素人のざれごと ~思いつくまま~

繰り返された過ち・・・・・ 高岡商業vs東海大菅生

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第99回全国高校野球選手権大会 大会第7日目 第2試合

東海菅生 010 001 117 11 高岡商業 010 000 000 1

戦前の予想では『ミスが無ければ5点の勝負』と見て、どちらも勝機は五分五分と考えてましたが結果は・・・・でした。

世間的に言えば『富山と西東京では渡り合ってきた相手が違う!』という見方もあるのでしょう。そこは私も否定はしませんが、だからといってここまで点差が付くほど実力差がかけ離れているとは今でも思ってはいません。ただ、五分五分という見立ては違ったかなとは思います。

高岡商業は今春のセンバツ(盛岡大付属に10-9のサヨナラ負け)、そして前回出場した時(関東第一に12-10で敗戦)に続き、またしても『守備の綻び』が失点に結びついて敗戦してしまいました。

まずは6回。松井選手が放った右中間への打球。結果は3塁打でしたが、この時中堅手の伊藤選手と右翼手の島村選手の打球の追い方がとても中途半端。ボールを見失ったのか?と思うほどでした。打球自体高く上がったので浜風の影響を受けて落下地点の予測が難しかったのかもしれませんが、追いつけない打球ではなかったので、この飛球をしっかり捕れていたら・・・・。記録は安打でしたが同点の終盤という大事な場面でこのプレーは・・・・ 。悪いながらも主戦の土合投手がどうにか試合を作っていたので、ここでの無死三塁は痛かったですね。そしてこういうスキを逃さないのも東海大菅生。あっさりと犠牲フライで勝ち越しました。

しかしその直後の6回裏。高岡商業は一死から中村選手が二塁打で出塁し、一打同点のチャンスを作りました。ここでもう一度追いついていたらまだ試合はわかりませんでしたが、後続の吉本・土合の2選手がいずれもフライアウトで無得点。ここでの攻撃ですが、ゴロを打って進塁させるとかバントの構えで牽制してみるとか、なにかアクションを起こすのかと思って観ていましたが、特に何もすることなく終わってしまいました。打力に自信があったのか、小細工が苦手な打者だったのか、それとも松本投手が厳しくインコースを責めた投球が素晴らしくて何もできなかったのか、追い込まれる前に打つという指示だったのか、そこのところは当事者にしかわかりませんが『追いつく気あるの?』と思うくらいあまりにも攻撃が淡泊に感じました。7回に同じ一死二塁の場面を作った東海大菅生は二死から9番松本投手自らがアウトコースのボールをしっかりと叩き、右方向へタイムリーヒットを放ったのとは対照的。アウトにはなりましたがその前の打者、8番の鹿倉選手もしっかりと『右打ち』(右飛)していましたね。東海大菅生はこう行った所にも土合投手攻略の意図が徹底されていました。(しっかりと右打ちできる技術も凄いです)個人的にはこの3点目で試合は決まったと感じました。

8回からリリーフした山田投手は富山県予選とかわらず球種はほぼストレートのみ。あとはそれがストライクになるかならないかというのも一緒で、『伸るか反るか』のピッチングでしたが、そこのところは東海大菅生もしっかりと研究していたのでしょう。自信を持ってストレートを弾き返してました。その上変化球にはほとんど手を出していなかったですし。

個人的には8回の無死一塁で松井選手の送りバントの処理を三塁手の久保選手が二塁へ悪送球をした場面で2年前の関東第一戦の悪夢を思い出しました。あの時も回は8回。先頭打者を四球で出したところも一緒でした。ここで五十嵐選手が送りバントを試みましたが、打球を処理した北村投手が間に合わない二塁へ送球しフィルダースチョイス。一死二塁となるところが『1点もやりたくない』という思いから逆に無死一二塁というピンチになり、本来ならなかったであろう『この回2度目の送りバント』を長嶋選手が決めて一死二三塁とし、続く鈴木選手が決勝のタイムリー。その後にワイルドピッチが出て12-10となり、高岡商業は初戦敗退しました。点差こそ違えど、まだ逆転の可能性を残している同じような状況で同じミスを繰り返す・・・・これでは勝てません。相手が『アウト一つあげる』と言ってきているのにそれを自ら手放しているようでは・・・・・。

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この記事へのコメントコメント一覧

「繰り返された過ち・・・・・ 高岡商業vs東海大菅生」へのコメント

管理人様 コメントありがとうございます。私は昭和40年の生まれです。高校野球に魅せられたのは小学生の頃… 当時は高岡商業が強かったですね。まだ1県1校制ではなく北陸大会なるものがありました。石川県の代表と富山県の代表が戦い、勝った方が甲子園~の流れだったと思います。鮮明に記憶してますが、北陸大会を勝ち上がり高岡商業が夏の甲子園へ出場。初戦で函館有斗に勝ち、次に元巨人の定岡正二がエースの鹿児島実業と戦い1対0で敗退。でも強かったですよ~ ピッチャーはサブマリンの米田、中軸には島、西部、守護… 今の富山県の代表校と比較すると(笑)そんな事があったので歯がゆいのです。私も若い監督に期待していた1人です。富山第一の黒田さんの登場は新鮮でした!実際、全国の舞台で結果も残しました。その後、残念な事になっちゃいましたが… 外部からの招聘が難しいようなら、富山出身の元NPB選手を呼び戻すしかないのでは?例えば元広島の浅井氏、元横浜の進藤氏、元日本ハムの紺田氏、元巨人の田畑氏などは如何でしょうか?高野連もなりふり構わず動くべきと思います。このままでは来年も良い結果が出ないでしょうね。

繰り返された過ち・・・・・ 高岡商業vs東海大菅生

富山の野球好きさん。何度も訪問してくださいましてありがとうございます。

前回の私の返信ですが、少し言葉足らずな部分もありましたのでここで追記を。

確かに富山県はその地域柄か変化を嫌い、外からの介入や意見に非常に過敏に反応するところがあります。ですので今、いきなり外部監督を招聘するのはまだ時期尚早かなとも持っています。招聘しても失敗する可能性の方が高いと思ってもいます。

では、外からの力に頼らずに強化するにはどうすればよいのか?一つの手段、といってもありきたりで至極当然なのですが、若い監督が躍進と若い学校のすることです。一番有力なのはやはり富山第一を率いていた黒田監督なのですが、いろいろあって今は・・・・。そいうところでは高岡第一の村本氏、そして今回出場した高岡商業の吉田氏、そして富山商業の前崎氏、まだ全国での実績は無いし若手という年齢でもないけれど国際大付属の阿波加氏なども面白いと思っています。砺波工業の監督さんも熱心ですよね。

そうやって見るとあながち人材が全くいないわけではない。あとはそのやる気や熱意のある監督をどう育てていくか。そこが県高野連の腕の見せ所だと思います。実際山中氏をアドバイザーとして招聘してからは、毎年秋に近畿地区の有力校や関東地区の高校を招待して交流戦を行うようになりました。(なかなか互角に戦うことはできてはいませんが。)ほかにも有能な中学生を集めての講習なんかも。まあそれが身になってきているかどうかは不明ですが。できれば呼ぶだけじゃなくて『行って来い!旅費は負担してやる!』ぐらいの気構えで有力校に遠征させて合同練習させてやるくらいまで思い切ってくれれば面白いと思うのですが、まあそれは無理でしょうね。

あとは現役で指導され甲子園も経験している監督を呼んでの講習会や合同練習など、『今』の風を取り入れる+αをなんとか加えてもらえば・・・・。まあだからといって急に鍛治舎さんに来てくれ!といってもそこは相手にされないでしょうが(笑)でも、ダメモトでお願いして、前・常総学院監督の木内氏とか呼んできてくれないでしょうかねえ。若い人たちと有名監督がタッグを組んで結果を出せれば外様アレルギーからも少しは開放されると思うんですけどね。外部招聘はそれからかなと。

現状は富山の野球好きさんの言われる通り、私学勢の奮起に期待ですかね。

「繰り返された過ち・・・・・ 高岡商業vs東海大菅生」へのコメント

管理人様 コメントありがとうございます。外様監督を拒否するなのは地域性なのですね…どこまで保守的なのか?疲れますね…これからは私学の躍進に期待するしかないですね。

繰り返された過ち・・・・・ 高岡商業vs東海大菅生

富山の野球好き さん。コメントありがとうございます。

県内の有望選手が県外に流出しているのは今に始まったことではなく、古くは湯上谷選手もいました。おっしゃるとおり、現在は高岡第一の村本監督がいろいろと動いているようです。今年で言えば高朋高校の村崎監督ですか。就任当初から近畿地区から選手を集め、四年目で県大会の決勝まで上り詰めました。ただ、やはりこう言っては失礼なのですが、それでも富山県は指導者の魅力に乏しいと言わざるを得ないでしょう。

甲子園は同じ監督が率いるチームが何度も出場しています。しかも就任高校が変わっても出てきている監督も多数います。しかし富山県の地域・風土が『外様監督』を強く拒んでいます。県野球協議会に山中正竹氏が就任してからかなり経ちますが、未だに外部監督の招聘というのが無いのはどうなんでしょう?県内の指導者だけに任せていてはこれからも勝ったり負けたりを繰り返すだけで、稀にメンバーが揃ってくじ運にも恵まれた時に勝ち進む・・・・という程度で終わってしまうと思います。ここは富山県高野連が積極的に働きかけるべきだと思うのですが。ダメモトでもいいから全国の高校野球ファンなら誰でも知っているような人を連れてきて、定期的な巡回・講演とかをしてもらえないでしょうかね・・・・・。

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