2008年11月28日
CL Day 5 : 26th Nov, 2008
リヴァプール 1v0 マルセイユ
先発:4-5-1
レイナ:アルベロア、キャラガー、アッガー、アウレリオ:マスチェラーノ、アロンソ、カイト、リエラ、ジェラード:トーレス
交代:ドッセーナ(アウレリオ’46)、ベナユン(リエラ’63)、ルーカス(カイト’85)
得点者:ジェラード(’23)
MOM:キャラガー
雑感:
まずは・・・
グループ突破おめでとう!!
・・・って、実際は、それ以外にポジティブな言葉を見つけることすら難しい内容。 残念ながら、期待されたようなパフォーマンスは前半の途中まで。 ゴールを決めてからは、チーム全体の士気が目に見えて下がっていた。 中盤を支配される展開はフラム戦と同じで、セカンドボールもことごとく拾われていた。 勝つしかないマルセイユの立場を考えれば、やる気の違いがある程度見られるのは仕方がないが、後半はいくらなんでも受身にまわりすぎていた印象だ。 キャラガー、レイナの活躍が目立ってきてしまうということは、ピンチを迎える場面が増えているということ。 人数が足りているはずの中盤で相手を抑えきれていないのは心配だ。 今回は少し気が抜けていただけと信じたいが・・・
しかし、ドッセーナは気になる。 代理人は、エヴラみたいに時間が経てばヒットするとか言っているが、これを真に受けるには相当勇気がいるプレー内容だ。 危なっかしすぎる。 アウレリオがケガをしたようで、彼にはがんばってもらわないといけないのだが。 トーレスもまた少しケガしたらしいが、こう何度も抜けられるのは痛い。 ハマーズ戦には間に合うのだろうか。 あと、少し気になるのはマスチェラーノ。 フラム戦でザモラにぶっちぎられたのにはかなり驚いたが、今回もパスをミスしたり、去年決められたヴァルブエナに後方チャージに行ったりと、少し彼らしくない。 攻撃面では、一気に持ち上がってカウンターの基点になったりしてくれているだけに、本業の守備面でも彼本来のパフォーマンスを取り戻して欲しい。 アルゼンチン代表のキャプテンにもなったことだし、精神面でももう一皮剥ける時期に来ているはずだ。
これで、アトレティコと共にグループリーグ突破が決定。 まだ1試合残っているが、1位になろうが2位になろうが、正直どちらでもいい。 グループを1位で突破しながら、ベンフィカにやられた年もあった。 逆に、バルセロナやインテルには下馬評で圧倒的不利といわれながら、見事な戦いで打ち負かした。 リヴァプールは相手が強ければ強いほど力を発揮するチーム。 今年も、トーナメント1回戦から優勝候補と当たることを期待している。
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2008年11月23日
Week 14 : 22nd Nov, 2008
リヴァプール 0v0 フラム
先発:4-4-2
レイナ:アルベロア、キャラガー、アッガー、アウレリオ:マスチェラーノ、ルーカス、カイト、リエラ:キーン、トーレス
交代:アロンソ(マスチェラーノ’65)、バベル(リエラ’78)、エル・ザール(カイト’82)
得点者:
*MOM:レイナ
雑感:
ビッグ4が揃って無得点に終わった今週末。 試合が終わった直後は、首位に立つチャンスを失ってしまったという気持ちのほうが大きかったが、1日経ってみると、チェルシー、ユナイテッドが引き分けてくれてよかったという気持ちのほうが強い。 離されなかったし、詰められもしなかったのは本当にラッキーだ。 まるでCLの強豪相手のアウェー戦のような戦い方。 酷かった。 今シーズンアウェーでズタボロのフラムに引き分けとは・・・ この試合ではっきりしたことは1つ。 ジェラードとアロンソを同時に休ませることは命取りになる。
前半は、アンフィールドにいた頃と容姿も雰囲気も全く変わらないマーフィーとブラードに中盤を支配され、ホームにも拘らず追い回す展開。 危険な位置で何度もFKを与え、レイナのセーブでなんとか失点を免れる体たらく。 ジョンソン、ザモラの2トップにも何度もボールを受けさせてしまう。 ケガのジェラードの代役にルーカスを立てるのはいいが、正直なところ彼はまだ1人でゲームを作るレベルにない。 司令塔の脇でプレーする際はかなり能力を発揮するようになってきてはいるが、その司令塔不在の中何度もミスを犯した。 先発で使うのなら、1トップ、ダブルボランチの布陣を敷くときのほうが彼のスタイルには合うのではないか。 今回も、マスチェラーノと使うよりは、アロンソと2人で組ませたほうがファンは納得したはずだ。 守備面での不安は確かにあるが、ホームで追い回すような展開よりは絶対マシだ。 今回の2人ではボールが散らず、展開も遅かった。 いずれにせよ、アロンソを始めから使っていたならばボールの支配率は格段に上がっていたはずだ。 結局、形を全く作れないまま無得点で折り返し。 キーンに偶然こぼれたチャンスも、シュウォーツァーにまともに当ててしまった。
後半に入ると相手のディフェンスラインの前でボールを持てる機会が増え、キーンとトーレスの動きが活気付く。 ルーカスが、やる気を見せてやるといわんばかりに精力的に動き回り、中盤でボールを摘む回数が増えたことで、チーム全体は前掛かりになった。 しかし、アクセントがない。 カウンターで危ない場面もいくつか作られていたこともあって、磐石と言うにはには程遠い内容だった。 トーレスが持ち前のテクニックとペースで切り込んでシュートを放ったシーンもあったが、フラムのディフェンス陣が混乱するようなシーンはほとんど見られず。 アロンソが入りパス回しがスムースになるも、ファイナルサードは正面からの攻撃がほとんど。 ベンチにいたバベル、ベナユン、エル・ザールといったところをもっと早く出していれば攻撃のバリエーションが増え、相手から見ても掴みどころがなくなったと思うが。 交代で出てきたあとはドリブルで良い仕掛けを見せていただけに、もっと早くラファが決断してくれていれば勝ち点3を取れていたのではと思ってしまう。 アロンソのベンチスタート然り、勝ち点3が絶対条件の試合で採りうる最善の選択肢を採らないようならば、いくらビッグ4に直接勝利しても価値は半減してしまう。 ラファも先日の国際試合や数日後に控えたCLなど色々考慮してこの試合に臨んだのだとは思うが、結果からしてみれば失敗に終わったと見られても仕方ないはずだ。 ローテーションを使うタイミングではなかったと。
くどいかもしれないが、ビッグ4が揃って無得点というのは正直記憶にない。 ピッチ内外の問題が影響しているアーセナルの不振を他クラブが容赦なく叩いているように、下位チームでも昇格組でも、上位が安心して戦えるチームなどない。 ビッグ4が無得点と言うのは今回だけだとは思うが、これは毎試合を全力で戦わない限りどんな結果でも起こりうるという教訓のはずだ。 リヴァプールは、今シーズン既に危ない橋を何度も渡っている身。 温存しても勝てる、80%の力で勝てると試合前から踏んで試合に臨むような余裕はないはずだ。 これから先、試合後に‘こうしていれば・・・’というようなことがもう無いと信じたい。
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2008年11月16日
Week 13 : 15th Nov, 2008
ボルトン 0v2 リヴァプール
先発:4-5-1
レイナ:キャラガー、ヒーピア、アッガー、アウレリオ:マスチェラーノ、アロンソ、カイト、リエラ、ジェラード:キーン
交代:トーレス(キーン’59)、ルーカス(カイト’84)、ベナユン(リエラ’89)
得点者:カイト(’28)、ジェラード(’73)
*MOM:ジェラード
雑感:
中身の濃い90分だった。 パスも人も良く動いた。 ピッチのどこからでもチャンスを生み出すことができていたリヴァプール。 どれだけ攻撃のバリエーションが豊富になったのかを再確認できた試合だった。 2連勝で来ていたボルトン相手にアウェーで勝ち点3。 ミッドウィークの敗戦でスカッドの質を厳しく指摘されていた直後の試合だっただけに、チームに対する外野の批判を一時的にでも静めたという意味でも満足のいく一戦となった(スカッドの質については疑問に答えたとは言えないが)。
ボルトン、アウェーというのは、ビッグ4にとって鬼門。 勝ち点2を落とすばかりか、手ぶらで帰ってくることも多い。 そんな試合が組まれたのがスパーズに2度目の敗戦を喫したすぐ後。 厳しい試合になることは予想できた。 しかし、今振り返ってみれば、内容面で文句を言うところはあまりない。 フィールドを広く使い、的を絞らせなかった。 一つだけあるとすれば、それは以前からずっと指摘してきたこと。 すなわち、中盤からドリブルで突っ掛けてくる選手が一人現れると、そういう状況が珍しいからなのだろうか、意外と容易に縦への突破を許してしまい、ディフェンスと中盤の間のバイタルエリアに入り込まれることだ。 今シーズン度々見られるこのシーン。 今回突っ掛けてきたのはガードナー。 アラーダイス下のボルトンでもキープレーヤーの1人だった彼に、後半はかなりかき回された。 こういった選手をどう対処するかは、早目に対策を立てないといけない。 マスチェラーノでもファールでしか止められないという状況自体かなり危ない上に、必然的にエリア近くからのセットプレーも増える。 この試合でもテイラー、マッキャンに良いボールを入れられていた。 失点の可能性を少しでも減らすためには、ファールする場所も考えていかないといけない。
とは言うものの、今のレッズにはポジティブな話題がほとんど。 アロンソとカイトは、今シーズンこれまで満点に近いプレーぶりだが、この試合でもそれは変わらなかった。 アロンソは、前半のプレーだけを見れば間違いなくMOM。 サイドチェンジも、足元だけでなくスペースにもピンポイントで合わせていたのには、舌を巻くしかない。 後半は少し守備に追われていたが、ラファは夏に放出しなかったことに胸を撫で降ろしているだろう。 カイトも同じ。 放出の噂もわずかにあったが、もうそんなことはあり得ない。 チャンスにも多く絡んでいるし、1点目の絶妙なヘッドからも分かるように、ゴールへの嗅覚も取り戻したようだ。 無尽蔵のスタミナから生まれる守備面での貢献も含め、躍進の大きな原動力となっている。 今回のMOMにはジェラードを選ばせてもらったが、理由は90分間通してボールに絡み、プレーの質が落ちなかったから。 彼のゴールが決まるようになれば、これ以上の武器はない。 この試合がそのきっかけとなるか。 この3人以外にしても、レギュラー陣でマイナス評価の選手は正直いない。 無得点に終わったキーンにしても、チャンスはあったのだ。 ということは、正しい場所へ詰めてはいたということ。 先週2トップで爆発したように、シーズン始めと比べればフィットしてきているのは間違いない。 また、キーパーにしては珍しく、レイナは攻撃面でも素晴らしかった。 安定感抜群な上に、フィールドの端から攻撃の基点として正確なフィードを連発。 安心して任せていられる。 アルベロア、キャラガー、シュクルテル、ヒーピア、アッガー、アウレリオ、マスチェラーノ、リエラ、そして素晴らしいアシストを決めたトーレス。 彼らも皆、それぞれ個性を生かした、及第点以上のプレーを見せてくれている。 今のレギュラー陣には、全員合格点をあげられる。
では、控えはどうなのか。 スパーズに敗れたことで、一気に懸念が噴出したが、ベナユン、バベルは全く問題なし。 ルーカスも及第点。 カヴァリエリ、エンゴグも新加入にしては頑張っている。 ということは、問題はサイドバック。 ドッセーナは、今のところは不合格にせざるを得ない。 ミッドウィークは酷かった。 何試合かはなかなかのパフォーマンスを見せてくれたが、£7Mを払ったことを考えれば満足できるものではない。 順応するのに時間がかかるのは仕方ないかもしれないが、即戦力を期待していたサポーターからすれば、残念というしかない。 近頃ではインスーアのほうが上という声も聞かれる。 そして、それこそリーセに戻ってきて欲しいと願っているのは自分だけではないはずだ。 弾丸ミドルを見られないのは、かなり寂しい。 それ以外の部分でも、リーセのほうが上に見えてしまうのは、彼を好きなだけだからなのだろうか。 ユーヴェとローマが狙っているらしいが、ひょっとしたら・・・ デゲンに関しては、積極的に上がるのは見ていて楽しいが、本職が危うい気がしてならない。 ケガばかりで評価しづらいが、フィナンと比べてしまうと物足りない。 そしてペナント。 放出されるという話になっているが、彼は十分戦力になる。 右サイドでウィンガーと呼べるのは彼だけ。 クロスの質も一番良いし、スカッドの質を維持する意味でも、チームにいて欲しい存在のはず。 なぜ出すのか、明確な答えを知りたいところだ。
いずれにしても、チェルシーと並走を続けるリヴァプール。 あちらもなかなか躓く気配はないが、どこまで今の内容を維持していけるか。 楽しみだ。
posted by NO8 |17:40 |
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2008年11月10日
Week 12 : 8th Nov, 2008
リヴァプール 3v0 ウエストブロム
先発:4-4-2
レイナ:アルベロア、キャラガー、アッガー、アウレリオ:マスチェラーノ、ジェラード、ベナユン、リエラ:カイト、キーン
交代:バベル(リエラ’66)、トーレス(キーン’72)、アロンソ(ジェラード’80)
得点者:キーンx2(’34,’43)、アルベロア(’93+)
*MOM:キーン
雑感:
ついにキーンにゴールが生まれた!! プレミアでは約半年ぶりとなるゴール。 彼ほどの選手がそれだけの間得点0だったことにまず驚くが、1点だけじゃなく2点目も取っちゃうところが何とも彼らしい。 これまで決められなかったのがウソみたい・・・ とは言ってみるものの、この試合で2点一気に決まったのは、チーム全体としての内容が良くなってきている事と無縁ではありえない。 確かに勝ち点3を取ることが至上命題ではあったが、前半にリードを奪う危なげない勝ち方と、後半になんとかもぎ取る勝ち方とでは、与える印象が大きく違う。 今日は前者だった。 今シーズンのプレミアでは初めて。 安心できる試合展開だった。
ウエストブロムの戦い方がリヴァプールを助けてくれたのは言うまでもない。 ストークのような戦い方をされていたら、キーンの2ゴールは生まれなかった。 それこそ、エリア内外を8人で張られていたら・・・ しかし、幸いなことにウエストブロムは出てきてくれた。 言うならサッカーをしにアンフィールドへ来ていた。 パスを繋ぐという意識を彼らが持っていてくれたからこそ、前線からの強烈なプレスが意味を持った。 上がり始めた相手の裏を、インターセプトから一気に突くことができた。 彼らがロングボール一辺倒でひたすら守るという選択肢を取らなかったことに感謝したい。 前線の選手だけ見れば、十分採りうる選択肢だったのだから。 そして、少しでも前掛りになることで後ろは空いた。 2列の間にあれだけスペースを与えられれば、ジェラードは絶対仕事をしてくれる。 ようやく見ることができたスペースへ人を動かすスルーパスも、相手がオフェンシブに来てくれたからこそ通せた。 1点目、2点目ではパスの距離は全く違うが、どちらもキーンへのチェックは緩め。 ウエストブロムが守備だけ意識してきていれば、1トップのキーンを2度もフリーにさせてくれただろうか。 彼のポジショニングのうまさにケチをつけるつもりはさらさら無いが、相手が自滅してくれた面も大いにあった。
できれば、キーンはピッチに残しておいて欲しかった。 復帰のトーレスと交代して御役御免となったが、休みのほとんどないカイトを代えても誰も文句は言わなかったはずだ。 それだけ信頼されているということの裏返しでもあるが。 それにしても、いいタイミングでキーンが点を取ってくれた。 これまで大車輪の活躍を見せているカイトに続き、キーンが初ゴール、そして同じ試合でトーレスが復帰。 パーフェクト。 最低でも、‘トーレスにおんぶに抱っこ’状態からは抜け出せたはずだ。 あとは、3人が絡んでゴールを奪えるか。 シーズン序盤、それぞれ連携はあっても、点という形では残らなかった。 これからの数試合でこの状況を改善できるかどうか、注目だ。
最後にアルベロア。 自身レッズ2ゴール目となるゴールも決め、累積で1試合出場停止になる前に素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。 左のアウレリオが何度も軽くいなされているのを見てリーセの不在を感じるのとは対照的に、アルベロアはフィナンの抜けた穴を完璧に埋めている。 積極的な攻撃参加に目が行きがちだが、守備面でも十分に及第点を与えられる。 イエローの数が示すとおり改善すべき点はあるが、控えのデゲンが故障し、拙いパフォーマンスが許されないプレッシャーの中、これほどまで安定したプレーを見せているのには、すごいの一言。 移籍直後に、いきなり不慣れな左サイドを任されながらメッシを完封して以来、これといって悪いパフォーマンスも記憶に無い。 派手さはないが、頼りになる。 この、リヴァプールのディフェンス陣が持つ特性を、しっかり受け継いでいるようだ。 これからの彼の更なる活躍に期待!!
posted by NO8 |14:31 |
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2008年11月06日
CL Day 4 : 5th Nov, 2008
リヴァプール 1v1 アトレティコ・マドリー
先発:4-5-1
レイナ:アルベロア、キャラガー、アッガー、アウレリオ:マスチェラーノ、アロンソ、カイト、リエラ、ジェラード:キーン
交代:バベル(リエラ’61)、エンゴグ(キーン’71)、ルーカス(マスチェラーノ’77)
得点者:マキシ・ロドリゲス(’38)、ジェラード(’95+(PK))
MOM:アロンソ
雑感:
助かった。 率直に言って。 エキサイティングな試合ではあったが、またも誤審だらけで、試合内容どうこう云々の前にレフェリーとアシスタントに、そしてジェラードに懐疑の目が向けられることになってしまった。
前半、目の前で起きたあからさまなハンドを流した時点で‘?’と思ったが、まあホントに最後まで混乱させてくれた。 それでも、個人的には、最後のプレーはペルニアのファールだが。 先にボールに触られ、ゴールラインを割るであろうことが分かっているのにも拘らず体をぶつけた時点で、最悪の結果は予想できたはずだ。 だが、それまでのジャッジの流れから言って、流されていても仕方なかったとも思う。 それまでにエリア内で合わせて3度もハンドがあったこと自体珍しいと思うが、それら全てを流したのなら最後のファールも流すべきだった。 逆に、もし3つともPKを与えていたのならPKでも納得がいったのではないか。 実際、主審は流すつもりだったようだが、副審がPKを指したようだ。 つまるところ、0-1か2-3の負け試合を副審が救ってくれたわけで、何とも歯痒い、煮え切らない終わり方になってしまった。 点を取るチャンスは十二分にあっただけに、なおさらもどかしい。 また、もし自分が相手の立場だったら、この結果は絶対に受け入れられないから、アトレティコのサポーターには申し訳なく感じる。 でも、責めるなら、ジェラードではなく副審を責めて欲しい。
内容だけ見れば、勝っていておかしくなかった。 というより、勝っておきたかった。 残り2試合を残してグループ突破を確定できていれば、大幅なターンオーバーが可能となりプレミアにさらに集中できていただけに、ラファはさぞかし残念がっているだろう。 マークの緩いCLでは本領を発揮しているキーンの2チャンスがおそらくは一番の決定機だった。 先のスパーズ戦と同じように、一箇所でボールを止めることなく、絶えず動きながら相手のゴールに向かっていく攻撃は評価できる。 問題は、バックから前線まで同じようなテンポでボールを運んでいることだろう。 ボールを支配し、相手陣内で回し続けてもクリアチャンスになかなか結び付けられていない影には、一気にスペースを衝くようなパスが無いことが影響しているのでは。 それでも、タレント揃いのチームを相手にあそこまで攻め続けたことは、今しているサッカーが間違っていない証明にもなる。 カウンターで点を取られる癖は早急にてこ入れが必要だが、リヴァプールのサッカーが少し前までのプレスサッカーから変わり始めていることは確かなようだ。
ドリブルでの攻め上がり、フィード、ヘッドと、攻撃面の活躍でファンの心を完全に取り戻したアッガー、正確な長短のパスでチャンスを何度も演出したアロンソは素晴らしい出来。 キャプテンはダイバーと叩かれているようだが、彼はそんな選手ではない。 本調子ではないのかもしれないが、それでもチャンスを作り、更にはPKをまたも沈めて存在感を示してくれた。 嫌な風評も吹き飛ばしてくれるようなパフォーマンスを早く見られることを願っている。 チームとしても、2連敗を免れたことで、少しはリラックスして週末の試合に望めるはずだ。 内容はいい。 あとは点が欲しい。
posted by NO8 |02:52 |
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2008年11月02日
Week 11 : 1st Nov, 2008
トッテナム 2v1 リヴァプール
先発:4-5-1
レイナ:アルベロア、キャラガー、アッガー、ドッセーナ:マスチェラーノ、アロンソ、カイト、リエラ、ジェラード:キーン
交代:バベル(キーン’66)、ベナユン(リエラ’77)
得点者:カイト(’3)、キャラガー(’68・OG)、パヴリュチェンコ(’90)
*MOM:カイト
雑感:
いつものリヴァプールを見ているようだった。 前半に先制され、後半にひっくり返す試合展開。 運に恵まれたゴールシーン。 今シーズン、レッズが勝ち点を手にしてきた勝利パターンをしかし、そっくりそのままやり返されることになった。 レドナップ就任後雰囲気ががらりと変わったスパーズ。 何でもかんでもうまくいっているチームに、このタイミングで当たったことは運が悪かったと認めざるを得ないし、今のスパーズなら仕方が無いか、と納得することもできないでもない。 しかし、今シーズン1、2を争う好パフォーマンスを見せたにもかかわらずの敗戦。 2点目を奪えなかったことが、勝ち点2どころか勝ち点3、さらには首位の座までをも失う結果となってしまった。
開始早々カイトの素晴らしいフィニッシュでリードを奪う最高の立ち上がり。 古巣相手にアシストを決めたキーンを含め、前線の4人が絶えず強烈なプレッシャーをかけ続け、相手の最終ラインからの供給を寸断。 中盤に入ってくれば、素早いアプローチで縦パスを入れさせないという、これぞリヴァプール!というサッカーが久しぶりに見られた前半だった。 先週のチェルシー戦より高い位置で奪いにかかり、奪えばワンタッチで小気味よくつないでサイドを崩す。 見ていて気持ちいいサッカーを披露してくれた。 両サイドバックが上がるシーンが多く見られたが、彼らがどれだけ攻撃に参加できているかというのは、チーム状態を見る時、良いバロメーターになるだろう。
悔やむべきは、後半立ち上がりに立て続けに訪れた決定機をものにできなかったこと。 ジェラードはポストとバーにそれぞれ阻まれ、カイトとアロンソはわずかに枠の外。 攻撃だけを見れば、高い位置で奪って相手のエリア近くで回しシュートまで持っていくという、非常に効率の良いサッカーをしていた。 それだけに、良い流れ、ムードの中で試合を決めることができなかったことが大いに悔やまれる。 見ている側としても、あれだけチャンスを作っておきながら点差が一点差のままであることに不安を覚えながらの観戦だった。 そして、キーンを下げた直後にオウンゴールで失点。 徐々にプレスが緩み始め、チャンスを作られ始めていた時間帯での失点。 2点目を取らせなかったことが、少なからずスパーズの選手たちに影響していたのだろう。 攻めの面では、キーンの交代は仕方なかったと思う。 だが、カイトを右に残したままバベルを1人で張らせたことで、彼本来の怖さを発揮できなかった。 カイトを前線で走らせ、バベル、リエラのウイングからチャンスを作ったほうが良かったように思えるが、おそらく相手の左サイドの守備も意識しての選択だったのだろう。 いずれにせよ、勝ち点1でも仕方ないという雰囲気は出始めていた。 内容だけ見れば、それ以上でも十分妥当だったが・・・ 決勝点は、その気持ちの違いが出たように思う。 どうしても最下位から出たいスパーズはワンチャンスをものにした。 レッズは、ドッセーナ、アッガー共に緩めのチャージだけ。 防げた失点だった。 いつもは歓喜、大喜びしている時間帯。 今回は、相手チームがそうするのを見る番だった。
これまでの序盤戦を振り返ってみれば、この2位という位置は上々といって間違いない。 トーレスをケガで欠く中ビッグ2を破り、土壇場の逆転勝ちも4度。 試合内容もほめられるようのものは最近になってからで、試行錯誤が続く中フラストレーションが溜まることのほうが多かった。 それでも結果は出た。 一番欲しかったものが。 文句を言うつもりはない。 これで初黒星となったわけだが、正直スパーズ相手でよかったとも思う。 今の彼らは色んな意味で特別。 レッズの内容自体は全然悪くなかった。 1位という座には少しの間しか居座ることができなかったが、負けても1位でいられるほどプレミアは甘くない。 レッズにとっては、今までと同じアンダードッグに戻っただけだ。 メッシがCLはリヴァプールが最有力とか言ってくれたみたいだが、ファーガソンやランパードのように下に見てくれたほうがレッズにはいい。 またいつもの立ち位置に戻っただけ。 1位というプレッシャーも無くなった。 肩の荷も降りたことだし、のびのびとプレーしてくれることを期待!!!
posted by NO8 |23:07 |
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