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京都開催の2018年のJBCに関して

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既報の通り、2018年のJBCは11/4(土)に京都競馬場で開催されることになりました。 主催者はJRAです。

各レースは以下の距離で行われます。 ・ JBCスプリント:1200m ・ JBCレディスクラシック:1900m ・ JBCクラシック:1800m また、これに伴って来年のみやこSは休止されます。

これまで、JBCは地方競馬の主催者が持ち回りで主催してきました。

良いことなのですが、近年はどんどん入場者が伸びており、この2年は大井・川崎に3万人前後の観客が詰めかけました。 キャパ的に、開催出来る競馬場がかなり限られてきているのではないかと思います。

JBCはもともと、地方競馬場の経営の苦しさを憂いた生産界が、競馬を幅広い層にアピールし、大衆の娯楽として、スポーツとしての支持を集めるという本家ブリーダーズカップの思想を踏襲しつつ、地方競馬の窮状打開によって日本の競馬全体の発展を図る意味合いから、地方競馬を中心に行われているダート競走においてチャンピオンデーを設けたい、という理念で、2001年に設立されたイベントです(JBC2017のサイトより)。

それから16年、その間に耐えきれず廃止に追い込まれた主催者もありましたが、持ちこたえた多くの地方競馬は、主にインターネット投票の普及によって経営が改善し、黒字に転じる所も増えています。

2018年のJBCの開催に関して、地方競馬主催者は

JBC競走の魅力をより広く、多くのお客様に伝えることが何よりも重要との共通認識から、平成30年に限って、お客様への訴求力の高い日本中央競馬会(JRA)での実施を要請すべき

という意見でまとまっており、またJRAの見解としては

JBC競走の魅力を広く知っていただくことは、多くのお客様にとって、中央競馬・地方競馬を通じて整備しているダートグレード競走の魅力を知っていただく契機となり、ひいては、我が国競馬全体の発展に寄与することができる

という事だそうです(JBC2017のサイトより)。

JBC設立当初の「地方競馬が主体となって」「地方競馬の窮状を打開する」という役割から、「ダートグレード競走の魅力を知っていただく」という役割に転換しているように感じます。よりポジティブな印象を受けます。 地方競馬も収益を上げられるようになってきたので、ここでJRAの助けを借りて、もっと発展していけるようにしたい、という事なのでしょう。

JRA主催のJBCは「今年限り」ということですが、キャパ的に開催できる競馬場がほとんどない(大井くらい?)、というのも関係しているでしょう。もし来場者も売上も去年までと段違いだったらどうしましょう。将来的にJBCもJRAとNAR共催でJRAの競馬場で行われる事になるかもしれません。 2018年のJBCは、地方競馬とJRAの今後を考える上で、非常に重要な1日になりそうです。

また、2018年のJBC競走は全て国際競走として行われます。

これまでのJBCは出走馬の選定基準に「地方所属馬から◯頭、中央所属馬から◯頭」のように書かれていたので、海外所属馬の参加は不可能でした。 国際競走になるというのであれば、出走馬の選定は、海外馬の出走が可能になるフォーマットでしょう。JBC競走はJBC協会に登録されている種牡馬の産駒を想定していますが、そうでなくても出走できるので(追加登録料が必要ですが)、おそらく純粋に選出方法の問題です。 賞金もかなり高いので(クラシックは1着8000万円)、香港のオールウェザーの馬とか来てくれるかもしれませんよ。

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記事カテゴリ:
規定・規則
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JBC

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普段は色々なスポーツについてブログの記事を書いています。

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単純な予想ではなく、面白さを見つけられるような展望・回顧の記事を書きたいです。
背景にある規則や規定を調べるのも結構好きなので、機会があれば紹介出来ればと。

色々な瞬間を切り取って、立体的に見られれば良いなと思っています。
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