2008年04月25日

CLセミファイナルに観るバルサの「悪癖」

ヨーロッパカップ戦線も終盤を迎え、各チームの「ここまできて負けたくない」
という気持ちが随所に見られる。

今、もっとも注目度の高い対戦がCL セミファイナル FCバルセロナvsマンチ
ェスター・ユナイテッド だろう。

私がCLを観るきっかけとなった試合も9シーズン前のバルサVSマンUだった。当時
はバルサにリバウド、グアルディオラ、ルイス・エンリケ、セルジ、アンデルソ
ン、ジォバンニ。マンUには、ヨーク、コール、ベッカム、スコールズ、ギグス
、キーンなどのタレントが躍動していた。

グループリーグ最終節だったため良い緊張感がある試合内容で、ヨークとコール
の阿吽の呼吸からのゴールやリバウドのオーバーヘッドなど私は本当の「スペク
タクル」を目の当たりにし鳥肌が立ったのを覚えている。

今回もそんな試合が見られるのではと期待したのだが、バルサは「悪癖」により
自らを追い込んでしまった。

バルサのプレースタイルはショートパスを繋ぎながらワンツーや個人技で中央突
破を計るのが基本だ。しかし、ディフェンシブな布陣で対応された場合、サイド
での止まった状態からのドリブル突破やワンツーで打開しようとする事に固執す
る場合がある。

これが私の思うバルサの「悪癖」である。

ミドルゾーンで、パスは回るが相手に回させられている感じがあるし、解説の清水さんでさえ「このボールポゼッションの高さがバルサのスタイルなんです」と。

バルサのポゼッションはDFから横の揺さぶりから縦のクサビを打つ機会をうかがいながらパスを回すのがバルサのパス回しで、常にゴールを意識したパスだからこそ相手は翻弄されていたのだと思う。そういう意味ではここ最近、シャビがグアルディオラ越え
たという話があるが、ゲームをコントロールする力や流れを引き戻す術ではまだまだグアルディオラの方が上ではないかと思う。

かつて世界でも有数のサイドアタッカーのオーフェルマウスがバルサにいた時に
もしばしばみられた状況である。

1対1でのオーフェルマウスの突破力はタイプは違えどメッシに劣らないものがあ
った。なまじ、オーフェルマウスが独力で突破出来る為、サイドバックは上がら
ず、ボールの動きが無くなりDFは守りやすくなってしまっていた。
オーフェルマウスにしっかり二人のマーカーを付ける事でバルサの攻撃を一度ス
トップさせ、守備体型を整えられるとバルサの攻撃は為す術がなくなっていた。
それでもリバウドの個人技でなんとか上位をキープしてしたが・・・・

今のバルサで言えばメッシである。彼が何か「違い」を生み出さなければ試合に
勝つ事が難しい今のバルサだからこそイニエスタ、シャビ、デコの戦術眼が大切
になってくる。

メッシによりいい形でボールを預ける為にただ単に預けるだけでなく、大きなサ
イドチェンジからDFを揺さぶるなどの時間とスペースを周りがもっと作ってや
らなければいけないと思う。

散々能書きを垂れましたが2stレグでマンUが前掛かりに来た所を凌いで、カウン
ター気味にメッシにボールが渡れば・・・

サッカーに偶然は無く、何かしらの理由がある。
しかし、人々にはメッシの活躍した姿しか残らないのである。2stレグ、私は冷静
に試合を見ることが出来るだろうか??

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posted by leraditoni |15:02 | ヨーロッパサッカー思案 | コメント(2) | トラックバック(0)
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