2008年09月29日

第6週 v エヴァートン (A) : グッドダービー

Week 6 : 27th Sep, 2008

エヴァートン 0v2 リヴァプール 

先発:4-4-2
レイナ:アルベロア、シュクルテル、キャラガー、ドッセーナ:アロンソ、ジェラード、カイト、リエラ:キーン、トーレス

交代:アウレリオリエラ’66)、ペナントキーン’85)、ルーカスアロンソ’85)

得点者:トーレスx2(’58、’62)

退場者:ケーヒル(’79)

*MOM:トーレス



雑感:

ここ8試合で8人目の退場者が出ることとなった、宿敵エヴァートンとのマージーサイドダービー。 ユナイテッド戦と並ぶ、シーズンの大一番。 先週、昇格組のストーク相手にホームで引き分けていたこともあり、どうしても勝ち点3が欲しい試合となった。 



トーレスの決めた2ゴールともに、キーンカイトがうまく絡んでいたことは、大きな前進といえる。 これまでのところ、クロスを放り込むか、トーレスジェラードの個人技に頼る、もしくは相手のミスが絡んだ時にしか得点シーンが生まれてこなかったことを考えれば、前線の選手の連携のみで2点を奪ったというのは大きな収穫だ。 決してフィジカルやヘディングが強いフォワードが揃っているわけではない現在のリヴァプールの前線にとって、動き回って相手をかき回し、スペースを作る、フリーになるという一連の動きは必須。 その意味でも、抜群のスタミナでどこにでも顔を出すカイト、常に動きながらシンプルに裏をつくキーン、そしてゴールを決めるための‘場所’を知っているトーレスは、それぞれ違った‘カタチ’を持った駒といえる。 この3人が噛み合い出せば、相手にとって厄介なこと極まりないはず。 そして、彼らの動きによって相手の陣形が崩れたときこそ、サイドからの突破やジェラードの能力が更に活きるようになる。 ようやくではあるが、前線に一つの流れが見えてきた。 この試合が、得点力アップのきっかけとなればいいが・・・



これで、開幕6試合で4勝2分の勝ち点14。 96・97シーズン以来の好スタートだそうだ。 アーセナルがホームで*ハルに敗れたため、チェルシーを得失点差で追う2位に浮上した。 ここまでは、内容が悪かったにしては結果が出ている。 このダービーでの勝利をきっかけに、内容も改善されていくことを期待している。 次は、ホームでのCL、PSV戦をはさんで、アウェーでのシティ戦。 ストーク戦のようにはならないだろうが、またせっかくの勢いを失うような試合だけはしないよう願っている。




*(ハルは現在勝ち点11の6位。 昇格組でありながら、モウリーニョのような雰囲気を漂わせるブラウン監督の下、既に3勝。 昇格した年のウィガンレディングと同じく、躍進する可能性を漂わせている。 リヴァプールは12月13日にホームで戦う)

posted by NO8 |12:57 | 08/09プレミアリーグ | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年09月26日

最新補強候補リスト① : あの2人の名前も・・・

移籍市場がとじてからほぼ一月。 久しぶりの移籍関連ニュース! ということで、冬の市場が開くまでにはまだ時間がありますが、新たな補強候補としてすでに何人か名前が挙がっていますので、1人ずつ紹介していきたいと思います。 リヴァプールは冬の移籍期間も活発なことがほとんど。 モリエンテスアッガーアルベロアシュクルテルといった選手は全て、ラファが冬に連れてきた選手ですね。 今回リストアップされている選手が冬に来るかどうかは分かりませんが、来年の今頃はレッズのシャツを着ているかも・・・



1.マイケル・オーウェン(ニューカッスル)

レアルからの移籍以降、度重なるケガと監督交代のオンパレードに悩まされ続ける、元祖ワンダーボーイ。 どん底のニューカッスルにあって、1人しっかりと点を稼いでいるのはさすが。 今季いっぱいで契約が切れるため、もし冬に獲得する場合にかかる移籍金は£4Mというバーゲンプライス。 エヴァートンも狙っている模様。 全盛期を知っているリヴァプールファンならば、トーレスとのツートップを当然見てみたい。 今のリヴァプールの前線に必要な人材かといわれれば疑問符がつくが、ヨルを崇拝し、彼の下でプレーしたいと言って憚らないカイトが近いうちにハンブルグへ移籍するようなことがあれば、十分ありうる話。 キーントーレスの3トップなんてことも・・・? いずれにせよ、移籍がもし実現すれば、ジェラードキャラガーは大喜びだろう。 ちょうど10番も空いてまっせ(笑)



2.エミル・へスキーウィガン

個人的に、リヴァプールのツートップで一番頭に残っているのがオーウェンとへスキーのツートップ。 エリクソン政権化のイングランド代表でも、2人で前線を勤めた。 ラファ就任の直前にバーミンガムへ放出。 現所属のウィガンへ移籍後、復活を遂げる。 長らく遠ざかっていたイングランド代表へも、久々の復帰を果たした。 そして、移籍の噂が出始めたつい先日、リヴァプールを去ったことを後悔していると発言。 彼も今年で契約満了。 冬に獲る場合の移籍金は£3M程。 圧倒的なフィジカルプレゼンスは、クラウチの去ったリヴァプールにはない大きな武器。 神・ファウラーを獲ったように、ラファは粋なことを考える節があるようだ。 もちろん、両者とも実力は十分。 アンフィールドへ帰還するとなれば、ファンは喜んで迎えるだろう。



3.アーロン・レノントッテナム

ベントリーの加入で先発の座を奪われた、若き高速ウィンガー。 'スピードデーモン’の異名をとる。 ボールを持っている・いないに拘らず、動きの速さは呆れるほど。 世界中探してもそうはいない。 しかし、その反面クロスの質はずいぶん低く、ラモスも愛想を尽かしている。 移籍金は£8M程度とのこと。 クロスの質だけで見れば、ペナントのほうが上だが・・・



4.ギャレス・べイルトッテナム

今更欲しいと言って、獲れる可能性はない。 こうなるのなら、サウザンプトン時代にもっとアプローチしておくべきだった・・・ と言いたいところだが、その頃は今以上に先立つものがなく、17、8歳の選手に£5M+追加で£5Mなど払うのはムリだった。 仕方ない。 若干19歳で、左サイドならどこでもOK、攻守のバランスもよくて、セットピースも蹴れるとなれば欲しくなるのは当たり前。 だが、獲れないものは獲れない。 あきらめるべし。



5.アイスランサンパウロ

最近トップチームに引き上げられたばかりのセンターバック。 20歳で193センチと長身。 しかし、UKの労働許可証が降りる可能性はまずない。 名前くらいは覚えておいてもいいかもしれない。 というか、センターバックには、ダービーホッブスといった選手もいるので、そこまで無理につれてくる必要はないはず。 アッガーも、本当にもっと使ってあげて欲しい。 彼ほどの人材ならば、ヨーロッパ中の金満クラブが狙ってきてもなんら不思議はない。 頼みます、ほんとに。



こうしてみると、前線の2人が候補に挙がってるということは、現状に満足してないからとも取れる気が・・・ なんだかんだ言って、優勝するための補強です。 お金もあるだけしか使えないんだから、しっかりプランを立てて使ってもらいたいものです。

posted by NO8 |13:52 | 移籍関連 | コメント(5) | トラックバック(0)
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2008年09月22日

第5週 v ストーク (H) : これもまた現状

Week 5 : 20th Sep, 2008

リヴァプール 0v0 ストーク

先発:4-4-2
レイナ:アルベロア、シュクルテル、キャラガー、ドッセーナ:アロンソ、ジェラード、カイト、リエラ:キーン、トーレス

交代:バベルリエラ’65)、ベナユンキーン’73)

得点者:

*MOM:アルベロア



雑感:

開始直後のジェラードのゴールが取り消されたのは大きかった。 入っていれば、キャプテンリヴァプール通算100ゴール目になるはずだったが、何とも納得のいかないオフサイドの判定によって取り消し。 ファーで詰めたカイトに対してだったらしいが、彼は触っていない。 本当にやりきれない・・・ 11人全員が引いて守るストークを崩しきれず、ユナイテッド戦の勝利も吹き飛ぶようなお粗末な内容で引き分け。 チェルシーユナイテッドに引き分ける中、首位に立つチャンスをみすみす失ってしまった。 一度でも順位表のトップに立つということは選手に自信を与えてくれたはず。 更に、ホームでの対昇格組の試合は、確実に勝ち点3を計算できる試合。 それを引き分けたことは、間違いなく勝ち点2を失ったというほうが正しい。 来週のダービーから始まる厳しいスケジュールを前に、勢いを自ら断ち切ってしまったといえる。 去年のチェルシー戦といい、波に乗れそうなところで審判の邪魔が・・・



あの判定は大きかった。 入っていれば、相手もあそこまでウルトラディフェンシブな戦い方はできなかったはずで、ゴール前に常に8人残っているなんていう状況も起こりえなかった。 マスチェラーノを使わなかったのは、押し込む展開が予想されていたので正解だと思うが、前半の内容を見てバベルベナユンといった1人で突っかける選手をもっと早く入れてもよかったはず。 そうすれば少しずつ‘隙間’が生まれたと思う。 サイド攻撃は武器ではあるが、あまりにもばか正直な攻撃が多過ぎ。 お決まりのように、外にはたいてクロスという攻撃をプレミア屈指の巨人チームに試すだけ。 ポジションの入れ替えもないまま攻めるだけの場合、相手はそれぞれが見るべきスペースを消すだけでも守れてしまう。 これではほころびなど生まれない。 エリア内でもボールの収まらないため縦パスも入れづらい。 そこで収まるようになると、相手も出所を抑えに来るのだが、それすらなかった。 クラウチがいればかなり違っただろうけど・・・



スペースがあるのとないのとではパフォーマンスが大きく変わってくるトーレスを活かすには、何本かあった相手のセットプレーのあとのカウンターがチャンスだったが、残念ながら得点は生まれなかった。 何本かあったミドルも、相手はアプローチさえしてこず撃ってくださいといわんばかりのシーンがほとんど。 枠に飛んでいればまだよかったが、アロンソが1回飛ばした以外はため息の連続。 アルベロアは、カイトとの崩しからいい突破やクロスを見せていたので、MOMに選ばせてもらった。 前線や中盤に候補がいなかったのもあるけれど(涙)



これで、今年も去年と似たような滑り出し。 アーセナルは快調、チェルシーリヴァプールシティが追いかけて、ユナイテッドは下のほう。 昇格組が健闘していることもあって、気の抜ける試合は本当に1試合もない。 ラファは、強豪相手には素晴らしい采配を振るうことが多いが、下位チームが相手になると手詰まりになることも、また多い。 今回のような試合展開が今後あってもなんら不思議はない。 取りこぼしたり、確実に格下といわれるチームから勝ち点3が取れないようでは、優勝争いなど以ての外。 攻撃陣が湿りっぱなしの現状を認識し、ゴールを奪うサッカーをそろそろ始めないと、昨シーズンまでの二の舞になってしまう。

posted by NO8 |16:24 | 08/09プレミアリーグ | コメント(3) | トラックバック(0)
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2008年09月17日

CL Day 1 v マルセイユ (A) : なかなかの滑り出し

CL Day 1 : 16th Sep, 2008

マルセイユ 1v2 リヴァプール

先発:4-3-3
レイナ:アルベロア、シュクルテル、キャラガー、ドッセーナ:マスチェラーノ、ルーカス、ジェラード:カイト、バベル、トーレス

交代:リエラトーレス’64)、ベナユンジェラード’69)、キーンカイト’86)

得点者:カナ(’23)、ジェラード(’26、’32(PK))

*MOM:ジェラード




雑感:

スティーヴィーにはこれがある。 まざまざと見せ付けたカーリーミドルだった。 定番の弾丸ミドルだけじゃなく、インフロントにかけるのも本当にうまい。 さらに言えば、あのシュートの直前に同じような位置からニアを狙って防がれていたことを把握し、難しい体勢から一気にファーコーナーへ蹴りこんだパワー、そして判断力にはまさに感服! PKもやり直しを難なく沈める冷静さ。 パスをつなぐ場面では少しミスもあったが、復帰2戦目でこれぞジェラード!という働きを見せてくれた。



レイナには助けられた。 後半は、少なくとも2回彼のセーブで同点を免れた。 コーナーからのヘッドも、終了間際の至近距離のシュートも、ほとんど動く必要はなかったとはいえセーブはセーブ。 ユナイテッド戦の疲れからか、シュクルテルキャラガーとも少なからず安定感を欠き、後半のラスト15分は完全に回されていた展開を考えても、今日の彼の活躍は必要不可欠だった。 失点の場面ではもう少しうまく対処できたとは思うが、ジェラードと並んでMOMに挙げたいと思う。 



あとはバベル。 久しぶりの先発で生き生きしていた。 積極的にドリブルを仕掛け、敵を何人もおびき出してからパスというシーンが何度も見られた。 何人囲まれても全く倒れないし、おそらくほとんどボールも奪われていなかったはず。 PKも彼のシザースフェイントに相手がたまらず足を出したことで生まれたもの。 後半のキーパーとの1対1を止められたのは課題だが、ユナイテッド戦といい、頼もしい、たくましい選手になってきた。



マルセイユの中で特に目を引いたのは、以前レッズに所属していたシェイルーの弟。 1点目のアシストも彼だし、丁寧なファーストタッチと中盤から左足でテンポよくパスを散らす姿はアロンソを彷彿とさせた。 ベン・アルファコネといった、テクニックやスピードをもって一人で突っ掛けてくる選手に対し、人数は揃っているにも拘らず突破を許してしまったりパスを通させてしまう。 リヴァプールがたまに見せる脆い部分が珍しく出てしまった試合でもあった。 正直なところ、リーグアンで4勝1分けで2位につけているチームが相手であることを考えれば、それもユナイテッド戦直後のアウェー戦ということを考えれば、攻め立てられてもそこまで驚きはしなかったけれど。 試合前には、敵将のゲレツ監督から、デュラセルという電池のCMに使われている、スタミナ抜群のウサギキャラクターに例えられたリヴァプールの選手たちだったが、やはり精神的に少し疲れていたようだ。 しかし、大事な初戦に勝利したことで、去年ほどきつい状況には置かれないで済むかもしれない。




気になることといえば、アッガーの扱われ方。 彼ほどの選手なら、いくらケガ明けとはいえもう少し出番があってもよさそうなもの。 契約更新のオファーを出して、現状に不満を持っている彼に、ラファの構想に入っていることを示すつもりのようだが、彼には出番を与えることが一番必要。 シュクルテルも、今回は後ろからの無謀なタックル、それもセンターサークルという全く危険のない場所でのファールでイエローをもらうなど、反省材料が多かった。 素晴らしい選手だが、アッガーも負けていない。 健全なポジション争いは、チームにもいい影響を与えるはずだ。 そろそろ使ってあげてほしい。

posted by NO8 |15:50 | 08/09チャンピオンズリーグ | コメント(1) | トラックバック(0)
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2008年09月15日

08/09 チャンピオンズリーグ グループステージ メンバー表

2008/09 UEFA Champions League

グループステージ メンバー表:


GK:  

 1 カヴェリエリ
25 レイナ

DF:

 2 ドッセーナ
 5 アッガー
12 アウレリオ
17 アルベロア
23 キャラガー
27 デゲン
32 ダービー
34 ケリー
36 アーウィン
37 シュクルテル

MF:

 8 ジェラード
11 リエラ
14 アロンソ
15 ベナユン
16 ペナント
19 バベル
20 マスチェラーノ
21 ルーカス
26 スピアリング

FW:

 7 キーン
 9 トーレス
18 カイト
24 エンゴグ

posted by NO8 |14:42 | 08/09チャンピオンズリーグ | コメント(2) | トラックバック(0)
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2008年09月15日

第4週 v マンチェスター・ユナイテッド (H) : ついに勝った!!

Week 4 : 13th Sep, 2008

リヴァプール 2v1 マンチェスターU

先発:4-4-2
レイナ:アルベロア、シュクルテル、キャラガー、アウレリオ:マスチェラーノ、アロンソ、ベナユン、リエラ:カイト、キーン

交代:ジェラードベナユン’68)、バベルリエラ’71)、ヒーピアマスチェラーノ’85)

得点者:テベス(’3)、ブラウン(’26・OG)、バベル(’77)

退場者:ヴィディッチ(’90)

*MOM:マスチェラーノ



雑感:

長かった。 どうしても倒せなかった最大の敵に、やっと勝った。 ようやく笑顔でこのカードを振り返ることができる。 試合後のファーギーの笑いたいのを抑えきれないような顔を見なくて済む。 ラファの声も、いつもと違って少し早口だったな。 はぁ。 本当に嬉しい。 でもやっぱり、この試合は格別だ・・・



ここ2シーズン、内容では完璧に勝りながらも、セットプレーから失点。 そして、ここ6シーズンでホームで5敗という戦績。 どうしても勝てないという、嫌な、そしてレッズファンとしては許し難いジンクスが出来上がりつつあっただけに、今回の勝利は本当に大きい。 タイトルを本気で狙うには絶対倒さなければいけない相手がユナイテッド。 そこに勝てたということは、計り知れない自信を、選手はもちろん、ファンにも与えてくれた。



試合は、一番望んでいなかった、起きてほしくなかった展開で幕を開けた。 テベスのゴールが決まったときは、あぁ今年もいつもと同じだ。 そう思った。 けど・・・ 引きずらなかった。 シンプルにつないでサイドをえぐる、リヴァプール本来のサッカーが見えるようになった。 相手陣内に押し込む時間が続いた。 少しずつ流れを引き寄せて、揺さぶり続けて、ついにオウンゴールを誘発。 今シーズンはまだ見られなかった、いつものリヴァプールのスムーズでシステマチックなプレスが、見られるようになっていた。 相手ボールになれば、前線の2人が休むことなくプレッシャーをかける。 中盤に入ればすぐに人数をかけて前を向かせない。 昨日の勝因は、こういったプレスによって中盤を制圧したことに尽きると思う。 このあとに行われた、シティチェルシーを見ても思ったが、ボールを保持している限り、相手フォワードがいくら強力であろうと関係はない。 中盤でボールを持てるということは、ポゼッションが自らのチームにあるということ。 ユナイテッドシティにいくら恐ろしいフォワードがいようとも、ボールがなければ、あるいは供給されなければ何もできないことを、痛感させられた。



MOMはマスチェラーノ。 確かに、1失点目の責任が彼にあるのは間違いない。 半年前の退場といい、この時点での彼の心境はどん底だっただろう。 また俺のせいで負けるのかと。 やり切れなかったと思う。 けど彼は、下を向き続けはしなかった。 チームのために、仕事を忠実にこなした。 タックルをかまし、ドリブルで駆け上がった。 決勝ゴールも彼の執念のドリブルから生まれたもの。 後半、相手の中盤にほとんど存在感がなかったのも、彼とアロンソがプレッシャーをかけ続けたから。 素晴らしい働きだった。 試合終盤に彼が交代を要求したが、この試合でどれだけ走ったかを物語るには一番分かりやすいシーンだったかもしれない。 ますます頼れる存在として、その地位を確立した試合だった。



新戦力、リエラも素晴らしい出来だった。 安定感、視野の広さ、一対一を仕掛けていく勇気、そしてトリッキーなプレー。 一気にファンの心を掴んだはずだ。 ホームでのデビュー戦、しかも相手はユナイテッド。 獲得を疑問視するファンもいた中で、プレッシャーは相当なものだったはず。 しかし、そんな状況にあってあのパフォーマンス。 天晴れです、本当に。 ヒールを使うのがうまいのは知ってたが、デビュー戦であれだけ沸かすとは・・・ これからが本当に楽しみだ。



2人だけでなく、チームとしても素晴らしかった。 みんなに合格点を与えられる試合。 それぞれが、きちんと役割を果たした上で、それ以上のものを出そうと必死だったように思う。 アルベロアも、シュクルテルも、アウレリオも、カイトも、バベルも。 今考えてみれば、キャプテンの出来が一番悪かったように思う・・・ こんなこと今まであったっけ???(笑)



ラファも、よく2人を先発で使わず我慢した。 4-4-2をトップ4相手に使ったことも評価したい。 本来なら、もっと前からトップ4相手の試合で使っていて欲しかったが(苦笑)。 もし2人がフィットだったらどうなっていたか分からないが、これで4-4-2が少なくとも有用なオプションであることは分かったはずだ。 あとは、キーン次第。 もしこのままトーレスと組ませ続けるなら、ポジションが危うくなるのは、おそらくカイトアロンソ。 そこはジェラードをどこに使うかによって変わってくるが、そこはこれからの数試合で分かってくるだろう。 いずれにせよ、大黒柱2人を欠いて昨シーズン覇者に勝ったことは物凄いこと。 ようやく、プレミアシップというタイトルが、現実味のあるターゲットとして見えてきた。 

posted by NO8 |03:03 | 08/09プレミアリーグ | コメント(2) | トラックバック(0)
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2008年09月08日

さよならフィナン

移籍期間最終日の9月1日、1人の選手を迎えるとともに、2人の選手との別れも迎えることになりました。 加入したのは、リエラ。 プレスにもちゃんと英語で答えてましたね。 シティを去ってからの3年の間に積んだ経験を活かしたいと。 プレミアでの経験というのは、ラファがかなり重要視していた要素なので、ポジションも含めてうってつけの人材といえるでしょう。 背番号はベナユンから受け継いだ11。 センターからの攻撃がメインのリヴァプールに、新たな武器が(ようやく)加わりました。



その一方で、出て行ったのは2人。 まずは、ヴォロニン。 これは仕方ないです、本当に。 プレシーズンであれだけ点を獲っても、ベンチにすら入れない・・・ これを説明するには、始めから構想に入っていなかったから、とでも言うしかないでしょう。 イングランドでの生活にも多少不便を感じていたようですし、慣れ親しんだドイツ、ヘルタへのローン移籍はいい選択といえるでしょう。 リエラの加入で、バベルもおそらくフォワードとしての起用が増えるでしょうし、そうなるとヴォロニンの順位はフォワードの中でも4番手。 もしかしたら、エンゴグより下の5番目かも知れない。 耐えられなかったと思います。 個人的には、ジョーカーとして十分期待できると思っていたし、去年の加入後も出場した際には能力の高さを見せてくれていたので、残って欲しかったですが、こればかりは仕方ないです。 でも、これで久しぶりに10番いなくなっちゃった・・・



もう1人は、フィナン。 エスパニョールですか。 プレミアのチームからもオファーがあったのにスペインへ・・・ リエラの交渉にも多少左右された部分はあるとは思うんですが、どうしても思ってしまうんです。 彼もリーセと同じことを考えていたんじゃないかと。 現役をリヴァプールで終えたいと思ってたんじゃないかと。 32歳。 まだまだ、レッズにとって必要な選手だったと思います。 両足であれだけいいクロスを挙げられるのは、プレミアでもあまりいない。 一対一でも、重心の低い姿勢で喰らいつく守備は秀逸でした。 たとえ、一つのポジションを3人で争うことになっていたとしても、個人的には残して欲しかった。 まして、デゲンが故障している今は・・・ 残念です。 最強のディフェンスを支えていた中で両サイドを失うことになったわけですが、今のところ守備はそこまで悪くない。 2人が出て行ったことを忘れさせてくれるような活躍を、両サイドバックを担う選手たちには期待しています。



そして、フィナンには本当にありがとうと言いたい。 ウリエ時代にフルアムから加入して以来、誰もが認める素晴らしい活躍でした。 安定感抜群で、見ていて一番安心できる選手でした。 エスパニョールでもがんばれ!! 期待してます。 そして、アイルランド代表でも。 



最後は、リヴァプールを去る全ての選手へ贈る言葉で送り出してあげたいと思います。



YNWA FINNAN!!!!!!!!!!!

posted by NO8 |15:03 | リヴァプール全般 | コメント(3) | トラックバック(0)
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2008年09月01日

第3週 v アストン・ヴィラ (A) : 勝つ気あんのか!?

Week 3 :  31st Aug, 2008

アストン・ヴィラ 0v0 リヴァプール

先発:4-5-1
レイナ:アルベロア、キャラガー、シュクルテル、ドッセーナ:マスチェラーノ、アロンソ、ルーカス、カイト、キーン:トーレス

交代:エンゴグトーレス’30)、アウレリオカイト’70)、ベナユンキーン’79)

得点者:

*MOM:マスチェラーノ



雑感:

勝つ気あんのか!!!? 10人で守って、奪ったらすぐトーレス。 それだけ。 キーンを左サイドに置いて何を期待したのか? トーレスが怪我したときも、なぜ左利きのエンゴグをすぐに左に入れて、キーンを1トップに上げなかったのか? そもそも、最初から4-5-1とは・・・ いくら相手が2試合で6点取っているとはいえ、腰が引けすぎではないのか? 後半も、いくらパスをつないでもチャンスが生まれないことが分かっているのに、なぜ1人で局面を変えられるバベルを使わないのか。 アップまで命じておきながら。



かなり久しぶりに、これはやばいなと感じた。 そして腹が立った。 確かに守ることはできる。 ヤングも、アグボンラホルもよく抑えていた。 だがそれだけでは勝てない。 開始直後から、まずは相手を0点に抑える。 1点は取れれば取る、という戦い方。 始めからラファは勝ち点1で満足だったのかもしれない。 唯一の得点源であるトーレスの負傷で、ゴールの可能性も一気に減小。 チャンスらしいチャンスも作れず、キーンにうまい具合に転がってきた、この試合リヴァプールに唯一訪れた決定機も、納得できるパフォーマンスを見せられていないプレッシャーからだろうか、枠の外へ大きく外してしまう。 本調子なら、落ち着いてボールを抑えてから流し込んでいたであろう状況で。



ジェラードトーレスがいないリヴァプールは、決定的な場面すら作れなかった・・・



左サイド、左サイド、左サイド・・・ キューウェルも、ゴンザレスも、リーセも、みんな失格の烙印を押された。 しかし今年、ようやく適任の選手を見つけ出した。 ギャレス・バリー。 あとはお金を払うだけ。 しかし、£1,2Mを出し渋るうちに、交渉は暗礁へ乗り上げる。 金がないのかと思っていた矢先、クラウチという貴重な選手がいた場所へキーンを獲得。 £20M。 フォワード。 現在のポジション。 左サイド・・・ 左サイドの選手よりも高い金を払って買ったフォワードに、左サイドをやらせる? 訳が分からん。


だったら何でバリーを買わなかった!!!


リエラの加入で、ようやく左サイドのスペシャリストが加わる。 これで、キーンが左サイドを任されることは、今後もうないだろう。 彼のポジションは、ゴールにもっともっと近いはずだ。 



試合内容が最悪といってもいい今、こう思わずにはいられない。


正しい金の使い方は、他になかったのかと。

posted by NO8 |16:45 | 08/09プレミアリーグ | コメント(5) | トラックバック(0)
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