2009年04月14日
第32週 v ブラックバーン (H) : ショックは無し!
Week 32 : 11th Apr, 2009 リヴァプール 4v0 ブラックバーン 先発:4-4-2 レイナ:アルベロア、キャラガー、アッガー、インスーア:マスチェラーノ、アロンソ、ベナユン、リエラ:カイト、トーレス 交代:エル・ザール(トーレス’74)、エンゴグ(カイト’85)、ルーカス(アロンソ’87) 得点者:トーレスx2(’5、’33)、アッガー(’83)、エンゴグ(’90) *MOM:トーレス 雑感: ヒルズボロの悲劇から20年。 試合前、亡くなった方々への1分間の黙祷。 ・・・・・・ ミッドウィークにホームで久々の敗戦を喫したレッズ。 先週のリーグの試合では劇的な勝利を収めたが、それは相手のローヴァーズも同じ。 共に勢いがあるといっていいチーム同士の対戦となったが、レッズはチェルシーに敗れたことで、その勢いも少なからず弱められてしまっているかも知れない・・・ そんな一抹の心配を抱きながらのゲームだったが、戦っている選手たちは全く心配後無用といった感じ。 トーレスが早々とスーパーゴールを叩き込み、前半のうちにしっかり2-0。 しっかり無失点に抑え、終了間際にも2点を奪う完璧な試合運び。 主力も早めに引っ込めてしっかり休ませられたし、ジェラードも使わないで済んだ。 フラム戦の前のようにまたもプレミアで大量4得点!!!! 12試合負けていない相手に、取り越し苦労だったようだ。 ジェラードはチェルシー戦を痛みを抱えたままプレーしていたようで、この日は火曜日の試合に間に合わせることを優先してベンチ。 シュクルテル、アウレリオの2人が、CLでのパフォーマンスのせいか、はたまた火曜日のための温存策なのか、ベンチスタート。 代わりにスタートしたのは、アッガーとインスーア。 一方、低迷していたチームを降格圏から抜け出させることに成功したアラーダイスは、ニューカッスルでの失態を払拭したよう。 奇策を多用する監督ではないが、この日は先週のスパーズ戦の途中から採用して奏功した、巨漢のサンバフォワード作戦で臨んできた。 ヴィラのオニール同様、巨漢を前線に置く戦術でレッズに臨んでくるということは、裏を返せばそれだけレッズの守備組織が揺らせ難いと言うことなのかもしれない。 そしてキャプテンはウォーノック! 残ってくれていれば、と言うか残していれば、もっと早く左サイドに安定したパフォーマンスをもたらしてくれていただろうが・・・ 開始早々の先制ゴールは、キャラガーの素晴らしいフィードとトーレスのゴールへの嗅覚によって生まれたスーパーゴール! ゴールに背を向けたまま、胸で落としたボールがワンバウンドして落ちるところを左ファーポストへドライブ気味のボレー! サイドネットに突き刺さり1-0! ゴールを見れぬままシュートを撃たなければならない場面は意外と多いが、もうあれは長年積み重ねた勘と感覚が全て。 そのどちらもが完璧にマッチした素晴らしいドライブだった。 さて、時間だけ見ればミッドウィークと同じ展開だが・・・ ディウフもペデルセンもいないローヴァーズは、マッカーシーまでお休み。 FKの繋ぎを不用意に渡してしまい、レッズが一気にカウンター。 2対2の局面から、長い距離をしっかり走りこんでいたマスチェラーノへカイトが通して1対1になるも、モコエナの後ろからのプレッシャーもあり、正面でロビンソンが弾く。 こぼれ球にトーレスが反応するも、今度は枠の外。 この辺りから完全に相手を自陣に押し込め始めて、ひたすら穴を探す展開に。 アッガーがFKをヘッドで合わせるも正面。 アッガーはボールを持っている時でも顔が上がっていて、姿勢が本当にスマート。 そこから生まれる視野の広さと、タッチの上手さを活かして的確なパスからチャンスを演出。 受けたインスーアがリエラとの小気味いいワンツーで抜け出し、カイトへドンピシャのクロス! しかしロビンソンが素晴らしい反応を見せゴールを許さない。 詰めたベナユンも浮かしてしまいバーの上。 決定機を2度逃してしまう。 高いバウンドのボールをレイナが際どく抑える、ヒヤッとする場面も。 慣れないポジションでの先発となったサンバだが、レイナが飛び上がるシーンが何度もあったように、高いボールが入った際の存在感は十分感じられた。 しかし、ゲームはレッズが支配したままで、2点目を前半のうちにしっかり取ることに成功。 ボールによく触っていたリエラがファールを受けて得たFK。 アロンソのクロスを、トーレスがサンバの後ろから飛び込んで頭で合わせ、2-0!! これでかなり楽になった。 ラファも、こらえてはいるのだろうが笑みがこぼれてしまっている(笑) 直後にはリエラのクロスにカイトが頭で合わせるも、またも正面。 全体的にはしっかり守っているローヴァーズだが、レッズのプレーからは勝ちたい気持ちが伝わってくるようで、どの選手も気迫で相手を上回っていた。 圧倒的に支配していたレッズからしてみれば、もっと点が欲しかった展開で前半終了。 後半も前からプレスをかけて敵陣に相手を押し込む展開。 ベナユンはいつもほどの攻撃時の煌めくようなプレーは少ないものの、ハードワークは怠らずにいいチャージを見せていた。 序盤はリエラとカイトが積極的に攻撃を牽引。 1本ずつ狙った後、30mからリエラが撃つも威力が無くダメ。 スペースで少し時間があったカイトも遠目から狙うも、バーを越える。 今度はリエラが左サイドの深い位置から切り込んで右足で狙うも、フィニッシュは枠を全く捉えられず。 ボールは回しまくるが、どうもこれと言った決定機が作れないレッズ。 サンバにようやくボールがこぼれるも、レイナがしっかりセーブして安堵。 トーレスのシュートが当たってコースが変わり、カイトは僅かに届かず。 トーレスは2点取ったのでお役御免も、少し不満な様子。 気持ちは分かるが、怪我の怖さは知ってるはずなので、ここはラファが適切な判断。 どうしても点が欲しいのか、何度か得意の攻撃参加を見せていたアッガーが、スルスルと上がって左サイドへ展開、リエラからクロスが入り、ゴール近くのエル・ザール、マスチェラーノの目の前にボールが転がるも、ここは相手ディフェンダーがなんとかコースを塞いで決めさせず。 アロンソのコーナーにまたリエラ! 今度はヘッドで枠を捉えるも、ライン上でウォーノックがクリア。 なかなか3点目が入らないまま終盤へ。 すると、最終ラインからチャージされないまま上がってきたアッガーが、30m手前から左足で遂にズドン! リーセ放出、アッガー負傷で久しく見られなくなっていた豪快な左サイドからのロングシュートで3点目!!! コップエンドへ駆け寄り自らの存在を示すアッガー。 夏に出て行く選手がこんなことするわけないよ・・・ね? ベンチではジェラードも満面の笑み。 エル・ザールが快速を生かして惜しいクロスを上げるも、僅かに合わず。 再度エル・ザールが右サイドで粘ってエリアの中からクロスを入れるも、ベナユンのシュートもブロック。 そのコーナーを、キャラガーがもらってファーポストへ。 ルーカスが折り返したところにエンゴグが頭で合わせて4-0!!!! 押せ押せの試合を締めくくるゴールが決まって試合終了。 試合を通して危ないシーンもほとんどなく、ファンの心配を吹き飛ばす大勝となった。 しかしそれにしても、トーレスの存在はでかい。 エリア近くで少しでも離してしまえば、もうそれだけで1点もの。 彼がレッズにいてくれるのは幸せなことだ。 そして、相手に引かれたときのパス回しを比べても、チーム全体の走る量が増えたおかげで、悪かった時と比べて格段にパスの散り方が多様化している。 それによって相手の足が疲れるのも早くなるし、中盤の寄せも緩くなる。 後半は、ゴールシーンも含め、チャンスを作った場面の多くが相手のプレスが効いていない場面。 相手の目の前ばかりでボールを回し、不規則な動きのないまま攻めあぐね、試合終了まで守りきられてしまっていたころと比べれば、どれだけ攻めの効率が上がったかを想像するのは難しくない。 ユナイテッドがまたまたしぶとく勝ち点3を獲得したことで、差が詰められていないことに少し歯痒い感じはする。 が、CLの試合も含めてユナイテッドにどこか疲れが見え始めているのも事実。 しっかりついていけばいい。 例え彼らがCLで勝ち残っても、疲れている中、少なからずはプレミアから集中を削がれる。 敗れ去れば、それはそれで5冠を目指すチームにとってダメージになる。 つまるところ、精神的には本当に苦しいはずのユナイテッド。 挑戦する立場にあるレッズは、全てポジティブに捉えていく必要がある。 そして気を付けたいのは、優勝の行方の鍵を握るであろうアーセナル。 チェルシーを含め3チームとも試合が残っている彼らこそ、タイトルを左右する存在になる可能性が高い。 そして幸か不幸か、来週最初に彼らと当たるのはレッズだ。 主力が帰ってきた途端、守備陣に怪我が続出するなど万全とは言い難い相手だが、残りの対戦相手の中ではスパーズと並んで一番怖い相手。 しかし、優勝のためには絶対叩く必要がある。 そして、15日のヒルズボロの悲劇20周年を前に、もし土俵際からチェルシーをうっちゃることができれば・・・ イスタンブールの倍の時間がある。 信じたい。
posted by NO8 |01:28 |
08/09プレミアリーグ |
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第32週 v ブラックバーン (H) : ショックは無し!
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かなりいいゲームでしたね。スキッパーなしで、90分攻め続けたことや、アッガーの強い残留への思いなど
個人的にはかなり感動しました。
カイト、トーレスのツートップはチェルシー戦の実験でしょうか?かなりよかったと思うのですが、、、
ジェラードは万全なら出てほしいですが、前みたいなな
コンディションだったら、逆に、、。
ジェラードのいないリヴァプールというのもかなりチェルシーは意表を付かれるかもですよね?
まあ、とにかくがんばって欲しいです。
posted by にわかファン | 2009-04-14 15:12
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