2006年09月25日

NO-ROD!?

米スポーツ専門誌「スポーツイラストレイテッド」最新号に掲載された、ヤンキースのアレックス・ロドリゲスの同僚批判が波紋を呼んでいる。「ムシーナもジアンビも、高額な年俸をもらっているのに、何故自分だけがバッシングにあうのか」とスランプ時に同僚批判めいた発言をしたことが発端となった。

ニューヨーク各紙は、連日のようにA・ロッドがこの発言をもとにチーム内で孤立していると報じている。プレーオフに向けて一丸となるべきこの時期に、このような内紛が明らかになるのは、ヤンキースのお家芸のひとつか。

しかし、A・ロッドばかりが批判の的となっている同論争であるが、彼がこのように言いたくなる気持ちも理解できなくはない。
その理由は以下の通り。
          
ジアンビ             打率    本塁打  打点
アスレチックス(1998-2001)  321.25  35.25   122.5
ヤンキース   (2002-2005)   260.75         31.5     89

ロドリゲス             打率  本塁打  打点   
レンジャーズ(2001-2003)    305       52      131.6
ヤンキース(2004-2005)     303.5     42     118

前述のジアンビであるが、ヤンキースに移籍後、成績は大きく下降している。A・ロッドも本塁打が10本減少しているが、平均成績を見た場合、落ちたというよりは、レンジャーズ時代にあまりにも驚異的な数字を残していたという方がフェアだろう。ムシーナは投手なので、比較するのは難しいが、一時期ステロイド疑惑が浮上したジアンビの方が、A・ロッド以上にブーイングを受ける理由が多いように思われる。
しかし、何故A・ロッド批判なのか。

それは、彼があまりにも自分の感情を周囲とシェアしすぎるせいだろう。「ボディーランゲージが大げさすぎる」。これもA・ロッド批判のひとつだ。いい選手なのだから、黙ってプレーすれば、自身も周囲も幸せになれると思うのだが。

もともとあるかどうかさえ怪しいヤ軍の「ケミストリー」を心配しはじめた各紙は、A・ロッドのエンゼルス移籍の可能性を報じている。しかし、少なくとも毎日試合に出続けてくれて、チャンスに弱さを見せるが安定した成績を残す主砲を出すことが、この問題を解決するベストの方法とは思えない。

どこかの国家予算級の総年俸ーA・ロッド(21ミリオン)>どこかの国家予算級の総年俸ージオンビ(20ミリオン)+ムシーナ(19ミリオン)+R・ジョンソン(15) 
*2006年推定年俸

どっちが賢いか。あなたならどう考えますか?

20060925-00.JPG



posted by 岡田弘太郎 |05:20 | MLB | コメント(2) | トラックバック(1)
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2006年09月11日

ドジャース快進撃の影に服部半蔵あり!?

9月10日の日曜日、ドジャースとメッツの4連戦の最終戦がシェイスタジアムで行われた。現在、地区首位に立つ両チームは投打にバランスのとれた布陣と若手選手の台頭という点で非常に似ている。実際、若手とベテランが融合したドジャースのクラブハウスの雰囲気は、メッツと似てリラックスムード。選手も取材にとても好意的だ。

そんなドジャースで注目を集めているのが、メッツでいうとデイビッド・ライトのような存在の成長株アンドレ・エシアー外野手。昨年在籍した2Aから、今年一気にメジャーリーグに昇格すると、10日時点で112試合に出場し打率325という好成績をマークするなど、一気にスターダムにのし上がった。

まだ24歳ながら、チームリーダー的な雰囲気を醸し出すエシアーには、お気に入りの言葉があるという。
それは・・・

「服部半蔵」 

「!?」

どこでその言葉を覚えたのかを聞いてみると・・・
「(斎藤)タカシが教えてくれたんだよ。紙に僕の名前を漢字で書いてくれて、最後に服部半蔵という言葉を添えてくれた」と自慢げな表情。

そのことを斎藤投手に直撃してみると、
「アンドレは、キャンプのときにロッカーが隣同士だったので、彼とは仲がいいんですよ」と笑って話してくれた。

ジェフ・ケントやJD・ドリュー、ノーマ・ガルシアパーラら、主力打者に故障が相次いだドジャースで、もし「服部半蔵」がいなかったら、ドジャースが今の位置にいたかどうかは怪しい。そして、彼の日本語の師匠でもある斉藤隆は、6日付けの米スポーツ専門誌「スポーツ・イラストレイテッド」電子版で今年ブレークした選手10位にランクインするなど、守護神エリック・ガ二エ不在の穴をしっかりと埋めている。

「ドジャースの強さの秘密?う~ん、どんな状況からでも試合をひっくり返せるところかな。そんな雰囲気がこのチームにある」とエシアーは語る。

ドジャースが激戦区西地区を勝ち抜き、プレイオフに出た場合、メッツにとって手ごわい相手になることは間違いないだろう。

そしてその中心には、36歳と24歳の2人のルーキーがいる。



posted by kota11 |04:12 | コメント(0) | トラックバック(1)
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2006年09月04日

A・ロッド復活宣言!


9月3日、夏の日差しが心地よいヤンキースタジアム。
ツインズとのシリーズ最終戦が行われたこの日、関係者用のエレベーターに乗っていると、偶然ブライアン・キャッシュマンGMが乗り込んできた。手にはデザート(プリンのようなもの)。そして、何やら凄く嬉しそう。

「これがあると、俺はご機嫌なんだ」。 

・・・・・。

ヤンキースのGMともあろう人が、デザートひとつではしゃいでる姿はなんとも可笑しかったが、キャッシュマンがご機嫌なのは、何もデザートだけが理由ではないようだ。

この日のヤンキースは見事に打線がつながり、打ちも打ったり14安打10得点と、プレイオフで対戦する可能性のあるツインズを完膚なきまでに打ち負かした。そして、今日の主役はもちろんこの男、アレックス・ロドリゲス。

5回に9連続30本塁打100打点となる一発を右中間スタンドに叩き込めば、7回にも試合を決定付ける一撃をバックスクリーンに放り込んだ。A・ロッドは試合後、「今シーズンでは、一番良い状態だ」と絶好調宣言。試合後、シャワーから出てくるのが遅かった点を除いては、まさに"ミスター・パーフェクト"復活といったところか。

しかし、この男が打つだけで、ヤンキース打線がこれほどまでに強力になるのか。これまでは、5番のA・ロッドのところで、打線が寸断されていたが、今は上位から下位までまったく隙が見当たらない。
対戦する投手にとっては、本当に怖い打線だろう。

ツインズ先発のガーザは、MAX97マイルをマークしていたし、決して悪い投手ではなかったが、ジーター、ジオンビら上位打線に粘られて出塁を許し、中軸から下位打線には甘く入った変化球をことごとく痛打された。

今日の試合を見た限り、現在のブロンクスボンバーを封じるには、針の穴を通すようなコントロールがないと苦しい。

試合後、ヤンキースはカンザスシティへ移動するため、選手たちは遠征用のスーツを着用していた。ヒーローのA・ロッドはというと、白のシャツに水色のネクタイで極め、まるでウォールストリートのビジネスマンのよう。

そして、その姿はいつもより凛々しく、自信に満ち溢れていた。





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posted by kota11 |12:09 | MLB | コメント(0) | トラックバック(1)
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