをカイトがカット。 持ち上がりクロスを上げると、ベナユンサーニャとぶつかりながらボールをゴール方向へ。  ベナユンの勇気あるプレーのおかげでボールがラインを割り、2-1!! 逆転!! 直後、右からのクロスをダイレクトで合わせたトーレスのエリア内からのシュートは正面。 カウンターからリエラトーレスが良い形で抜け出るも、トーレスに合わせられずにため息のアンフィールド。 ここで要注意のウォルコットが入る・・・ そして、またもミスから失点・・・ 今度はアルベロアキャラガーからのヘッドをインターセプトされ、アルシャヴィンに素晴らしいミドルを沈められて2点目を献上・・・ 掴んでいた流れを、またも自ら手放してしまう。



気落ちしないようにと考えていたら、またまたまたアルシャヴィン・・・ 2度あることは、3度あった。 左からのクロスを、得意の左足で処理しようとしたアウレリオのクリアミスが、なんとまたしてもアルシャヴィンの下へ。 低いシュートをレイナが防げず2-3・・・ が、落ち込む暇もないまま、今度はトーレスレッズに希望を与えるゴールをプレゼント。 左からのクロスをエリア内でピタリと止めると、目の前のシルヴェストルをキックフェイントで瞬く間にコースから外し、ゴール右下へ流し込んで3-3!!! 周りを使う雰囲気があまりないトーレスだが、コンディションがいいのだろう、1人で何でもやってくれる。 一気に勝ち越しにかかると、コーナーからトーレスか゛ヘッド! しかしこれもライン上でクリア。 今度は、キャラガーがどうしても欲しい4点目を取りにドリブルで攻め込んでシュートまでいくも、枠の外。 勝利のため、全力で動き回る選手たち。



カウンターの時にウォルコットが怖いけど、まだなんとかなってるなと思っていた矢先、コーナーから一気にそのカウンター! ウォルコットに渡った時点で、守っているのはアロンソ1人。 逆サイドにはウォルコットと並走するアルシャヴィン。 ずっと出てるのにどんな脚力してるんだ・・・ 追いつけるはずもなく、パスが通って今度は左足で決められ、3-4・・・ けど、ロスタイムは5分ある。 そしてやはり、レッズは見捨てられてはいなかった。 エルザールが強烈なシュートを正面で弾かれ、死力を尽くしてエリアへボールを放り込むと、 こぼれたところにベナユン!!!! 4-4!!!! よぉし! 終わってない! もう1点頼む! ディアビのハンド! ない・・・ そして、終了の笛・・・



あっという間に過ぎた、内容の本当に濃い90分間。 この短い期間にまたも名勝負が生まれた。 ミスを犯してさえいなければ、これほどまでドラマティックな展開になったか分からないが、ここ4試合で11失点。 得点がどんどん入るのは良いことだが、点を取っているせいでディフェンス陣が緊張感を保てないようになるのであれば、元も子もない。 中盤から前の選手はプレスなど守備面においても本当に大きな貢献をした。 その反面、今回に関しては両サイドバックとマスチェラーノが、それぞれのポジション上一番してはいけないと分かっているはずのプレーをしてしまった。 その代償は大きい。 ユナイテッドが勝って勝ち点は実質6差。 しかし、試合数、対戦相手共に、これから先ユナイテッドにとって楽とは言い難いのもまた事実。 勝てる相手に引き分けてしまったのは、もう仕方ない。 ジェラードが言う通り、勝ち点7と勝ち点6では大きな差。 チャンスはまだある。 できるのは、この試合で学んだミスを残りの5試合で繰り返さないこと。 攻めているときのリヴァプールは強くなった。 あとは、強かったはずのディフェンス陣の集中力の回復。 残り5試合、もう1つのミスも許されない。

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2009年04月18日

CL Quarter-Finals 2nd Leg v チェルシー (A) : 栄誉の敗退

CL Round of 16 2nd Leg : 14th Apr, 2009

チェルシー 4v4 リヴァプール
         Agg(7v5)

先発:4-5-1
レイナ:アルベロア、シュクルテル、キャラガー、アウレリオ:アロンソ、マスチェラーノ、ルーカス、カイト、ベナユン:トーレス

交代:リエラマスチェラーノ’69)、エンゴグトーレス’80)、バベルアルベロア’85)

得点者:アウレリオ(’19)、アロンソ(’28(PK)),レイナ(’51・OG),アレックス(’57)、ランパードx2(’76、’89)、ルーカス(’81)、カイト(’83)

*MOM:アロンソ



雑感:

負けた。 けどなぜか、悔しくなかった。 晴れ晴れとした気分で、何か納得しながら、握手しあう選手たちを眺めていた。 全身全霊を傾けて90分間を戦い抜いた選手たち。 全員に拍手を送ろう。 壮絶なドラマを見せてくれた。 これから先、いつまでも記憶に残る素晴らしいドラマを。 本当にありがとう。 



まず試合開始前に最初のショックがあった。 ジェラードの名前がどこにもない。 ベンチにさえない。 3点が必要な状況で、一番頼りにしていたキャプテンがまさかの不在。 怪我から復帰して間に合うだろうと言われていた分余計に、ショックは大きかった。 個人的に、この時点で少し弱気になってしまったことは否定しない。 大丈夫なのか・・・ これまで何度もジェラードなしで結果を出してきているにも拘らず、未だに彼のいないチームを信用しきれていなかった。 もう仕方ないと割り切って布陣に目を移すと、リエラではなくベナユンが左。 アッガーはベンチで、シュクルテルアウレリオが復帰。 チェルシーテリーアレックスが代わっただけで、後は1stレグと同じ。 ホームとアウェー、同じスコアになることが多いCLでのこのカード。 果たして今回はどうなるか。 



立ち上がりすぐ、アレックスが最終ラインでコントロールミス! ゴールキックへ逃れるも、少なからぬ緊張が窺える。 序盤のリヴァプールは、3点必要とはいいつつ、プレスもそれほど激しくはない。 チェルシーも相手の出方を窺っている様子。 ドログバが少し足を痛めるシーンも見られたが、プレーは続ける様子。 そして、ゲームが少し落ち着いてきた頃、最初のビッグチャンスはレッズに訪れる。 カイトの縦パスを、ベナユンジダンのように巧くヒールで流してトーレスへ。 完璧なファーストタッチでボールを押さえ、スペースを作って左足で狙うもバーの上! 惜しいチャンスを逃す。 一方、チェルシーランパードが長めのFKを狙うも僅かに外。 そしてこの辺りから、エリアの中に何人も並べて守るチェルシーレッズが押し込み続ける時間帯に。 そして、信じられない形で先制点が入る。 ゴール右35mのFK。 その直前に、似たような位置からクロスをクリアされていたこのシーン。 誰もがまたクロスが上がることを予想する中、アウレリオはなんと1枚の壁の内側へ、低く曲がる弾道のボールを放つ。 ニアポストをぽっかり空けていて欺かれたチェフが、飛びつくこともできないほど完璧なコースへ向かうボール。 ニアポストすれすれに飛び込み、先制点! 希望を取り戻す大きな1点がレッズに入り、これであと2点!! 絶対に欲しかった試合序盤のゴールが決まり、少し光が差し込む。



チェルシーはすぐ反撃に出てくることも無く、ボールを回すことのできるレッズ。 アウレリオが三度FKを蹴ると、今度はなんとPK! 1stレグのヒーロー、イヴァノビッチアロンソを押さえ込むと、審判の指の先にはペナルティースポット。 それをアロンソ本人が落ち着いて決め、2-0!! イスタンブールの時と同じように、スコアを3-3に戻すアロンソのPKからのゴール。 あっという間に、もうあと1点という状況に。 スタンフォードブリッジで2-0・・・ このスコアに持ってきただけでも凄いことだ。 直後にキャラガーイヴァノビッチをエリア内で倒してヒヤッとするも、笛はなし。 すると、1stレグではあれだけ徹底したプレスを掛けてきたヒディンクが、全く活力の感じられないチームを鼓舞すべく、ここで早くも動く。 カルーが下がって、アネルカ投入。 アネルカか・・・ 



初戦と違ってマークがしっかり修正され、誰が当たりに行くのかしっかり意思疎通できていた前半。 3点差を付けての勝利、と目標がはっきりしているおかげで、今度は精神的にフワフワすることもなく試合に入れたよう。 チェルシーは後半に向けてセーブしているのか、リアクションがあまりない。 ロングボールが何度か入るも、レイナが危なげなく処理。 反撃に転じてコーナーを連続で得ると、繋いでからアロンソが上げたクロスに、カイトがループ気味のヘッドで枠を捉える! が、これはチェフがパンチで弾き出す。 そして、このチャンスを最後に前半終了。 ハーフタイムまでに試合を五分に戻したレッズ。 戦前の厳しい予想を覆す、素晴らしいパフォーマンス。 ジェラードもスタンドから拍手を送る。



後半も、前半の勢いそのままに先にチャンスを作ったのはリヴァプール。 ベナユンのスルーパスにルーカスが抜け出し、飛び出してきたチェフより先に触ると、一度戻してアウレリオがクロス。 キーパーが飛び出している中での大きなチャンスだったが、ラインを割ってしまいゴールキック。 そして、全く予想していなかった失点・・・・・・ 全くチャンスを作られていなかったサイドをアネルカに抉られると、アウレリオがクロスを入れさせてしまう。 中央のドログバが僅かに触れたボールを、レイナがゴールへ押し込んでしまい、痛い痛い失点・・・ それも後半開始直後・・・ チェルシーが息を吹き返してしまう・・・ そんな予想通り、少なからず動揺の見えるレッズに対して、眠っていたチェルシーが攻め込み始める。 エリア外でのファールを誘発すると、まずはドログバのFK。 枠を外れたボールが、ネットを引っ張るゴール裏の支柱に当たった後、サイドネットを揺らす! 一瞬の歓声。 レッズファンは肝を冷やす。 が、またもエリアの外でFKを与えてしまうと、今度はこれをアレックスに豪快に決められてしまう・・・ 合計スコア3-5。 快調に手に入れた2点が、あっという間に無くなってしまった。



完全に流れがチェルシーへ行ってしまった中で、また2点が必要に。 試合が始まった時よりは少ないが、苦しいことに違いはない。 チームに勢いを与えようとマスチェラーノがミドルを放つも、防がれる。 点を取りに出ていくしかなくなったレッズはバイタルエリアが空いてしまい、カウンターを喰らって大ピンチ! キャラガードログバに競り負け、戻されたボールをバラックにフリーで撃たれるも、ありがたいことにレイナの正面。 ここでラファが動き、マスチェラーノに代えてリエラ。 カイトを前線に上げる。 ゲーム序盤のチャンス以降大人しいトーレスが、25m辺りで素早いターン、久しぶりにシュートを狙うも、僅かに枠の外。 その後には、カウンターを上手く繋いでアロンソがミドルを狙うも、ブロックが入る。 中盤のプレスが両チームとも甘くなり、ファイナルサードまで素早くボールが渡るように。 最終ラインでボールをカットし、アロンソが早くカウンターを仕掛けようと縦パスを送るが、これを自陣内でカットされて奪われる。 ボールは、左サイドに開く調子の良さそうなドログバへ。 左からのクロスにランパード・・・ レイナも防ぎきれず、後半だけで3失点・・・ 



これで、必要なゴールは3つ。 試合が始まった時と同じ状況に戻されてしまった 。もし成し遂げられれば、イスタンブール以上の奇跡だが・・・ と思っていたら、またも奇跡の神様がリヴァプールに味方する。 まずはルーカス。 ベナユンが敵3人の間をすり抜け、粘って繋いだボールを受けてミドルを放つと、相手に当たってコースが変わり、そのままゴールへ!!! まだ終わってない! と思っていると、左サイドでイヴァノビッチを出し抜いたリエラのクロスに、カイト!!!! 4-3!!!! 信じられない! ドンピシャヘッドであと1点! またも3点差というどん底から這い上がってきたレッズ。 もう何だって起こり得る、そう思い始めた矢先にしかし、止めの一発を決められてしまう。 自陣深く攻め込まれると、アネルカのマイナス気味のパスを受けたランパードに左、右と両ポストを叩く芸術的なミドルを決められ4-4・・・・ 諦めずに攻め続け、エンゴグが決定的なシュートを放ち執念を見せるも、エッシェンがゴール手前で頭でクリア。 そして、試合終了の笛・・・



究極のシーソーゲームとも言うべきゲームは、リヴァプールの敗退という形で幕を閉じた。 今回は、ヒディンクがハーフタイムで戦術を修正し、イスタンブールのハーフタイムのラファを再現したとも言えるかもしれない。 イスタンブール同様の3点のビハインドを、2度追いかけたレッズ。 2度奇跡を起こしかけたが、惜しくも及ばなかった。 しかし、もう結果はどうだっていい。 選手たち全員が見せてくれた不屈の闘志。 どれだけ厳しい逆境に置かれようとも折れない心。 リヴァプールというクラブに関わる人のみならず、フットボールを愛する人々全てを奮い立たせるような、最高の90分間を与えてくれた。 試合を通して見れば、確かに両キーパーの出来が良かったとは言えないかもしれない。 フィールドプレーヤーにも、普段は見られないようなミスもあったかもしれない。 しかし、極度の緊張の中でミスを犯さずに毎試合プレーすることは不可能。 そういった意味では、このスポーツの持つ楽しさ、奥の深さを改めて感じさせてくれたゲームでもあった。 そして、そんな記憶に残る試合を作り上げてくれた両チームの選手たちには、改めて感謝したい。 これでレッズにとっては去年と同じくチェルシーに敗れてのCL敗退となり、残るはプレミアのみ。 ビッグ4の残り3チームがカップ戦2つを残す中、リヴァプールは全てをリーグ戦の残り6試合に傾けることになる。 敗退はしたが、これが悪い方向に響くことはないだはずだ。 あのチェルシー相手に、アウェーで4点取ったこと。 自信にならないはずがない。 持ち得るもの全てを出し切っての栄誉の敗退。 これから先、リヴァプールにとって大きな糧になるであろう試合を最後に、今期のCLは幕を閉じた。 

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2009年04月14日

第32週 v ブラックバーン (H) : ショックは無し!

Week 32 : 11th Apr, 2009

リヴァプール 4v0 ブラックバーン

先発:4-4-2
レイナ:アルベロア、キャラガー、アッガー、インスーア:マスチェラーノ、アロンソ、ベナユン、リエラ:カイト、トーレス

交代:エル・ザールトーレス’74)、エンゴグカイト’85)、ルーカスアロンソ’87)

得点者:トーレスx2(’5、’33)、アッガー(’83)、エンゴグ(’90)

*MOM:トーレス



雑感:

ヒルズボロの悲劇から20年。
試合前、亡くなった方々への1分間の黙祷。
・・・・・・



ミッドウィークにホームで久々の敗戦を喫したレッズ。 先週のリーグの試合では劇的な勝利を収めたが、それは相手のローヴァーズも同じ。 共に勢いがあるといっていいチーム同士の対戦となったが、レッズチェルシーに敗れたことで、その勢いも少なからず弱められてしまっているかも知れない・・・ そんな一抹の心配を抱きながらのゲームだったが、戦っている選手たちは全く心配後無用といった感じ。 トーレスが早々とスーパーゴールを叩き込み、前半のうちにしっかり2-0。 しっかり無失点に抑え、終了間際にも2点を奪う完璧な試合運び。 主力も早めに引っ込めてしっかり休ませられたし、ジェラードも使わないで済んだ。 フラム戦の前のようにまたもプレミアで大量4得点!!!! 12試合負けていない相手に、取り越し苦労だったようだ。



ジェラードチェルシー戦を痛みを抱えたままプレーしていたようで、この日は火曜日の試合に間に合わせることを優先してベンチ。 シュクルテルアウレリオの2人が、CLでのパフォーマンスのせいか、はたまた火曜日のための温存策なのか、ベンチスタート。 代わりにスタートしたのは、アッガーインスーア。 一方、低迷していたチームを降格圏から抜け出させることに成功したアラーダイスは、ニューカッスルでの失態を払拭したよう。 奇策を多用する監督ではないが、この日は先週のスパーズ戦の途中から採用して奏功した、巨漢のサンバフォワード作戦で臨んできた。 ヴィラオニール同様、巨漢を前線に置く戦術でレッズに臨んでくるということは、裏を返せばそれだけレッズの守備組織が揺らせ難いと言うことなのかもしれない。 そしてキャプテンはウォーノック! 残ってくれていれば、と言うか残していれば、もっと早く左サイドに安定したパフォーマンスをもたらしてくれていただろうが・・・



開始早々の先制ゴールは、キャラガーの素晴らしいフィードとトーレスのゴールへの嗅覚によって生まれたスーパーゴール! ゴールに背を向けたまま、胸で落としたボールがワンバウンドして落ちるところを左ファーポストへドライブ気味のボレー! サイドネットに突き刺さり1-0! ゴールを見れぬままシュートを撃たなければならない場面は意外と多いが、もうあれは長年積み重ねた勘と感覚が全て。 そのどちらもが完璧にマッチした素晴らしいドライブだった。 さて、時間だけ見ればミッドウィークと同じ展開だが・・・ ディウフペデルセンもいないローヴァーズは、マッカーシーまでお休み。 FKの繋ぎを不用意に渡してしまい、レッズが一気にカウンター。 2対2の局面から、長い距離をしっかり走りこんでいたマスチェラーノカイトが通して1対1になるも、モコエナの後ろからのプレッシャーもあり、正面でロビンソンが弾く。 こぼれ球にトーレスが反応するも、今度は枠の外。 この辺りから完全に相手を自陣に押し込め始めて、ひたすら穴を探す展開に。 アッガーがFKをヘッドで合わせるも正面。



アッガーはボールを持っている時でも顔が上がっていて、姿勢が本当にスマート。 そこから生まれる視野の広さと、タッチの上手さを活かして的確なパスからチャンスを演出。 受けたインスーアリエラとの小気味いいワンツーで抜け出し、カイトへドンピシャのクロス! しかしロビンソンが素晴らしい反応を見せゴールを許さない。 詰めたベナユンも浮かしてしまいバーの上。 決定機を2度逃してしまう。 高いバウンドのボールをレイナが際どく抑える、ヒヤッとする場面も。 慣れないポジションでの先発となったサンバだが、レイナが飛び上がるシーンが何度もあったように、高いボールが入った際の存在感は十分感じられた。 しかし、ゲームはレッズが支配したままで、2点目を前半のうちにしっかり取ることに成功。 ボールによく触っていたリエラがファールを受けて得たFK。 アロンソのクロスを、トーレスサンバの後ろから飛び込んで頭で合わせ、2-0!! これでかなり楽になった。 ラファも、こらえてはいるのだろうが笑みがこぼれてしまっている(笑) 直後にはリエラのクロスにカイトが頭で合わせるも、またも正面。 全体的にはしっかり守っているローヴァーズだが、レッズのプレーからは勝ちたい気持ちが伝わってくるようで、どの選手も気迫で相手を上回っていた。 圧倒的に支配していたレッズからしてみれば、もっと点が欲しかった展開で前半終了。



後半も前からプレスをかけて敵陣に相手を押し込む展開。 ベナユンはいつもほどの攻撃時の煌めくようなプレーは少ないものの、ハードワークは怠らずにいいチャージを見せていた。 序盤はリエラカイトが積極的に攻撃を牽引。 1本ずつ狙った後、30mからリエラが撃つも威力が無くダメ。 スペースで少し時間があったカイトも遠目から狙うも、バーを越える。 今度はリエラが左サイドの深い位置から切り込んで右足で狙うも、フィニッシュは枠を全く捉えられず。 ボールは回しまくるが、どうもこれと言った決定機が作れないレッズ。 サンバにようやくボールがこぼれるも、レイナがしっかりセーブして安堵。 トーレスのシュートが当たってコースが変わり、カイトは僅かに届かず。 トーレスは2点取ったのでお役御免も、少し不満な様子。 気持ちは分かるが、怪我の怖さは知ってるはずなので、ここはラファが適切な判断。



どうしても点が欲しいのか、何度か得意の攻撃参加を見せていたアッガーが、スルスルと上がって左サイドへ展開、リエラからクロスが入り、ゴール近くのエル・ザールマスチェラーノの目の前にボールが転がるも、ここは相手ディフェンダーがなんとかコースを塞いで決めさせず。 アロンソのコーナーにまたリエラ! 今度はヘッドで枠を捉えるも、ライン上でウォーノックがクリア。 なかなか3点目が入らないまま終盤へ。 すると、最終ラインからチャージされないまま上がってきたアッガーが、30m手前から左足で遂にズドン! リーセ放出、アッガー負傷で久しく見られなくなっていた豪快な左サイドからのロングシュートで3点目!!! コップエンドへ駆け寄り自らの存在を示すアッガー。 夏に出て行く選手がこんなことするわけないよ・・・ね? ベンチではジェラードも満面の笑み。 エル・ザールが快速を生かして惜しいクロスを上げるも、僅かに合わず。 再度エル・ザールが右サイドで粘ってエリアの中からクロスを入れるも、ベナユンのシュートもブロック。 そのコーナーを、キャラガーがもらってファーポストへ。 ルーカスが折り返したところにエンゴグが頭で合わせて4-0!!!! 押せ押せの試合を締めくくるゴールが決まって試合終了。 試合を通して危ないシーンもほとんどなく、ファンの心配を吹き飛ばす大勝となった。



しかしそれにしても、トーレスの存在はでかい。 エリア近くで少しでも離してしまえば、もうそれだけで1点もの。 彼がレッズにいてくれるのは幸せなことだ。 そして、相手に引かれたときのパス回しを比べても、チーム全体の走る量が増えたおかげで、悪かった時と比べて格段にパスの散り方が多様化している。 それによって相手の足が疲れるのも早くなるし、中盤の寄せも緩くなる。 後半は、ゴールシーンも含め、チャンスを作った場面の多くが相手のプレスが効いていない場面。 相手の目の前ばかりでボールを回し、不規則な動きのないまま攻めあぐね、試合終了まで守りきられてしまっていたころと比べれば、どれだけ攻めの効率が上がったかを想像するのは難しくない。



ユナイテッドがまたまたしぶとく勝ち点3を獲得したことで、差が詰められていないことに少し歯痒い感じはする。 が、CLの試合も含めてユナイテッドにどこか疲れが見え始めているのも事実。 しっかりついていけばいい。 例え彼らがCLで勝ち残っても、疲れている中、少なからずはプレミアから集中を削がれる。 敗れ去れば、それはそれで5冠を目指すチームにとってダメージになる。 つまるところ、精神的には本当に苦しいはずのユナイテッド。 挑戦する立場にあるレッズは、全てポジティブに捉えていく必要がある。 そして気を付けたいのは、優勝の行方の鍵を握るであろうアーセナル。 チェルシーを含め3チームとも試合が残っている彼らこそ、タイトルを左右する存在になる可能性が高い。 そして幸か不幸か、来週最初に彼らと当たるのはレッズだ。 主力が帰ってきた途端、守備陣に怪我が続出するなど万全とは言い難い相手だが、残りの対戦相手の中ではスパーズと並んで一番怖い相手。 しかし、優勝のためには絶対叩く必要がある。 そして、15日のヒルズボロの悲劇20周年を前に、もし土俵際からチェルシーをうっちゃることができれば・・・ イスタンブールの倍の時間がある。 信じたい。

posted by NO8 |01:28 | 08/09プレミアリーグ | コメント(1) | トラックバック(0)
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2009年04月09日

CL Quarter-Finals 1st Leg v チェルシー (H) : 一休みにしては・・・

CL Quarter-Finals 1st Leg : 8th Apr, 2009

リヴァプール 1v3 チェルシー

先発:4-5-1
レイナ:アルベロア、シュクルテル、キャラガー、アウレリオ:アロンソ、ルーカス、カイト、リエラ、ジェラード:トーレス

交代:ベナユンリエラ’67)、ドッセーナアウレリオ’75)、バベルルーカス’79)

得点者:トーレス(’6)、イヴァノビッチx2(’39、’62)、ドログバ(’67)

*MOM:トーレス



雑感:

う~ん・・・・・・ 何というか、やっぱりヒディンクはさすがだなぁと、思わないではいられない試合展開だった。 試合前から“攻めに行く”とは言っていたし、早いうちに追いかける展開になったこともあるのだろう。 が、それにしても、アウェーのアンフィールドで、それもまだホームでもう1試合残っている1stレグで、あそこまでリヴァプールをまくし立てるように追い掛け回し、すぐさまゴールへ迫るように指示していたこと。 この数週間の間にカウンターによってレアルユナイテッドがやられているのを見ていながら、わざわざリスクを負って点を取りに来たこと。 やはりこの監督、“普通”ではなかった。 それも率いていたチームは、今期レッズ相手に2度完封負けを喫していたチーム。 それをここまで変えてしまうのだから、監督というのは本当にでかい存在だと、改めて思い知らされた。



戦前の大方の予想は、中盤での激しい潰し合いとチャンスの生まれにくい展開だったはずだが、ヒディンクの頭にあったのは守るという受身の姿勢ではなく、攻めを念頭に置いた守り方。 そしてそれは、物の見事に予想外の展開を生むことになった。 一方ホームのリヴァプールにとってそれは、久しぶりに“フットボール”をしに乗り込んできた敵を相手にすることを意味した。 そしてそれは、恐らくは選手の、そしてラファの予想以上の圧力を以てして実行されていたのだろう、普段では考えられないほど締まりのないディフェンス陣が次々にミスを犯し、突破され、ピンチを迎える。 先制点を取ってからも、いつかはやられそるぞ・・・ そんな空気は漂っていた。 なんとか際どいところで耐えていたが、最終的には本当に勿体ないとしか言いようがない凡ミスによって、懸念は現実のものとなってしまった。



CLではなんと5年連続の激突となる両チーム。 ラファは就任以降毎年4度もチェルシーと当たっていることになる。 レッズに愛着のあることを公言しているアネルカではなく、レイナが試合前に“うんざり”と名指しで賞賛していたドログバが先発。 脇を固めるのもアネルカのようなフォワードタイプではなく、ウイングタイプのカルーマルーダ。 この時点で少し嫌な感じはしていたが・・・ しかし、試合はレッズにファーストチャンス。 コーナーのこぼれ球をカイトがボレー、これはイヴァノビッチの頭に当たって惜しくもポストの外へ。 それからすぐ、ボールが少し収まりだしたかなと思っていると、なんと早速先制ゴール! 浅いクリアを拾ったカイトが絶妙なヒールで右サイドを上がっていたアルベロアへ出すと、これまた正確に出されたクロスをトーレスがしっかり合わせてゴール! トーレスチェフをカモにしているのか、もうこれで通産5ゴール目!!!!! あのガルシアが決めた試合を思い起こさせるような理想的な立ち上がりとなり、プレミアでの勢いをそのまま持ち込んでいるようなレッズに期待が膨らむ。



と思ったが、どうもおかしい。 気をつけなくてはいけない得点直後、アウレリオが不用意にボールを奪われて大ピンチ! カルーからのパス受けたドログバが決定的なチャンスを迎えるも、レイナが正面で防いでホッと一息。 チェルシーが前線からのきついプレスで押し込み始め、中盤から前へ効果的なパスが出ない。 じりじりとエリアへ近づかれ始め、怖いなと思っていると、相手の一瞬の連携ミスからカウンター。 トーレスが2人相手に1人で突っ込むも、ここはボールが足に付かず。 アロンソがゲームを落ち着かせるように丁寧にパスを繋いで少し良くなるも、守っているときにもう半歩詰めていてほしいと思う場面が何度かあり、完全に抑えているとは言えない状態が続く。 FKを何本も与える嫌な展開。 マルーダにチャンスも、引っ張りすぎて枠の外。 パスミスも散見され、どことなく浮き足立っている印象が否めない守備陣。 しかし、押し込まれているときほどカウンターは威力抜群。 トーレスが1人で走り回り、あのランパードがもたもたしているのを見るや否や、かっさらってエリアの外から曲げてゴール右上を狙う! が、これはバーの上。



ゲームに入りきれていないルーカスは、ミドルシュートを花火のように打ち上げて微妙な空気のアンフィールド・・・ 要所要所でプレスが上手くかからない守備陣は、ゴール前にグラウンダーのクロスを転がさせてしまい、またもドログバに決定機! しかし、ありがたいことに左足のボレーはバーの上をすごいスピードで超えていく。 押し込まれる劣勢の展開ながら、相手ゴールへ近づく場面も何度かあり、トーレスは角度のないところでA.コールを絶妙な股抜き! しかし決定機には繋げられず。 その後には、ボールを奪ってそのまま前へ上がったアルベロアが左足で巻いて狙うも、惜しくも僅かにポストの外!! 少し良くなってきたと思っていると、またチェルシーが反撃。 ヒディンクの言っていた通り攻撃に全く躊躇がなく、セットプレーを立て続けに奪われると、遂に失点・・・ コーナーでアロンソイヴァノビッチのマークを失い同点に。 オープンプレーはなんとか凌いでいただけに、本当に勿体ない失点。 直後にはカイトに1対1のチャンスが訪れるもチェフがブロック。 ルーカスは狙われているのか、厳しいプレスに遭ってなかなか前を向けず。 結局、戦前の予想より守らされる展開をなんとか耐え凌いで、前半を終える。



後半もコーナーから最初のチャンス。 前半から、タメを作ったり仕掛けたりして良い動きをしていたリエラから生まれたチャンスに、ジェラードがミドルを狙うも枠の外。 しかし、すぐにピンチを迎えてしまう今日のレッズ。 ドログバの3度目の正直がレイナを嘲笑うかのようにゴールへ転がるも、キャラガーが間一髪でクリア!! 中盤はどちらもスムースにボールが通る目まぐるしい展開の中、今度はあまり存在感のなかったジェラードトーレスへ頭でラストパスを送るも、ボールは枠を捉えきれずにコップエンドへ。 カウンターを待つ展開は相変わらずで、ホームではここ数ヶ月見られなかった展開。 こちらもどうもおかしいランパードが、信じられないバックパスを出してコーナーをもらうも、生かせない。 攻めの形が見えないことに不満そうなアロンソがロングパスを蹴り出して、レッズの出来の悪さが明らかに。 テリーがカードを喰らって次節出場停止! これはありがたい。 と思っていたら、コーナーからまたもイヴァノビッチ・・・ どこか噛み合っていない今日の守備。 2度も同じ過ちを犯すとは信じられない・・・



逆転されたことが信じられないまま、またもベナユン頼みの雰囲気。 が、縦パス1本で最終ラインを引き裂かれ、ドログバにクロスを合わされ3点目・・・ 魂が抜けてしまったかのような守備陣と、いつもの走り回る姿が見られないジェラード。 キャプテンが絡むシーンがめっきり減ったせいか、誰もそれぞれの持ち場から動かない、あの悪いときのサッカーに逆戻り。 このままだと敵地で3点が必要になる、どうしても1点欲しいが・・・ ラファは得点の才能を開花させつつあるドッセーナを送り出し、2点目を狙いに行く。 4点目のピンチはそのドッセーナレイナがなんとか回避。 浮き球をなんとか処理して、ゲームオーバーをギリギリで免れる。 しかし、頼みのベナユンのパスも繋がらず・・・ アロンソの素晴らしいダイアゴナルなパスも、ドッセーナがトラップミス。 コーナーを守って素早くカウンターを仕掛けるも、すぐ奪われてまたピンチに・・・ こんな展開でも、You’ll Never Walk Aloneを歌って鼓舞するアンフィールドのサポーター。 しかし、トーレスが得たチャンスも角度のない場所で、シュートは打てず。 ロスタイム、アロンソが素晴らしいコースに強烈なミドルを放つも、防がれて万事休す。 ホームで1-3・・・ 肩に重くのしかかるスコアラインとなった。



正直なところ、久しぶりに強いチェルシーにやられた印象。 立ち上がりの先制の場面を見ても、この試合へ向けてのアプローチは間違っていなかったように映った。 むしろ、それからの時間帯で、点は取れないながらも試合のムードを一変させたチェルシーを褒めるべきだろう。 ラファでさえ読み切れなかった攻撃的な姿勢を終始貫き、ゲームを優位に進めたヒディンクも面目躍如といったところか。 エッシェンを始めスタミナ、攻撃力共に優れた相手の中盤3枚を前に、マスチェラーノ不在のレッズは終始守勢に回らされた。 2ndレグでは最低3点が必要という厳し過ぎる条件のみならず、チェルシーに対する得意意識の様なものまで無くなってしまうような敗戦。 セットプレーのゾーンディフェンスは変えないだろうが、エヴァートンにやられてからもう結構な時間が経つ。 2度も失敗したということは、問題があると見るのが普通だろう。 改善を期待したい。



やはり大陸の敵の方がラファはやり易いようだ。 チェスのようには詰めないのがプレミア勢。 去年のアーセナル同様、また甘くない現実を突きつけられたといったところか。 リーグ戦の極度のプレッシャーのせいで、CLに対する気持ちが多少揺らいでいたとしてもそこまで文句は言えない。 一休みにしては少し休みすぎかなと思ってしまうのも事実だが。 2ndレグに関しては、個人レベルで見れば、このところミスが目立ち始めているシュクルテルに代わって、後方からゲームを組み立てられるアッガーを使うのも手。 今回動きの鈍かったアウレリオの代わりに、勢いのあるドッセーナインスーアを使うのも手。 リエラより得点の匂いがするベナユンバベルを最初から使うのも手。 攻めまくらないといけない次戦は、ラファがどこまで大胆な手腕を発揮できるかを見極めるのに絶好の機会だろう。 そして、週末にはラストスパートへ入ったプレミア、ブラックバーンとのゲームが控える。 確かにこの試合の敗戦は痛い。 しかし、勝ち続けないといけない状況は前と全く同じ。 勝たなければいけない試合が1つ増えただけと考えれば、それほど落ち込むこともないのかもしれない。 今シーズンの得意技は逆転勝ちなのだから。 

posted by NO8 |17:53 | 08/09チャンピオンズリーグ | コメント(7) | トラックバック(0)
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2009年04月05日

第31週 v フラム (A) : まだ夢を見ていられる

Week 30 : 4th Apr, 2009

フラム 0v1 リヴァプール 

先発:4-5-1
レイナ:アルベロア、シュクルテル、キャラガー、インスーア:アロンソ、ルーカス、カイト、ドッセーナ、ジェラード:トーレス

交代:バベルドッセーナ’65)、ベナユンカイト’76)、アッガージェラード’93+)

得点者:ベナユン(’92+)

*MOM:ベナユン



雑感:

ベナユン!!!!!
本当にありがとう!!!!!!!!! 今シーズンは本当に何度も劇的な勝ち方をしてきたが、この試合の勝利は時期が時期だけに、その何倍も価値が大きいのではないだろうか。 完全に勢いに乗っていた中で代表戦が入り、チームは一時バラバラに。 それから2週間が経ち、残りの8試合全て勝ち続けるしかない中で迎えた初戦がこの試合。 アウェーでのフラム戦。 アーセナルが敗れ、チェルシーが引き分け、そして2週間前にユナイテッドもが敗れたクレーヴン・コテージでのゲーム。 ビッグ4からことごとく勝ち点を奪っていく厄介な相手ということで、楽な試合にならないことは百も承知だったが、それにしても苦しい試合だった。 いや、自ら苦しくしてしまったといったほうが正しいのかもしれないが。 ロスタイムに入る頃、ベナユンが2度決定的なチャンスを決められなかった時、心のどこかでは‘また何とかなるんじゃない?’と思いながらも、実際のところは’これだけやって入らないなら仕方ないか・・・’という気持ちのほうが強かった。 今日はリヴァプールの日ではなかった・・・ そう思い始めた矢先、ここへきてやっと、そっぽを向き続けていた運が味方してくれた。 このリヴァプールは何か持ってる、そう信じるのには十分過ぎるほど劇的な勝利が多い今期。 これが何を意味しているのか、少しぐらい深読みしても罰は当たらないはず。 シーズンを振り返ったときに、際立って大きな価値を持つ勝利であることは間違いないだろう。 暫定ではあるが本当に久しぶりの首位にも立った。 結果的にではあるにせよ、これ以上勢いを与えてくれる勝ち方もない。 ボロに負けたときには視界から消えかけたトロフィーが、今また目の前にある。 リヴァプールはまだ夢を見ていられる。



ホームで本当に苦しんだフラム相手に、CLを見据えてか少しメンバーをいじったラファ。 左サイドはレギュラーではない2人が先発で、ドッセーナに至っては初の左ウイング。 ユナイテッドを破って勢いのあるフラムはどこと無く動きがシャープで、要注意のマーフィーから、前回あのマスチェラーノが振り切られた、これまた要注意のザモラに縦パスが入る場面が何度か。 シュートまでは行かないものの、サイドもスピードがあって怖さを感じさせる攻撃を繰り出す。 が、ゲームが落ち着くとレッズが敵陣へ迫る場面が増え始め、アロンソのロングパスからトーレスが繋いでドッセーナ、更にはシュクルテルがゴール左から良いシュートを放つも、前者はキーパーに、後者はドッセーナが更に頭で逸らすもバーに阻まれる。 自陣ではシュクルテルが珍しいポカミスを犯すも、大事には至らず。 



ボールが取れないと見るや全員自陣へ引くフラムに対し少し手詰まり気味だったものの、辛抱強くアロンソが散らし続けると、上手くロングレンジのパスが通り、ドッセーナからパスを受けたジェラードからトーレスへ。 いいボールが入り、フィニッシュが枠を捕らえるも、シュウォーツァーがなんとか体に当てて掻き出す。 ジェラードカイトが右サイドを崩すも、トーレスのヘッドは枠の外。 コーナーのこぼれ球をアロンソがボレーで捕らえるも、またもバー!! 体が軽そうなトーレスは、エリアに何度も接近して仕掛ける場面が見られ、好調を維持。 ジェラードとヘッドを交えながらの素晴らしいワンツーからスルーパスに抜け出しビッグチャンス! が、ゴールのファーへ転がすと、今度はポスト! その直後にはアロンソのピンポイントのサイドチェンジを受けたジェラードの右サイドからの矢のようなクロスに、ドッセーナがバウンドが浮き上がるところに上手く合わせてダイビングヘッドで突っ込むも、三度バー!!! これぞ波状攻撃とでもいうように怒涛の攻めを見せるも、4度フレームに嫌われて、またも頭を抱えることに。 少しばかり嫌な感じが・・・ 



結局決めるべきところで決められなかったせいで最後まで苦しむことになるわけだが、引かれている相手に対しあれだけ苦しんでいた少し前までと比べると、フォーメーションが固まったせいもあるのだろう、それぞれの役割が明確になり、ボールのないときの走る量が大幅に増えたように感じる。 前半から走れ!と前に書いた記憶があるが、つまるところは、攻撃の核2人がようやく同時にコンスタントに試合に出られるようになったことで、崩し方がそれぞれの選手の頭の中で鮮明に描けるようになってきたのだろう。 そうなれば、自然と足も動くというもの。 そしてその中心にいるのは、ジェラードでありアロンソ。 ベナユン登場で少し霞んでしまったものの、この2人のプレーぶりはとりわけ素晴らしかった。 チーム全体としても、チャンスを絶え間なく作り続けたことで、ここ3試合で13ゴールというのが偶然ではないことを、堅守のフラム相手にしっかり見せてくれた。 結局、試合の方は相手のシュートをFKの1本のみに抑え完全にゲームを支配しながらも、無得点で折り返し。



後半も前半同様前線から素早いチェックをかけ、高い位置から狙っていくレッズ。 インスーアが積極的な突破でどんどん進入、完璧なチップ気味のクロスをトーレスに送るも、ヘッドは正面。 守りに集中しているフラム相手に、危ない場面は無いものの、決定的なチャンスも作れず、アロンソジェラードが速いパス交換で打開を図るもシュートには至らず。 このところ良いパフォーマンスを継続していて、今回もよく頑張ったドッセーナに代わってバベル投入。 左サイドが活気付く。 



トーレスは色々個人技を試すがダメ。 セットピースを献上するも、どれもレイナがしっかりキャッチ。 コーナーからのカウンターでジェラードが相手陣内へ独走、バベルへ渡り、枠をしっかり捉えるも直前でクリアされる。 ジェラードの左からのクロスにも僅かに届かず、少しずつ時間が気になり始める。 コンディションが万全ではないが、ジョーカーのベナユンも投入。 すると、相手のクリアミスを拾ったジェラードが撃ち込んだシュート気味のボールに、そのベナユンがヒールでいつかのカヌのように上手く合わせるも、ポストの僅かに外・・・ レイナのロングフィードも、レフェリーが空気を読まずに笛を吹いてチャンスが帳消しに。 残り時間僅かとなり、エリア内でボールを受けたベナユンが鋭いターンで2人かわし、ニアへシュートを放つもサイドネット・・・ 全てを投げ出してゴールへ襲い掛かるも、どうしても1点が入らない。



これで万事休すかと思ったロスタイムにしかし、ドラマが待っていた。 今期ここまで7度もロスタイムに決めているリヴァプール。 バベルのパスから相手とジェラードに運よく当たってこぼれたワンチャンスを、ベナユンが一閃! 3度目の正直は値千金の決勝ゴール!!! 代表戦に怪我が完治しないまま出向いたせいで、ラファのひんしゅくを買っていたベナユンだが、これだけの活躍を見せられればラファが出し渋ったのも納得できる。 11人皆がベナユンへ、そしてベンチへ駆け寄り喜びを爆発させるシーンは、今のレッズのチームとしてのまとまりを推し量るには十分だった。 ラファも、珍しく手を少しばかりにせよ握り締めたように見えた。



シーズンも佳境を迎えた。 最後に残る8試合、その初戦はこれ以上ないほど厳しい試合となった。 しかし、本当に強いチームとは、こういう試合をしっかりモノにして勝ち点3を掠め取ってくるチームのこと。 それを考えれば、最後の最後まで諦めずにゴールを狙い、劇的であれなんであれ失いかけた結果を何度も拾っている今期のレッズが、勝者のメンタリティーを有していることに疑問の余地はない。 確かに引き分けは多かった。 しかし、ベストな補強をできず、持っている駒をどう活かすか試行錯誤を繰り返していた序盤戦、決して万全なチーム状態ではないにも拘らず、求められた結果は出し、チームを首位に導いていたラファ。 たくさんのリスクも併存していたキーン放出という、この大博打に打って出た決断の裏には、昨年素晴らしく機能し、今用いている布陣こそが、チームに一番フィットするという確信があったからこそ。 そして不運なことにもその混乱の象徴のようになってしまっていたキーンを古巣に返してあげることで、停滞していたチーム全体のムードを一変させる狙いがあったのだろう。 果たしてその決断は今、吉と出ている。 遠回りをさせられたが、ようやく正しい軌道に戻ってきたというのが、ラファの本音だろう。 そしてラファ自身の迷いが消えた今、選手たちからもプレーへの迷いが消えた。 チーム全体が同じイメージを共有できるようになった今のレッズは強い。 ここまで来れば、あとは1試合1試合しっかり勝ち続けていくだけ。 運が味方してくれていないと思っていた試合でも、最後は微笑んでくれた。 今のレッズには2週間の中断くらいでは止まらない勢いがある。 最後の最後まで信じ続ければ、この試合のような歓喜をもたらしてくれるかもしれない。

posted by NO8 |16:58 | 08/09プレミアリーグ | コメント(2) | トラックバック(0)
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2009年04月04日

祝!! ジェラード契約延長!!!

ジェラード2013年まで契約延長!!!!

もう出て行くわけないのは分かってたんで、あのチェルシー騒動の時ほど喜び爆発というわけではないんですが、それでも嬉しいです! タイミング的にも、良い形でラストスパートへ入ったチームに更なる勢いをつけてくれることでしょう。 キャリアをリヴァプール一筋で過ごしたいというその思い、彼のファンとして、そしてクラブのファンとして、本当に嬉しい限りです。 
ありがとう!!



更に嬉しいことに、カイトも2012年まで契約延長!! 右サイドを任されながらも献身的にどこへでも顔を出してくれる彼の貢献度は本当に大きく、ラファのサッカーには絶対欠かせない選手。 来シーズンいっぱいで契約満了ということだったので、延長できてホッとしています。



ラファの続投も決まり、選手の契約延長の話もこれからどんどん出てくることと思います。 まずは2人。 そしてこれからの数ヶ月、この人数がどんどん増えていくような良いニュースがたくさん聞けるはずです。 しっかりと代表戦でも結果を出してきた選手たち。 帰ってきてすぐにアウェー戦、それもフラムということで大変なのは間違いない。 けど今のレッズはいける! YNWA!!

posted by NO8 |02:25 | リヴァプール全般 | コメント(1) | トラックバック(0)
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