2007年11月14日

ニューヨークの野球史を訪ねて

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ニューヨークは、最低気温5度を下回る日が続くなど、本格的な冬到来の予感です。 そんな中、久しぶりに休みがとれたので、ニューヨーク市博物館(Museum of the City of New York)に行ってきました。ここでは現在、『THE GLORY DAYS NEW YORK BASEBALL』という展示会が開催されていて、ニューヨークにおける野球史の一端を紹介しています。1947年から57年と言えば、ニューヨーク・ヤンキース、ブルックリン・ドジャース(現ロサンゼルス・ドジャース)、ニューヨーク・ジャイアンツ(現サンフランシスコ・ジャイアンツ)の3チームが凌ぎを削った、ニューヨークのベースボールが最も熱かったと言われる黄金期。 会場には人種の壁を破り、ニグロリーグ出身初の大リーガーとなったジャッキー・ロビンソンや、強打の捕手として活躍したヨギ・ベラ、勝負強い打撃と高いカリスマ性でファンから愛されたジョー・ディマジオ、「ザ・キャッチ」で知られるウィリー・メイズら、スター選手たちのユニフォームやバットなどが展示されています。また、その当時の新聞や実況中継の声なども閲覧・視聴することができるので、ファンの熱狂ぶりも肌を感じることができます。会場自体はそんなに広くなく、展示数も少ないので、クーパーズタウンの野球殿堂博物館に比べると物足りなさは残りますが、ジャイアンツ対ドジャースのライバル史などニューヨークの野球ファンとして興味をそそられる展示内容となっているので、一度訪れるだけの価値はあるように思います。 そして現代の大リーグでは、12年に渡ってヤンキースで指揮をとり、黄金時代を築いたジョー・トーリが来季からドジャースの監督に就任することが決定しました。もしトーリの新星ドジャースとヤンキースがワールドシリーズの舞台で対決するようなことがあれば、またあらたなライバル史として歴史の1ページに刻まれるでしょう。
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J・ロビンソンのユニフォームとバット
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ドジャースとジャイアンツのサブウェイ対決
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J・ディマジオのユニフォーム
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posted by kota11 |12:22 | MLB | コメント(2) | トラックバック(0)
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2007年11月02日

ジラルディ新監督の背番号は『27』~27度目の世界一へ向けて~

11月1日(木)ニューヨーク-。

ヤンキースのジョー・ジラルディ新監督の就任会見が、ヤンキースタジアムにて行われました。NYはもちろん、世界中から集まった報道陣を前に真新しい背番号27に身を包んだ『New Joe』は、投手を中心とした守りの野球を掲げ、来季へ向けて意欲を見せていました。27度目のワールドチャンピオン奪取の使命を背負ったジラルディがどのような野球を見せてくれるのか、今から楽しみです。

そしてこの日、ジラルディとともにメディアの注目を集めたのが、ブライアン・キャッシュマンGMです。約50分間に及んだ会見では、記者から来季の構想に関する質問が集中。「チェンバレンの起用法」や「A・ロッドの穴」「FA選手の去就」について、すべて『これから』を強調していました。それでもNY地元紙では早くも来季に向けて、ヤンキースが獲得すべき選手の名前が出ています。

そのキーワードとなるのはずばり、『右の強打者』。すでにフィリーズのA・ロワンド外野手、ホワイトソックスのJ・クレード三塁手、マーリンズのM・カブレラ、オリオールズのM・テハダ遊撃手らの名前が候補に挙がっていますが、本命視されるのがレッドソックスのM・ローウェル三塁手。もちろん、レッドソックスが全力で引き留めにかかるのは間違いないところですが、若手へと移行するチーム状況の中、キャッシュマンが「必要なエリアの補強を行うために投資する姿勢はこれまでと変わらない」と話していたように、ヤンキースがマネーゲームに参戦する可能性は高いと思います。ヤンキースがカブレラやクレードではなく、ローウェルを獲得したい理由。それは、ワールドシリーズでMVPを獲得したローウェルの実力はもちろんのこと、それ以上にFA補強であれば、トレードでプロスペクト(若手有望選手)を放出するリスクを回避できるという点があります。ヤンキースが54本塁打156打点を挙げた4番打者を失ったという事実は世界中の野球ファンが知るところです。それだけに、トレードで補強するとなれば、他球団から足元を見られる可能性が高くなります。ヤンキースファンの間では、「井川慶投手とT・クリッパード投手プラス、マイナー選手1名で、マーリンズのM・カブレラを獲得しては?」という意見も出ているようですが、この3選手で獲得できればかなり幸運だと言えるでしょう。

現実的には、他球団はM・カブレラやI・ケネディといった選手の名前を交換要因に挙げてくることが予想されます。それだけに『右の強打者』という補強エリアに関しては、「ヤンキースがマネーゲームに出る」可能性が現時点で高いように思われます。

ヤンキースの新しい“顔”が華々しく紹介されたと同時に、これからキャンプがスタートする2月までの間、キャッシュマンが『主役』となりそうです。




posted by kota11 |06:50 | MLB | コメント(5) | トラックバック(0)
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