2008年05月27日

カープ4連勝!大竹よ、皆の愛を知れ。


スカパーのCMではないけれど
「ええ!こんないいところで終るんかぁ?」
と悶絶した人が多かったのではないでしょうか?
昨夜の広島ホームテレビの野球中継。
18時19分から20時までという、何とも変則的な放送枠。
いかに今年試合がスピードアップされているとはいえ、到底ゲームセットまで入らない放送枠。
辛うじて逆転シーンまで放送できたから良かったものの、あれが満塁になった時点で放送終了となっていたら、さすがに抗議の電話やメールが局に寄せられたんじゃないかと思う。
でもね…ホームテレビにすれば、出来る範囲で出来る限りのことをやった放送だと思いますよ。
注意して見れば解って貰えると思うのですが、ホームテレビは他局と比べて異常に番宣のCMが多いでしょ?純粋なCMが減っているんです。深夜など顕著ですね。自局の番組宣伝ばかり流してる。
営業的にかなりしんどい状況なんだなぁと思います。そういう中で、高い放映権料を球団に払い、提供スポンサーを必死に探して放送にこぎ着ける。
買った以上は放送しなきゃいけないから、スポンサーが見つからなくても放送しなきゃいけないし、スポンサーが渋れば多少の値引きにも応じる。
「中途半端な放送するな!」
とお怒りのファンも多いと思うけど、むしろ怒りの矛先は球団に向けた方がいいと私は思います。
というのも…カープ球団は、放映権料を一切値引きしない、と知り合いの広告代理店から聞いたことがあります。
堅実な経営と言えばそれまでですし、放映権料は球団にとって重要な収入源というのも解りますが、もう少し地元テレビ局が競って放送出来るようになって欲しいなと思います。
まぁ、番組制作やキャンペーンにおいて、持ちつ持たれつの関係でお互いが協力し合っているのはいいことですけど。


前置きが長くなりました。
ホームテレビと言えば、この人!
我らが大下軍曹!!
好き嫌いがハッキリ分かれる大下軍曹の解説ですが、私は解説者として見ていないですね。
ゲスト、ですよ、ゲスト。
コメンテーターと言ってもいいですね。
辛口だの、ぼやきだの、文句だの、あの大下軍曹の口の悪さを嫌う人もいますが、いやいや!あれは全て“カープ愛”ですから。
大下軍曹の解説が聞くに耐えられないと言うなら、私からすれば日曜朝の「喝!」のご両人の方が、よっぽど聞くに耐えられませんもん。あの時代錯誤も甚だしい解説ぶりは。

昨日の試合。
もぉ、見ていて大下軍曹のカープ愛が全面に出ていて、途中から泣けてきそうでした、私。
まずは2回のピンチ。
いきなり大下軍曹ったら

「ビビるな!イケ!!」

叫ぶんだもんなぁ。スタンドのオヤジの声が入ってきたのかと思ったよ。

連打を浴びる大竹。
相方の北別府さんと2人で、誰か“間”を取ってやってくれと強調。
それに釣られるかのように、ベンチレポーターがつまらないレポートを送るわけです。
「ベンチからは“大竹ガンバレ”の声が出ています」
当然、大下軍曹は全否定しますわな。
「そうじゃないんです!!欲しいのは“間”ですよ。大竹のところへ行って、ケツでも叩いて、頑張れと言ってやらなきゃ」

大竹に対しては厳しいことを言う大下軍曹だけど、本当は可愛くて可愛くて仕方ないんです、きっと。
だって、これまた、ふいに

「しっかり、頑張らにゃぁ」

って、モロ広島弁で口走ってしまう大下軍曹。あなたの大竹への愛情、しっかりと感じさせて頂きました。

それを如実に感じたのが、5回裏。
大竹に代打、キダゴー。
ここで大下軍曹が何を語ったか。

「この回、逆転すれば大竹に勝ちがつくんですから。野手陣は頑張って、大竹に勝ち星をつけてやろう!私がベンチにいたら、そう思いますよ」

もぉ、何だよ、軍曹!泣かせるなよ、軍曹!いい人過ぎるよ、軍曹!大竹を心配する親心、チームを愛するOB魂、ただの口の悪いオッサンじゃないんですよ、大下軍曹は。

交代した大竹について大下軍曹はポツリと言いました。

「大竹の力はこんなもんじゃないと、私は信じてますけどね」

うわぁ〜、軍曹の口から“信じている”なんて言葉まで出ちゃったよ。
大竹ぇ、お前、どんだけみんなから愛されとるんじゃぁ〜!!幸せ者じゃのぉ。
負け投手になっておかしくない内容。しかし、まさに劇的。大竹のために勝ったような逆転劇。

援護がなかったり、足を引っ張られたりで、腐ったこともあるかもしれない。それでも昨日の勝ちは、それらを差し引いてもお釣りのある勝ち星だったと思うぞ?
コメントやら試合後の様子によると、本人が一番よく解っているようだけど、それでまた気負ったりしなくていいからな!
「黙って、取っとけ」
みんな、そういう気持ちだと思う。


追記
昨日書いた、小1の息子さんが大のロッテファンの知人。
今朝、私の仕事場に来て開口一番、
「落ち込んどる」
と苦笑い。
息子さんには、相当ショックな2日間となったようだ。
夏休みにでもマリンスタジアムに行って、また見せてあげたらどうですか?と言うと
「そりゃぁ、親としてはねぇ、勝つところ見せてあげたい思うんで、連れて行ってやりたいけどねぇ…」
と歯切れが悪く、続けて
「連れて行ってやりたいけど(勝ち試合を見せてやれる)自信がない」
と何とも自虐的な言葉。

ただ、知人はこう言ってました。
「子供をね、安心して連れて行けるんよね、ロッテのファンって。そりゃ、チーム状況が状況だけに、イライラして汚い野次言う人が珍しくおったけど、マナーとか安心して子供を連れて行けるんよねぇ」
ああ、なるほどなぁと思った次第。
確かに、私の娘も、たまに恐がることあったなぁと思いました。ひたすら野次る人、汚い言葉を発する人…それも野球観戦の楽しみと、大人は理解出来ますが子供には脅威だったりするんですよね。

私には、色々な意味で考えることの多い、今回のロッテ戦でした。
開幕直後のあの試合のことが、今も頭から離れないからでしょうね…。

posted by koita |14:49 | 広島東洋カープ | コメント(10) | トラックバック(0)
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この記事に対するコメント一覧
カープ4連勝!大竹よ、皆の愛を知れ。

私は大下軍曹の解説(ゲスト、に賛成)は好きではありません。野村さんもそうですが、愛が強すぎるがゆえに苦言ばっかりで、聞いていて気が滅入るのです。そう思いながら昨日も観ていたのですが、7回表の横山投手と梵選手の見事なけん制刺のあと、ウラに打席に立った梵選手に「もう今日はあのプレーだけで言うことない」(いや、ちゃんと?タイムリーヒットも打ちましたよ)と結構長い時間褒めちぎっていましたね。あれには泣けました。頑固親父に認められる嬉しさというのでしょうか。「梵くん、よかったね~」と言いたくなりました。
でもやっぱり苦言ばっかりはしんどいなぁ。

posted by ビバくろだ | 2008-05-27 15:30

カープ4連勝!大竹よ、皆の愛を知れ。

確かに日曜の”喝”オヤヂには辟易しています。
とくに広島出身の方のめちゃくちゃな思考回路に「はぁ?~」って呆れていますよ。
それに比べれば(比べたくないけど)我が大下氏の発言は純粋そのものです。
ただもう少しアナウンサーをいたわって欲しい(笑)

posted by 孤独なスロッター | 2008-05-27 16:08

同感!大下軍曹

半世紀以上の阪神ファンだけれど、
スカパーで聞く、広島戦の大下さんの解説にはいつも納得している。青臭いアナウンサーを叱り飛ばす解説は、しっかりした所見があって、おっしゃるとおり広島を愛する気持ちから湧き出てくるもの。
大下さんは全国区でもしゃべってほしい。阪神巨人戦で江川と川藤に割ってはいる大下さん。ひとりぶつぶつ言いながら的確にコメントする、ひとり解説の阪神中日戦の落合下しなど楽しいだろうな!

posted by ふじむら10 | 2008-05-27 16:09

熱い…

鯉太さんのブログて熱いですねえ。その熱さが大下さんの熱さにシンクロするのでしょうか。
僕は大下といえばすぐに高橋慶彦との喧嘩を思い出して、高橋は敵ながら実にしぶい選手だと尊敬していたので、大下に対していい印象を持っていなかったのですが、そういう人なんですね。かつて、安仁屋コーチがマウンドで広池に蹴りをいれているのを見たことがありますが、広島というのはコーチも熱いんですね。
ところで質問ですが、広島のローカル局て、やっぱ解説者は広島のOBばっかりなんですか?

posted by えへへ | 2008-05-27 16:15

大竹の性格を読め!!

 実は、僕も失敗すると、どうしようもなく凹むタイプです。
はっきりいって、自分自身、自分に厳しいんです。
 その上、何もわかってない上司や先輩に叱咤激励以上のものを食らう。→それはない。あんたらもやってるじゃろ!!って。
 もう、凹みようもないくらい凹むってのは、自分に厳しすぎるんです。いいことではないですが、周りがそれを分かって、ほっといてやるか、良いアドバイスとか、逆に褒めるとか、そういうほうが次につながると思いますよ。個人的に。こういうタイプは、めっちゃいい仕事をしても、自分に厳しいので、つけあがりません。なので少しでも気分を上げてやるには、周りがうまく舵を取ってやるのも大事です。
もしくは舵を切らずにおいてやるとでも言いましょうか。
成長とか言うけど、性格は性格ですから。年齢や経験は関係ないんです。たたいて伸びるタイプと、伸びないタイプ、プロならそのへんも考えてやってほしいですねw
それでは。

posted by ゆうすけ1020 | 2008-05-27 16:52

カープ4連勝!大竹よ、皆の愛を知れ。

いつもありがとうございます。質問を頂いたので、お返事を書いております。普段は、こんな駄文を読んで頂き、尚かつコメントまで頂いておきながら、ちゃんとお返事も出来ないで申し訳なく思っております、すみません。

ビバくろだ様。もしかして、RCCの掲示板でよくお見かけしたビバくろだ様でしょうか?
梵に限らず、昨日は東出も誉めちぎってましたよね、大下さん。ホント「東出、良かったなぁ」と教えてあげたくなりました(笑)

孤独なスロッター様。いつもいつもありがとうございます。ウケました、ほんとアナウンサーが気の毒で仕方ない(笑)でも、放送回数が少ないから実際ヘタなんですよね、ホームのアナは。RCCのアナには、どこの局も勝てませんよね。

ふじわら様。「ひとりぶつぶつ言いながら的確にコメント」まさしく、大下さんの恐ろしいところは、それですよね。何の脈略もなく、いきなりズバっと突いてくる。阪神ファンの方に好意的に思ってもらえて、素直に嬉しいです。

えへへ様。友人が、バスに乗り込む慶彦にサインを貰ったと喜んでいました(笑)安仁屋さんって、蹴り入れる人だったんですね、初耳でしたわ。RCCでのソフトな語りから想像できません。ちなみに解説での安仁屋さんの口癖は「いや、ホントです」です。

で、質問の件ですが、広島の局の解説者は全てOBですね…野村、達川、佐々岡、木下…。
去年、RCCが二宮清純氏を解説に呼んだ時、私は大喜びしました。一度、中国新聞の小西クンと木村クンに解説させてみればいいのに、と思う私です。
どこの球団もそうなんだろうなぁと思いますが、地元局の解説者というのは、引退した選手の重要な就職口ですよね。

posted by 王城鯉太 | 2008-05-27 16:55

カープ4連勝!大竹よ、皆の愛を知れ。

ゆうすけ様。
性格を読む話、とても興味深く拝見しました。
性格の話ではないのですが、昨日、大下さんが言っていました。
「皆さんインサイドへ投げることを強気強気と言うけれど、そうじゃない。外に投げられるのが強気なんです」
見れば確かに倉がやたらインサイドを要求しておりました。大下さんの言葉に北別府さんも
「追い込んで、外に投げたら、クルっとバットは回るんです」
と同意見でした。
自信がないから、一番自分の得意な速球を投げたがる。それを打たれる。大竹の悪循環について大下さんは
「強気に外のボールを要求するなど、そういう配球をしてやれば、大竹の球数をもっと抑えてやれるのに」
と解説してました。
ついつい、内角をえぐることを、強気と思いがちですが、この2人の話を聞いて、なるほどなぁと思った次第です。
石原が、やたら外に構えるのを見て、逃げるなやぁと思っていた自分が恥ずかしくなった次第です。
大竹の力を伸ばすためには、色々な配慮や策が必要のようですね。

posted by 王城鯉太 | 2008-05-27 17:06

カープ4連勝!大竹よ、皆の愛を知れ。

確かに軍曹の「強い愛」を感じましたね。
(毎回のことですが・・・)
軍曹を解説者と思ってはいけません。
軍曹なのですから!(^^)susume→!
大竹ですが、次は必ずシャキッと勝つでしょうね。
昨日は野手との信頼関係がより強まったように思いました。全ては大竹の代打・喜田GOから始まったし。
試合後のブラウンのコメントのように、大竹は自信を持ってプラス思考でいって欲しいです。頑張れエース17!

posted by 鯉人 | 2008-05-27 17:52

カープ4連勝!大竹よ、皆の愛を知れ。

はじめまして
スポナビで情熱の真っ赤なヘルメットというブログを
やっておりますshibataです。
以後、お見知りおきを。

大下軍曹の
>「ビビるな!イケ!!」
>叫ぶんだもんなぁ。スタンドのオヤジの声が入ってきたのかと思ったよ。

↑声を出して笑ってしまいましたw
私もその中継を見ていたのですが
本当に少し野球が詳しいカープファンのオヤジですよね。
私は好きですね。

大竹、昨日の勝ちで野手を信頼して
もっと大胆に攻めの投球をして欲しいですね。

・表情をもっと恐く(勇ましく)
・ボール先行の投球をやめる

この2点に期待しています

posted by shibata77777 | 2008-05-27 18:36

どうも

ご返事ありがとうございました。鯉太さんの記事はどれもおもしろいのですが、大竹の記事が、特に筆が生き生きしていますね。期待が大きいだけ、結果が出ないときのはがゆさ、可愛さあまってなんとやら、しかもそういう感情を自分でももてあましている感じが味わい深いです。
ご存知かと思いますが、昔阪神に仲田幸司というサウスポーがいて、こいつは凄い球投げるんですね。ただ、いきなり崩れて、その崩れ方というのが同じ人間かと思えないような豪快な崩れ方なんですね。毎年勝ち星の三倍くらい負けて、ただ、勝つ時は、相手にぐうの音も出させない勝ち方をするので(仲田は一度奪三振王をとっています。それも200というとてつもない数です)、つい期待してしまう。期待して、一体何回凍り付いたことか(笑)
しかし、僕は、昨近の阪神の躍進ぶりは、それは嬉しくはあるのですが、仲田が登板したゲームに一喜一憂していた自分を懐かしく思い出すことがあります。あの頃の方が、俺は純粋に阪神を応援していなかったのではなかったか、と。鯉太さんの文章に、特に大竹の記事に、僕はその思いを強くします。『この手のかかる青年に二勝目を』という一節にはほろりとしましたよ。
カープ、強くなってほしいですね。カープの全盛期は阪神の暗黒時代と重なっていて、それはもちろん、随分と苦汁をなめさせられたものですが、カープの選手、というのは何か黒光りするほど『プロ』を感じさせてくれました。僕は、自分がプロ野球を見始めてからの最高のショートストップは高橋だと思っているし、阪神ベンチで、去年まで身体を乗り出して指揮をとっていた正田コーチを見ては、現役時代のぴりりと辛いプレーを思い出していました。北別府コーチのあのポーカーフェィスは現役時代とかわりません。小憎らしいほどでしたね。小憎らしいけれど、だからこそ面白く、みごたえがありました。
新井や金本、それとある意味一番広島らしかったシーツをもらっておいて少し後ろめたいのですが、プロ野球のために、広島には強くなってほしいものです。

posted by えへへ | 2008-05-27 19:06

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