2008年04月18日

カープと「苦悩」と「苦痛」と。

サッカーに関するコラムなのだけど、とても興味深く、また考えさせられた内容だったので、書いておこうと思います。

日経新聞「フットボールの熱源」
筆者は同新聞のサッカー担当の吉田誠一記者。

ホントは記事をそのまま丸写ししたいけど、さすがにそれはやってはいけないので、かいつまんで紹介します。

Jリーグのゼネラルマネージャーを対象にした講座が開かれた。
講師は、リバプール大学のローガン・テイラー博士。
テイラー氏は、
「プロサッカークラブは観客に何を売ってると思いますか?」
と受講者に問うた。

夢、感動、熱狂…普通ならそう考えるし、そう答える。
しかしテイラー氏は、それは違うと言う。
「プロサッカークラブは苦痛を売っているんですよ」

つまり…
応援するチームが先制されれば、サポーターは心を痛める。
負ければ当然心を痛める。
リードしても、追い付かれるのではないかと心配する。
勝っても次の対戦が気になり、さらにチームによっては一部に残留できるのかと不安になる。

吉田記者はこの講義を元に、ファン心理をこう書いている。
『もちろん観客は勝利の歓喜を求めてお金を出しているのだが、実際はほとんど苦痛ばかりをつかまされている。それがわかっていても、またスタジアムを訪れる』

テイラー氏は、
「クラブ関係者は、苦しみを抱えている人々と日々向き合っているということを意識しなくてはならない」
と講義で訴えた。
ある受講者は
「苦痛を感じてくれるのは、そこに愛があるからですよね。クラブのために苦悩してくれる人。サポーターという言葉は、そう定義づけることができるのではないでしょうか」
と吉田記者に語ったそうだ。



記事の受け売りのようなブログで恐縮だけど、他の球団以上にカープファンなら思うことがたくさんあるんじゃないかと思い、書きました。
私も、色々な思いがよぎったし、考えもしました。
カープファンの球団(松田オーナー)に対する不満や批判、注文に要望は今に始まったことでなく、他チームのファンからも様々な指摘を受けることは、皆さんご承知の通りです。


「出直して来い」と軽くあしらわれたような阪神との2試合。昨日は雨で中止になって良かったと、心底思いました。
しかし、今日から市民球場に巨人を迎えての3連戦。
苦悩は続きます。
いかに巨人がまだその戦力通りの結果を出してないとはいえ、あの強力打線です。
「広島のアホが巨人を目覚めさせやがった」
と他球団のファンから言われないよう、そして何より借金を減らすために、我らがカープには頑張ってもらいたいと願います。
大竹、長谷川、もう1人は誰でしょうか?
建さん?ルイス?攻めのピッチングを見たいものです。
受ける石原にしても、選手会長にしても、外にばかり要求しないで、どんどん内へ投げさせてもらいたいものです。
攻撃陣のオーダーはどうでしょうか?市民球場ですから、前田をスタメン起用ですかね。個人的には赤松をもっと使って欲しいと思うのですが。
また、栗原については、一旦4番を外してあげてもいいのではないでしょうか。
新4番として売り出したい気持ちも解りますが、息抜きくらいはさせてあげて欲しいと思います。

まだ15試合。
もう15試合。
受け取り方や見方は人それぞれだと思います。
しかし、確かなのは、カープファンの苦悩や苦痛は、まだまだ続くということです。
まだ4月。球団に願うのは、どうか6月までに出来ることがあるのなら、どうか積極的に検討してもらいたいということ。
世間から何と言われようとカープファンには、まだ愛があるのだから。どうか、その愛に応える術を、球団には本気で考えてもらいたいです。

球団に、そしてチームに、その姿勢が見えるなら、どんな苦悩も、いかなる苦痛も、耐えてみせましょう。
お金で強さや勝ちを買う時代。
そして、それを出来ないことが失格と言われる時代だからこそ、カープにはまだまだ果たすべき役割があると思うのです。

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posted by koita |10:24 | 広島東洋カープ | コメント(15) | トラックバック(1)
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