2008年08月02日

カープ!怒る。受け入れる。立ち向かう!

野球解説者の豊田泰光氏が、少し前の連載コラムで、こう書いていた。

『ヤクルトと広島の一戦を解説していて、悲しくなった。ともに歯が抜けたような戦力だ。ヤクルトはエースと四番をとられて、向こうが透けて見えるほどの選手層。
広島は小兵が多い。小兵には小兵の味があるが、それだけでは戦えない。一時的でも勝率5割に乗せたのが奇跡だった。和製大砲の栗原もフリーエージェントになればどこかがさらっていくだろう。』


このあとコラムは『年貢米を取り立てるように選手を吸い上げる巨人、中日、阪神。(中略)ルール通りにやっているだけだが、ここまで一方的になると、つまらない』と、現在のFA制度の苦言に始まり、『選手をかき集めるチームに、人が生き方を重ねてみるべきものがあるか』と、問題提起して結ばれている。


FA制度のことを論じるのは構わない。むしろ、どんどん問題提起して欲しいくらい。
制度上問題はなく、出られる方が悪い云々の水掛け論をする気は全くない。
どうしても聞き捨てならないのは、冒頭の書き出しだ。


ヤクルトに対しても失礼極まりないのはもちろん、一時的でも勝率5割に乗せたのが奇跡だと?
偉い人だということは知っている。凄い選手だったことも、球界の功労者であることも承知している。
しかし、言わずにいられない。
「やかましいわ、ボケ!」


小兵と称されるのは構わない。戦力が劣っていることを否定する気はない。
カープが勝率5割を一時的にも達成し、他のチームは何してたんだという論調ならまだしも、奇跡とは何事だ。
解説者なら何でもありか?長年野球を見てきたから、何言っても許されるのか?
冗談じゃない。
栗原もどこかに移籍すると断定までする意図が解らない。


前半戦を終えた。
確かに、結局勝率5割は一時的なものとなった。
負け越して、借金抱えてのUターンとなった。
その現実は、冷静に、そして真摯に受け入れないといけない。
足りないものがある。劣るものがある。それを補えない現実がある。


だからといって、あの時到達した勝率5割を、奇跡だったと言われる筋合いはない。
はい、奇跡でしたと認めなければならないチームではない。
可能性すら否定されるカープではな、ない!
一解説者のコラムに目くじら立てて怒るようでは、まだまだ甘いと笑われようとも、豊田氏が書いた言葉を、私は忘れない。

この怒り、この苛立ち、この悲しみをカープに声援という願いで託して、後半戦を迎えたい。
きっとカープが、この苦々しい思いを晴らしてくれると信じて。

posted by koita |13:50 | 広島東洋カープ | コメント(9) | トラックバック(0)
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