2008年02月21日

込み上げる冷めた憤り・・・日本 対 中国

若干顔は上気しているものの、胸のうちは不思議と冷静に画面を見ていたこの試合・・・

薄もやが張ったようなピッチの上でゲームは進む。

身長とリーチを生かすため、ロングボールで攻める中国。
細かいパス交換で敵ゴールに向かう日本。

個人的には、サイドを有効に使おうとする意識を感じた。ただ、序盤は中国の出足も早く、中盤では相手の足にかかってパスカットされ、逆襲を受ける場面が目立つ。
何度か裏を衝かれるが、楢崎の好セーブと敵のクロスの精度の低さに救われる。

後半は、前半のハイペースがたたったのか中国の中盤の足が止まり、日本のパス回しに余裕が出来る。
しかし、フィニッシュの精度を欠き結局一点止まり。

中国にも、ロングボールで裏を狙う、高さを生かすという戦術の徹底があったが、北朝鮮ほどの鋭さが無い。
足元の技術も低く、トラップミスが目立った。
最後はラフプレーのため荒れた試合になる。

主審は、もう少し試合を上手にコントロールして欲しかった。
ボールのポゼッションや、オフサイドの判定については仕方がないものの、ラフプレーについては悪質なバックチャージや「カニばさみ」タックルもあり、安田以外の怪我人も気になる。

安田の積極的な仕掛けや飛び出しは、この試合でも目を引いた。
Jリーグの経験から来る自信と、若さゆえの無謀さが絶妙にバランスされた時期か・・・
大事に至らなければよいが・・・

田代の身体能力の高さも光った。
見た目には線が細くひ弱な感じ(失礼!)がするが、跳躍におけるバネや、ポストプレーでの懐の深さ、飛び出しの速さを感じた(中国DFと比較したためかもしれない・・・)。
真価は、韓国戦で問われそうだ。

あくまでも私の主観であるが、後半は日本イレブンの冷静さを感じた。

いい眼をしていた・・・

不思議と5分間のロスタイムも点を取られる気がしなかった。

ただ、追加点が取れる気がしなかったのも事実・・・

試合終了と同時に全員が「よしっ」っという自身に満ちた表情をしていた。

チーム戦術の練成、フィニッシュの精度など、結局のところ課題は残り、力の差を見せつけることも出来なかったのは、日本らしいといえば日本らしい・・・

ただ、チームが一丸となって「まとまった」感じがした。
こういう精神面の変化が、今後のチーム力アップにどうつながるのか・・・
韓国戦が少し楽しみになってきた。

終盤ラフプレーを危惧し、個人がボールを保持する時間を短くしたことで、相手の運動量の落ちた中盤でシンプルにパスを廻し、縦や裏を突く連動性がでてきたのが面白い。

何かつかめたのなら、荒れた試合の中にも収穫を見つけ出すことが出来る。

posted by kusunoki |01:23 | サッカー | コメント(5) | トラックバック(3)
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2008年01月06日

アメフトのXリーグって・・・

去る、1月3日に行われたアメリカンフットボールの日本一決定戦・・・ライスボウルは、激しい点の取り合いを制した松下電工インパルスが関西学院大学ファイターズを52-38で下し、3年ぶり3度目の日本一に輝きました。

両チームがそれぞれの個性と持ち味を発揮した、好ゲームでした。

私はラグビーも好きですが、アメフトも好きでNFLもよくテレビ観戦します。
1993年には、アサヒビールシルバースターと関西学院大学の激闘を東京ドームで生で見て、逆転優勝した東海選手の涙を見てもらい泣きしたこともあります。

社会人、学生それぞれが日本一を目指すライスボウルの意義については、私はまったくの賛成であり、学生と社会人との実力差が広がる一方のラグビーとは一線を画します。
ただ、社会人日本一を決めるまでの過程がどうも・・・

松下電工は、日本一になるまでライスボウルとあわせて6勝1敗です。
関西学院大学は、ライスボウルとあわせて8勝1敗。
学生とはチーム数が違うとはいえ、Xリーグは、試合数が少なすぎます。2007年シーズンは(18チームが各6チームずつ分かれて3つのリーグですが)ERAST CENTRALは4勝1敗で3チームが並んでいます。結局、次のステージには6チームしか上がれないので、4勝1敗で並んだチームが二つ外れました。その中には、松下電工に勝ったアサヒビールも入っています。

あらゆるスポーツにおいて、「戦術」「チームスタイル」が存在する限り、必ず「カモ」「苦手チーム」が存在しますせめて、各ディビジョンがホーム&アウェーで、10試合戦えないものかと思います。大会スポンサーが少なく、チームの予算の関係もあるかもしれませんが、試合数が増えることで各チームのレベルも高くなり、ファンを拡大していけるのでは?という疑問が生まれます。

特に、年々学生のレベルが高くなっています。それらの卒業生を受ける社会人のレベルアップが日本アメフト全体のレベルアップにつながるような気がします。

あ、でも社会人のレベルが上がりすぎるとラグビーみたいに日本一決定戦の意義が薄らぐのかな~
難しいですね。

ただ、日本人からNFLなど世界に向けて飛び出していく選手がどんどん増えてもらいたいですよね。

posted by kusunoki |10:37 | アメフト | コメント(2) | トラックバック(0)
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2008年01月03日

高速駅伝と給水の必要性について

今年の箱根駅伝が終了しました。

前評判どおりの総合力の高さを見せ付けた駒澤大学の優勝で幕を閉じました。
1万メートル28分台の選手をそろえ、優勝候補の筆頭に挙げられていましたが、そのプレッシャーをはねのけての快勝でした。
大八木コーチの選手配置・登用もぴったりはまっていましたが、指導者の期待にこたえてその力を存分に発揮した選手も見事でした。2、3年生も多く、しばらく常勝軍団になるかもしれません。

早稲田は9区で抜かれ2位でした。
エースを故障で2区に使えなかったものの、今まで鬼門とも言われていた5、6区の山で区間賞をとり、駅伝の流れにきっちり乗った感じがあります。
各選手もそれぞれの持ちタイムどおりの力を出していた感がありました。
来年は6区で区間賞を取った加藤選手、4月に入ってくる気体の新人をあわせ戦力の底上げを図り、名門復活を確固たるものにして欲しいです。

3位にはいった中央学院大学の健闘も光りました。
2区、9区といわれたエース区間で、主力選手がしっかり走ったことが大きかったですね。ただ、4年生が抜けたあとどのように下級生がチームを盛り立てていくか、一年かけてじっくりチームを作って欲しいです。

4位の学連選抜の快走にも拍手です。
「レースの引き立て役」「お情けの残念賞出場」など揶揄する声がありましたが、今回は予選会で涙を飲んだチームの中から実力者をきっちり招集し、各人の調整も上手くいっていたようでしたね。
ゴール後に互いの健闘をたたえあう笑顔を見て、一ファンとしては胸が熱くなりました。互いに何かを感じ、学び取って、母校へ帰っていかれることでしょう。少なくとも、今年の学連選抜の出場については大きな意義があったことは間違いあいません。

学連選抜の健闘で、予選からの出場枠が一つ増えましたが、実力校の東海大、日体大、順天堂大が予選に回ることで、非常に厳しい予選会になりそうです。

さて、三校も途中棄権があった今回の大会でした。

調整ミス、ペース配分のミス・・・様々な要因があろうかと思います。
箱根経験者の弁では、「ガッツが足りない」「最近の選手は甘い」などという根性論が出てましたが、私は違うように思います。
昨日もそうでしたが、二日とも穏やかな陽気の無風状態のレースコンディションでした。風がないため自分のペースで走りやすかった反面、汗が蒸発せず体感温度はかなり上がっていたはずです。
人間は体温を下げるために発汗しますが、汗自体が蒸発して気化熱として体温を奪わなれば体温は下がりません。そのため、一層の発汗が脱水を助長したと思います。駅伝ランナーは、レース前に自らの身体に蓄えた糖分とグリコーゲンをエネルギーに変えて走りますが、脱水が進むとグリコーゲンを貯える肝臓への血流が低下し、血糖が下がりエネルギー不足を起こします。また、発汗に伴い、ナトリウム、カリウム、カルシウムなどの電解質(ミネラル)を失うと、筋肉の運動に支障が出て痙攣をおこします。
そこで、こまめな水分補給や糖質、電解質の補給がレース中も欠かせません。現在15キロの地点での給水が認められましたが、おそらくミネラルウォーターでしょう。軽度の脱水の場合はミネラルウォーターでも十分に体内に吸収されますが、脱水が進むとナトリウム、糖質がないと水分吸収が低下します。
途中棄権やブレーキになった選手の中で、元からの体調不良や故障があったかもしれませんが、10キロ過ぎの時点ですでに脱水に陥り始めていた可能性も考えます。
カツを入れたり、レース指示の意味もあったかもしれませんが、駒澤大学の大八木コーチが、10キロ地点で選手に水分を与えていたのが印象的でした。9区で快走した堺選手も3キロ過ぎですでにかなりの発汗をしていました。8区の深津選手も途中ペースが落ちかけたときに絶妙のタイミングで水を渡していました。
各選手、ぎりぎりの状態でレースをしていたように思います。
選手が自らの限界近くで走る以上、給水は重要と思います。

マラソンでは5キロおきに給水があります。各選手はスペシャルドリンクとして、糖質やミネラルを補給しているはずです。箱根駅伝もマラソンの半分とはいえ20キロあります。最低でも、10キロ地点で各校それぞれのスペシャルドリンクを取らせるようにしても悪くはないと思います。せめて、ミネラルウォーターでも5キロおきに取らせて上げてほしいです。
「水を欲しがるなんて甘い」という意見が陸連幹部から聞こえてきそうですが、高度の脱水で循環不全をおこせば多臓器不全や脳障害も起こします。夏は毎年何人もの若者がスポーツ中の脱水で命を落としています。気温の低い冬でも、脱水が怖いことには変わりありません。

前途ある若い学生ランナーを守って育ててあげるのは、年長者の責務ではないでしょうか。
近年、区間記録の更新が相次ぐということはレース自体が高速化し、選手のペースが昔より速いのです。年毎にレースの注目度が高くなり選手の緊張感も強くなる一方ですし、選手の能力が均衡化すれば、当然オーバーペースになります。
精神鍛錬という言葉も分からなくはないですが、もっとスポーツ生理学に基づいた陸上競技というものを考えて欲しいです。

ちなみに、2007年夏の世界陸上大阪大会で日本選手が陥ったのも、同じ症状だと私は考えています。プロのアスリートでも2年に1回の大会ではあのようになるのですから、自分の青春や人生の全てをかけてまで走ろうとする学生選手が陥っても、なんら不思議ではありません。

posted by kusunoki |16:33 | 陸上競技 | コメント(17) | トラックバック(5)
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2008年01月02日

(箱根駅伝)早稲田大学が往路優勝

2008年の箱根駅伝、往路は早稲田大学が十二年ぶりに芦ノ湖のゴールへトップへ飛び込みました。

アンカー駒野選手が誇らしげに自らのユニフォームの「W」の文字を指し示して、胸を張ってゴールしたのが印象的でした。

前回も書きましたが、私も身内にも早稲田関係者はいないのですが、なぜか「早稲田」を応援しています。
瀬古利彦選手、荒木大輔選手、ラグビーの堀越・今泉選手、駅伝では三羽烏といわれた武井・花田・櫛部選手、そして渡辺康幸選手・・・
近年駅伝では低迷していたので、今年の優勝はとてもうれしかったです。

さて、私なりにレースを振り返ると・・・

1区は尾崎貴宏選手でした。
昨年の東海大佐藤選手のように飛び出す選手がおらず、横長に列を組みながらスローペースで互いを牽制しあう、「我慢比べ」のような展開でした。
常に集団の中位に位置し、小刻みな上がり下がりにも冷静に対応していたように見えました。ラストは、城西大の佐藤選手に離されましたが、4秒差の3位で2区につなぎました。

2区は高原聖典選手でした。
序盤やや速いペースで入り、走りが落ち着かないうちに山梨学院大モグス選手、中央学院大木原選手に抜かされ、序盤で自分の走りのリズムを作りにくかったのではないでしょうか。粘りましたが、トップ山梨学院大と3分43秒差で3区につなぎました。
ただ、実力者といわれた東海大伊達選手、日体大北村選手たちのタイムが思ったほど伸びず、これが結果的に3、4区の混戦に拍車をかけたようでした。

3区は竹澤健介選手。
言わずと知れた、現在の大学陸上界、いや、今は日本陸上界を代表する選手に成長した、早稲田のエースです。しかし、持病の坐骨神経通、膝痛に悩まされ出場も危ぶまれていましたが、3区に登場しました。
怪我の影響で、本来の切れのある走りには程遠い感じで、本来の竹澤選手の力からすると1分くらい悪いタイムではないでしょうか。ただ、12位から5位までチームの順位を引き上げ、レースから遅れそうになった悪い流れを一気に断ち切ったのは見事でした。
身体に負担があり、本来は渡辺監督は竹澤選手を4区で使いたかったのではないでしょうか。ただ、1、2区に計算が立つわけではなく、3区までに流れをつかみ4区をつないで、5区のキャプテン駒野選手につなぐ・・・そういう考え方だったのかもしれません。
期待にこたえて竹澤選手は体調不良ながらも、自分のペースや順位を見極めた冷静な走りをされていたようでした。

4区は、中島賢士選手。
一年生ではありますが、全日本大学駅伝でも落ち着いた走りをされていました。区間8位、順位を一つ下げたもののトップとの差を58秒縮めてのたすきリレーでした。流れの中でしっかり自分の走りをされていたのではないでしょうか。

5区はキャプテン駒野亮太選手。
三度目の山登りで、昨年は区間8位ながらも納得のいく走りが出来、かなり手ごたえをつかんでいたようでした。今回、満を持しての山登りです。
昨年の順大今井選手のペースをも上回る走りで、次々を前を追いかけ抜き去りました。駒野選手自体のコンディションがよかったことと、気温や風といったレースコンディションがよかったことの双方が、快走につながったようでした。終わってみれば、昨年の今井選手の記録に8秒に迫る好記録でした。
同じようにハイペースで走っていた順大の小野裕幸選手が、残り500メートルあまりで危険になってしまいました。選手は常に限界と紙一重での走りをしているのだなあと痛感しました。箱根の山はやはり怖いですね。小野選手そして順大の選手は、この経験をばねにまた来年箱根の舞台に帰ってきてもらいたいです。

果たして早稲田は、12年ぶりの往路優勝を成し遂げました。奇しくも、現監督である渡辺康幸さんが1年生ながら2区を快走した年でしたね。
インタビューで「選手としての優勝よりうれしい」とおっしゃっていたのが印象的でした。

ただ、以前は「花の2区」といわれましたが、5区の距離が伸びた今では「山登りで容易に3分くらいの差がつく」ため、5区の重要性が増してきましたね。
総合力のあるチームは、「山をどうまとめるか」、選手層の薄いチームでもスペシャリストがいれば「山で勝負ができる」ようになってきました。このあたりの選手の適性を見極めるのが、各大学の指導者の力量にかかっているのでしょうね。

さて、明日は復路です。
早稲田大は6区の加藤選手を初めとした選手の踏ん張り次第ですが、どこまで上位に食い込めるか楽しみです。
駒沢大は、選手の走力・総合力を考えると、トップと1分あまりの差は、想定内でしょう。ただ、復路に有力選手を残した東海大と3分あまりの差というのは、考え方では微妙です。
優勝争い、シード権争いも、6区でどのようなリズムを作るかで決まるかもしれません。駒沢大が59分台くらいで逃げてしまうと、東海大が追いつくのは厳しいかもしれません。
「戦国駅伝」といわれ、各チームの戦力が拮抗している現代では、一人の選手の好不調が、チームの上昇や思わぬ下降につながってしまいます。明日も、テレビから目が離せませんね。

 往路4位に食い込んだ関東学連選抜にも注目です。選抜枠について賛否両論があるようですが、今回のような快走を見せてくれるとそういう雑音も少し小さくなってくれるかもしれません。今回、上武大の福山真魚選手の力強い走りと満足そうな笑顔でゴールするシーンが印象的でした。箱根路を走るのにはまだ選手層が薄いようですが、福山選手がその経験や感動を母校に持ち帰ることでまた新たな力が芽生えてくるのかもしれません。

明日も、選手のみなさんが、日ごろの練習の成果をいかんなく発揮して、力を出し切れるよう一人の駅伝ファンとして応援したいと思います。

posted by kusunoki |16:01 | 陸上競技 | コメント(8) | トラックバック(1)
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2007年12月21日

小野選手に感じたこと・・・

故障続きで、本来の力を発揮できない小野選手です。

1998年フランスワールドカップの頃の輝きは、もう戻ってこないのでしょうか?

もちろん、シドニー五輪予選での大怪我が、その後のコンディショニングや身体のバランスに与えた影響は大きいと思うのですが、気になることが一点。

筋肉をビルドアップしすぎたのではないか?

もちろん、98年W杯のころは18歳ですから、身体もまだ成長過程でその後の身体に変化が出るのも当然ですが、小野選手のプレーに今のようなたくましい筋肉は必要なのかな?って思いました。

ソフトタッチのトラップ、パス、キック、軟らかいフェイントや身のこなしは、彼の持つ筋肉や関節、靭帯の柔軟性の賜物だと思っています。こればかりは、生まれ持った身体の特性です。
同じく才能あるプレーヤーでも中田選手ではおなじプレーは出来ない。体の使い方が違うばかりか、身体(筋肉など)の質が決定的に違います。
ビルドアップした筋肉は、当たり負けしない身体やディフェンス能力の向上には寄与するかもしれませんが、自身のプレーの輝きをスポイルしてしまっているような気がします。鍛えた筋肉を、関節や靭帯が支えきれなくって、身体が悲鳴を上げているのかもしれません。

(プロ野球の清原選手もそうでした・・・)

勝手な一意見ですが、小野選手が好きなだけに、何とも今の現状が寂しくて仕方がありません。

同じく、筋肉が硬そうな闘莉王選手の肉離れも長引きそうですし、今の筋肉の状態であれば再発が多いと思います。
こういうコンディションを整えることが、日本のサッカーではまだ遅れている気がしてなりません。筋トレでサッカーは強くなりません。

蛇足ですが、2006年ドイツW杯でのフランスの躍進は、選手のコンディショニングが良かったことにあります。特に、1998年で輝き、2002年で落ちた身体機能を、2006年で再び高めたジダン選手にどのようなトレーニングが施されたのでしょうか?

posted by kusunoki |19:17 | サッカー | コメント(16) | トラックバック(0)
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2007年12月20日

駅伝シーズン到来

冷たい風が吹き付ける季節になりましたが、本格的な駅伝シーズンが到来しました。

12月23日  全国高校駅伝(男子、女子)
1月1日   ニューイヤー駅伝(実業団:男子)
1月2、3日 箱根駅伝
1月13日  全国都道府県駅伝(女子)
1月20日  全国都道府県駅伝(男子)

という感じで続いていきます。

 私はここ10年近く、男子の駅伝は全て見続けていますので、高校→大学→実業団と成長していく選手の姿を見るのがとても楽しみです。
また、それらの選手が一堂に会する都道府県駅伝が楽しみです。普段は所属が違ってライバルの位置関係にいる選手が同じチームになったり、逆に同じ大学や実業団に所属する選手が出身県に戻って競り合って走ったりするのも、面白いですね。箱根やニューイヤー、都大路で力を出せなかった選手がリベンジする姿も、見ていてワクワクします。

 ただ最近気になるのが、高校や大学で活躍した選手が、社会人になって故障したり結果を出せていないことです。
特に関東の大学では、箱根駅伝に偏重するあまりオーバーワークになったりしているような気がしてなりません。
我々のようなファンがいて、そして大学名をアピールするために駅伝が絶好の機会になっている以上、避けられないのでしょうか?
そう考えると複雑な心境です。

 個人的には、日本の選手は練習しすぎのように感じています。野球選手と一緒で、陸上選手の筋肉も消耗品で限界がある以上、もっと科学的かつ生理学に基づいたトレーニングをして欲しいです。

 一人のファンとして、選手の皆さんが日ごろの練習の成果を本番で発揮できるよう、沿道やブラウン管越しに見守るばかりです。

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posted by kusunoki |17:22 | 陸上競技 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年12月17日

ACミランと浦和レッズとの差とは??

クラブW杯の戦いも終わってしまいました。

個人的に盛り上がった分だけ、宴のあとの寂しさがあります。

昨日の三位決定戦と、決勝戦を眺めていて、いくつか感じたことがあります。

小学サッカーしか経験が無い人間の独り言ですが・・・・

ACミランと浦和レッズのサッカーにどれくらいの差があったのか?

1 スコアは 0-1  

スコアを見る限りは接戦であった。
ズタズタにディフェンスラインが切り裂かれたわけでもないし、浦和にもチャンスはあった。
では、再戦すれば結果は違うのだろうか?
答えは「No」でしょう。
明快な数字を挙げれば、ボール・ポゼッションが違いすぎる。
運動量や集中力で力の差をカバーして、僅少差の結果に落ち着いたように思える。
逆の例えで言えば、2-4で負けたボカは0-1の浦和より弱かったのか??と尋ねられたら「No」でしょう。
後半立ち上がりと1-2になってからの試合展開のあやで差がついただけで、ボカが後半先に点を取ったら結果は全く違っていた可能性は高かった。

0-1という結果は、未来が見えたと同時に現実を突きつけられたような感じがする。「浦和にもチャンスがあった」「ミランも目の色が変わっていた」のは事実であるが、「チャンスをものにできなかった」わけで「ミランのペースで進められた」ことに違いはない。
浦和がミランとの真剣勝負の機会を得てくれたおかげで、日本のサッカーの抱える課題などが浮き彫りになってきたのではないでしょうか。

2 実力差とは?

では、力の差はどこにあったのだろうか。
サッカー解説者やサッカー協会、指導者各位が考えることでしょうが、個人的に気になったことがあります。
「判断力」
「ゲームやプレーの組み立て」
「ボール回し」
を挙げてみたいです。

3 判断力

各プレーヤーが次のプレーの選択をする際、どれだけの選択肢を持っているか?
ここには、「瞬時に複数の選択肢を挙げ、それを的確に判断し選択できるか」という能力があります。
これは、ボールを持つもの、パスの受け手双方に言えることで、カカは(ミランでも別格ですが)特にこれが豊かでした。
これがプレーの意外性や敵の裏をかくことにもなりますし、プレーの精度を挙げることにもつながります。
少なくとも浦和戦では、ミランはこれが速くて正確だった。

4 組立て方

プレーのスピードやリズムに変化をつけることができるか。
同じリズム、スピードのプレーでは、時間の経過とともに敵に合わされてしまいます。緩急のつけ方がミランもボカも巧みでした。(当初変換ミスあり直しました)
浦和も国内リーグではボールポゼッションが高いので自分たちのペースで戦っていますが、今大会では「全力投球」ばかりが目に付きました。
3、4両方で差が出たのが、唯一となる失点の場面でした。
ガットゥーゾの早いリスタート、カカのドリブルと最後のパス選択(インザーギとセードルフのどちらか確率の高いほうを冷静に選択)、インザーギとセードルフのゴール前までの速さ・・・
浦和にとっては少し押し込んだと思って一息ついたあとに攻撃を受けたわけで、ミランはチームとしてそこを狙っていたように監督のコメントがありました。

5 ボール回し

単にボールをまわすだけなら大きな差は見えません。
雑な分類ですが、攻撃時や平時のMF→MF MF→FW FW→FW DF→DFのパス回しでは、あまり大きな差は感じませんが、決定的に異なるのが敵からプレッシャーを受けた場面でのDF→DF DF→MF DF→FWのボール出しのようです。ミランは追い詰められた場面でも冷静に敵をかわしパスを出したり、攻撃に組み立てようとしています。浦和のほうは苦し紛れのクリアやパスを拾われ、さらに傷口を広げているように感じました。「セカンドボール」の保持率が、そのままポゼッションの差に出たように思えます。これは各プレーヤーの個人技の差なのか、受け手側との連動性の問題なのか?根は深いように思えます。
これは単発に終わりがちな攻撃面でも言えそうです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ジュニアのサッカーなどを見ていると、日本のプレーヤーの技術は高いとも言われているのですが、カテゴリーが高くなるとなぜか通用しません。
試合におけるプレッシャー、プレーの中でのプレッシャーを背負ったときに、練習と同じプレーをすることが困難なためでしょうか?
このあたりは、ひょっとするとジュニアからの育成の鍵が隠されているのかもしれません。(すでにされているのかもしれませんが)
ACミランサッカースクールを眺めていて、練習メニューに常に「実戦」が意識されていました。
必ず、「動いているボールから始まる」ようにされ、「オフェンス練習にはディフェンスを、ディフェンス練習にはオフェンスをつけています」
余所はどうか知りませんが、わが子の通うクラブでは「止まったボールら始まり」「プレッシャーのない場面での練習」が多いです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

ただ、一言で言ってしまえば「サッカー文化」の違いかもしれません。
ブラジルやアルゼンチンでは、ジュニアでさえも「結果を出さないと次は無い」「生活の糧を失う」という状況でサッカーをしているはずです。
プロになっても、プレーの内容によっては味方サポーターからも罵声を浴び、家族まで危険に曝されることもある・・・

かといって、自分の子どもをそのような環境でサッカーをさせる自信は、少なくとも今の私にはありません。

だから、オシムに「日本のサッカープレーヤーは、プレッシャーに弱い」と言われても、そう簡単に言い返せるものではない・・・

・・・・・・・・・・・・・・

日本は日本のサッカー文化を築いていくしかないと思いますし、これはまだまだ時間がかかることです。
我々サポーターがその中でどのような役割を果たすことができるのか・・・よく考えていきたいです。

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posted by kusunoki |17:26 | サッカー | コメント(13) | トラックバック(1)
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2007年12月08日

日本テレビよ、ありがとう

セパハン(イラン)とワイタケレ・ユナイテッド(ニュージーランド)の試合を少しだけ見ました。

テレビの画面右上に「勝った方が浦和と対戦」っていうテロップが常に表示されています。

「勝者が浦和レッズと対戦するので次の試合も見てくださいね」っていうテレビ局の宣伝なのでしょうが、何だか興ざめします。

興ざめした気持ちで試合を見てしまい、両チームのプレーヤーに申し訳なかったです。

地味なNHKと違って、民放がスポンサーになると公共への露出の頻度や注目度が高くなるので、サッカーファン層の底辺拡大には役立ちますが、私くらいの「自称 サッカー通」(笑)は、「ワイドショー化される」ことが最も嫌がることです。
何しろ、サッカー通は周りがなんと言おうとも泰然自若として自分の楽しみ方をするでしょうが、私の場合は微妙に周りの空気に影響されてしまいますので・・・

あ、これはレベルの低い民放放送なんかに影響されないようなサッカー通になるために通過すべき関門や修行だったのだ!!

気付かなかった私は、やはり未熟でした。

「日本テレビ」よ、気付かせてくれてありがとう!!

posted by kusunoki |10:03 | サッカー | コメント(26) | トラックバック(0)
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2007年12月07日

日本のスポーツジャーナリストって

 FIFA クラブワールドカップ ジャパン 2007 開幕戦前日会見要旨
より

セパハン ボナチッチ監督に対する質問から感じたこと・・・



――明日のワイタケレ戦に勝つと、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)で敗れた浦和レッズともう一度戦うことになるが

ボナチッチ監督 浦和レッズと戦うというより、明日ワイタケレと戦って勝ってから、レッズ戦のことは考える。

それはそうだろう、目の前の試合に集中しない監督はいないはず・・・

――言っていることは分かるが、選手たちにもう一度浦和レッズと戦いたいという気持ちはないのか?

なんと高飛車な質問・・・
明らかに上からものを言っているなあ~

ボナチッチ監督 もちろんあるが、私は監督なので、まずは第1戦のことを考えるようにしたい。それから、浦和レッズとの試合のことは考える。ACL決勝の第2戦でわれわれは敗れたが、後半のプレーはよかった。最終的には、浦和が勝ってチャンピオンになったわけだが。

だから、最初にそう言っただろう・・・

――今の浦和レッズは、これまでの浦和とは違うのではないか

まったくしつこいったらありゃしない・・・

ボナチッチ監督 皆さん浦和レッズのことばかり言うが、明日の試合はワイタケレであって、浦和ではない。浦和の話はやめて、ワイタケレの話をしましょう。 

どうしても、浦和レッズに対するコメントを聞きたいらしい。
「浦和にはアジアチャンピオンズリーグ決勝で負けているが、次はどうするのか」・・・言い換えれば、「浦和はセパハンに一度勝っているぞ」と言いたいのか??

――ナビドキア選手は明日は出られないそうなので、明日はチームメートに浦和戦のチケットを託すことになるが、浦和レッズとやれるとしたら次こそは倒すという気持ちか

ナビドキア 浦和レッズとの2回の対戦でわれわれはいい試合をしたと思う。明日の試合に勝てれば、浦和との試合にも自信はある。自分たちの状態は今の浦和よりはいいと思う。

ボナチッチ監督 浦和がJリーグで優勝できなかったことは知っているし、そういう意味では向こうにハンディキャップがあるかもしれない。また、ポンテ選手が負傷し、ほかの選手も状態はよくないと聞いている。ACL決勝の浦和とは違う、ひょっとしたら力が落ちているかもしれない。
 しかし、われわれの明日の相手は浦和ではないことを知ってほしい。ワイタケレに対して失礼だし、彼らを過小評価してはいけないそう、記者の質問にはワイタケレと言うチームに対するリスペクトが全く感じられない。引いては「一度浦和に負けたセパハン」「リベンジしに来たんだろう?」というセパハンに対するレッテル付けもしてしまっている。
同じような質問をオシムにしたら、皮肉交じりに嘲笑されたに違いない。
聴取したい言質や回答ありきの質問なんて、ナンセンス。
約束事に縛られる政治の世界ならまだしも、スポーツは自由であり不確定と言う要素が楽しいのである。
日本のスポーツジャーナリズムがもう少し成長しないと、日本のスポーツも成長しないだろうなあ。

posted by kusunoki |18:34 | サッカー | コメント(2) | トラックバック(0)
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