2008年02月01日

サンタスティック!~サンタナ、メッツへトレード~

二転三転したヨハン・サンタナの移籍先だが、キャンプインまで約2週間と迫った29日、ツインズとメッツがようやく合意に至った。

それにしても、メッツはマイク・ペルフレイとフェルナンド・マルチネスという投打のトッププロスペクトを放出することなく、サンタナを獲得できたこ とは幸運だったと言える。あとメッツに残された ハードルは、サンタナ側との契約交渉を残すのみだが、09年に新スタジアムが誕生、ケーブル局を保 有と、資金面がネックとなる理由は見当たらない。 一部報道では、サンタナ側がヤンキースとAロッドが結んだ10年2億7500万ドルを目安に強気に出るとの見方も出ているが、最終的には7年総額1億4000万ドルあたりに落ち着くのではないだろうか。

今回、メッツにとっては2つの意味で大きな補強となったと思われる。まず一つは、精神面への影響。昨年、フィリーズに 大逆転Vを喫したショックを払拭する上で、サイヤング賞2度の現役メジャー最高左腕の加入は、チーム全体に大きな自信を与えた。 

そして、もうひとつはイニング数だ。オフに大した戦力補強のなかったメッツにとっては、先発投手のスタミナ不足が最大の懸念事項だった。ペドロ、エルデュケとベテラン投手のコンディションに大きな不安を抱えており、メインとペレスも実働年数1年と、200イニング達成が見込める投手がいない状況。中継ぎ投手のオーバーワー クで、後半戦失速した昨年の二の舞となる可能性もあっただけに、4年連続200イニングを記録しているサンタナ加入は、故障明けのペドロの負担を軽減し、投手陣全体に余裕を与えるものとなった。また、ペレスやメインにしても、3、4番手と精神的負担の少ない役割でのびのびやることで、好結果が期待できるだろう。 これにより、サンタナ、ペドロ、ペレス、メイン、 ヘルナンデスとリーグ屈指の先発陣にグレードアップ。元々、打線は良いだけに、総合力でナ リーグ東地区では頭一つ抜け出した感がある。今季終了後にペドロ、ヘルナンデス、ペレスの3人がFAとなることもあり、今後数年間エースとして活躍が見込めるサンタナ獲得による投手陣全体への影響は計り知れない。 

一方、サンタナに対しては昨季ラスト5度の先発登板で、2勝4敗防御率5.11、トータルでも15勝13敗とここ数年でワーストの成績であったことから、故障説や衰え説も浮上した。しかし、投手が打席に入り、レベルが落ちるナリーグに移ることから、心配する必要もないだろう。ペドロがレッドソックスからメッツに移籍したのが33歳のときで、今のサンタナよりも力の衰えは顕著だった。 

サンタナーペドロの2枚看板を得たメッツ。雪辱を誓うシーズンで、楽しみな陣容が揃った。7 番線(地下鉄)内が、サンタナのユニフォームを着たファンで溢れるのが今から目に浮かぶ。 


20080201-00.JPG

合成だけにフォームがちょっと変?


posted by kota11 |13:23 | MLB | コメント(3) | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加