2008年03月29日
カープ開幕戦!中日とドロー。
延長12回引き分け。
勝てた試合と思うか、凌いだ試合を思うか、それによって溜め息が出る人と期待が膨らむ人の別れ道。
ラジオを切り、車の外に出て、煙草に火をつけ春の夜空に紫煙を吐けば、そこには綺麗な半月。
開幕戦を暗示していたかのような、美しい半月。
喜び半分、嘆き半分、白黒つかずで、カープの2008年が開幕。
きっと多くのカープファンが、コズロースキーの救援失敗に溜め息をついていると思います。
正直に言います。
9回に逆転した時、俺、ホッとしてる自分に気付きました。
今までなら“永川、大丈夫か…”と思ってましたから。
でも今は、コズロースキー。
何とかなるだろ、とホッとしてる自分に気付きました。
結果的には、コズロースキーもリードを守れず同点になってしまったけれど、異国の地で初めての公式戦、試合は僅差、本人は試合後のコメントで「緊張はなかった」と言ってるけど、いやいや硬くなる思いますよ。
ラジオで解説していた佐々岡さんも、オープン戦の時の投球と違うみたいなこと言ってたし。
むしろ、緊張はなかったと強がるところに好感を持ちたいと思うのです。
昨日の試合だけで、コズロースキーがダメとか、リリーフ陣に不安とか、そんな悲観しなくていいんじゃないかなと思いました。
なんだ、これは!オープン戦の最終調整か!と思うほど、出るわ出るわの投手陣。むしろ良かったんじゃないかなぁ、投げてないのは広池と青木高だけでしょ、多分。
なんだかんだ言っても、一通りピッチャーが実戦で投げて、肩ならしと心臓ならしが出来たのは、良かったんじゃないかと思います。
岸本も、赤松も天谷も、シーボルもコズロースキーも、みんないい“研修”になったんじゃないでしょうか。
これが1軍の試合。これが日本の野球。これが、開幕試合。
とてつもない残塁を記録しただろうけど、終ってみれば12安打。猛打賞のシーボルをはじめ、多くの選手に“一本”が出たことで、今日から肩の力が抜けることを期待したいと思います。
悪い結果が出た選手に「この試合だけで判断するのは可哀想」と思うなら、逆を返せば、いい結果が出た大竹にも同じことが言えるわけで、昨日の好投だけで今年は大丈夫と太鼓判を押すのもやめておこうと思う。
ただ、試合前に石原から初球は何を投げるかと問われ、「直球です」と答えたあたりに、自覚が芽生えたことだけは素直に拍手。
いかに去年、中日には相性が良かったとはいえ、今年は今年なわけで、よくぞ川上と投げ合った!と思う。
正直に言います。
初回から球数多くて、早い回から失点して、顔を真っ赤にしてマウンドでパニクる大竹を想像してました、俺。
序盤はラジオで聞けてましたが、川上にホームランを打たれて、むしろ大竹らしいなぁと笑えるくらい、いいピッチングしてるなぁと感心。
黒田が言った「環境が人を変える」の言葉が、真実味を帯びてきたと思うのです。
きっと、また、崩れる試合もあるでしょう。真っ赤な顔してマウンドでパニクる大竹を見る試合もくるでしょう。
それでも今年は、自分で自覚を持って、考えて、なんとかしようと頑張る気持ちだけは伝わってくるんだと思います、大竹から。
いいじゃないですか。みんなで選手を育てる、成長する選手を見守る、これぞカープならではの楽しみだと思います。
釧路のカープファンの友人が、チャンスで打てなかった栗原について
「明らかに力が入り過ぎてる栗原が、可愛かった」
とメールしてきました。
同感ですし、正しいと思いました。
四番に座ったから“四番打者”になれるわけじゃなく、これから栗原の成長と進化の勝負は始まるわけで、その様子をリアルタイムで見守れることは、カープファンとして至福の喜びだと思うのです。
力んでしまっても、結果的に打てなかったとしても、チームを出ようか出まいか悩んで、暗い顔してバッターボックスに入る四番を見せられるより、打つぞ!打つぞ!と力んでしまう四番を見る方が、よっぽど楽しいし、愛しいです。
帰宅後、いくつかのニュースを見ました。
どの局のニュースにも、石原のブロックが映し出されてました。
一旦は勝ち越しのタイムリーヒットを打つなど、昨日は大活躍でしたね、石原。
まさにサヨナラ負けを防いだあのブロックは、正捕手は俺だ!という石原のアピールであり、決意表明だったと思います。
大竹の好投が霞んでしまうほど、石原の気合いと充実ぶりは頼もしく思えました。
今夜の試合、大いに期待させて頂きます。
posted by koita |08:43 |
広島東洋カープ |
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