2013年05月18日
今日は・・最悪な日でした。
いえ・・ジャイアンツのことではなく、自分のことなんですけど・・
今日、試合だったんですけど・・駄目だったんですよね・・バッティングも守備も・・
一応、4番だったんですが、3タコ2三振・・しかも3打席ともランナーが得点圏にいる場面で・・外野フライさえ打てませんでした。
せめて試合に勝っていればまだ救われていたんですが、結局1点差で敗戦・・自分が1本でも打っていれば・・勝てたのに・・
切り替えが下手な性格で・・試合後かなり落ち込んでしまって・・周囲にかえって気を遣わせてしまいました。
まあ、いつものことながらろくに練習もしないで試合に臨んでいる訳ですから、それで結果が出ないと言って怒ったり落ち込んだりするのはほんと筋違いなんですけどね・・分かってはいるんですが・・
そんな時つくづく思うのが、毎日のように試合をするプロ野球の選手の大変さです。だって、自分が打てなかったり抑えきれなかったりして負けたとしても、次の試合では何事もなかったかのように打席に立ち、マウンドへ向かわなければならないのですから・・
もし自分が昨年の澤村やちょっと前までの長野の立場になったとしたら、精神的にとても持ちません・・プロ、しかも一流と呼ばれる選手って技術も体力も凄いですが、一番凄いのはその強靭な精神力なんですよね。
そう思えるから、自分は全てのプロ野球選手に尊敬の念を抱かずにはいられないんですよね・・技術がどうだとかメンタルがどうだとか、外からつるっと見て色々言うのは簡単ですが、その場に立ち、対戦相手だけでなくチーム内の競争、ファンの期待・・様々なものと対峙し続ける選手達の戦いがいかに凄まじいものか・・それを思うと、自分にはただ成功を信じて応援することしか出来ません。
そして・・今日の試合でもその精神力の素晴らしさを感じさせる選手に、自分は感動させられました。
この試合、9回を投げ切った菅野のことです。
用事のため試合を見れたのは9回からだったのですが、同点で2死1、2塁のピンチの場面、相手打者の片岡に粘りに粘られても表情一つ変えず、黙々と腕を振り続ける彼の姿に、自分は頑張ってくれと願わずにはいられませんでした。
球数は既に130球を超えていましたし、心なしかバッターのタイミングも徐々に合ってきているように感じました。もしかすると・・そんな不安が胸をよぎった瞬間、渾身のスライダーが内角低目へ・・見逃し三振!
その時、握りこぶしを突き上げ、それからグラブをポンと叩いた彼の表情には、安堵と言うよりも絶対に抑えるんだとの強い意志が感じられて・・思わず大きく頷いてしまいました。
その裏、代打を送られ完投も勝利も逃してしまいましたが、9回を一人で投げぬいたことで彼が得たものはそれ以上のものがあったのではないでしょうか。
前回の登板では打ち込まれ6回で降板しながらも、打線の奮起で勝ち星を手にすることが出来た彼。しかし、彼はそれを良しとせず、今回の登板での雪辱に向けて、懸命に調整を続けてきたのではないか・・そう思うんですよね。
先日、普段報道陣への対応が丁寧と聞く彼が、集中したいのでブルペンは撮らないで下さいと言ったという記事を目にしましたが、それだけ今回の登板に期するものがあるんだろうな・・と感じていましたから。
そして、それがこの日の好投に繋がり、懸念されていた終盤に入っての乱れも見られなかった・・彼がこれまでの自分自身を”乗り越えた”今回のピッチングだったと思います。
彼はその投球術も球の切れも素晴らしいものを持っていると思いますが、自分が一番凄いと思うのはその精神力なんですよね・・
1年のブランク、周囲の注目、そして血縁のこと・・様々な重圧を抱えながらも、試合になるとただ黙々と投げ続け、しかも結果を出す・・打ち込まれても今回のように次の試合ではきっちり借りを返してみせる・・その点が、自分のような打たれ弱い人間には素晴らしく感じるのです。
それにしても・・今回の好投で彼はもう一段”強くなった”のかも知れませんね。これまでも凄いと感じていたのに、それが更に良くなってくるとしたら・・末恐ろしいですね。
最後に・・
このブログをご覧になって下さっている方にはご承知のことと思いますが、自分は熱狂的な澤村ファンです。年齢でもプロでの年数でも先輩である彼には、年下の菅野には負けて欲しくないという強い思いが、正直あるんですよね。
しかし・・だからと言って菅野が負ければ良いのに・・なんてことは思いませんし、菅野の能力・・特に先に書いた強靭な精神力については、素直に凄いと認めているつもりです。
だからこそ、澤村にももっと素晴らしい投手に成長して欲しい・・そう願い、応援し続けています。
そんな自分が菅野のことを書くのは、正直どうなのか・・という思いもありましたし、以前、澤村の劣っていることを棚に上げて菅野のことを妬んでいる、的なことを言われたこともあったので、書き辛い部分もあったんですよね・・けど、最終回の粘りを見て、やはり今回は彼のことを書きました。
この菅野の好投に、どう応えるか・・次回の澤村にも、注目したいです・・
posted by kosei |23:52 |
2013PR |
コメント(5) |
トラックバック(0)
2013年05月17日
こんな時に限って・・試合見れないんだもんな・・
仕事がちょっと遅くなり、家に着いた時にはもう9時近く・・
結局、見ることが出来たのは、最終回、青木が投げるとこくらいでした。
しかし、試合自体は7対2の圧勝だったようですね。
ホールトンが先制されるも、3回に阿部が逆転3ラン。6回には村田の一発で1点を追加すると、7回にはロペスがあわやホームラン、走者一掃の二塁打で駄目押しの3点で計7得点。
ホールトンも2回以降は立ち直り7回を投げ切り、前回まさかの3失点と乱調だった山口も8回をきっちり3人で抑えてくれました。最後は移籍後初登板となった青木がこちらも3者凡退に抑え、連勝。
一昨日は薄氷の勝利でしたが、今日の試合はまるで開幕当初の時のような余裕のある試合運びだったようですね・・見てないので雰囲気だけで書いてますが(苦笑)
まさかの連敗スタートか・・と思われた交流戦も、これで2勝1敗と勝ち越し。これでチームも落ち着いてくれるかなとちょっと安心しています。
ただ・・一つだけ不満が・・あるんですよ。
試合が終わってからのハイライトにも、その後梯子してみたニュースのスポーツコーナーにも・・彼の姿が・・映ってなかったんですよね・・
長野が・・本当に久し振りに・・4本ものヒットを打ってくれたのに・・試合を録画していなかった自分は、結局、そのシーンを一切見ることが出来ませんでした。
まあ、4本打ったといっても試合を決めるような一打でもなく、タイムリーヒットもなかったんですから仕方ないですけど・・どんなバッティングだったのか・・見たかったな・・
自分としては、本数よりもその内容が気になって・・きっちりと弾き返してのものだったんだろうか・・それともラッキーな当たりだったのか・・スコアシートからでは辿れないその中身が・・知りたいです。
ここ5試合、2割2分台で低空飛行を続けていた打率も、今日の4安打で.241まで戻すことができました。勿論、それでもまだまだ低打率であることにに変わりませんが・・でもこれで、昨日のサヨナラ打に続いてまた一歩、歩みを進めることは出来たのかなと思います。
WBCでの大不振、そしてレギュラーから外れるという苦難のスタートから始まった2013年・・恐らく、この試合が始めて一試合通じて自分の思い描いたとおりのバッティングが出来たのではないでしょうか。
打っても打っても凡退・・それでもスタメン、しかも1番打者として出場しなければならない日々が、どれほど彼にとって過酷なものであったか・・
様々な練習に取り組み、懸命になって本来の姿を取り戻そうとしながらも一向に上がらない状態・・昨年まで面白いようにヒットを量産していただけに、余計にこの現状が許せず、しかもそこから抜け出せない自分を歯痒く、そして情けなく感じていたことでしょう。
この2試合の活躍で、少しは気が楽になってくれたかな・・
一歩・・また一歩・・その歩みも徐々に大きく、そして力強いものになって来ています。もしかすると・・そう遠くないうちに、彼本来の姿が見れるようになるのかも知れませんね。
もうすぐ・・もうすぐかな・・
焦っちゃだめだと思うんですが・・ずっと待ち続けてきましたからね。
打って、走って、守って・・そして勝負強くて・・そんな”全開の長野久義”を再び見ることを・・
本当に久し振りに、明日の試合の長野が楽しみになりました。
一体どんな”長野久義”が見れるのか・・大いに期待したいです。
posted by kosei |23:51 |
長野久義 |
コメント(6) |
トラックバック(0)
2013年05月15日
なんでだろう・・
サヨナラ勝ちなのに・・こんなに心が静かなんだ・・
澤村がまさかの逆転弾を浴び、3対4と劣勢のまま迎えた9回裏。
前日に引き続き”逆転のロッテ”の底力に屈してしまうのか・・澤村が打ち込まれた時点で応援する気力を半ば失っていた自分でしたが、それでもこのまま終わって欲しくない・・連敗だけは阻止してくれと願わずにはいられませんでした。
しかし、阿部のホームラン以降は相手投手に抑えられ続け、ようやく手にした8回裏の2死1、2塁のチャンスも村田凡退であえなく潰える重苦しい流れ・・
これでは逆転は無理かな・・澤村も負け投手になった方が深く反省するかも・・なんて諦めムードも正直、半分くらいはありました。
このところ・・幾度かの連敗を見て来た中でいつしか”ジャイアンツが敗れること”に慣れつつあったのかも知れません・・まだシーズンは始まったばかり・・負けたってそう影響はないさ・・みたいな・・
そんな複雑な心境の中見守った9回裏に・・自分はドラマを見ました。
先頭は代打石井。
昨年の絶対的存在から、今年は今一つだな・・と感じさせることが多くなった彼。この打席も正直、打ってくれるかどうか半信半疑でした。
しかし・・そんな自分の微かな不信を振り払うかのように石井の打球はセンター前へ・・先頭打者が出た。
次の打者はこれが移籍2打席目となる立岡。その前の今季初打席では力ないセカンドゴロに倒れています。
ここはバントかな・・けど、今年の原監督はあまりバントさせないもんな・・凡退してランナー進められなかったら嫌な展開だな・・
またも半信半疑の自分・・しかし・・
立岡が必死に打ち返した打球はセカンドの前で大きく跳ねて・・幸運な内野安打に・・
石井の代走、寺内もそれを見て一気に3塁へ・・無死1、3塁・・同点どころか一気にサヨナラのチャンス。
ここで登場してきたのが”史上最弱の1番打者”・・長野でした。
自分は全く期待していませんでした。どうせまた・・凡退するんだろ?なんてすっかり醒めた目で彼のことを見ていましたから・・
この日も一向に復調の兆しが見えない長野・・この日も2打席目に四球を選んだ以外は全て内野ゴロで凡退していました。
特に4打席目のピッチャーゴロは寂しくて寂しくて・・どうやったらこんなに続けて凡退出来るんだよ・・教えてくれよ・・長野・・
昨年までは、彼の打席を見ることが観戦の一番の楽しみだったのに、今は最も辛い瞬間になっている・・期待したらいけないと思えば思うほど「今度こそは・・」と願ってしまって・・そしてそれはやはり期待外れで・・
その瞬間のことを、実はあんまり覚えていません。
期待というより、半分泣きたいような思いで見ていた時、彼のバットが一閃して・・
打球は・・鋭い伸びを見せて右中間へ・・あ・・抜けた・・
そこからはもう・・あっという間の出来事で・・
3塁走者の寺内に続き、1塁走者の舘岡までもが一気にホームへ・・
もしかして・・サヨナラ?
そうか・・長野が・・打ったんだ・・
チームに迷惑をかけ続けている負い目からか、普段は打っても喜びを押し殺していた彼が喜びを爆発させる瞬間を、自分は本当に久し振りにそれを見ました。
けど・・その時の自分は、なぜか素直に喜べませんでした。
一本サヨナラヒット打ったくらいで取り戻せるような不振じゃない・・他の打席は良くなかったじゃないか・・なんて変に意地を張った感じになって・・喜びを押し殺そうとして・・
けど・・こうしてこの記事を書いているうちに、じわじわと喜びが溢れてきました。
今日も一本のヒットしか打てなかったけれど、チームが一番必要としているときに打ったんだから・・それは素直に喜ぶべきだったな・・
この一本で澤村が、チームが、そして長野自身がどれほど救われたか・・それを思うと、このヒットは今季長野が打ったどのヒットよりも、価値があったのかな・・今はそう思います。
ここまで何度もこれで復調か、と思わせながらも再び沈んでいった長野・・今度もこのヒットでがらりと変わるとは思っていません。最悪、このままずっと低空飛行を続ける可能性だってある・・それもあり得ない話ではないのかな・・・と。
自分が今、出来ることは辛抱することしかない・・本当に彼が本来の姿を取り戻したと確信出来るまでは、そうするしかないと思っています。
2回、澤村とチームを救ったライトゴロ。
そして9回に放った逆転サヨナラタイムリー。
一歩分くらいは、本来あるべき長野の姿に戻ってくれたかな・・
少しずつ、少しずつでいいや・・次の試合も、ちょっとだけでもいいから”長野らしさ”を取り戻してくれれば・・
今は、それでいいです・・
posted by kosei |23:50 |
長野久義 |
コメント(6) |
トラックバック(0)
2013年05月15日
以前・・確か5月1日の中日戦だったっけ・・
澤村が6回途中無失点で抑えた次の日の報知に、桑田真澄氏の澤村評が載っていたんですよ。
タイトルが「真ん中勝負打たれないのは彼一人」・・
実は以前から、桑田氏の評価って気になっていたんですよね・・
WBCの頃から「アウトローへの制球が出来ないフォーム」ということを何度も指摘されていたんで・・
この記事でも、「これだけ真ん中に投げても打たれないのは12球団でも彼一人だけじゃないだろうか・・だが、いつまでこのスタイルを貫くつもりなのか。これが彼の求める投球なのか・・」と抜群の球威を評価しながらも、このままでいいのか?と疑問を呈す内容でした。
それから下半身の使い方の問題で制球できない点を説明された後、最後に「球界のエースになれるだけの資質がありながら勿体ない・・」毎回同じ投球内容に残念な感が残る」と締めてあったんですよね・・
それを読んで、自分は、今回も褒めて貰えなかったな・・ナイスピッチングとしか思ってなかったに・・と、ちょっと寂しくなりました。
そして・・今日・・
久し振りに仕事が早く終わったので、これは久し振りに澤村のピッチングが見れるな・・と喜び勇んで家路についたのですが・・
2回・・2死満塁からグライシンガーにライト前に運ばれるも長野がライトゴロに・・辛うじて無失点。
4回・・2安打と8番川本への四球でまたしても2死満塁に・・グライシンガーを三振でなんとか無失点。
5回・・1、2番に連打を浴びるも3番井口を併殺に・・続く今江も打ち取り、この回も無失点。
この回までで被安打7、1与四球・・真っ直ぐは142~3㎞程度、しかも制球も今一つと、ここ3試合の出来からすればあまりいい投球とは言えない内容でした。それでもなんとか踏ん張り、ここまでは無失点。
一方、味方打線は2回に4連打で1点、更に澤村のショートゴロの間にもう1点と2点を先制。
無死満塁で藤村に回ってきたときは正直、無得点に終わるかも・・とあまり期待はしていませんでしたが見事なタイムリーでしたね。本当に嬉しかったです。
そして5回、キャプテン阿部の見事なホームランで3点目が入った時は、これで3勝目は固い、と思われたんですが・・
・・悪夢の6回でした。
ここから調子を上げていけば、完投、完封だってあり得る・・この回は大事だぞ!との願いも虚しく・・
清田、鈴木にいきなり連打を浴び無死1、3塁。しかしここから荻野、代打サブローを打ち取り2死までこぎつけた時はこの回も切り抜けたと思ったんですけどね・・
澤村は2死からが問題なんだよな・・と思いながら見ていたら案の定、代打福浦にタイムりーを許すと、次の根元に・・ああ、書くのも嫌ですけど・・逆転3ラン・・
とにかく、制球が悪かったですね。調子自体悪かったんでしょうけど、それを補うことが出来なかった・・
特に制球が・・抜け球こそあまりなかったものの、全体的に高目でした。しかもロッテが初球から積極的に狙ってきているにも拘らず何度も初級を打たれ・・最後には落ちないフォークを根元に左翼席に・・
茫然自失・・ああ・・またやってしまったか・・澤村よ・・
横浜戦では最終回に石川に3ラン・・
阪神戦では2死から四球を与えた直後に伊藤隼太に2ラン・・
そして今日は根元に3ラン・・
打った打者には失礼ですが、一発が怖いとは言えない打者に毎回手痛い一発を浴びてしまう・・しかも全部変化球が甘く入ったところを・・
試合自体は打線が奮起し、サヨナラ勝ちを収めてくれたおかげで負け投手こそ免れましたが、多くの課題が残りましたね。
やっぱり直球の精度が悪いとどうにも誤魔化しが効かない・・”悪いなり”の投球が出来ない・・それを改めて思い知らされた試合でした。
この日の澤村の投球を見て、桑田氏はどう評価するんだろうな・・試合が終わってから・・そのことが頭に浮かびました。
この日の状態なら仕方ないと思ったか。それともやはり惜しいな・・と嘆息したか・・恐らく後者でしょうね・・
自分も、今日は正直がっかりしました。ここ3試合の彼の投球を見て、今年こそは一皮むけたかなと思っていましたが、この試合の投球を見ると、まだまだ”道半ば”ですね。
・・もういいか。いつまでも嘆いていても仕方ないしな・・
桑田氏の言いたいことは分かりますし、自分もそれが理想なんですけど、そう簡単に習得できるものではないですしね・・今は彼が出来るピッチングをするしかない・・それしかないです。
この日も四球は一つ・・課題だった立ち上がりも以前に比べれば無難に抑えるようになってきましたから・・あとは”不用意な一球”をどう減らしていくか・・それに尽きるでしょうね。
そこの課題をクリア出来れば・・今日のような試合でも、最後まで踏ん張れるようになるのかと・・そう思います。
前回は最終回に同点にしてもらい、そして今回は逆転してもらって・・負けなかった。
男なら、この2試合、チームメイトに受けた恩を返さなくては・・防御率もまた上がったし(苦笑)、次こそは完封しかないぞ。澤村!
posted by kosei |23:04 |
澤村拓一 |
コメント(17) |
トラックバック(0)
2013年05月12日
歴史的な逆転負けを喫した初戦。
逆転に次ぐ逆転の展開を辛うじて制した第2戦。
そして今日の第3戦は、交流戦前最後のリーグ戦でもありました。
初戦のショックを完全に払拭し、いい雰囲気で交流戦を迎えるためにも、是非とも取っておきたいこの試合、先発のマウンドに上がったのが、”エース”内海。前回の登板では”特別な試合”の重圧にも負けず、8回無失点と好投していましたから、この試合もきっといい投球をしてくれる・・そんな安心感がありました。
一方、DeNAの先発は新人の三嶋。以前の対戦で猛打を浴びせた相手でしたので、正直、今日の試合は楽にかてるだろう・・と楽観視していたのですが・・
1回から4回まで先頭打者が出塁しながら、そこから攻めきれずなかなか得点出来ない巨人。特に2回は相手の2四球もあり1死満塁の大チャンスを作りながら内海、長野が凡退・・投手の内海は仕方ないとしても、続く長野でなんとかして欲しかったのですが・・
長野は結局この後も凡退を繰り返し、4打数ノーヒット・・やはり今日も前日の勢いを続けることが出来ませんでした。真ん中付近のボールを見逃し三振するなど、今日もボールとの距離感が掴めていない感じでした。・・厳しい・・ですね。
続く6回も亀井の二塁打などで2死満塁と攻め立てますが脇谷が倒れまたも無得点。7、8回も抑えられ、結局、最後まで捕まえることが出来ませんでした。
正直、嫌な展開。もしかすると・・内海が根負けしたりしやしないか・・
しかし、エースは相手のことは関係ないと言わんばかりに、黙々と投げ続ける彼。丁寧に低目をつくことで内野ゴロを築き、5回と7回以外はピンチらしいピンチもなく相手を完璧に抑え込んでいきます。
結局、9回を投げぬき被安打5、与四球1で無失点。前回の登板に続き相手に得点を許すことはありませんでした。
しかし・・味方も無得点・・このまま彼の力投は報われることはないのか・・と思った延長10回。2死から松本がヒットで出塁すると、坂本が左中間へ二塁打を放ち松本が一気に生還。遂に・・遂に待望の1点が・・
2死から上位に繋いでくれた松本もよくやってくれましたが、あの場面で長打を打てる坂本の勝負強さには本当に痺れました・・今季ここまで得点圏打率はそう高くない彼ですが、個人的には数字以上に勝負強く感じます。それだけ、印象深い場面で打っているってことなんでしょうね。
最後は内海の後を受けた西村が相手の反撃を断ち、1対0でDeNAを撃破。終わってみれば3連戦を2勝1敗と勝ち越すことが出来ました。
この試合の最大の殊勲は間違いなく内海でしょう。
なかなか援護が得られない苦しい展開にも関わらず無失点で切り抜けた・・それも2試合続けてですからね。その投球は大胆と言うよりも細心・・一発が怖い展開の中で、絶対に間違いを起こさないと心がけているように感じました。その結果が内野ゴロの多さに現れていますよね。
二塁打を打った後、坂本が大いに喜んだのも、力投するエースに是が非でも白星を・・との思いが実ったからだったではないでしょうか。
相手に絶対先手を与えない・・そしてこちらが先手を奪えないときは徹底して我慢する・・ここ2試合の彼の投球は正にエースと呼ぶにふさわしいものだったと思います。
これで23回連続無失点、そして昨年から続く連勝は遂に12に・・あの江川氏や斎藤コーチの記録を上回ったんですから、本当に凄いです。
年間を通じてローテを守り、しかも勝ち続ける・・さらに1対0のような僅差にも強い・・ほんの数年前の彼からは想像もつかない充実ぶりですよね・・ほんと、よくここまで成長してくれた・・その努力に改めて感謝したくなった試合でした。
澤村、菅野、宮國ら若手投手たちにも、この内海のエースとしての存在感をしっかり学んでくれればな・・と思います。
特に澤村には・・どうしても先日のように相手に競り負けてしまう部分がありますので、そこを内海がどう乗り切っているのか・・それが出来るようにために自分がどうしていくべきなのかを是非勉強していって欲しいです。
このまま順調に勝っていければ、”3年連続最多勝”の大記録も見えてきそうですね。
江川氏も斎藤コーチも成しえなかったその記録・・
今の充実度だったら・・見れるかも知れませんね・・
posted by kosei |23:56 |
2013PR |
コメント(4) |
トラックバック(0)
2013年05月11日
前回、記事をUPしてから気づいたんですが・・前回の記事がちょうど400回目であることをすっかり忘れてて・・皆様に御礼を書くのを忘れておりました(苦笑)
遅ればせながら、皆様にご覧になっていただいていることに対して、御礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございます。
最近、職場が変わって疲れが増して・・以前よりも精神的な余裕がなくなってて、更新する意欲が薄れてしまうことも多いのですが、けど、やっぱりここは自分の心の拠り所なものですから・・こうして時間があるときは書きたくなるんですよね・・
先日も書きましたが、仕事などで疲れたり、悔しかったり、絶望的な気持ちになっととき・・そんなとき、ここで色々なことを書いて、皆さんとやりとりをさせて頂くことでどれほど心が落ち着き、救われてきたことか・・ほんと、ありがたいです。
ただ・・一つ言わせていただくとすれば、当ブログは勿論ジャイアンツの応援するのが目的ではあるのですが、それ以上に自分が好きな選手を応援することを目的に書いています。
最近、内容が偏り過ぎ的であるとか、心情的ばかりでデータを見ていないなどのご指摘をよく頂くのですが(苦笑)、まあ、もともとそのスタイルでしか書くことができないので、その点はご容赦いただければ幸いです(笑)
さて・・そろそろ試合のことを書くかな・・
5対4、一点差での苦しい勝利・・連敗脱出劇でしたね。
先制され、追加点を許し、それを逆転したかと思えば、さらにそれを逆転される・・昨日が本当にまさかの敗戦でしたからね・・ぜひとも今日は止めて貰いたいと願っていたのにこの展開・・正直、この試合も敗れてしまうのかな・・と一瞬諦めかけました。
しかし・・選手たちは必死に凌ぎ、踏ん張ってくれました。その粘りが、最後に逆転し、そのリードを守ることが出来たのだと思います。
決していい試合運びではありませんでしたし、相手に助けられた部分も少なからずあります。けど、この試合に関して言えば勝利という”最良の結果”を出すことができた・・綺麗じゃなかったけど、泥臭く、粘って勝つことが出来た・・それでいいんじゃないでしょうかね。
先発の菅野は・・6回を投げ4被安打11、4失点と苦しみましたね。しかし、失点した初回、4回、6回はそこから踏ん張ってそれ以上の失点を許しませんでした。いずれかの回で更に打たれていたら、流石に逆転は難しかったでしょうからね。
投手の藤井にタイムリーを打たれたり、逆転して貰った直後に失点したりと反省すべき点はすくなかったかも知れませんが、その”踏ん張り”は素直に評価すべきですよね。
ここ数試合、中盤以降に球威が落ち、失点する機会が増えていますがそれはやむを得ないでしょうね・・1年間のブランクからキャンプ、オープン戦、そしてレギュラーシーズンとここまで頑張り通しですから、疲労だってあるでしょうし・・
本人にとっては納得のいく勝利ではなかったかも知れませんが、それも勉強ですよね・・現在の苦しい時期を乗り越えれば、きっと最後まで投げぬくことが出来る投手になってくれるでしょう。
そして、その粘投に応えたのが野手陣でした。
6回にはロペスが値千金の逆転3ラン。無死1、3塁の大チャンスに坂本、村田が凡退して消えかけたチャンスを、土壇場でよくものにしてくれました。先週の決勝HRも凄かったですが、ここ一番での集中力の凄さは流石メジャーでも実績を残してきただけのことはありますよね。
それと是非書きたいのが亀井の好走塁。7回、先頭で二塁打を放つと、次打者脇谷の二塁内野安打の際にブランコが弾いたのを見るや一気にホームを陥れ一気に同点にした・・あれは本当に素晴らしかったです。前の試合でも4打点でしたし、この日も活躍。なんか、こんなに溌剌とした彼を見るのは09年以来かな・・打席での雰囲気も良くなって来ましたし、もしかすると・・完全復活となるかも知れませんね。
長野の決勝タイムリーは・・前の打席がラッキーな当たりながら二塁打となって、少しは気が楽になっていたんでしょうか。久し振りに迷いなく振り切った当たりでした。
しかし・・この日の2安打でもまだ.230。とても中心選手としての責任を果たしているとは言えません。本人もそれが分かっているからこそインタビューでも喜べなかったのでしょうし、自分も手放しには・・
今度こそ・・今度こそこれを好転へのきっかけとして欲しい・・ただそれだけです。
自分がこの試合、最も感動したのは、7、8回とDeNA打線を完璧に抑え、勝利へ導いた山口の力投でしょうか。
ここ数年、彼がセットアッパーとして重きを成せば成すほど、心配になってくるのは彼の疲労がいつしか彼自身を壊してしまいやしないか・・その点でした。
今年も彼にのしかかる負担は変わらず・・いや、他のリリーフ陣の多くが故障や不振で苦しんでいる現状では、更に大きくなっていますよね。
疲労だってあるでしょうし、精神的にも決して楽ではない筈・・それでも彼は今日も2回を投げぬき、相手打線の勢いを完全に止め、そして押し返してくれた・・個人的には、この試合で最も称えるべきは彼しかいない・・そう思います。
西村が最終回、前夜のことを引き摺ることなく投げることが出来たのも、山口の力投によるものが大きいでしょう。菅野の粘投も、亀井の好走塁も、長野の殊勲打もみんな活かしてくれた・・本当にナイスピッチングでした。
今日勝てたのはあなたのおかげです。そしてチームと、チームメイトの窮地を救ってくれたこと・・心の底から感謝したいと思います。
ありがとう、山口・・
posted by kosei |23:51 |
2013PR |
コメント(12) |
トラックバック(0)
2013年05月08日
今夜ほど・・やるせない夜はありません・・
試合が負けたこと以上に・・また澤村が勝てなかったことが・・
7回まで、あれだけ頑張って抑えたのに・・またも援護なく・・そして力尽きる・・今夜も悔しい試合になりました。
8回、2死ランナーなしから7番日高に四球を与え、そして8番伊藤隼太にホームランを打たれてしまう・・またしても土壇場で”詰めの甘さ”が出てしまいましたね。
1回から7回までの好投が・・一瞬にして無に・・接戦で東京ドームとなれば一番怖いのは”一発”・・しかし、まさかここでそれが出るとは・・正直、信じられませんでした。
打線が8、9回に2点を挙げ、負け投手こそ免れましたが・・勝つことも出来ませんでした。正直、もしそのまま負けていればまたも2失点で完封負け・・これで”貯金の出来ない投手”とか言われても・・ちょっと納得いかないな・・
これで2試合連続足踏みで、2勝2敗・・
先発ローテ6人の中で、2勝は宮國と並んで最も少ない数字なんですよね。勝てない投手・・菅野はもう4勝してるのに、澤村はまだ2勝か・・なんて思われてしまうのかな・・いくら内容が良くても、世間的にはそう取られてしまうんでしょうか・・
それにしても・・
前回もそうでしたが、今回もなかなか援護に恵まれませんでしたね・・5回まで毎回ランナーを出しながら、しかもその多くが相手に貰った四球によるものだったのに・・8四球で無得点・・どこかで1本出ていれば一気に崩せた可能性もあったでしょうから・・勿体なかったですね。
特に2回無死1、2塁で中井に強攻させ併殺になった場面と、5回2死満塁で村田が凡退した場面は・・正直、がっかりしてしまいました。こんなことしてたら勝てる試合も勝てないよな・・と思いつつ、それでもいつかは援護がある・・それまでなんとか我慢してくれ、と思ったんですが・・一番恐れていた展開になってしまいました・・
確か、昨年まではリズムやテンポが悪いから野手が打てない、的なことをよく言われていましたよね・・
自分も少なからず影響していると考えた時期もあったんですが、今年、これだけいいリズムで好投しながらも同じように援護に恵まれないとなると、やっぱり相手投手との兼ね合いだけの問題なんだな・・と思いました。
まあ、結局は・・やっぱり2死から7番に四球を与えてしまった・・そして一発を浴びた・・このことに尽きるんでしょうか。そう言えば原監督のコメントにも「勝負に行っての四球とは見えなかった」とありましたし・・
ちょっと慎重になってしまったのか、それとも疲れが微妙にコントロールを狂わせてしまったのか・・正に原監督が言うところの”勝負の綾”だったんでしょうね。
ただ、これだけ援護がない状況の中で無失点で切り抜け続けることはそんなに簡単なものではないと思うんですよ。あの四球を澤村だけの責任と考えるのはどうなのかな・・とは思います。
ああ・・前向きに、前向きにと考えてみても・・今夜は愚痴しか出ないや・・
打線のせい・・なんて言ったところで仕方ないし、けど澤村を責めることは可哀想だし・・自分の中で、未だに考えが纏まりませんし、納得いく答えが見つかりません・・
そもそも・・なんで彼に勝ち星がつくかどうかが気になってしまうのだろう・・まあ、これには思い当たる節があるんですけどね。
新人から2年連続二桁勝利を上げているにも関わらず、勝率が5割のため「貯金の出来ない投手」と揶揄されてきたことへの悔しい思いが・・過敏になってしまう原因なんだと思います。
一昨年にしても、昨年にしても敗戦投手となったものや勝敗がつかなかった試合の中には、味方の援護が殆どなかったものも相当数あったのに、それを含めて澤村の責任、的に語られる部分がありましたから・・
今年こそはそんな風に言われる澤村を見たくない・・その思いが強いせいか、前回や今回の試合を見るとどうにか勝たせてやってくれよ・・と、つい苛々してしまうんですよね・・この試合にしても、本当なら打線がよく追いついて同点にしてくれたと考えるべきなんでしょうけど、それまでの拙攻ぶりを見ると・・
さあ・・最後ぐらい前を向かなくちゃな・・
詰めの甘さは解消されませんでしたが、これで3試合連続の好投・・抜け球を痛打されることも無駄な四球も殆どない・・内容的にもいよいよ”何かを”掴みつつあるのかと思います。
2勝しかしていないと散々嘆いてしまいましたが、敗戦の数もまだ2つなんですよね。
勝ち越してもいないけど負け越してもいない・・こうやって投球内容を少しずつ安定させていけば、いずれは徐々に勝ち星の方が多くなっていくのかなと・・そうも思えるんですよ。
そして・・これは高望みかもしれませんが、絶対に相手より先に失点しない・・今日の試合のような展開なら1対0・・最悪でも0対0で終わらせることが出来る"投げ負けない”投手になってくれれば・・そういう勝ち方が出来るようになれば勝ち星も増え、チームの信頼も厚くなる・・いよいよエースへの挑戦権を手にすることも出来ますからね。
いつか見たいです。澤村が1対0で完封勝利を挙げるところを・・もう少し成長してくれれば・・もうすぐ・・見れるかな・・
posted by kosei |23:58 |
澤村拓一 |
コメント(30) |
トラックバック(0)
2013年05月05日
松井秀喜に熱狂した日々。
自分が巨人ファンとして、最も幸福だった日々。
試合に敗れても、チームが優勝を逃しても、彼のホームランさえ見ることが出来ればそれで満足だったあの頃のことを、思い出しました。
ヤンキースのピンストライプも格好良かったけど、やはりジャイアンツのユニフォームに袖を通した彼こそが、自分にはしっくりとくる・・これこそが、この姿こそが、自分にとって"松井秀喜"なのです。
また、この姿を見れる日が来るとは・・本当に夢のような瞬間でした。
自分の中で、最も感情移入出来た野球選手・・松井秀喜。
また、見たいです。彼のユニフォーム姿。
今度はジャイアンツを率いる若き指揮官として・・
いつか・・いつかは必ず、帰って来て欲しい。そして、長嶋さんがそうしたように、その手で"松井秀喜"の魂を継ぐ者を、育て上げて貰いたいです。
自分は待ちます。何年でも。
熱狂できる日が、また訪れるまで・・
posted by kosei |18:32 |
松井秀喜 |
コメント(7) |
トラックバック(0)
2013年05月05日
そう言えば・・あの時のホームランも、ライトスタンドだったな・・
今日の広島戦、菅野が、そしてみんなが必死の思いで繋いでくれた2死満塁のチャンス。それにホームランという最高の形で、応えてくれた長野。
本当に久し振りに・・自分の願い通りの結果を出してくれた・・泣きそうなくらいに感激しながら、ベースを一周する彼を見ていたとき、自分はあの時のことを思い出していました。
あの時・・2011年10月22日、対横浜戦。レギュラーシーズン最終戦・・
マートンとの激しい首位打者争いの中迎えたこの試合、彼は原監督の計らいにより先発を外れ、ベンチスタートとなっていました。
試合は先発澤村が村田に2打席連続で被弾し0-2とリードを許す苦しい展開に。
6回からは長野と同じく最多勝のタイトルが掛かった内海が登板し、懸命に抑えながら味方の反撃を待ちます。
しかし、焦りからかチームはなかなか横浜投手陣を打ち崩すことが出来ず、8回までに挙げた得点は阿部の一発のみ・・このままでは内海のタイトルが・・
何とか・・何とかしてやってくれ・・その祈りが通じたのか、9回裏、奇跡は起こります。
相手のミスにも助けられ、何と無死満塁の大チャンス。ここで登場してきたのが・・長野でした。
自身の首位打者を確実なものとし、更に内海に最多勝を獲得させるたまには、ここで一気に逆転するしかない・・しかし、相手はクローザー山口。そう簡単にヒットが出るのか・・せめて、せめて犠牲フライでいいから、何とかしてくれ・・自分は、心臓をバクバクさせながらテレビの前で祈り続けました。
そして・・
外角高目に浮いた直球を強振した長野。その打球はぐんぐんと伸びて・・そのままライトスタンドへ・・
夢のような最高の結末・・代打逆転サヨナラ満塁ホームラン!
・・自分自身、生まれて初めて目の当たりにする最高に劇的なホームラン・・それを長野が・・
この一撃を見て、自分はこんな素晴らしい活躍が出来る彼こそに、巨人の未来を託すべきだと思いました。そして、そんな彼をずっと応援していこうと・・心に誓いました。
あれから・・1年半の時間が流れました・・
巨人の主軸として活躍してくれると思った彼は、チーム事情から1番打者になり、試合を決める役割から、チャンスを作る役割に変わりました。
出塁すること、そしてクリンアップに繋ぐこと・・黙々とその役割をこなす長野を応援しながらも、自分は、あの時感じた高揚感は一体何だったんだろうな・・と寂しくなることがありました。
もしかしたら、もう4番どころか、クリンアップを打つこともないのかも知れない・・あんな劇的なことをやってのける選手なんて、そうはいないのに・・今はかなり割り切ることが出来ましたが、それでも心の奥底にやり切れない思いは・・正直、まだあります。
それでもまだ昨年は強打の1番打者としての存在感を示してくれていましたから、まだ納得がいきました。こうなったら、最強の1番打者になってくれと・・そう思うことが出来ましたが・・
今年に入り、WBCで不調に陥り代表チーム1番打者はおろかレギュラーの座からも陥落してしまった彼。その屈辱のダメージがまだ癒えないのかシーズンに入っても一向にかつての輝きを取り戻すことが出来ず、彼は未だに苦しみの中にいます・・まるで出口の見えないトンネルの中を彷徨い続けているように・・
正直、最近の彼を見ても夢も希望も見出せなくなってしまっていた自分・・あの時の記憶も感情も、いつしか思い出すこともなくなっていました。と言うか、思い出すと辛くなるので務めて思い出さないようにしていたのかも知れません。
それが・・その時感じた感覚が・・鮮明に蘇ってきたんです・・長野の満塁ホームランを見て・・
たかがホームラン打ったくらいで・・と笑われるかも知れません。自分自身、こうして書き続けながら、一体何が言いたいんだ?と自分を笑いたくなりますから・・
けど・・長野を誇ることに自信を失いかけていた自分にとって、あのホームランは正に救いの一発でした。大袈裟に聞こえるでしょうが、本当にそうだったんです・・
阿部は勿論凄いし、坂本も凄い・・けど、長野だって・・凄いんだ。今は苦しんでいるけど、それでもこんな素晴らしいホームランだって打てるんだ・・
次の打席でも右方向へのヒットを放ち、久しぶりにマルチヒットを記録してくれた彼。今度こそ・・今度こそ状態が上向いてくれることを信じたいです。彼が本来持つ”強打者”としての姿を・・
もしかすると出口がないのか・・と思われた長い長いトンネルの暗闇の向こうに見えた一条の光・・
この満塁ホームランが、そうであることを心から願いたいです・・
posted by kosei |00:30 |
長野久義 |
コメント(3) |
トラックバック(0)
2013年05月04日
『昨日探し当てた場所に
今日もジャンプしてみるけれど
なぜか NOT FOUND 今日は NOT FOUND
ジェットコースターみたいに浮き沈み・・』
ミスチルが好きな自分は、壁にぶち当たると、何故か「NOT FOUND」という曲を聴きたくなります。
試合が終わってから・・さっきまでずっと、聴いていました。
見つかったと思った”出口”は、本当のそれではなかったのか・・
中日戦で猛打賞の活躍を見せてくれた時には、これで不調のトンネルから抜け出てくれる・・本来の長野に戻ってくれる・・そう思ったのですけどね・・けど、すぐまたその先に別の入り口が・・あったようで・・
チームはサヨナラ勝ちしてくれたと言うのに、こんな心境で申し訳ないんですが・・流石に今日は堪えました・・絶望して・・失望しました。
5回の無死1、2塁は差し込まれて投直併殺・・
6回の1死満塁では浅い外野フライでまたも併殺・・
そして8回の2死1、3塁でもボテボテのショートゴロ・・
結果もですが、内容的にも・・駄目でしたね。
これだけ何度もいい場面で回ってきて、一度も決められなかったことって・・これまでにあったっけ・・勝負強さが売りなのに・・
それでもなお、次こそは何とかしてくれる・・彼に回してくれと思ってしまう自分がいて・・それに対して自分に腹が立つんですよね。どれだけ期待を裏切られても・・往生際が悪いというか・・
延長10回、先頭の亀井が2塁打を放ち、無死2塁のチャンス。一気に決めろ!でも・・出来れば長野まで繋いでくれないかな・・もう一度だけ、彼にチャンスを与えてくれないか・・自分の心は揺れ動きました。
その後2死3塁となり、打席に立つのは脇谷。ここまで2安打と好調・・ここで決めるか・・しかし・・四球なら長野に回るんだけどな・・
そう思った瞬間、打球はセンター前へ・・サヨナラ勝ちです。
よかった・・勝った・・よくやったぞ、脇谷・・と喜びつつも、心のどこかで寂しさが・・
99の喜びの中に1の寂しさがポツンと混じってるような・・いや、正直に書けばもっと寂しさの比率の方が多かったかな・・長野に打順が回ってこなかった寂しさが・・
万が一、チームが敗れるようなことになっていたら・・その責任の一端は間違いなく長野にあった・・それを阿部や亀井や脇谷らが救ってくれた・・彼らには本当に感謝しています。
けれど・・やっぱり寂しいですね・・出来ることなら、それまでチームに迷惑を変えた借りを返して欲しかった・・そうさせてあげたかったです。
あれだけチャンスに凡退し続けても、なおも次こそは・・と思い続ける自分は、多分愚かなのだと思います。
恐らく現時点で最もチームに迷惑をかけている男・・・ボール球を振り三振の山を築き、盗塁もここまでは僅かに1個・・1番どころか、6番打者としての働きも満足に出来ていない・・それどころか、守備でも度々精彩を欠いている・・
長野はいるんです。けど、いないんですよね・・自分の思い描く長野は・・此処には・・
一番辛いのは本人なのだから・・ファンである自分がこう落ち込んでも仕方がない・・笑顔で励まし、応援せねば・・そう思うんですけど・・こうしてキーボードを叩いていても、本当に寂しいフレーズしか出てこないんですよ。弱いですよね・・自分・・
『あぁ 何処まで行けば辿り着けるのだろう?
目の前に積まれた この絶望と希望・・』
希望・・希望か・・あの3安打は大きな希望だったんだけどな・・
しっかりとボールを引き付け、それを鋭く弾き返す・・あの試合の彼は正に”長野久義”でした。本人もきっと手応えを感じてくれた筈です。
けど・・次の試合ではまた別人の長野久義に戻っている・・本人も自分が今どうなっているのか・・何処に向かっているのか・・見失ってしまっている状態なのかも知れませんね。
けど・・一つだけ、試合の中で”光”を見た部分もあったんですよ。
凡退しながらも、決して俯かず、前を向いた表情が・・ああ、これだけ苦しい思いをしても、なお戦う姿勢は崩してないんだなって・・
そうなんですよね・・一番苦しんで、もがいて、なんとか出口を探し出そうと努力し続けているのもまた、長野自身なんですよね。
・・最近の自分は、いつもこうです。
勝手に失望して、絶望して、また希望を見出そうとする・・滑稽極まりない、愚かなおっさんです。見苦しくて・・すみません。
けど、やはり長野は自分の希望なんですよ。松井秀喜以来の・・だから、一喜一憂してしまうのです。
『痛みすら伴い 歯痒くとも 切なくとも 微笑みを・・』
歌詞の最後の部分です。
さあ、明日はまた試合だ。
今日も胸が痛くて歯痒くて切なかったけど、明日こそは笑顔になれる・・次の試合こそは、必ず還ってきてくれるさ・・自分が思い描く長野が・・そう信じよう。
長野が戦っているのなら、自分もこの弱い心と戦わなくちゃ・・
信じるぞ・・長野。きっと、明日は打つ・・必ず・・
神様、明日こそは長野を打たせてやって下さい・・
posted by kosei |01:52 |
長野久義 |
コメント(10) |
トラックバック(0)