2008年06月18日

カープ!大竹を勝たせるための魔法


大竹「はぁ、はぁ…ハクション!」
魔王「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン、今日は何でごじゃるか?カンちゃん」
大竹「なぁ、魔王、頼むよ、僕に勝たせてくれよぉ」
魔王「カンちゃん、またそんなことでございますかぁ?」
大竹「僕、悔しいんだよ魔王、なぁ頼むよ」
魔王「そりゃ魔法を使えば何とかなるでごじゃるが、しかしカンちゃん、そんなことでいいんですかねぇ」
大竹「いいさ!魔王、頼む、魔法で僕を勝たせてくれ」
魔王「仕方ないでごじゃるなぁカンちゃんは…アラビン・ドビン・ハゲチャビ〜ン」
大竹「ん?何も変わらないぞ、魔王」
魔王「変わってるでごじゃるよ、ほら、後ろ髪」
大竹「うわぁ〜!何やってんだよ、魔王!後ろ髪がダルビッシュじゃないかぁ」
魔王「う〜ん、やっぱりその顔には無理があるでごじゃるなぁ。ならばアラビン・ドビン・ハゲチャビ〜ン」
大竹「わあ!何だよ、この缶コーヒー」
魔王「カンちゃん、知らないでごじゃるか?東広島に本社のある宝積飲料のプリオ缶コーヒーでごじゃるよぉ!このCMに出演するでございますよぉ」
大竹「実は、ビビってます」
魔王「うひょ〜!そのキャッチコピー、洒落にならないでごじゃるなぁ」
大竹「ムッ!やい、魔王!本気で考えてくれよ」


それから それから


大竹「なぁ、魔王、頼むよ、僕ホントに勝ちたいんだよぉ」
魔王「カンちゃんのわがままも困ったものでごじゃるよ」
大竹「だってさ、魔王、昨日なんてカープファンから野次が飛んだんだよ。僕、もう辛くて辛くて」
魔王「そりゃ野次の1つも飛ぶでごじゃるよ、あれじゃ。でも横浜の野次のことを考えたら、まだカンちゃんはマシでごじゃるよぉ」
大竹「頼む!魔王!僕を勝たせてくれ」
魔王「カンちゃんは言い出したら止まらないでごじゃるからなぁ…アラビン・ドビン・ハゲチャビ〜ン」
大竹「…?」
魔王「野手陣に魔法をかけたでごじゃるよ、カンちゃん」
大竹「え?どんな魔法を?毎回毎回ホームラン打って、毎試合毎試合2ケタ得点の魔法かい?」
魔王「逆ですよ、カンちゃん。最終回まで得点しない魔法をかけたでごじゃります」
大竹「ええ〜!!何だって!何てことしたんだよ魔王!」
魔王「カンちゃんは点を取って貰うと、すぐ点を取られる。なので、最終回まで得点しなければ、カンちゃんも失点しないでごじゃるよ。9回まで無得点で抑えて、最後の最後で得点して勝つ!これが一番の方法でごじゃりますよぉ〜」
大竹「魔王…じゃぁ僕は、いつも完投しないといけないのかい?」
魔王「そうですよ!カンちゃん、それだけは自分の力でお願いしますね」


それから それから


大竹「魔王はそう言うけど、ホントに大丈夫なのかなぁ…ちくしょー、ダルビッシュの奴、昨夜は流川でブイブイ言わせたのかなぁ…薬研掘でハメ外したのかなぁ…お好み焼きはやっぱり八晶で食べたのかなぁ…考えてたら眠くなってきた…フア〜」
アクビ「出まして来ましてアクビちゃ〜ん」
大竹「アクビまで出てきたのか?いいよ、もお」
アクビ「何よ!カンちゃん、その言い方。いつもいつも同じ反省のコメントばかり出して!カンペ読んでるんじゃないかって、みんな思ってるわよ。おとたまがせっかく魔法で勝てるようにしたのに。アラビン・カラビン・スカンピ〜ン」
大竹「おいアクビ、何したんだよ」
アクビ「知〜らない!」
大竹「おい、魔王、アクビの悪戯を何とかしてくれよ。僕はどうなるんだよ?勝てるのか、次の試合」
魔王「オーホッホッホッホ」
大竹「ゲっ!アクビのやつ、魔王に魔法をかけやがった。ちくしょー、これじゃや最終回まで打たない魔法がダメになっちゃうじゃないか。魔王、目を覚ましてくれよ!僕、勝ちたいんだ。どんな試合でもいいから勝ちたいんだ、なぁ魔王!目を覚ましてくれ、勝たせてくれ魔王!」
魔王「わかりました、お連れしましょう。ココロのスキマ、お埋めします。あなたは勝てる、さぁ、投げるのです…
ドーン!!!」
大竹「サイクロンフラッシュまで回っちゃって激熱じゃないか魔王…それ、喪黒福造だよ“笑ゥせぇるすまん”の…」
魔王「声優が同じってオチ…わしゃもう、かなわんよ。ハイチャラバーイ!」

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posted by koita | 12:12 | 広島東洋カープ | コメント(14) | トラックバック(0)
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2008年06月17日

カープ、新外国人獲得を検討中。

お詫び。

昨日のブログにて
『チームカラーを無視した特別なユニフォーム』
という私の記述について、認識不足とのご指摘を頂きました。
ご指摘を頂き、確かにその通りだと思いました。
もし今カープが、球団設立時のユニフォームを復刻し使用したなら、きっと好意的に思うに違いありません。
つまり、いかにカープファンだからとはいえ、明らかに偏った記述だと即座に思いました。
不快な思いをされた皆さまには深くお詫び申し上げます。
他チームをけなす気持ちは全くありませんでした。
カープが好き、唯一無二の“赤”が好き、その思いを書きたかったのですが、勢いあまって、あのような書き方になってしまいました。
本当に、すみませんでした。
ファンとしても、書くことにおいても素人ですから、万人ウケするものを書けるとも思っていませんし、あくまでもブログですから自分の主観で書いていくつもりではいます。
ただ、webで公開する以上、常に客観的に見る姿勢が必要なことを痛感しました。
ご指摘、本当にありがとうございました。
また、いつも多くの方からコメントを頂き嬉しく思っています。本当にありがとうございます。今後とも宜しくお願いします。

さぁ今日から市民球場に日ハムと楽天を迎えての、交流戦ファイナル。
悪夢の昨年を見事に振り払い、堂々とここまで交流戦を戦ったカープに拍手です。
成績も、内容も、エースと四番が抜けたチームには思えない素晴らしさ。むしろ逆境をバネにして、躍動感溢れるカープに生まれ変わったと思っています。
やはり何と言っても救世主はルイス。もちろん全員野球の形が整ってきたからこそ、ルイスが生きてくるのは解ってますが、やはりルイス抜きに今年のこの交流戦の成績はなかったのではないでしょうか?

地元でフィニッシュする交流戦。
何やら目玉カードが並びそうですね。
今宵の日ハム戦の先発予想は
『大竹VSダルビッシュ』
前回のリベンジを果たしたいダルビッシュ投手と、とにかく勝ちたい大竹。
そういえば、新庄が交流戦で市民球場に来た時、やたら3塁側に客が多かったのを憶えています。
私はバックネット裏にいましたが、明らかに新庄目当ての女性ファンの様子に唖然としました。
さぁ、今日は、ダルビッシュ投手目当ての女性ファンが多数3塁側に押し掛けるのでしょうか?
どうか負けじと
「カンちゃ〜ん」
と大竹への声援もお願いします。

また楽天戦では
『ルイスVS岩隈』
という話もチラホラ耳にします。
果たして実現するのでしょうか?
大物食いと言いますか、エースキラーと言いますか、ルイスが投げると下馬評をひっくり返す今年のカープ。
これまた期待の膨らむ試合になりそうです。

3連勝の勢いそのままに、市民球場に帰ってくるカープですが、中国新聞に
『新外国人獲得を検討』
の記事が載りました。
長打力不足を解消へ、との見出しもついてますが、やっぱりシーボルは駄目みたいですね、残念。
9月になってボカスカ打って、ブラウン監督に
「彼はスロースターターなんだ」
と言って欲しかった!
遅ぇよ!とツッコミ入れたかったので残念。
※シーボルの契約はシーズン最後まで継続とのこと。

長打力不足、かぁ。
確かにそうだけど、同時に検討している投手の獲得の方が、個人的には進めて欲しいなと思う。
建さんが、心配。さすがに、ちょっと、もう春先からの好投ぶりを維持するのは、しんどいのかな…。
先発ピッチャー、正直、欲しいなと思います。
まぁ、結果的に追加獲得があるのかないのかは解らないけど、球団の“勝つために”という姿勢が伝わってくるニュースじゃないですかね。
何が育てるチームだ!結局補強じゃないか!そんな声も聞こえてくるでしょうし、自分の中でも“今いる選手に頑張って欲しいし、チャンスを与えてあげて!”とも思います。
しかし、市民球場ラストイヤー。
球団も必死なんでしょう、きっと。それは素直に認めてあげたいところです。
ただ…
遅ぇよ!とツッコミ入れたくはなりますが。

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posted by koita | 12:29 | 広島東洋カープ | コメント(12) | トラックバック(0)
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2008年06月16日

カープ3連勝!走る、走る、鯉たち。


千葉マリンスタジアムでのお立ち台。
ヒーローインタビューで嶋は言った。
「昨年あの雨の中で熱い応援をしてくれたのに、いい試合を見せられなくて…」
嶋は…いや、カープは、憶えていた。

西武戦のニュースを見ながら娘が驚いた。
「どしたん?真っ赤じゃん!」
ラジオで解説していた衣笠氏も、元気丸に出演した野村氏も、さらには中国新聞までも、勝因はファンの声援だと言い切った。

カープファンでありながら、カープファンを誇りに思う。
こんな嬉しくて、こんな幸せなことは、他にない。
同じカープファンという意識の共有は容易くても、同じカープファンであることを誇りに思い、尊敬できることは、そうそうあることではないから。

赤で良かったと思う。
赤という色を愛しく思う。
ピンクの応援グッズとか、チームカラーを無視した特別なユニフォームとか、目先のファッションやインパクトに流される今の時代にあって、カープの赤は特別な存在感を放って、目に眩しい。

黒でもない、白でもない、黄でも青でも、ない。
ただ唯一の、赤。
どこにも真似の出来ない、赤。
どこにも属さない、どこにも埋もれない、どこにも似ない、赤。
カープファンで良かった。
チームカラーが赤で良かった。
つくづく思った、ロッテ戦と西武戦。



土曜日。
緊急降板したのが建さん。
緊急登板したのが長谷川。
こんな事態に、普段の中継ぎ陣でなく、長谷川をマウンドに送ったブラウン監督に拍手。
いや、簡単に諦めないチームに拍手。
早い回の失点とかピンチとか、そういうことにズルズルいかなくなったカープがあればこそ、迷わず長谷川を使う気持ちになれるのだと思う。
失点もピンチも、むしろ早い回の方が助かる。反撃するために士気は上がるわ、モチベーションは高くなるわ、今年のカープは追いかけることを楽しむ空気すら漂う。

内野安打だ!
セーフティーバントだ!
足が速いって素晴らしい、見ていて面白い、しかもカープはよくぞここまで集まったなぁと言うくらい、足の早い選手がズラリ。
やれ広島野球の復活だの、やれカープ黄金期の再来だの、そんな感傷的な思いで今のカープの“足”を語ってはいけない。
昔は昔、今は今。
まだまだ伸び盛りの選手達が頼もしい。
カープに来て良かったじゃろ?と選手に向かって呟けることが嬉しい。



日曜日。
ルイスが止まらない。
ここまで来ると、負けることが怖くなる。
ルイスで負けた時、どう受け止めればいいのか。
どんな負け方をするのか、怖くなってくる。
何より…
今季オフの契約更改で、いくらまで年俸を上げるのか、いや上げられるのかが怖くなる。
ルイス本人がどう考えようと、代理人は黙ってなかろう。
しかもそれは安っぽいマネーゲームではなく、充分に正統な主張なだけに、両者が納得できる更改を望む。
これほどの貢献度、成績、内容…もう、球団の“ないものは、ない”は通用しない。

廣瀬の好返球が、試合を決めた。
そう、感じた。
危うい綱渡り、手繰り寄せそうで手繰り寄せないシーソーゲームに、一本の楔(くさび)を打ち込んだのが、あの返球だったと。
“負けない!”
その思いをチームにグサっと打ち込んだ廣瀬の返球。
チーム状態がいい今だから、戻る位置に戻っていいんじゃないか?と思う。
廣瀬もキダゴーも、元の位置に戻っていいんじゃないか?と。
慣れぬサードで四苦八苦させるよりも、出来るポジションに戻して活き活きとプレーさせてあげたい。
オチャアがずっとカープに居るとは思えない。何より、前田も緒方も、そう遠くない先にカープを去る。
球場が広くなる。
守備範囲の広い選手を揃えたい意向は、充分わかる。
だけど、外野に一つ、攻撃のための枠があってもいいんじゃないか、と。

最後に。
永川の通算100セーブを素直に祝いたい。
色々あった、あり過ぎた。
嘆きもしたし、正直罵ったこともある。
這い上がってきたのは、永川本人の力。
ブラウン監督の言葉じゃないけど、頭が下がる思い。
「いい思い出はない」
そう語った西武ドームでの100セーブ。
さぞかし感慨深いものがあるだろうと思ったら
「特に何も思いません」
と素っ気ないコメント。
喜んでいい記録を顔に出して喜ばないのは、去年という傷があるから。
せいぜい照れ笑いするしかないのは、去年という傷があるから。
その傷を誇らし気に見つめる時が来ることを、私たちも願っている。

さり気なくブラウン監督が“続投したい気持ち”を口にした言葉、
「次は150セーブ目を監督として見たいものだ」
を私も支持したい。
こんなんじゃ無理だ、そう思った春先から、ブラウン監督もそしてチームも、大きく変わった。
ようやく形になってきた。
成績がどうであれ、この戦いを続けていけるなら、恥も外聞もなくブラウン・カープ支持に、私はまた戻る。
例え、都合のいい素人ファンと笑われても…。

posted by koita | 12:24 | 広島東洋カープ | コメント(23) | トラックバック(1)
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2008年06月13日

鯉・激勝!ウルトラカープ!

今日のブログ1回の表

勝てない千葉マリンスタジアムについて、ブラウン監督はこう話した。
「いい試合をした記憶すら、ない」
僕たちは、もう少しブラウン監督の本質に気付いてあげなければならない。
不可解な采配が目立って、何を考えているのかよく解らない印象も、少なからずあった。
でも、違う。
ブラウン監督が求めていること、やろうとしていること、やりたいことは、僕たちが思っている以上にシンプルなのだ、きっと。

大竹で負けた初戦。
しかし、大竹の好投を喜ぶブラウン監督のコメントが、全てを物語っている。
※コメントは昨日のブログご参照ください。
“あなた達はプロ野球選手だ。実力は、ある。その実力を出せばいい。
そうすれば必ず、結果は出る”
きっとブラウン監督が求めていることは、そんなシンプルなことなんだと思う。
だから昨年
「実力以上のものを出そうとしている」
と選手の気負いを再三指摘したのではないか。
敗戦しても尚、大竹の好投を喜ぶブラウン監督は、まるで入団当初から大竹を知っているかのようで微笑ましい。

昨夜の、代打・嶋に言った一言も、そう。
「(相手投手が)左でもいくぞ」
右も左も関係ない。来た球を打てばいい。
あなたは打てる技術も力も持っている、その実力を素直に発揮すれば、必ずボールは飛んでいく…ブラウン監督がカープ選手に言いたいのは、そんなシンプルなことではないか。
今年は選手に対して、相手投手のデータをごっそりそのまま渡すのではなく、あれこれ考え過ぎないように吟味して渡す方法に変えたとは聞いた。
ブラウン監督自身は、何日も前から試合の準備をしていると自信を持って語っていたけど、選手に対しては、データ云々の前に、自信を持って、野球を楽しんで、諦めずに戦っていこう!と期待しているんだと思う。
それがブラウン監督の求めるものなんじゃないかな…。

もちろん勝ったから嬉しいのだろうけど、昨日の試合後のブラウン監督の談話は、ただ勝ったからというだけではない気がする。
諦めず、明るく、自分を信じて野球をする。そのことを選手が出来たとき、ブラウン監督は本当に嬉しそうだ。





今日のブログ1回の裏

僕が思う現時点での収穫は、石原と横山。
一皮剥けた、一山越えた、そんな印象を2人から受ける。
選手会長を押しのけ、ガッチリと正捕手の座を掴んだ石原。
強気のリードよりも、その全力プレーが見ていて頼もしい。
捕れそうもないファールフライを必死に追い掛ける姿は、見ていて本当に清々しい。

全力プレーに怪我はつきもの。どうか怪我や故障だけは、充分に気をつけて欲しいと願う。
そうでなくても、選手会長・倉が虎視眈々と反撃の機会を狙っているのだから。
今や、広島で“クラ”と言えば、熊のクラウド君なわけで、選手会長・倉がそうはいくか!と打倒石原に燃えているのは明白。
人気に便乗して、登録名を変える可能性だって有り得る。
『倉ウド』
う〜ん…さすがにこれは、ないな。

梅津のそれが“ガラスの十代”って感じなのに対して、横山がマウンドで醸し出すそれは“ガラス越しに消えた夏”って感じ。
すっかり落ち着いて、自分の居場所を見つけた印象。
「僕らは攻撃陣が逆転してくれるのを信じて投げるだけだよ。ただ、本当はマエケンに勝ちが付くのが一番いいけどね」
とコメントにも大人の匂いがプンプン。
この“投げるだけだよ”の“〜だけだよ”って言い方が憎いですね。あの渋い声で淡々と話したんでしょうね。

で、横山もマエケンと呼んでいるように、球団ももう少し考えて、登録名を変えてもれませんかね?
マエケンはマエケンでいいんじゃないでしょうか?
カープは苗字を尊重する方針と聞いたことあるけど、人気やグッズの売上げなどを考えたら、絶対マエケンの方が当たると思う。
安易にイチローの真似だったり、インパクト勝負のリングネームみたいな登録名と違って、マエケンにはマエケンにする必要性があるんだから。
カープで前田と言えば智徳なわけだし、健太といえば栗原なわけで、どうしても『前田(健)』ってのは無理がある。みんな既にマエケンって呼んでいるわけだし。
思いきって!特例として!
登録名はマエケン!でお願いしたい。

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posted by koita | 11:48 | 広島東洋カープ | コメント(6) | トラックバック(2)
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2008年06月12日

カープ!大竹が笑った夜に…。

仕事が終わったのが23時。
毎日毎日、こんな感じ。
朝がゆっくり出来るわけでもなく、休みがきちんとあるわけでもなく、さすがにクタクタ。
それでも、1日の中で、こうしてカープのことを思い、ブログを書く時間は、唯一リラックス出来る時間。
嬉しいのは、こんな素人の駄文を、少なからず読んでくれている人がいること。
幸せなのは、こんな素人ファンのブログに、コメントを寄せてくれる人がいること。
カープを愛する者同士、そこにある見方とか楽しみ方、そして考え方や感じ方の違いを、いつも興味深く読ませて貰っている。
時に頷きながら、時に笑いながら…。



3回まで、現場に向かう車の中でラジオを聞いていた。
打てそうにないな、こんな日は負けるだろうな、そう感じた。
仕事の最中、メールが届いた。
釧路の梅ちゃんから。
“負けた、悔しい”
という第一報。
スコアを見て、大竹に目処が立ったなら良しと思える敗戦じゃない?と返した。
少し、間をおいて、もう一度、梅ちゃんからメール。
“8回終わって笑ってましたよ、大竹”
彼女もまた、勝った負けただけじゃなく、自分なりのカープの楽しみ方を知っているファンの一人。
どれだけ大竹が好投したか、そして彼女がそれをどれだけ喜んだか、この短い文字が全てを伝えてくれる。

ブラウン監督のコメント。
「私の表情を見てもらえば分ると思うが、普通負けると悔しいのだが、今日に限っては嬉しいよ。制球、球威だけでなくテンポが良かった。西岡にも失投だとは思っていない。粘り強く今年一番の投球を見せてくれたね」
本人も、そして周囲も、納得のピッチング。
だから、大竹は8回が終ったことろで笑えた。
残念ながら、どんな笑みだったのか、見ることは出来なかったけれど、あの丸々とした顔が、より一層子供のような笑顔を浮かべたことは、想像しやすい。

笑っていい。
笑えばいいんだ、大竹!と思う。
エース、エース、と黒田の抜けた穴を自分が埋めようとするあまり、何もかも背負い込んだ気がする。
もちろん、背負わせてしまったのは、自分達ファンであることも解っている。
何より、背負い込まなければならない状況が、今のチームには嫌でもある。

そういうチーム状況で投げ続け、
「今日で野球人生が終っても構わない」
「腕が千切れても構わない」
と、とてつもない境地に辿り着いてしまったのが、黒田だった。
辿り着かせてしまった、という方が正しいのかもしれない。
今日で野球人生が終っても構わないと思うことが、自分の原点回帰だなんて、黒田に辿り着かせてしまった境地は、刹那の極みと思える。

それは安っぽい自己犠牲では決してない。
チームの勝利のためなら自分はどうなってもいい、という安易な自己犠牲では絶対ない。
自分が思い描く投球をするために、相手を打ち取るために、必要なことは何か?黒田にとってその答えが、この1球で腕が千切れてもいいと思うところまで、自分を追い込むことだっただけのこと。

大竹に何を望もう?
黒田の後を追えと望む?
それは、ない。
万年エース候補、そんな称号を手にするのもいいじゃない!
そう思えた昨夜の敗戦。
新しい大竹の楽しみ方を知った敗戦。
本人にとっては、たまったもんじゃない!と屈辱だろうけど、いい時悪い時の差が激しいピッチャーも、それはそれで味があるんじゃない?と言いたくなる敗戦。

“世の中が嫌になったから”
と自分のだらしなさを認められず、勝手に自分を悲劇の主人公に見立て、人の命を奪う時代。
悪いのは時代や社会や世間で、誰も自分を認めてくれないと、劣等感に酔いしれて現実逃避する時代。
そういう時代の中で、自分がやった仕事で笑えることの尊さ。
8回に見せた大竹の笑みは、それほど尊い。
今日で野球人生が終ってもいい、この1球で腕が千切れてもいい、そんな原点は黒田だけでいい。
大竹の原点は、どうか“野球が好き”“野球が上手くなりたい”そして“抑えると気持ちいい”そんな簡単なものであって欲しい。

自分が好きなことを仕事にして、好きだから必死に頑張って、出した結果に笑える。
誰だって、満たされることより、報われないことの方が多い。
だから、自分の仕事で笑えることは、本当に幸せ。
大竹がこれからも、もっともっと幸せを感じられること、祈って願って応援していく。

posted by koita | 12:28 | 広島東洋カープ | コメント(4) | トラックバック(1)
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2008年06月11日

カープ!マリンスタジアムで勝ちたい!


2005年から、千葉マリンスタジアムで7連敗中だそうで…。
これはもぉ、苦手とか不得意の話じゃなく、単に今までチームが弱かっただけのことだと思う。
それでも、これだけマリンスタジアムで勝てないなら、何かしら目に見えない力が作用しているのか?なんて思いたくもなる。
例えば、カープを苦しめようとする悪霊が潜んでいるとか…

「兄貴、これ見て」
「サム、これは黒い鯉の紋章」
「ああ、そうさディーン!悪魔の鯉さ」
「なるほど、これじゃ勝てないわけだ」
「どうする?兄貴」
「狩るんだ!オヤジの後を継いで、2人で悪霊を狩るんだ」
って、ドラマ・スーパーナチュラルの1シーンじゃあるまいし…。

マリンスタジアムでの連敗阻止に立ち向かうのは、大竹とマエケン。
昨年の永川劇場に続いて、今年開幕した大竹劇場。
果たして今回の公演では、どんな演目を見せてくれるやら、期待が持てるところ。
『大竹千葉マリンの強風を警戒』というニッカンスポーツの記事で
「風が強い球場ですからね。逆風と思っても伸びるときがある。低めに集めて、ストライク先行を心がけたい」
と答えていた大竹。風の心配をする前に、しっかり自分のピッチングをして頂きたいと思うのは、私だけ?
そして、プロ初勝利へ向けて、満を持して登場のマエケン。なんといってもマエケンにとって一番の敵は雨。予報では雨らしいから、またも流れてしまう可能性有りで気の毒。しかし、いかに交流戦だから中止にしたくないとは言え、強引にやってしまうのもどうかと思う。
仮に、雨でまた登板がズレて、気の毒だとしても、いい天気の日に投げさせてあげたいなぁ。
そろそろ1軍に定着してもらいたいマエケン、願晴れ!


千葉マリンスタジアムに駆けつけたカープファンの皆さんが、勝利の美酒に酔えることを遠地よりお祈りしております。
あの雨の中の応援…忘れられません。今でも目に焼きついています。

そして、素晴らしいロッテファンの皆さんと一緒に、楽しく!熱く!素晴らしい試合が展開されること、大いに期待しています。

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posted by koita | 14:10 | 広島東洋カープ | コメント(4) | トラックバック(1)
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2008年06月10日

カープ!コルビー・ルイスショー!!

カープファンの良い子のみんな!
コンニチワぁ〜!
あれあれ、声が小さいぞ?もう1回
コンニチワぁ〜!

今日は、コルビー・ルイスショーに来てくれて、
ホントにありがとぉ!
ショーを始める前に、良い子のみんなに、
お願いがあります。
おねえさんとの約束、みんな守れるかなぁ〜?

1つ目の約束!
ショーが始まったら、今いる場所から動かないこと。
絶対に、フェンスを乗り越えて、前に来ないでね!
分りましたかぁ?

2つ目の約束!
ショーが始まったら、立ち上がらないこと。
後ろのお友達が見えなくなるから、絶対に立たないで下さい。
いいですかぁ?

3つ目の約束!
立つのはダメだけど、立ったり座ったりはオッケーです!
応援したい時は、立ったり座ったりして下さいね?
守れる良い子は、手をあげてぇ〜!

はぁい、みんな約束してくれました。
ありがとぉ!
じゃ〜あ、今日集まってくれたみんなに、コルビー・ルイスのどこが好きかを聞いていきたいと思います。
答えてくれるお友達、手をあげて〜!

はい、一番前でカープうどんを食べてる君!
「えっとぉ、三振をとるところです」
うん、うん、そうだねぇ。
コルビー・ルイスは三振をとるのが、得意なんだよねぇ〜。

じゃぁ、カープの帽子をかぶった、そこの女の子!
「わたしはぁ、連敗を止めてくれるところが好きです」
うん、うん、そうだねぇ。
コルビー・ルイスはホントに安定感抜群なんだよねぇ〜。

もう1人、いるかな?
一番後ろの、君!
君はコルビー・ルイスのどこが好きかなぁ?
「…。」
え?なになに?もう少し大きい声で言ってくれるかな?
みんなに聞こえるように、元気よく言ってみよう!
えっと?ぼくは?
コルビー・ルイスが、
若いのに?
頭が?
結構イってるところが?好き?

…。

は〜い、コルビー・ルイスのここが好きコーナーはこれくらいにして、そろそろ!みんなお待ちかねの!コルビー・ルイスショーを始めるよ!
みんなぁ、元気にコルビー・ルイスを呼んでくれますか?
呼べるよって子は、はい!手を上げてぇ〜!
じゃぁ、おねえさんの後に続いて、大きな声でコルビー・ルイスを呼ぼうね。
いくよぉ〜!

カープの背番号11は?
「ルイスぅ〜」
連敗を止めたのは?
「ルイスぅ〜」

もっともっと大きな声で!
出ると打たれるのは?
「杭っす〜」
いかりや長介は?
「オイっす〜」

まだまだ元気が足りないよ!
浅香?
「唯っすぅ〜」
キャッツ・アイの長女は?
「泪っすぅ〜」

みんなぁ、おねえさんを1人にしないでね!
ちゃんと、ついて来てよ!

実は、とうかさんに家族と行っていたのは?
「ルイスぅ〜」
娘に着物を買ってあげようとしたのは?
「ルイスぅ〜」
でもいいサイズが無くて諦めたのは?
「ルイスぅ〜」
だけど、クールなお祭りだったよとニッコリしたのは?
「ルイスぅ〜」

は〜い、お待たせしました!
コルビー・ルイスショー、始まり始まりぃ〜!!

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posted by koita | 15:52 | 広島東洋カープ | コメント(3) | トラックバック(2)
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2008年06月09日

カープ、投壊警報発令!

「頭が真っ白に…」
ブログの書き出しをどうしようか悩んでいたら、老舗の料亭の女将がそう言えと囁く。
そんな月曜の朝だ。
ホント、頭が真っ白になりそうな投壊だ。
全てを先発陣の責任にするのは酷だと思うけど、言わずにいられない酷さだった。
愚痴も、嘆きも、怒りも、やはり先発陣に対して出てしまう。

篠田はルーキーということで、大目に見てあげないといけないんだろうなと思う。
篠田に限らず、全ての新人選手の起用は、投資みたいなものだから。経験積んで、技術高めて、いつかは投資した分を返してくれたらそれでいい、と思えるから。

辛いのは建さん。
ちょっと予想していたのより早い。
シーズンを通して、開幕からの好投を続けていけるとは思っていなかった。きっとどこかでバテるだろうし、相手チームに対策を練られるだろうし、失速すること自体は予想出来たし覚悟もしていた。
ただ、希望的観測…いや大いなる期待を込めて、なんとか7月までは好調さを維持してくれると思っていた。
たった2試合負けただけじゃん!と無理矢理にでも前向きに考えたいけど、内容が悪過ぎた。9回を投げ切って負けるダルビッシュの黒星と、建さんのそれはあまりに意味が違う。
おまけにこれから、どんどん暑くなってくる、蒸してくる、体力的にしんどくなる。建さんには辛い季節がやってくる。

建さんの調子がいい、今のうちに!
そう、今のうちに!だった。
大竹の負けが許されたのも、長谷川が出遅れたのを許されたのも、建さんが踏ん張っていたから。(許されるとうのは、負けてもいいという意味ではないですよ。この2人がピリっとしないのに、チームが3位とか4位にいられたのは、という意味ですからね)
その建さんが揺らぐまでに、大竹と長谷川に何かしらの目処が立っていなければ、夏は越せないと思っていた。
今のうちに…今のうちに…祈るように長谷川に期待していたのだけど、
「長谷川は高校を出たばかりの若い投手ではない。そういうことは分っているはずだと思った」
と、ブラウン監督から嫌味とも思える叱責を受ける始末。

「最近、連敗しなくなったなぁ」
と今年はカープが強くなった喜びに、大事なことを見落としていた。
連勝もないことに、気付いていなかった。
どうしても5割が遠い。
借金が返せない。このまま雪だるま式に借金が増えるんじゃないか?という恐怖。
ちょっと3連敗しただけじゃないか!
そう自分を鼓舞したいのだけど、染み付いた卑屈と自虐の思考が、嫌なシナリオばかりを頭に浮かばせる。
開幕前、新聞に踊った『ハイレベル投手陣』の見出しが、今となっては懐かしい。

やっぱりダメなのか…
今年もカープはカープのままか…
まるで、恋人からサヨナラを切り出されることに、薄々気付いていたような気持ち。
解ってたよ、この日が来ることは、ずっと前から…そんな悲しい覚悟を吐露するような気持ち。
最近、しっくりいってなかった恋人から、突然呼び出された瞬間の気持ち。
多分“そういう話”をするんだろうな、という予感。
来るべき時が来たのかな…そう思えば、少しは気持ちも楽だし…。



今宵のテレビ中継は、広島ホームテレビ。
3連敗を受けての解説席。さぞかし大下軍曹のテンションは高いと予想される。
ホームテレビのカープ戦中継、ここまで負けなしだそうで、その縁起の良さに期待したい。
“勝ちグセ”そのキャンペーンタイトル通り、今日はどんな内容でもいいから勝って、4連敗を阻止してもらいたい。

別れの予感には、まだ早過ぎる。


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posted by koita | 11:55 | 広島東洋カープ | コメント(9) | トラックバック(0)
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2008年06月06日

カープ!今年の『永川劇場』は…。

昨年、14度も上演された『永川劇場』が、今年はまだ1度も上演されていない。
舞台初日はいつ?公演会場はどこ?
見る者の胸を締め付け、掻きむしる永川劇場。
さぁ今年はどんな幕を明けるのかと、覚悟を決めて待っていたら、肝心の座長は2軍スタート。

笑いあり、涙あり、怒りあり、の一人芝居。
座長、永川。
鯉の生き血を吸う悪霊に立ち向かう守護神の戦いを描く永川劇場。
舞台の最大の見せ場は、お化けフォークと呼ばれる守護神の必殺技。
悪霊相手に、剣を突き、矢を放ち、マウンド上で大粒の汗を飛ばす。

脚本では、守護神が悪霊を無事に退治し、めでたし!めでたし!となっているのだが、昨年の永川劇場は脚本を無視した即興芝居が話題を呼んだ。
悪霊相手に、剣を突かない、矢を放てない、挙げ句に必殺技のお化けフォークも決まらない。
舞台の袖で座長を支えるキャッチャー陣も、永川のアドリブに困惑。受け取るはずのお化けフォークを、取り損ねることもあった。

荒れに荒れた昨年の永川劇場。
果たして今年はどんな一人芝居を演じるのか?
そして、何度…永川劇場は上演されるのか…。



永川、好きですよ。
あのホームベースみたいな顔も。
首に指を当てる仕草も。
高く上がる足も、中途半端なヒゲも、好きですよ。
元々、リリーフピッチャーが好きですから。
ただ、何て言うんでしょうか…巧いリリーフピッチャーよりは、グイグイ気持ちで押してゆくタイプが好きです。
中日・岩瀬投手よりも、阪神・藤川投手の方が好き、みたいな。
あくまで勝手な自分の印象で恐縮ですけどね。

自分の好みを映して見てしまうからですかね?
どこか今年の永川に、迫力とか気迫といったものを感じることが出来ません。
“馬鹿言え!去年より、よっぽど状態はいいじゃないか!”
そう言われるのは百も承知なんですけどね…。
確かに制球が良くなって、フォークの精度も上がりました。
ここまでの成績も、出遅れたことを許せる成績になっています。
ただ、すごく丁寧に投げている気がします。
いや、それは、いいことです。大切なことです、解ります。
丁寧に投げている分、どこか窮屈そうな、それこそ何か恐がっているような、そんな印象を持ってしまいます。

自分の膝で、自分の顔面を蹴ってしまいそうな、そのフォームが結構好きだったりしました。
1度くらいは、ホントに自分の顔面を蹴って、年末の珍プレー大賞でも受賞してくれよ!くらい思ってました。
オフにフォーム修正すると聞いた時、“俺はこれでしか投げられないから、このままでいくんじゃ!”という反骨心を期待していただけに、少し驚きました。
でも、まぁ、14度も救援に失敗すれば、どんな投手だって精神論だけで乗り越えることは出来ないですよね。
フォーム修正は当然のこと、そう思って永川の“反撃”に期待した次第です。

やっぱり、私の中には、津田のことが大きく刻まれていますね。
カープファンとしての原風景、と言ってもいいくらいに。
子供の頃、浩二や衣笠に心ときめかせた記憶と違って、津田への思いは大人になってからのものですから、今でも生々しく胸に刻まれています。
“サヨナラの津田”と呼ばれていたこともあるくらいですから、津田だって完璧なリリーフピッチャーではありませんでしたね。
私の周りの人達も
「あんだけポンポン投げりゃぁ、打たれるわぁ、そりゃ」
とよく言っていたのを覚えています。
だけど、間違いなく、そこには“津田が打たれたなら仕方ない”という空気や思いがありました。

“縁起でもないこと言うな!”と叱られるでしょうけど、昨年永川が救援に失敗する度に、私は怒ることが怖くて仕方なかったです。
例えばスタンドで見ていて、永川が制球に苦しんだり、打たれたりすると、周囲のファンから
「何しよるんやぁ」
「ええ加減にせえよ」
「またかぁ!」
という声が飛びました。
私は、自虐的に、“お!今日も始まったでぇ!永川劇場”と楽しむようにしてました。
永川の身に何か、異変は起きているのではないか?それが怖かったからです。
知らなかったのだから仕方ない。だけど、やはり、病に倒れる前の津田のことを、悪く言っていた自分をどうしても悔やんでしまうのです、未だに。
ホント、縁起でもない話です。永川もどこか体に異変が起きているんじゃないか?なんて、ホント失礼で、縁起の悪い妄想です。
だけど、万が一そんなことになったら、ストライクの入らない永川を野次った自分を一生後悔する…本気でそう考えたものだから、昨年は『永川劇場』として自虐的に楽しむことにしました。ガッカリして、怒りの吐け口を探すより、虚しく笑った方がいいや、と。

今年もそのつもりでした。
永川が救援に失敗すれば“来た!来た!恒例、永川劇場”と卑屈に笑うつもりでした。
ところが2軍から戻ってきた永川は、別人のように連日マウンドに上がってます。
豪快さは影を潜めましたが、去年のような失態はまっぴら御免!とばかりに、丁寧に丁寧にチームの勝利のために投げています。
お化けフォーク、この言葉が大好きです。ラジオで聞いた言葉です。RCCのアナウンサーではなかったと記憶しています。
もしも私が横断幕を作るとしたら、
『出るぞ、今宵もお化けフォーク!永川』
の言葉に、火の玉とコミカルな幽霊なイラストを添えて作るでしょう。

最近“わかっていても振ってしまう”光景をよく目にするようになりました。
いつだったか中日・落合監督が“あのフォークに手を出したらダメだと言ってるのに”と話していたことを覚えています。
手を出したらダメ、でも容赦なくお化けフォークがやってくる、打ってやるわ!と狙いを定めたバッターをあざ笑うように、落ちてゆくボール。
どうやら今年、永川劇場は、演目をガラリと変えたようです。
傷つき、迷い、自信を失った守護神が、勝利と信頼をつかみ取るまでの物語を、座長・永川が見事に演じてくれそうです。

posted by koita | 12:39 | 広島東洋カープ | コメント(6) | トラックバック(0)
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2008年06月05日

カープ、勝ったでぇ、たまげたでぇ!

「栄えあるレコード大賞新人賞は…松田聖子さんです!」
司会者の声に、驚きの顔を見せ、喜んでいるのか泣いているのかよく分らない、あれと一緒ですよ。
ビックリしましたよ、ホント。
勝った瞬間、
「お母さ〜ん」
って叫びたくなりましたもん。
試合の間、ずっと仕事してました。PCもテレビもラジオも、ダメ。
時々、盗み見るように携帯を開いて、途中経過を見たり、釧路の友人が送ってくれる“速報メール”をチェックしていました。
だから、序盤にカープが先制しているのを知って、松田聖子の新人賞受賞状態でした。
あれ?もしかして、見間違えてる?俺。今日の試合って、カープの主催で、もしかしてカープは後攻?ここに入っている得点は日ハムの得点?
いやいや!勝ってる、勝ってる!カープがリードしてる!



「ダルビッシュじゃろ?勝てるわけないじゃん」
「打てんと思うでぇ、さすがに」
「勝とうなんて、そがぁな贅沢なこと言うたらいけんわぁ」
朝から、会う人会う人、同じようなことを言うわけです。
普段なら、いやいや!今年のカープは違うんですって!と、歯向かい抵抗する俺でも、さすがにこの日ばかりは無抵抗。
「あはは…」
愛想笑いが精一杯。
内心、カープが勝っちゃったりして!とか、今年のカープは何かが起きるんです!と思っていても、それを言葉にすることが出来なかったですねぇ、周りに。
名前負け、してましたね、俺は…お恥ずかしい限りです。



そりゃね、こっちもルイスを用意してるわけですよ。
月間MVPおめでとう!のルイスですよ。
うわぁ、よりによってダルビッシュに当てるなんて、もったいないなぁ、なんて思ったくらいです。
しかし、北の鯉党の皆さまのことを思えば、いいことだなと思いました。勝敗は抜きにして、いい試合になることは間違いないし、せっかくカープを見るチャンスなんだから。



何かね、すごく不思議な気持ちなわけです。
初戦と2戦目の感想が逆なんです、自分の中で。
もう少しでノーヒットノーランを喰らうところだった初戦。
ヘヘ!そうはいきませんよ!と大記録達成を阻止したことに、妙な爽快感を覚えてしまって。
中国新聞は『お寒いコイ打線』と書いたけど、今どき“お寒い”を見出しに使うセンスの方が寒いんじゃない?と思うし。
性格が変態だからか、何か初戦の方が“してやったり感”が強いんですよ。

2戦目の昨日は、確かにルイスは凄い。
打った赤松も偉いと思うし、前夜の記録阻止のご褒美にスタメン起用された森笠の活躍も嬉しい。
層が厚くなった、競争が激しい、そう言われる今のカープで、起用される選手が必死に頑張って、しっかり結果を出す、この流れが連敗しない成績を生んでいるのだと思う。嬉しくて、頼もしい、ホント。

だけど、立ち上がりこそ失点し、負けはしたものの、ダルビッシュ投手の凄みを見せられた試合。
やっぱりスゲェ!そう思わされる試合。
カッコいいだけじゃない、技術も、ハートも、痺れるほど素晴らしい。
この青年の未来には、一体どんな未来が待っているんだろ?これからどんな戦いを見せてくれるのだろう?見る者に、そういうワクワクした楽しみや、ドキドキする興奮をダルビッシュ投手は与えてくれる。
そんなピッチャーに勝ったのだから、嬉しくて嬉しくて仕方ないのだけど、ニコニコと笑って万歳した後で、どうしようもなく、せつない溜め息が小さく出てしまうのは…何故?
うちのエースは…と思うと、何か胸の奥にチクっとした傷みを感じてしまう。



ともかく、交流戦前半は、昨年と見違える戦いぶり。
四番とエースが抜けたチームとは思えない健闘ぶり。
新戦力の選手は勿論ですが、先乗りスコアラーの方々、植田コーチに感謝です。そして、やっぱり内田さん。
打撃陣、みんなが底上げされている印象を受けます。内田さんの復帰を心から喜びましたし、やっぱりカープにいなくてはならないコーチだなと、再認識した次第です。

posted by koita | 13:30 | 広島東洋カープ | コメント(7) | トラックバック(0)
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