2008年04月04日
カープ、勝った!勝った!勝ちました!
「そりゃぁね、いつかは勝つと思ってましたよ。だから、自分が喋る時に勝ってもらおう、そう思いましてね」
RCCラジオ。
解説をしていた木下富雄さんは、そう言って照れ臭そうに笑ったのだ。
「今日の木下さんは、球場入りした時から、赤いマフラーをされています」
何か赤い物はないか?家を出る時に探し、これだ!と見つけたのが赤いマフラーだったそうだ。
木下さんもまた、OBとして屈辱と戦っていたのだ。
カープが逆転したことは、友人からのメールで知った。
現場で作業中。
いけないこと知りつつケータイを開き、メールを見る。
早く作業を進めなければと思いつつも、逆転したことよりもその後が心配で心配で
「ルイスはいけそうか?」
とだけ返す。
逆転を喜ぶ言葉がないことに、こちらの状況を察してくれた友人が、速攻で返事をくれる。
「大丈夫みたい。信じましょう!」
液晶の中の短い文字。
ヨシ!と小さく声を発し、ケータイを閉じ、作業に戻った。
人間、やれば出来るもの。
普段より早い時間で作業を終え、挨拶もそこそこに外へ出る。
まだ、21時前。
ケイタイを開き、広島テレビを液晶に映す。
便利な時代。
男達の鼓舞する声。大きな背中。
開かれたブルペンの扉。
迎え入れるスタンドの歓声。
コズロースキーは、走ってマウンドへ向かった。
リリーフカーなんぞ要らぬと、走ってマウンドへ。
たったそれだけのことで、高鳴る自分の鼓動が、滑稽で可笑しい。
横山が素晴らしい投球をしたことを後で知った。
ルイスが先頭打者は出すものの、ボークは出さず、しっかり修正してきたことも。
阪神にも“勝ち疲れ”があったと思う。
「何が何でも今日勝ちたい」の思いが、さすがにこの試合だけは、カープが上回ったということだと思う。
中国新聞は、1面に写真を掲載するハシャギぶり。
あの小西記者は、自身の競馬好きをフルに発揮して、石原を名騎手、ルイスを実力馬に例えて称賛。
果たして、選手会長の嫉妬は、正捕手の座は譲らん!と更なる競争を呼び込むだろうか。
朝日新聞は『コイに球運 初白星』と、カープのツキがあったと書いた。
『51年目の市民球場。グラウンドは日々整備されているが、老朽化による細かい凹凸は残る。鳥谷が守備中、足慣らしを万全にしなかったのもあるだろう。それらがかみ合い不規則なバウンドを生んだ。(中略)「ラッキーなだけ」(石原)とはいえ、この1点はチームを目覚めさせるには十分だった』
今季初のお立ち台は石原。
今年もカープの選手はヒーローインタビューが苦手。
今の気持ちは?と聞かれ、最高です!と答えるのが精一杯な素朴な選手達を、今年も愛していきたい。
ルイスの投球を振り返りながらも
「忘れてはならないのは横山の仕事」
とブラウン監督。
横山の耳に、この談話が届くことを願う。
そして
「今年は最低1勝くらいはすると思っていた」
と、ついに陽気なブラウン監督まで自虐的なジョークまで言うようになった今年のカープ。
ようやく、やっと、ついに、勝った。
ここからが大切なのは、選手もファンも、皆解っている筈。
横浜との3連戦。
週末は雨も心配され、今夜の勝利を激しく願いたい。
posted by koita |14:17 |
広島東洋カープ |
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