2008年03月03日
カープ地元初お披露目「僕らは出てなんぼ」
3月2日(日)対西武戦。 地元広島に帰ってきたカープ。 初お披露目となるオープン戦は、出るわ!出るわ!の顔見せ興行。 栗原・前田・シーボル・喜田剛ら打線の主軸に始まり、東出・天谷・中東・木村・小窪などブラウン監督が今季狙うスピード野球の担い手達がグランドに姿を見せる。 さらには、尾形の元気な姿を見せてくれたり、代打松山の嬉しいサービス。皆が驚いた赤松の登場に、代打・緒方! 「緒方ぁ〜!おーがた、おがたぁ〜」 の声が止む前にヒットを飛ばし1塁を駆け抜け、スタンドは嬉しいやらもっと見たかったやら複雑な盛り上がり。おまけに代走に梵を送れば、負け試合でも充分に楽しい。 まさにファンサービス。 先発マエケンが大いにズッコケたものの、上野・岸本・青木(勇)・横山・永川と本番さながらのリレーで3回以降をノーヒットに抑え、ファンを楽しませてくれた。 マエケンはどうやら、本格的に“使って育てる選手”となったらしい。 ブラウン監督コメント 「アマ時代から、ここまでの逆風というか苦しんだ経験はないだろう。これから先を見れば必要なこと。好投ばかりの方が怖いし、次戦での切り替えを楽しみにしている」 140キロ台の速球と、100キロ台のスローボール。オープン戦だから、配球も色々と“確認”するためのことも多々含んでいるだろう。 力みも気負いも、今はカワイイ。何より 「打たれてイライラして、冷静に修正出来なかった」 という“イライラ”に、期待したい。打たれてショゲるのではなく、チクショー!とイライラしてくれる方が、見ていて頼もしい。 あと3年は、我慢して見守りたい。 オープン戦自体、行った経験が少なく、ましてや地元初の試合は初めて。 オープン戦ってのは、もの静かに観戦するものと勝手に決め込んでたけど、これが大間違い。 ライトスタンドは公式戦と変わらぬ応援を繰り広げ、こちらも“順調な仕上がり”を披露。 市民球場に、“それゆけ!カープ”と“燃える赤ヘル僕らのカープ”が流れ、好きな選手のレプリカユニフォームを着た女の子達は、楽しそうにメガホンを揺らす。 カープうどんをトレイ代わりの段ボールに乗せ、怖々と席まで運ぶ父親。 600円は痛いけど、やっぱり美味しいラーメン。 まだ寒いというのに、条件反射のように1回から缶ビールを開けるオヤジ。 色々あったし、問題も山積みだけど、とにかく鯉の季節が幕開け。 試合前。 新入団選手の紹介セレモニー。 マウンドに横一列に並び、名前と抱負を読み上げられ、内野と外野に一礼。 ひと際大きな拍手は、松山。 一礼するのかと思いきや、列から一歩前へ出て、両手を広げてVサイン。 ドっとウケるスタンド。付け髭なんぞして、愉快、愉快。 ブラウン監督や選手も笑っている様子が、アストロビジョンに映される。 これで、いい。これで…。 カープ不要論がある一方で、カープファンは刹那的に愛そうとしている。 熱烈とはちょっと違う、刹那さえ漂う“カープ愛”が、ファンを支配しようとしている。 新人の松山に荷は重いだろうけど、今は元気なお調子者を演じて欲しい。 内田打撃コーチ曰く、その打撃センスは 「うちにはいないタイプ」 なのだから。 新加入の選手が、カープに大きな刺激を与えている。 そんなの新聞で読んで知ってるよ!と言う人もいるだろうし、私もそう思っていた。 しかし、その刺激は、ファンが思ってる以上に大きく!強く!激しい!ものだった。 それを体感するには、球場に行かねばならない。それを体感したければ、球場に行ってみればいい。 今、カープに何かが起ころうとしている。 赤松のコメントが、それを示している… 「僕らは出てなんぼ」
posted by koita |10:42 |
広島東洋カープ |
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