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下降気味の川崎と岐路に立っているC大阪。 【川崎フロンターレvsセレッソ大阪】

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試合 :J1 第20節
開催日:2011年8月6日
結果 :セレッソ大阪勝利
スコア:「1-2」
得点者:清武 倉田 登里




○ 川崎フロンターレ 「もう一度、守備から立て直したい。」

FW:ジュニーニョ 小林
MF:登里 山瀬
MF:憲剛 柴崎
DF:田中裕 菊地 井川 田坂
GK:相澤

FW:ジュニーニョ 小林
MF:楠神 大島
MF:憲剛 柴崎
DF:田中裕 菊地 井川 田坂
GK:相澤

攻撃面では、リズミカルなパス回しというのが見られなかったなと思います。ボールを受けて考えてから次のプレーをする、という事の繰り返しで、出し手の判断の遅さ、受け手の動き出しの遅さと少なさ、という事を感じました。

それでも個人技というのは有りますから、単発的な攻撃でも決定的な形は何度か作れていましたが、やはり最近のフロンターレは決定力を欠いているなと思います。ジュニーニョ、小林、山瀬、フィニッシュのところで、もう1つのパンチ力や精度、アイデアを欠いているなと思います。

後半18分に登里のゴールで1点は返しましたが、それが精一杯だったように感じました。なにか、得点を取れないという事、決定力を欠いているという事、それが悪循環となって、攻撃に迷いが生まれてきているのかなと感じます。だんだん悪くなっているような気がします。

そして、守備面は、1つにはCKでの守りですね。前半10分、ニアで清武にヘディングされて失点となりましたが、その後にも同じようにCKからニアで清武にヘディングされたシーンもあって、このあたりのマークの確認と修正というのは、きちっとやって欲しいなと思います。

更にもう1つには、やはり中盤とDFラインのところの連携ですね。前半36分の失点シーン、憲剛の守備対応が悪かった、という個人の問題も有りましたが、今のフロンターレというのは、ロングやミドルのパスに対して上手くDFラインが対応できていない、という部分がとても気になります。

簡単に言えば、DFラインの選手が、読みを働かせて守っていない、そのように感じます。もちろん、守備というのは、DFラインの選手だけがする訳ではないので、そういう意味での中盤との連携が足りない、という事なのですが、それにプラスして、DFラインの選手の守備が受動的になり過ぎている、そのように感じています。

と言う事で、フロンターレは、ここでもう一度、チームを守備面から立て直す必要があるかなと思いますね。そしてそこから、パス&ムーブの攻撃をチームに浸透させて行く、そういう作業が必要かなと思います。個の力はありますから、その力をいかにしてチームに落とさせるのか、そこがポイントになってくるかなと思います。


○ セレッソ大阪 「若手の成長、戦力補強、その2つでチーム力を保てるかどうか」

FW:小松
MF:倉田 キム・ボギョン 清武
MF:マルチネス 中後
DF:丸橋 上本 茂庭 酒本
GK:キム・ジンヒョン

FW:杉本
MF:倉田 キム・ボギョン 清武
MF:マルチネス 中後
DF:丸橋 上本 茂庭 藤本
GK:キム・ジンヒョン

8月10日の韓国戦のフル代表のメンバーにも選出された清武が1ゴール1アシストの活躍でした。香川、家長、乾、と抜けましたから、日本人選手の攻撃陣の中では清武がチームの中心となってくると思いますが、早速その期待に応える活躍を見せてくれました。

しかし、マルチネス、キム・ボギョン、清武、という軸はまだ残っているとは言え、やはり1人抜け2人抜けとして行く中で、少しづつ中盤の威力というのは下がってきているかな、という気がします。選手層という部分では確実に下がっているなと思います。

それから、最近の試合を見ていて気になるのは、1トップの選手の存在感がほとんど無くなっている、と感じる部分ですね。アドリアーノ、ホドリゴ、と移籍してしまい、そこのポジションは日本人選手になっていますが、残念ながら高いパフォーマンスを発揮できていないと思います。

今はまだ良かった時の流れを継続できていて、その余韻のようなもので攻撃力はそれほど落ちてきていませんが、それが消えてしまった時には、1トップの選手のパフォーマンスの低さというのは大きな問題となってくるように思います。

攻撃面で心配なのはその2つですね。選手層と1トップの選手のパフォーマンス。そこを若手の成長で乗り切れるのか、それとも、やはり戦力補強という事が必要なのか、そこの判断は、これから先、かなり重要なポイントになってくるような気がします。

そして、守備面は、かなり安定しているとは思いますが、決してそれは高いところで安定している、という事でも無いので、やはりそこも、若手の成長を待って乗り切るのか、それとも、やはり戦力補強という事が必要なのか、それを近い内に判断して行く必要があるかなと思います。

そういう事を考えると、現状のセレッソ大阪というチームは、かなり微妙なところに立っているなと思います。若手の成長、戦力補強、そこの見極めを正しくして、そこのバランスを正しくして、現状よりもチーム力が下がらないように頑張らないと、危ない方向へ大きく針が振れてしまう可能性もあるかな、という事を感じます。


○ 最新エントリー

【2011/08/08】 長谷部は右SBとして後半39分までプレーし守備で勝利に貢献。槙野はベンチ外。 【1FCケルンvsヴォルフスブルク】

○ 過去エントリー

【2011/08/07】 下降気味の川崎と岐路に立っているC大阪。 【川崎フロンターレvsセレッソ大阪】

【2011/08/06】 香川はスタメン出場。ほぼフル出場。焦らずに頑張って欲しい。 【ボルシア・ドルトムントvsハンブルガーSV】

【2011/08/04】 PK戦を制してジュビロ磐田が優勝。課題はやはり前線や中盤での守備力。【ジュビロ磐田vsインデペンディエンテ】

【2011/08/03】 J1リーグ。第19節終了時点で上位にいる4チームについて。横浜Fマリノス。柏レイソル。名古屋グランパス。ガンバ大阪。

【2011/08/02】 ジュビロはパスの出所を止める事にもう少し力を使うべき。ガンバはジレンマを解消したい。 【ジュビロ磐田vsガンバ大阪】

【2011/08/01】 鹿島勝利。しかし復活には時間が必要か? C大阪はこれからが大変そうだ。 【セレッソ大阪vs鹿島アントラーズ】

【2011/07/31】 若手選手の更なる成長と、連携力が鍵になる2つのチーム。【川崎フロンターレvs浦和レッズ】

【2011/07/30】 森本貴幸、長谷部誠、本田圭佑、内田篤人、長友佑都。この5人の選手評価からサッカーを考える4つのエントリー。

【2011/07/29】 ザックジャパンが抱えている3つの問題点。香川と本田のポジション。CFとCB。「3-4-3」。

【2011/07/28】 Jリーグを考える2つのエントリー。シーズン移行と外国籍選手枠という事について。

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記事カテゴリ:
Jリーグ
タグ:
川崎フロンターレ
セレッソ大阪

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