2009年03月15日
第29週 v マンチェスター・ユナイテッド (A) : Just FANTASTIC!!!!
Week 29 : 14th Mar, 2009 マンチェスターU 1v4 リヴァプール 先発:4-5-1 レイナ:キャラガー、ヒーピア、シュクルテル、アウレリオ:マスチェラーノ、ルーカス、カイト、リエラ、ジェラード:トーレス 交代:ドッセーナ(リエラ’67)、バベル(トーレス’81)、エル・ザール(ジェラード’90) 得点者:ロナウド(’23(PK))、トーレス(’28)、ジェラード(’44(PK))、アウレリオ(’77)、ドッセーナ(’91+) 退場者:ヴィディッチ(’76) *MOM:トーレス 雑感: よっしゃあああああああああああ!!!! 遂に、オールドトラフォードでユナイテッドを倒した! ファーガソンが苦虫を噛み潰すような顔が1年に2度も見れるとは、未だに信じられない。 ラファ就任と同時にマーフィーを放出してしまって以降、まさに鬼門と化していたオールドトラフォード。 1点すらまともに奪えず苦しみ続けてきたアウエーのユナイテッド戦。 ホームゲーム共々黒丸ばかりが並んできたこのカードだったが、今シーズン序盤のホームゲームに勝ったことで、1つ目の呪縛からはやっと開放された。 そして今回、遂にオールドトラフォードにも歓喜の You’ll Never Walk Alone が流れた。 それもシーズンを通してホームで5失点しかしていない相手に4-1!!!! ユナイテッドにとってはここ17年で最悪のスコアラインらしい。 やられ続けてきたリヴァプールファンからしてみれば、これくらいのプラスαではまだ足りないだろうが、それでも嬉しいことに変わりはない。 引き分けでもタイトルからさようなら、という崖っぷちの試合で見事に勝ち点3。 踏み止まった。 確かに、勝ち点差はまだ4、それもユナイテッドが消化試合が1試合少ないので実質は7の差がある。 他力本願であることに変わりはない。 しかしユナイテッドにとって、1-4という経験のない大敗、それも相手が因縁の、そして最大のライバルだったという衝撃と事実は、これから先想像以上に堪えるはず。 レアルを叩きのめしてヨーロッパ中に衝撃を与えてから4日、リヴァプールが今度はイングランド中にも大きな衝撃を与えているはずだ。 前半、最初の数分は自陣から出れなかったが、徐々に盛り返してルーカス、シュクルテルが積極的に1人でエリアへ近づく。 ラストパスは繋がらずも、ユナイテッドのプレッシャーもそこまできつくなく、期待を抱かせる序盤戦。 ここ数年のユナイテッド戦の内容はむしろ良いくらいで、今回のユナイテッドも守備が少し浮ついた感じ。 パスが思った以上に回せていた。 ロナウドにボールが入ってもアウレリオとルーカスでしっかりブロックし、メッシ、ロッベン同様に仕事をさせず。 トーレスも鋭いターンからエリアに入り込んであわやシュート、というシーンを作ってくれて、これはいけるのでは? と思った矢先、テベスの縦パス1本にレイナが飛び出す、パクチソンを倒してPK・・・ 0-1・・・ ファーガソンの顔・・・ あ~あ、リードされて、さらにトーレスがまたケガっぽい・・・ うわぁ・・・と思っていたら、ヴィディッチがシュクルテルのハイボールを対応ミス、ずっこけてトーレスがキーパーと1対1!! まるでレアル戦のデジャヴ。 左へ沈めてユナイテッド戦初ゴール!!!! これは本当に嬉しかったし、同時にほっとした。 これから何年もレッズを背負っていく彼が、レアル相手に点を決められず苦しんだように、ユナイテッドを苦手な相手にしてほしくなかったからだ。 これまではファーディナンドに完全に負けていたが、今回は全く問題なしだった。 得点の入り方もホームの勝った試合と同じでいい前兆かなと見ていたが、さすがはユナイテッド、サイドから積極的に仕掛けてコーナーを立て続けに奪う。 それを何とか跳ね返すと、今度はキャリックの強烈なミドルが僅かに枠を逸れて、安堵のため息。 そして、ヒーピアがディフェンダーとは思えない素晴らしいコントロールでロングボールを押さえてレイナへ返すと、ロングフィードをジェラードが頭で逸らす。 それを受けたトーレスの反転からの絶妙なスルーパスに、ちゃんと足を止めずにスペースへ走り込んでいたジェラードが反応して抜け出す、たまらずエヴラが引っ掛けて今度はレッズにペナルティー!! ジェラードがしっかり決めて逆転!! カメラにキスしていたが、そんなことするのはこのカードくらいだろうな。 インテル戦を見てもそうだが、ボールをキープしていない時のユナイテッドは、リヴァプールほどの完封能力を持っていない。 バルサやレアルと同じように、彼らも基本はボールキープ。 つまり、リヴァプールのパスが回っていたということは、ユナイテッドにとっては好ましくない状況だったわけで、そんな相手が嫌がるリズムの中で一気に試合をひっくり返して前半を終えられたのは、大きかった。 後半開始してすぐ、またトーレスが足を気にする素振り。 チーム全体が少し下がっていた印象で、エリア近くでのファールが増え始める。 守りに入ってはダメなのだが・・・ コーナーからのボールをレイナが落としてヒヤッとするも、なんとか押さえてセーフ。 リヴァプール大嫌いのルーニーが突っ込んでくるが、3,4人掛かりの厳しいチェックで仕事をさせず。 自陣に押し込められて我慢する時間帯が続き、パクチソンにかき回されて空き始めたサイドから危ないクロスが入るも、なんとか掻き出す。 しかし、せっかくマイボールになってもパスに正確性を欠き、高い位置に運ぶ前にすぐに奪われてまた守備へ。 そんな状況に、消えていたリエラをドッセーナに代えて、照準を守備に合わせるラファ。 そんな攻められる展開にあっても、たまに繰り出すカウンターにはユナイテッドの守備陣も少しあたふたしていたので、いつもの堅く磐石な印象はあまり受けなかった。 ロナウドはセットプレー以外はほとんど存在感無し。 自陣でのリスキーなパスでピンチを招くシーンもあったが、守備陣が慌てず対処して大事には至らず。 ファーガソンは3人一気に交代し、チームに勢いを与えようとする。 が、その直後、カイトの絶妙な落としを拾ってエリアへ突っ込もうとするジェラードを引き倒したヴィディッチが、ホームでの試合に続いてまたも退場!!! そして得た右からのFKを、アウレリオが直接ニアポストに滑り込ませて3-1!!! キーパーが一歩も動けないパーフェクトなFK。 これで、待ちに待ったユナイテッド相手のダブルは確実に。 2つのミス+退場で勝利をプレゼントしてくれたヴィディッチには感謝。 勢いを与えるはずのユナイテッドの交代は、全く意味を成さなかった。 トーレスはお役御免となり、ジェラードはゴールの真ん前から決定的チャンスを遥か上空へ打ち上げるが、顔には余裕の笑み。 反対側のゴールではロナウドが空振りし、今日のユナイテッドを象徴するようなシーンに。 マスチェラーノは今日もハイな様子で、守備陣を大いに助けたが、必要ないコーナーを献上して半笑い気味のレイナとカイトに怒られていた。 ジェラードもお役御免。 そしてレイナのゴールキックが弾んでエヴラが被ったところに、レアル戦に続いてまたしてもドッセーナ!! スーパーループで4点目!!!! 歓喜の You’ll Never Walk Alone が聞こえ始め、そして、終了の笛! ユナイテッド相手に4-1!!!!これ以上ない大勝利で、最高の1週間を締めくくった。 決して万全な体制で臨んだ試合ではなかった。 アロンソ、ベナユンは当初から離脱、アルベロアもウォームアップ中に張りを感じ、大事を取ってベンチスタート。 代役は、未だに波の激しいルーカス、そしてボロ戦で2失点に絡んだヒーピア。 ヒーピアの場合は、ディフェンスラインをいじくったラファにも非があるので非難するのはかわいそうだが、いくら信頼の置けるヒーピアとはいえ、試合開始1分前の先発通知では不安要素と呼ばざるを得ない状況だった。 が、この大一番のディフェンス陣とルーカスの出来は、十分に合格点を与えられるもの。 ルーカスはアロンソの不在を全く感じさせない落ち着いたプレーぶりで、守備にもよく顔を出していた。 そして急遽ヒーピアを使ったラファ自身も、ボロ戦の失敗から学んで守備面を完璧に修正してきた。 右バックでは、しんどいと言っていたキャラガーを右サイドで使うには使ったが、攻撃参加を控えさせたことで守備に専念させたこと。 そしてシュクルテルをセンターで固定し、ヒーピアと組ませて安定感を生ませたこと。 これで右サイドからの攻撃は減ったが、その分守備面では相手の反則級の攻撃陣に崩される場面を大幅に減らすことに成功した。 相手が相手だけにチャンスを作られるのは仕方がないことだし、キャラガーがサイドでスピードについていけない場面もあった。 しかし、組織として崩されていたボロ戦とは違い、今回は個人が振り切られる崩され方。 これには、当たり前のようにカバーだったりリトリートだったりと約束事が準備されているので、いつも通りのレッズの堅守で跳ね返すことができた。 そしてトーレスについて。 レアル相手に点を取り、今度はユナイテッドからも貴重な同点ゴールを奪った。 足を気にしていた素振りが一体どれくらい本気なのか見当がつかないが、ケガさえなければもう怖いものは何もない。 レアルとユナイテッドから8点も奪った攻撃を牽引していたのは、間違いなくジェラードと彼。 動けるスペースがぐっと狭まる格下相手のゲームでは、この2試合ほどうまくはいかないだろうが、プレミアのタイトルがまた手の届く位置まで戻ってきた今、トーレスの活躍は絶対に必要。 ジェラード共々、サイドに流れてボールを受けるなり、ダイレクトで落としてミドルを促すなり、相手の守備網をかいくぐる為に考えうる限りのアイデアを用いて、ゴールをこじ開けていって欲しい。 果たして、勝負の1週間は、最高の1週間になった。 自分たちの実力がトップの中でも限りなく頂上に近いことを、この2試合は分からせてくれたはず。 ラファ自身も、自分の作り上げてきたチームがどれくらいのレベルに達しているのか実感しているはずだ。 あとは、その“自分たちはどこにでも勝てる”という自信を、残りのプレミアの相手全てにぶつけられるかどうか。 あと9試合で、この試合の点のように順位までひっくり返せるかどうかは分からない。 しかし、勢いがあるのはリヴァプール。 1試合1試合自分たちを信じて戦い続ければ、ひょっとすると・・・ 面白くなってきた。
posted by NO8 |05:05 |
08/09プレミアリーグ |
コメント(3) |
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第29週 v マンチェスター・ユナイテッド (A) : Just FANTASTIC!!!!
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ユナイテッドにダブル!素晴らしい!!
このまま残りは全勝でユナイテッドにプレッシャーをかけ続けろ!
っていいながらヴィラに引き分けちゃったりして・・・・
有りそうで笑えないorz
posted by pipin | 2009-03-15 07:26
第29週 v マンチェスター・ユナイテッド (A) : Just FANTASTIC!!!!
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今考えると、ユナイテッドって無失点で来てたときはほとんどピンチらしいピンチすら許してなかったんですよね。 けど、アーセナルにやられてみたいに、地力があるチームにはチャンスを作られていた。 やはり無敵ではないんですね。
それにしても、ファーギーの悔しそうな顔を見ていてやっとすっきりできました♪ マーフィーの代わりはドッセナにやってもらいますか(笑)
posted by ダレサン | 2009-03-15 13:52
第29週 v マンチェスター・ユナイテッド (A) : Just FANTASTIC!!!!
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MOMはアウレリオにあげたいです。最近守備も頑張っていますし、始めてみました直接FKをゴールするところ。
この調子で頼むぞ、アウレリオ。僕の期待を逆に裏切ってくれてありがとう。
posted by kaniko | 2009-03-17 20:11
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