2008年07月10日
カープ!5割到達をあの人に伝えたい。
バイトの店舗清掃が終わったのが、9時少し前。
同点になっていたことは、作業途中にこっそり見たケイタイで知っていた。
汗もそのままに車に乗り込み、エアコンをつけるよりも先に、ラジオをつけた。
「三振!」
アナウンサーの力強い声が車内に響いた。
「今、横山が駆け足で引き上げてきます」
「今日は勝っても負けても、誰も中継ぎ陣を責められません」
興奮気味に話すアナウンサーの言葉から、ここまでの試合の流れを感じて、思わずあなたの姿が目に浮かんだ…。
津田さん、見てる?
カープ、やったよ。
10回も挑戦したけど、やっと5割に到達したよ。
5割くらいで泣くなよと、津田さんは笑うかな。
でも、サヨナラのヒットを打った天谷のヒーローインタビューを聞いてたら、泣けて仕方なかったよ、津田さん…。
「自分が決めようと思いました!!」
こんなこと、言えるようになったんよ、カープの選手が。
津田さん、今年のカープ、凄くないですか?
凄いですよね?間違いなく凄いですよね?
解説をしていた安仁屋さんが、何度も何度も言ってました。
今日は中継ぎ陣の勝利だと。
一体今年の中継ぎ陣は、どうしたんでしょうか?津田さん。
どうしてこんなにも、変わることが出来たんでしょうか?津田さん。
永川なんて、オフからキャンプにかけてフォームいじって、間に合わなかったんですよ?開幕に一軍にいたなかったんですよ。去年なんて、見るも痛々しい姿をあんなに晒したし。
横山だって、清原選手に睨まれてビビってたようなピッチャーですよ?それが今年はあんなに堂々として、どっしりと中継ぎ陣のリーダー的存在です。
梅津なんて、低め低めと呟いて、それでも打たれて、ベンチでポロポロ泣いてたピッチャーですよ?その泣いてる姿に“お前の気持ちはわかった”と黒田が慰めのメールを送ってたようなピッチャーが、今年はクールに失点せずに仕事してるんですよ。
新しく加わったシュルツも、若い上野も岸本も、いつも試合の流れを渡さないよう頑張ってくれる。
ねえ、津田さん。
勝手な思い込みだけど、津田さんが空の上から、何か手助けしてくれてるんじゃないですか?
そっと背中を押して勇気を湧かせたり、ポンと肩を叩いてリラックスさせたり…。
中継ぎ陣がマウンドで真新しいボールを受けとる時には、傍に立って、
「弱気は最大の敵」
って、そう囁いてあげてたりしてるんじゃないですか?
津田さん…違いますか?僕たちには見えないだけで、津田さんも一緒に戦っているんでしょ?
きっと、市民球場のマウンドで…。
信号が赤になって、空鞘橋の上で停まった。
市民球場の明かりが川面に映っていた。
ラジオから聞こえてくる歓声と、すぐそこにある市民球場の明かりが、不思議な感覚でシンクロした。
セーフティバントを試みる東出。失敗だったけど、今のカープのスピード感を、ハッキリ見せつける東出。
アナウンサーによると、どん詰まりの当たり。それでもヒットになる東出の好調ぶり。
赤松がきっちり送る。
自分で決めようと思った天谷がサヨナラヒット。
運転しながら泣けて泣けて仕方なかった。
5割到達が嬉しい。それよりも、スピード感溢れる全員野球を見せてくれるカープが、嬉しい。
勝ちたい、勝てる、選手がみんな、そう思ってプレーしていることが、ファンに伝わることが嬉しい。
ねえ、津田さん。
津田さんが残してくれた言葉が、本当に今、カープにとってもファンにとっても、より強い意味を持つようになりましたよ。
弱気は最大の敵。
あなたが病に戦いながら見たという川向こうの市民球場を、僕も見ました。
負けられない、そう思いました。
カープがこんなにも必死に戦っている。
ダメだ、無理だ、終わったと言われたカープが、必死に食らいついてます。
津田さん、僕も負けませんよ。
5割到達を泣いて喜んでちゃ駄目なんですよね?きっと。
もっと上を目指していいチームなんですよね、カープは。
津田さん、まだ一緒に戦いましょう!
カープが全員野球をするように、みんな一緒になって戦いましょう!
posted by koita |09:15 |
広島東洋カープ |
コメント(13) |
トラックバック(1)


