2007年10月01日
メッツ、プレイオフ逃す!痛すぎる敗戦・・・
いつも敗戦後の取材は気が引けるものだが、今日ほど心苦しい気持ちになったことはない。 2007年9月30日、メッツはマーリンズに1対8で敗れ、ちょうど162試合目で東地区2位が確定、プレイオフ進出を逃した。17試合を残した時点で2位に7ゲーム差をつけていたチームが逆転優勝を許すというのは、長いメジャーリーグの歴史においても初めてのこと。それだけに、この試合に対する注目度もケタ外れで、今日のプレス席には報道陣が溢れ、まるでプレイオフのような雰囲気が漂っていた。 試合後、拷問室と化した会見場に詰めかけた大勢の報道陣から、ランドルフとグラビンに対して矢継ぎ早に質問が飛ぶ。「厳しい教訓となった・・・」と答えるのが精一杯の敗軍の将。いつもにも増して、消え入りそうな声がランドルフの心境を物語っているようだった。初回7点を献上する背信の投球で期待を裏切ったグラビンは「このチームは、ワールドシリーズに勝つチャンスがあっただけに、(この結果は)残念でならない。シーズンの大半、良い野球をしていたのが、突然崩れてそのまま立ち直れないまま終わってしまった。今は、時間が傷を癒してくれると思うしかない」と苦しい心境を吐露。 ワグナー「誰かひとりの責任ではなく、チーム全員がこの敗戦をかみ締める必要がある」 ライト「リーダーシップやケミストリー(結束力)が問題だったとは思わない。ただ、悪い流れを断ち切れなかったということ。(来年に向けて)良い選手が揃っているし、大きな改革が必要だとは思わない。悔しさを来年に返せるように準備するしかない」 ペドロ「自分にとっては新しい経験。この敗戦を乗りこえるか、負け犬のままに終わるかは自分たち次第」 デルガド「1年のほとんどで良いシーズンを送っていたのに、最後の最後で自分たちの野球ができなかった。非常にタフな敗戦・・」 何度も何度も同じ質問を受けた選手らは、一様に「来季へ雪辱」を口にした。今できることは、現実を受け入れ、来年へのバネにすること。それしかないだろう。 「勝負の世界だし、こういうこともあり得る」のかもしれない。 しかし、今シーズンのメッツの戦いを見ている限り、ラスト17試合で12敗するような事が起こるとは予想できるはずがない。グラビンが言うように、プレイオフにさえ出ればワールドシリーズに最も近いチームように思えただけに残念でならない。 短期決戦のプレイオフと違い、長丁場のシーズンを勝ち抜く難しさを痛感したメッツナイン。世紀の逆転優勝を喫した選手たちの成長と奮起を期待すると同時に、それを証明するためには春季トレーニングに始まり、また162試合を戦い抜かなければならない彼らの気持ちを考えると、胸が締め付けられる思いだ。
posted by kota11 |09:17 |
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