2009年07月30日
滋賀学園 「近江時代」を打破する初戴冠
7月29日 滋賀大会 決勝 滋賀学園 7-1 近江 レポート 氏原英明 きょうの近畿地区は滋賀と和歌山の決勝。雨のため、日程が予定とは違っているが、奈良、京都に続いてこの両県も、大詰めを迎えた。 この滋賀と和歌山の二県、いろんな意味で注目していた。 決勝のカードは滋賀が「近江VS滋賀学園」、和歌山が「智弁和歌山VS南部」。 3年連続の近江、5年連続の智弁和歌山、両校がまた覇権を取るのか。両校だけでなく、両県にとって意味があると僕は思っていたのだ。 滋賀の近江は昨年、多賀監督が監督になって初めて2連覇を果たした。それまでは、連続出場がなく、近江の甲子園出場は春も夏も、1年おきになっていた。そのジンクスを昨年、破ったのだ。 そして、ことし、近江が3連覇を果たせば、北大津、八幡商など、実力校は存在しているが、「近江時代」の色が濃くなってしまいかねないと感じていた。 その中で、ことしは滋賀学園が初チャンレンジにして、初載冠をはたした。 数年前は、複数の投手がドラフト候補に挙げられるなど、力をつけている学校ではあったが、同じ私学の綾羽がそうであったように、インパクトの強いあの「近江ブルー」のユニフォームに屈してきたのが、現実だったのだ。 滋賀学園の今大会の戦歴を振り返ってみると、初戦・瀬田工を勝ち抜くと、2回戦は綾羽。この新興・私学対決を乗り越えると、勢いに乗った。 3回戦・準々決勝を突破すると、準決勝では、北大津を9回に逆転で乗り越えた。 そして、きょうを迎えたのである。 近江は昨夏・2回戦で敗れた相手であり、現チームも新チーム結成後の公式戦で敗れていた。 そうした屈辱を乗り越え、ようやく初優勝を果たし、「近江時代」突入を阻止した。 当然、甲子園でもただ出るのではなく、いくつか勝って、「滋賀学園」の存在を全国に示してもらいたい。 そして、滋賀に帰れば、近江、北大津らとともに、熾烈な争いを繰り広げることによって、滋賀県を盛り上げてほしい。 近畿で唯一、優勝未経験県地区の滋賀のレベルが低くないことを証明するチャンスなのである。 (和歌山大会に続く)
posted by koshien2009 |00:13 |
滋賀県大会 |
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