2008年10月30日

第10週 v ポーツマス (H) : 11人だけじゃ勝てない

Week 10 : 29th Oct, 2008

リヴァプール 1v0 ポーツマス

先発:4-5-1
レイナ:アルベロア、キャラガー、ヒーピア、アウレリオ:アロンソ、ルーカス、ペナント、バベル、ジェラード:カイト

交代:ベナユンペナント’63)、リエラバベル’72)、キーンジェラード’90)

得点者:ジェラード(’75(PK))

*MOM:ジェラード



雑感:

単独首位に立ってから初めてのアンフィールドでの試合。 自信を深める意味でも、ストーク戦で作ってしまったような嫌な流れをまた作らないためにも、そして勝ち続けることによってライバルたちに存在感を示すためにも、勝ち点3は絶対欲しかった。 ファーガソンが、リヴァプールチェルシーに勝ったのは望み通りだったと言っているように、皆に怖がれる存在にはまだなっていないリヴァプール。 しかし、口撃に動じず、1位という順位にも押し潰されず結果を出したことは十分に評価できる。 それも、難しい相手に対し、メンバーを大幅に入れ替えての勝利。 ギャンブルは成功だった。 確かにゴールに関してはまたも運に恵まれた感があるし、前半にホームでリードできないのも変わっていない。 しかし、勝利で試合を終えるというメンタリティーは、昨シーズンまでと比べ明らかに変わってきている。



どちらのチームも意外な布陣を敷いて臨んだこの試合。 こうして久しぶりにラファのローテーションを見ると、去年までのローテーションがいかに頻繁だったか、更に言ってしまえば過剰だったかが、改めて分かる。 ヒーピアルーカスバベルにとっては、久しぶりの先発となった。 ポーツマスは、デフォーを使わず中盤を5枚にして固め、古巣に帰還したクラウチに早めにロングボールを入れる戦法を選択。 クラウチはやはり類稀な選手。 レッズの選手が3人で行ってもしっかりキープできる選手はあまり見ない。 手の内を知っていることもあったのだろうが、試合を通して脅威であり続けた。 また、ヒーピアが空中戦で競り負けるのを初めて目にすることにもなった。 2トップで来られたほうが確実に怖かったと思うが、実際のところ1トップでも決定機を2度作られており、終了15分前まで0-0だったことを考えても、ポーツマスの戦い方は間違っていなかったと言うべきだろう。 結局、いつも通りの後半の猛攻で1点を奪い取ったが、あちらに転んでいた可能性は否定できない内容だった。 



レッズの内容に関して言えば、両サイドの活発さが目立った。 まずバベル。 わざわざ相手2人をつり出す様な動きをしてから一気にドリブルを仕掛ける、またはパスを出すという動きがかなり効果的に見えた。 何かをしてくれそうな雰囲気をいつでも持っている。 ペナントも、出場機会は少ないが、出てこればいつも3、4本はいいクロスを入れてくれている。 前に蹴りだしてからクロスを上げるまでの動作がとても速く、かつ正確。 抜き切らずにでもクロスを上げることができるのは大きな武器だ。 組み立ての場面でパスミスが見られたのは課題だが、十分に戦力といえる。 ベナユンは交代で出てきたが、常に敵の間に入り込む動きは、ゴール前を固める相手を崩すには非常に効果的。 裏への飛び出しもあり、まさに神出鬼没。 嫌な選手という言葉がぴったりだろう。 リエラは、突破あり、トリックあり、キープあり・・・ といった具合に、4人が持つ個性をうまく使い分けることができれば、攻撃の幅はぐんと広がる。 この試合ではあとの2人が交代で出てきて更に攻撃の厚さが増したが、これからもあるであろう、ゴール前を固められる試合展開を打開するためにも、4人には好調を維持してもらいたい。 



最近までキャラガーと鉄壁を築いてきたヒーピアは、今シーズンはこれまでロスタイムの時間潰しとしての登場がほとんどだったが、34歳になっても信頼感が抜群。 クラウチに決定的な仕事まではさせず、PKを誘発したヘッドも放つなど、素晴らしい働きだった。 そしてルーカス。 移籍後そこまで目立つ活躍はしてこなかったが、この試合では成長を見せてくれた。 パスワーク以外にも、フィジカルな相手に対し積極的に当たっていくなど、中盤に活力を与えてくれた。 ようやく実力発揮といったところだろうか。 こうした普段ベンチを暖めている選手の活躍、更に言えばファーストチームに登録されている20数人それぞれのチームへの貢献が無ければタイトル獲得などありえない。 11人ではシーズンは勝てない。 彼らの活躍で勝利を収めることができたことに、ラファはいつもとはまた一味違う手応えを掴んだはずだ。



ジェラードのパフォーマンスは言わずもがな。 かなりのプレッシャーがかかったPKだと思うが、しっかり沈めてくれた。 これで、チェルシーに3ポイント差をつけたまま向かう先は、ホワイトハートレーン。 アーセナルに土壇場で2点差を追いついた、レドナップ就任で全てが上向きのスパーズと戦うことになる。 順意表では一番とどべ。 しかし、番狂わせは、えてしてこういう試合で起こる。 容赦ないパフォーマンスを見せることができるか。 チェルシー戦のようなパフォーマンスを期待したい。

posted by NO8 |19:41 | 08/09プレミアリーグ | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年10月27日

第9週 v チェルシー (A) : 一番上から見る景色

Week 9 : 26th Oct, 2008

チェルシー 0v1 リヴァプール 

先発:4-5-1
レイナ:アルベロア、キャラガー、アッガー、アウレリオ:マスチェラーノ、アロンソ、カイト、リエラ、ジェラード:キーン

交代:バベルキーン’60)、ルーカスカイト’87)、ヒーピアリエラ’89)

得点者:アロンソ(’10)

*MOM:キャラガー



雑感:

順位表を見てみる。

リヴァプールの名前が一番上にある・・・

いつも、アーセナルチェルシーマンチェスター・ユナイテッドの名前があるところに、リヴァプールと書いてある。 1という数字の右側に・・・

毎年期待されながら、結局は3位か4位かを争ってきたここ数年。 1位という場所は、近くに見えて、実はとてつもなく遠かった。 いくら欲しても、他力本願で手に入るようなものでは無かった。 いつも見えていたのは、ライバルの後姿だけ。 追いかけても、追いかけても、尻尾を掴むことさえできなかった。

今。 初めて上り詰めた、順意表の一番上。 選手は、サポーターは、何を感じているだろう。 確かにまだ先はとてつもなく長い。 しかし、今見ている景色を手放したいと思った人は、いないはずだ。 来年の5月も同じ景色を見ていたいと。



共に無敗、同じ勝ち点で迎えた頂上決戦。 普段とは違い、今回のチェルシー戦は中盤での潰しあいがそこまで激しくならなかった。 中盤で止まらない分、エリア近くまで寄ってこられるシーンが多かったが、その外ぎりぎりのところで何度もインターセプト。 MOMには、アッガーらディフェンス陣を見事に統率し、決定的シーンを阻止したキャラガーを選ばせてもらったが、今日はサイドバックを含めディフェンシブエラーが一つもなかった。 試合を通じて危ないシーンそのものが少なかったのは、早めに点を取れたことで堅守速攻という戦い方がより明確になり、サイドバックが無理矢理出て行く必要がなくなったから。 だがそれでも、4年半無敗で来ていたスタンフォード・ブリッジでのチェルシーが、ゴール前であそこまでアイデア切れのようになったのには驚くばかり。 実際、チェルシーは先週アウェーでボロ相手に5ゴールを決めているチーム。 そんなチームをあそこまで悩ませたレッズの選手たちのがんばりは、本当に凄かった。  試合終了の笛が鳴った後ピッチを去っていくテリーランパードの表情が、今日のレッズのパフォーマンスを映し出していた。



1点が入ってから更に点を狙いにいく姿勢を貫いたことも、非常に重要だった。 チェルシーにボールをキープされるのは仕方が無いかもしれないが、単発ではあってもチャンスを作られることはどのチームにとっても嫌なもの。 チェフがかろうじて防いだジェラードの左足ミドル、ポストに阻まれたアロンソのフリーキック、更にはバベルの強烈ミドルと、ただ引いて守るのではなく、カウンターをシンプルに繋いですぐシュートへ持っていくサッカーをしたことで、チーム全体の動きが統一できていた。 その中で重要な役割を担ったのがアロンソジェラード。 守るときはプレッシャーをかけ自陣深くまでに戻り、少しでも隙があればタックルをかます。 カウンター時にはいち早く相手の守備の薄いところを見つけ出し、展開する。 したいことが明確で、チームに落ち着きを与えてくれた。 そしてリエラ。 1人で何度も突っかけてはボシングワを困らせ、左サイドから脅威を与え続けていた。 深い懐を利用し、先に体を当ててから左足で掻き出すように前進するドリブルは非常に秀逸。 もはや、完璧なレギュラーといっていい。 左サイドは、途中から出てきたバベルもキレのいい動きを見せており、心配はなさそう。 カイトとのツートップではなくワントップで起用されたキーンは何ともかわいそうだったが、彼は存在だけでも相手を嫌がらせることができる選手。 CLでは点も獲っているし、気長に待ちたいと思う。



これで、ユナイテッドチェルシーとトップ2を撃破。 これまで全く勝てなかったユナイテッドに勝てたということ、更にはこれまでの4シーズンで、2分け以外は全敗していたビッグ4とのアウェーでの対戦で初勝利を収めることができたことで、チームが自信を得たことは間違いない。 それも、両ゲームともトーレスを欠いての勝利。 彼に頼らなくても勝つことができているのは大きな進歩だ。 まだシーズンは1/4を過ぎたばかりだが、これまでライバルたちがしてきたような勝ち点の積み重ね方を、今リヴァプールがしている。 去年までなら、もうこの時点で中位に甘んじていた時期に、今年は一番上にいる。 勝ち方も完璧ではないし、ついている部分も大いにあるが、勝ち点3は勝ち点3。 この流れが続いていくことを願うばかりだ。 今週はミッドウィークにポーツマス戦がある。 前回、ユナイテッド戦の次の試合で見せたようなパフォーマンスは絶対許されない。 単独首位に立ってから初めての試合、タイトルにチャレンジする資格があるのかが試される。 

posted by NO8 |14:43 | 08/09プレミアリーグ | コメント(3) | トラックバック(0)
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2008年10月23日

CL Day 3 v アトレティコ・マドリー (A) : 天敵再び

CL Day 3 : 22nd Oct, 2008

アトレティコ・マドリー 1v1 リヴァプール

先発:4-5-1
レイナ:アルベロア、キャラガー、アッガー、ドッセーナ:マスチェラーノ、アロンソ、ベナユン、リエラ、ジェラード:キーン

交代:カイトキーン’53)、バベルジェラード’61)、ルーカスアロンソ’75)

得点者:キーン(’14)、シモン(’83)

*MOM:アロンソ




雑感:

最近何かと繋がりの深い両チームも、夏のフレンドリーが流れたこともあって対戦するのは今回が初めて。 組み合わせ抽選で対戦が決まった時点では、トーレスの古巣凱旋、はたまたガルシアシナマ=ポンゴレアンフィールド帰還、更にはレイナのお父さんの元所属チームとの対戦といった具合に、見所たくさんの好ゲームが期待された。 アグエロシモンアロンソといった面々も過去に相手チームへの移籍を噂されたことがあっただけになんとも興味深い対戦となったが、今回の主役は選手ではなく、レフェリー3人。 オフサイドで取り消されたゴールが2つに、PKを取らなかったシーンが1つ。 キーンのゴールはかなり際どかったが、リターンレグでは誤審のない好ゲームを期待したい。 スコアだけ見れば2-2が妥当といったところだろうか。 



週末のチェルシー戦を前に、好調のカイトをベンチに下げキーンのワントップで挑んだリヴァプール。 (ユニフォームの色は個人的に気に入っている(笑)) アグエロを休ませ覇気が感じられないアトレティコに対し、最初のチャンスでキーンがゴールを奪ったレッズ。 スルーパスはさすがでジェラードはやはりこのポジションが一番しっくりくるのかもしれない。 この1点目のあとにもジェラードが素晴らしいクロスを送ったが、キーンゾラスタイルのバックヒールを空振りしてしまい、試合後ラファから名指しで叱られている。 リエラはシミュレーションでイエローを喰らったが、あれはPK。 アトレティコの元レッズの2人はといえば、ポンゴレはボールを持たせると怖そうな雰囲気があったが、キングガルシアレッズ時代にもよくあったように、消えている時間が多かった。 フォルランは相変わらず両足でミドルを撃てるようで、左足で強烈なのが一本あった。 ユナイテッド時代から変わっていない。



後半始めのベナユンセイタリディスのゴールは、共にオフサイドはなかった。 副審は2人ともミスジャッジを犯したが、結果的にはイーブン。 アグエロが入り活気付いたアトレティコに対し、リヴァプールキーンジェラードアロンソを次々ベンチへ下げた。 アロンソは展開したりミドルを撃ったりとなかなかの出来。 キーンと同じようにケガを負ったようだが、週末には間に合うことを願っている。 試合のほうは押し込まれる時間が長く、アルベロアを度々出し抜いていたシモンに終了7分前にゴールを許した。 あのイスタンブールの翌年、トーナメント1回戦でのベンフィカ戦。 キャラガーのミスからゴールを許したあのシーンが蘇ったようだった。 本当に似たパターンからの失点。 天敵なのだろうか。 試合終盤は、かつてお父さんがプレーしていたピッチで素晴らしいパフォーマンスを見せたレイナが逆転を防いだあと、バベルのヘッドがわずかに枠を外れて試合終了。 アッガードッセーナは安定したパフォーマンスを見せてくれた。 あの時間帯までリードしていたのを失ったのは確かに残念だが、文句を言うほどでもないというのが、正直な感想だ。



これでグループリーグ最大の山場を、アウェーでの勝ち点1という形で乗り越えたレッズ。 今度は、リーグの方で最初の正念場を迎える。 要塞スタンフォード・ブリッジで、どのような戦いを見せてくれるのだろうか。 最少得点で勝負が決まるような気がするが、果たして・・・?

posted by NO8 |21:13 | 08/09チャンピオンズリーグ | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年10月19日

第8週 v ウィガン (H) : デジャヴ・・・?

Week 8 : 18th Oct, 2008

リヴァプール 3v2 ウィガン

先発:4-4-2
レイナ:アルベロア、キャラガー、アッガー、ドッセーナ:アロンソ、ジェラード、ペナント、リエラ:キーン、カイト

交代:エル・ザールドッセーナ’78)、ベナユンアルベロア’80)、ヒーピアキーン’90)

得点者:ザキx2(’29、’49)、カイトx2(’37、’85)、リエラ(’80)

退場者:バレンシア(’74)

*MOM:カイト



雑感:

もうちょっと普通に勝ってくれないかな(苦笑)

試合後にラファが言ってることが全て。 もっと自分たちにとって楽な試合展開にしないと。 それができなければ、いつかは苦しむことになる。 今は、引き分け(負けといってもいいかも)を勝ちに変えられているが、これだけ簡単に先制点と取られ続けてるようでは、いつか絶対に躓く。



ウィガンは厄介な相手だと、みんな分かっていた。 あのチェルシーでさえ苦しんだのだから。 エジプトから鳴り物入りでやってきた絶好調のザキ、ビッグクラブから放出されたものの、実力十分のカポバレンシア、潰し屋として評価急上昇中のパラシオス、それにヘスキーカークランドの元レッズ勢(ヘスキーは出なかったが)。 そして何より、監督、スティーヴ・ブルース。 バーミンガム時代からホームで全く倒せないこの敵将こそ、嫌なイメージが離れない原因だった。



前半は、アンフィールドでの試合にもかかわらず自陣に押し込められる時間が続く。 フィジカルの強い相手に対し人数をかけすぎ、プレスが遅くなる。 サイドからの突破が怖いから人数をかけると、中が空く。 これの繰り返し。 チャンスは作られていなかったが、我慢の時間帯が続いた。 そんな中、またも自ら招いたミスから失点。 あれはレイナが悪い。 敵のフォワードが2人もうろついているときに、わざわざパスを出す必要は無い。 またも、もったいない失点で、アッガーには何とも気の毒な復帰戦となってしまった・・・ と思っていたら、すぐに同点弾をアシスト。 持ち味の攻撃センスを遺憾なく発揮して、一気に左サイドを抉ると、最後は右足のアウトサイドでアシスト。 センターバックとは思えない、完璧な動きだった。 やはりすごい選手だ。 決めたカイトは、そのすぐ後にも素晴らしいミドルを放ったが、カークランドにはじかれてしまった。 前半に点を取れたし、いい流れだ、とハーフタイムを待っていると、バレンシアに右サイドで2人かわされる。 そして、ザキクラウチばりの(半)オーバーヘッドが決まる・・・ えぇぇぇぇぇぇと呻ってしまうほどの、ワンダフルゴール。 両足でここまで強烈で正確なシュートを撃てるのは、世界中でもそうはいないのではないか。 試合を通じて、彼のフィジカルプレゼンスにアッガーキャラガーとも抑えるのにかなり苦労していたし、チャンスを両方とも点に結びつけたように、決定力もある。 新“怪物”かも知れない。 ちなみに、エジプト人フォワードは、今シーズンアンフィールドで3点も獲ったことになる。



ハーフタイム直前の失点で、追う展開となった後半。 久しぶりに帰ってきたペナント、そしてリエラが積極的なプレーを見せるが、一点が遠い。 そんな中、シティ戦のデジャヴを見ているかのような展開に。 74分、バレンシアが2枚目のイエローで退場。 これで、10人になりゴール前に張り付き始めたウィガンに対し、攻め続けるレッズ。 交代で入ったエル・ザールが左サイドでフェイントをかましてクロス。 ジェラードがまたいでスルーしたところを、リエラが右足で右隅に突き刺し同点。 リエラにとっては、記念すべき初ゴールとなった。 利き足でない足を使ったほうが、ゴールに繋がる試合だったようだ。 そして、85分の決勝点。 はつらつとした動きで、何本もいいクロスを入れていたペナントが、ライナーでマイナス気味のクロスを入れると、今度はカイトがジャンピングボレー。 当たり損ねではあったが、うまく弾んだボールはカークランドの手、バー、ポストと当たってゴール! 1-2から、退場者が出たあと逆転という展開は、シティ戦と瓜二つ。 今回は前半のうちに追いついたので安心していたが、勝ち越されたのは初めてだったので、少し危機感を覚えたのも事実。 しかし、変わらなかったのは、後半に攻め続ける姿勢と、勝ち点3をもぎ取ったという、結果だった。



スリリングな試合が多く、結果的には勝っているだけに問題点が指摘されづらい状況ではあるが、いくらなんでも前半の内容が悪すぎるのは事実だ。 相手の様子を見ることは必要ではあるが、今のリヴァプールの様子の見方というのは、自分たちの形が試合前に分かっていないから、少し相手を見てから決めよう、といった感じ。 これでは、序盤から積極的にゴールを奪おうという気など、生まれるはずもない。 これからの2戦は、共にシーズンを大きく左右する試合。 じっくり様子見している余裕などない相手のはずだ。 ラファは一体どんな言葉をかけるのだろうか。

posted by NO8 |17:14 | 08/09プレミアリーグ | コメント(1) | トラックバック(0)
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2008年10月13日

最新補強候補リスト② : フランスで復活したあの男・・・etc 

今回は4人挙げておきます。 なかなか面白そうな名前が挙がっているので、ぜひ読んでみてください。 個人的には、2人目の名前にかなり驚きました。 ていうか、4人目は・・・



1.ヤクブ・ブラシュチコフスキドルトムント

22歳のポーランド代表。 夏の移籍市場でも一時期名前が挙がっていた、右サイドのチャンスメイカー。 重心が低く、ディフェンスがなかなか飛び込めない懐の深さを持っている。 左足もかなり器用なため、縦だけでなく中に切れ込んでくることも多い。 ドルトムントが放出を頑なに拒んでいるため、報道されている£5M程度では到底獲得できないだろう。 先日のW杯予選のチェコ戦でも、チェフの頭上を抜くゴールを挙げている。 ちなみに、ドルトムントで着ているシャツの背中の名前は‘KUBA’と書かれているが、これは彼の愛称のようだ。 ドルトムントは今シーズンリヴァプールに加入したデゲンの前所属チームでもある。 



2.フェルナンド・カベナギボルドー

04年の夏に、リーベルからスパルタクへ移籍するまでは、‘バティストゥータの再来’と日本でもかなり騒がれていたアルゼンチン人フォワード。 ロシアでは泣かず飛ばずで、存在を忘れられかけていた07年の冬にボルドーへ移籍。 それからの半年は調子を取り戻すのに時間がかかったが、昨シーズンは23試合で15ゴール、今シーズンもこれまで8試合4ゴールと、好成績を残している。 現在26歳。 今一度ビッグクラブが目を光らせる存在となりつつあり、現在£13Mといわれている移籍金も、リヴァプール以外のビッグクラブが関心を示すようになれば一気に跳ね上がる可能性が高い。 シンプルなフィニッシュもでき、ヘッドもうまい。 エリア外からのミドルも多く、アルゼンチン人らしくチャンスメイクやアシストもできる。 FKも以前は蹴っていたが・・・ 本人は、リーベルでチームメイトだったマスチェラーノや、テベスのいるプレミアリーグに関心を示しているようだ。



3.ディオゴオリンピアコス

これまで全ての世代でブラジル代表に選出されてきた、21歳の万能フォワード。 パトをも凌ぐタレントとも言われており、ケガがなければオリンピックにも選出される予定だった。 181センチの長身、非常に高い技術、エリア内外問わずにシュートへ持っていく姿勢、そして左右両足を使えるという、将来を嘱望される大器。 リヴァプールチェルシーがスカウトを送ったことで一躍知られる存在となったが、アーセナルフィオレンティーナといったチームは、かなり前から注視していた模様。 特にヴェンゲルはかなりご執心の様子で、これまでに3回オファーしたが全て失敗に終わっている。 オリンピアコスにはレトがいるため、彼から何らかの情報がリヴァプールに伝わった可能性はある。



4.デヴィッド・ベントリートッテナム

現在勝ち点2で最下位に沈むスパーズ。 リヴァプールを蹴って、£15Mと言う高額な移籍金で加入したベントリーも、最近はベンチスタートが続き、遂にはイングランド代表からも落選。 ウォルコットの台頭もあって、本人も焦っている様子。 そんな現状を見たラファが、これはチャンスとばかりにまたチェックしている模様。 と言っても、今夏移籍したばかりの選手をすぐにまた獲得というのは現実的にはありえない話。 もしスパーズがこのまま降格するとなれば話は別だが、まだそこまでは想像がつかない・・・




今回は以上です。 また新しい情報が入れば、近いうちにまとめて報告したいと思います。

posted by NO8 |16:15 | 移籍関連 | コメント(4) | トラックバック(0)
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2008年10月06日

第7週 v マンチェスター・シティ (A) : Comeback Kings!!!

Week 7 : 5th Oct, 2008

マンチェスターC 2v3 リヴァプール 

先発:4-5-1
レイナ:アルベロア、シュクルテル、キャラガー、アウレリオ:マスチェラーノ、アロンソ、カイト、リエラ、ジェラード:トーレス

交代:ドッセーナアウレリオ’70)、キーンマスチェラーノ’70)、ベナユンリエラ’81)

得点者:アイルランド(’18)、ガリード(’42)、トーレスx2(’55、’73)、カイト(’92+)

退場者:サバレタ(’67)

*MOM:トーレス



雑感:

すごかった!! 期待はしてたけど、まさか3点取れるとは予想していなかった。 大変貌を遂げたシティ相手にアウェーで0-2。 これまでのリーグ戦7ゴールのうち6ゴールが後半に生まれていたからか、このままあっさり負けることはないと思っていたが、それにしても・・・ サバレタの退場はあったにせよ、素晴らしいカムバックだった。 これで、今シーズン4度目の逆転勝ち。 応援する側からしてみればもう少し楽な勝ち方がいいが、まぁ勝ってるからいいか(笑) 



今シーズン、プレミアのアウェーゲームではまだ1点も許していなかったリヴァプールが、一気に2点を奪われる展開となったこの試合。 前半から点が取れているチャンピオンズリーグのゲームとは違い、スロースタートが板に付いてきてしまっているプレミアでのレッズ。 この試合でも、リエラの単独突破で左サイドをこじ開ける以外は、ロングシュートだけ。 これといったチャンスを作れないまま前半を終えた(彼には、トーレスが3点全てに絡んでいなければMOMをあげたかったが・・・)。 1トップに戻したことでそれぞれの役割が明確になり、連携自体は幾分良く見えたが、それもまだエリアから遠い位置での話。 サイドバックがもっと顔を出すようにならないと、厚みのある攻撃はできない。 守備面でも、自陣内で不用意にボールを奪われてカウンターから失点。 さらに、ライト=フィリップスに突破を許し、エリアのすぐ外でFKを献上。 ここまでは仕方がないかもしれないが、レフティーのガリードがキッカーなのにも拘らず、壁はたった2枚。 それも大きな隙間つき。 まさか狙ってこないと踏んでいたのかもしれないが、なぜ彼がシティの錚々たるメンバーの中でキッカーを任されていたかを、もう少し考えるべきだった。 言ってみれば、どちらも自責点。 勿体無いといわざるを得ない。



後半は、何よりもトーレスの1点目が大きかった。 時間帯も良かったが、何よりシティに‘1点差’というプレッシャーをかけることができたのが大きかった。 泥臭いゴールではあったが、サイドをジェラードアルベロアで完璧に崩した連携は見事だった。 そしてキーン。 ラファが先発から外したのを知ったときは、これまでずっと先発で使っていた理由は、ただ早く初ゴールを決めて欲しかったから?とも思ったが、落ち込んだ様子も見せず、影ながら完璧な仕事をこなした。 2点目のコーナーでは、ニアに走ってディフェンスを1人つり、トーレスがフリーへダー。 決勝点も、ディフェンスを連れてゴール前に走り込んだことにより、トーレスに広大なスペースを残した。 ベナユンも良く見ていたし、トーレスもよく走り込まずに後ろで待っていた。 しかし、キーンもさすが。 頭がきれる。 得点パターンが豊富なばかりか、チャンスメイクもでき、さらにスタミナも豊富。 相手にとって見れば、厄介なことこの上ないはずだ。 トーレスにあれだけフリーでシュートを打たせるためのお膳立てをしてくれる選手は、そういないはず。 凄いパートナーになるかもしれない。



カイトにとっては、本当に久しぶりのゴール。 フォワードとして出ている試合が少ないにせよ、27試合ぶり!! 驚いた。 CLではあれだけ決めているから余計に。 実際、彼の活躍はゴール数だけで評価することはできないので、ゴールが少ないからといってそれほど騒ぐほどのことではないかもしれない。 いずれにせよ、キーンカイト、この2人がスコアシートにもっと載るようになれば、リヴァプールはさらに波に乗れるはずだ。



最後に、シュクルテルについて。 オーウェンのケガを思い出した方も多いのではないだろうか。 彼の場合は、全治・・・ 言わないほうがいいか。 この試合でも、ロビーニョに滑り込んでかわされたり、ジョーを蹴飛ばしたりと、危なっかしいところも見せてくれたシュクルテルだが、冬にゼニトから加入以降、ほとんど文句の付け所のないプレーを披露してくれていた。 少しラフなところは玉に瑕だが、キャラガーばりのタックル、さらには迫力十分の空中戦と確実にレッズに欠かせない選手となっている。 確かにアッガーを使って欲しいという話を書いてはいるが、実際のところ彼の安定したパフォーマンスは捨て難く、センターバックを固定していたラファの気持ちも分かる。 どれだけ離脱することになるかは分からないが、しっかり治して復帰してくれることを願っている。 そして、アッガーにとってもチャンスが巡ってきた。 去年自らも経験した、ケガによる長期離脱。 冬にリヴァプールにやってきて、それからのシーズン後半に活躍。 その次のシーズン序盤で怪我を負って長期離脱という流れは、両者とも驚くほど似ている。 ここまでベンチを暖め続けてきたアッガー。 パフォーマンスで後輩を勇気付けることができるか。 

posted by NO8 |14:24 | 08/09プレミアリーグ | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年10月03日

言わんこっちゃない

悩みというのは、本当に次から次へと出てくるものだ。 PSVに快勝し、偉大な記録が生まれたという高揚感を満喫する暇もないまま、レッズサポーターを悩ませる話題が流れた。


レアル・マドリーアッガー獲得に動く。



彼については何度も書かせてもらった。 試合に出さないといけないと。 こうなることも、十分予想できていた。 この23歳が、リヴァプールの将来を担う選手であることは、レッズサポーター誰もが分かっている。 キャリアの終わりに近づくヒーピア、30代に入ったキャラガー。 この2人のあとを継ぐのは、現在レギュラーポジションの座を射止めているシュクルテル、そしてアッガー。 この2人で決まりなのだ。 シーズン前、この4人の名前が並ぶセンターバックのリストを見て、ヨーロッパ一と感じたのは自分だけではないはずだ。 そして、期待していた。 ラファが4人皆を、得意のローテーションで、今まで通り巧くやり繰りしてくれるだろうと。



しかし・・・ タイミングが悪かった。 ラファが、あれほど好きだったローテーションを突然やめた今シーズン序盤、ケガ明けのアッガーをベンチに座らせたまま、ラファはほとんどの試合をキャラガーシュクルテルにセンターバックを任せるようになった。 ローテーションが使われていれば、既に数試合の出番があったであろうアッガーに、ラファがかけた言葉は‘ポジションが欲しければ戦え。’ スタンダールとの初戦を終えたあと、凡庸な内容に終始したアッガーラファの間には、少なからず何らかのやりとりがあったようだ。



契約延長のオファーを出す予定、という話が出始めたのもこの頃だ。 試合に出れないワールドクラスのディフェンダー、若干23歳。 他クラブが放っておくはずもない。 それから彼を守るための案が契約延長のオファーだったわけだが、試合に出れない現状に満足していない選手が、そんなものにサインする可能性は低い。 リヴァプールを愛しているなら、分からないかも知れない。 しかし、アッガーが欲しかったのは、紙面上での約束ではなく、ラファからの一言だったはずだ。 ‘お前が必要だ’、と。



レアルがどういうチームかは、誰もが知っている。 ユナイテッドが見せたような断固とした姿勢を示さない限り、安心など到底できないことも。 レッズファンは、誰もがアッガーの残留を望んでいるはずだ。 ラファはどんな答えを出すのか。 リヴァプールの未来を担う逸材の将来が、揺れている。

posted by NO8 |20:05 | リヴァプール全般 | コメント(4) | トラックバック(0)
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2008年10月02日

CL Day 2 v PSV (H) : Happy Century!!!

CL Day 2 : 1st Oct, 2008

リヴァプール 1v1 PSV

先発:4-4-2
レイナ:アルベロア、シュクルテル、キャラガー、アウレリオ:アロンソ、ジェラード、カイト、リエラ、:キーン、トーレス

交代:ベナユンリエラ’68)、ルーカスキーン’75)、バベルジェラード’81)

得点者:キーン(’4)、カイト(’34)、ジェラード(’76)、クーフェルマンス(’78)

MOM:ジェラード



雑感:

キーン初ゴール!!!

そして・・・

HAPPY CENTURY                     STEVIE GERRARD!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

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posted by NO8 |02:55 | 08/09チャンピオンズリーグ | コメント(0) | トラックバック(0)
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