2009年05月18日
第37週 v ウエストブロム (A) : A Big Step Forward
Week 37 : 17th May, 2009 ウエストブロム 0v2 リヴァプール 先発:4-5-1 レイナ:アルベロア、キャラガー、アッガー、インスーア:マスチェラーノ、ルーカス、カイト、ベナユン、ジェラード:トーレス 交代:アロンソ(マスチェラーノ’51)、バベル(トーレス’68)、エンゴグ(ベナユン’72) 得点者:ジェラード(’28)、カイト(’63) *MOM:ジェラード 雑感: 奇跡は起きなかった・・・ これだけ勝ちを重ねているように見えても、リヴァプールのアンフィールドでの結果だけを見てみると11勝7分け。 一方ユナイテッドはオールドトラフォードで16勝2分け1敗。 あの1敗以外は、引き分けが2つだけ。 やはりレッズのホーム引き分け試合数7というのは大きかった。 ホームで失ったポイント数14。 このうちの3試合を勝ち点3に変えられていれば、今頃ユナイテッドに並んでいるだけでなく1位に立っていたわけで、惜しいというか勿体ないというか、本当にやるせない気分になってしまう。 そうは言いつつも、ポシティブな面を見れば、アウェーの成績はユナイテッドに僅かながら勝ったし、ビッグ4の直接対決を見てみても4勝2分けで文句なしの1位。 昨期までより勝負強くなったのも見ての通りだし、来期こそは・・・ 今日の相手は、勝たない限り降格が決まるウエストブロム。 一番大きな目標がなくなった中で、レッズは残りの2試合もしっかりと勝ちで終えることができるか。 来シーズンへ繋げるためにも、これまで積み重ねてきた自信を壊してしまうような試合だけは許されない。 まあ好調なだけに、そんなことにはならないとは思うが。 残りたいと明言しているアロンソはベンチ。 ヒーピアもベンチ。 ある程度は予想できたが、開始からゴールへ襲い掛かってくるウエストブロム。 レッズを押し込んでコーナーを奪うと、ファーポストにグリーニング!! 2度枠を捉えるも、レイナがナイスセーブ!! 素晴らしい反応でゴールを許さない。 しかし、そのあともレイナを含めどたばたの守備陣。 セットプレーを何度も取られる嫌な展開。 右サイドからのクロスをなんとかレイナがパンチし難を逃れる。 レッズは少しずつ盛り返すも、シュートを打てない序盤戦。 降格から免れるために戦っているチームが相手ということで、どこか気迫に押されているような印象のレッズ。 ようやく訪れた最初のチャンスは、前半の真ん中を過ぎた辺り。 敵陣右の深めからジェラードのFK。 ゴールの前を横切ってファーポストにこぼれたボールを、トーレスがクロス。 クリアされたところをインスーアが狙うも、蹴り返される。 フォーチュネとメンセゲスのスピードには少し不安を感じてしまう。 キャラガー、アッガーともに決定的な場面は許していないが、このところ調子のいいブラントを含めて怖さは感じるウエストブロムの攻撃。 しかし、全く予想外の先制点がレッズに入る。 今シーズンそれほど試合に出ていないマーティスが、最終ライン、ノープレッシャーの状態で左からボールを受けると、右サイドバックへ渡さずなぜか中向きへ方向転換。 ボールが足から離れたその瞬間、ジェラードがかっさらうとゴールへ一直線、そしてキーパーに触れる直前で小さなチップ。 倒れこんだカイリーの体を越えたボールはゴールへ転がり、1-0。 ウエストブロムにとってはまさに致命的な失点・・・ カイリーはチャールトン時代が懐かしい。 直後にもジェラードがミドル。 これは枠の外。 少しずつ浮き足立ち始めると、声を掛け合わないせいで蹴り出してしまい、コーナーを2度も献上してしまうウエストブロム。 勢いが消えた相手を攻め立てるレッズは、ルーカス、マスチェラーノも絡んで敵陣でパスを回せるようになり、カイト、ベナユンの両サイドもボールに絡む回数が増え始める。 左のショートコーナーからジェラードのクロスにトーレス! 高めのヘッドが枠に飛ぶも、カイリーが外へ弾く。 アッガーが低いFKを狙うが、これもカイリーがセーブ。 オルソンがトーレスとジェラードに喧嘩を吹っかけたところで前半終了。 なんかあっという間の45分。 後半、最初のチャンスはウエストブロム。 右サイドのブラントから低いクロスが入るも、誰も触れず。 マスチェラーノは怪我でアロンソと交代。 メンセゲスが右で抜け出してシュートを放つもレイナの正面。 一方後半最初のレッズのシュートは、トーレスのノールック。 かわしてから素早く放つも、惜しくもゴールの右上へ外れる。 直後にはジェラードのスルーパスに抜け出すも、角度もシュートの勢いも無くカイリーがセーブ。 この時間帯はジェラードを中心にボールがポンポン回り、ゴールへ迫るも、惜しいシュートはない。 そして最大のピンチ。 オフサイドではあったが、メンセゲスとフォーチュネが早々に裏へ飛び出すもノーホイッスル。 レイナはゴールから飛び出していていなかったが、ルーカスが間一髪でタックルを入れてフォーチュネにシュートを打たせない。 危なかった・・・ そして試合を決める2点目。 カイトがスペースでボールを受けると、エリアへ向かってドリブル。 右へ流れながら運んでエリア外から強く足を振りぬくと、ゴール右下へ突き刺さり2-0!! 素晴らしいゴール。 逆にこれで3点必要という絶望的な状況に追い込まれたウエストブロム。 それでも、サポーターの声援は鳴り止まない。 というか、むしろ大きくなっている。 胸の熱くなるシーンだった。 しかし流れはレッズのまま。 ルーカスがジェラードのスルーパスに飛び出すも、カイリーが僅かに触ってコーナーへ逃れる。 トーレスは今日はオフデー。 バベルと交代。 ウエストブロムは左から惜しいクロスが何本か入るが、肝心なシュートを打てない。 フォーチュネにようやく決定機、それも3度も訪れるが、1対1、ヘッド、ボレー、どれも決められない。 ムーアのシュートも右ポストを直撃・・・ そんな中で、ボールにアプローチせず、エリア内で胸トラップを許したアルベロアにキャラガーがキレた。 優勝の可能性が無くなって、消化試合と言ってもおかしくない試合。 それも2-0で勝っている状況にも拘らず、消えることのないこの気迫。 そして、そんな今やボスと言ってもいいキャラガーに怯まないアルベロア。 キャラガーはレイナにゴールデングローブを3期連続で獲ってもらうべくクリーンシートを守るのに必死だったようだが、チームメイトのためにチームメイトを叱るハートの強さ。 リーダーシップも含め、シュクルテルもアッガーも、この男から学ぶことはまだまだたくさんある。 3点目を取りに行くレッズ、右からのクロスをカイトがスルー、バベルにこれ以上ないチャンスがこぼれるも、なんとシュートは枠の外。 右ポストを掠めて入らない・・・ アロンソはお決まりのハーフウェイラインからのシュートを狙うも、短くて届かずキャッチされる。 時間のないウエストブロム。 最後まで綺麗なパスサッカーを突き詰めてゴールを目指すも、ゴールネットを揺らせない。 そして無情にも試合終了のホイッスル・・・ 1シーズンでチャンピオンシップへ戻ることになった。 一方レッズは2位がほぼ確定。 同時にプレミアリーグ開始以降の最多ポイント獲得(83)も達成した。 これで残すところあと1試合。 長いようであっという間の10ヶ月だった。 優勝できなかった理由を挙げ始めればキリがないが、もう本当に手の届くところまできている。 ユナイテッドに優勝回数で追いつかれてしまったが、追い抜かせてはいけない。 今期の戦いぶりを見ればリヴァプールにとって優勝はもう‘願う’ものでないのは明らか。 今や自信と確信を持って狙える、誰もが期待する現実的な‘目標’だ。 昨シーズンまでと比べてみても、選手たちがまともにタイトルレースを経験したこと自体これが初めて。 リーグを制すための本当に大きなステップを踏んだ、これから将来大いに糧になるシーズンになったと言って間違いないはず。 最終戦もホームサポーターの前でしっかりと結果を出し、今期得た勢いを来期へ繋げてくれるはずだ。
posted by NO8 |04:27 |
08/09プレミアリーグ |
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第37週 v ウエストブロム (A) : A Big Step Forward
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こんばんわ。
WBAにとっては残念な結果でしたが前半の気迫のこもったプレーは最下位のチームとは思えない素晴らしいものでした。
あそこまでレッズを押し込むとは・・・。
やはりサッカーはメンタルのスポーツだなぁと思いました。
逆に最初からあのプレーを続けておけば少なくとも残留争いすることはなかったのでは・・・。
負け癖って怖いですよね。
私もレッズファンなので、この試合複雑な思いでした。もしユナイテッドが負けていれば、まさに優勝に向かうレッズと残留をかけたWBAとの大一番だったわけで・・・。
さすがのジェラードの活躍で何とか勝利はものにしましたが、気になったのはトーレスに元気がないこと。なんかキレがない。
ハムストリング痛めて以降煮え切らないプレーが続いている気がします。
スペイン好き、レッズファンとしては次節ゴールを決めてシーズンを締めくくってほしいです。
posted by spainlove7 | 2009-05-18 04:53
いつも楽しく拝見させてもらってます
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今節はあまり良くなかったですね。
モチベーションの差でしょうか・・・
そんな中でもチームメイトに怒鳴るキャラガーには本当に頭が下がります。
自分としてはジェラードに得点王を獲って欲しいのと、ダービーやケリーなどリザーブの若手起用を望みます。
消化試合になってしまいますが、はっきり言って2位でも3位でもCLに影響がないので最終節は勝敗よりも内容重視で来期以降チームの層を厚くするために必要でしょう。
特に見たいのはネメト、リンフィールドなどアタッカー陣を試して欲しいです。
長文申し訳ありません
posted by csgmbe | 2009-05-18 09:22
第37週 v ウエストブロム (A) : A Big Step Forward
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キャラガー凄かったっすね。アーセナル戦の2つのミスからディフェンス陣にもやもやした感情がキャラガーはあったのではないでしょうか。あれがなければほぼアーセナルは子供でしたから。ラファが明らかに冷静を装いつつネクタイを触ったり、取り乱していたのが面白かった。
まあ、最近どっかのチームには途中交代させられて怒りをぶちまけているのがいましたね。あれに比べてリバプールはなんていいチームなんだろう。
僕もトーレス好きなんで、少しでも点とってほしいけど、
いまのスコアラーランキングだったら、親友のジェラードに譲っちゃいそうですね。
posted by にわかファン | 2009-05-18 09:26
Re:第37週 v ウエストブロム (A) : A Big Step Forward
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ウェストブロムの雰囲気は最高でしたね。サポーターも選手も胸にくるものがありました。
キャラガーには感服しました。あれがシュクルテルとアッガーには越えられない壁ですね。
最終節はヒーピアの出番かな?
posted by anfield | 2009-05-18 13:53
第37週 v ウエストブロム (A) : A Big Step Forward
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最終節はヒーピアの出番ですね。それで後半途中で、スタンディングオベーション交代・・・考えるだけで感動しますね。もしかしてキャプテンマークもヒーピア?スカパーさん、頼むから放送して下さい。
キャラガーはまさしく闘将でした。強いチームには必ず妥協許さないそんな選手が必要です。マテウス、ドゥンガ、キーン・・・。キャラガーはレッズの闘将であり、誇りです。キャラガーの闘う気持ちがある限り、必ずや来シーズンこそはプレミアを獲ってくれるでしょう。期待します。
長文失礼しました。
posted by kaniko | 2009-05-18 23:41
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