2008年06月10日
オランダvsイタリア
大会 :EURO2008グループC 開催日:2008年6月9日。 スコア:「3-0」 結果 :オランダ勝利 得点者:ファン・ニステルローイ スナイデル ファン・ブロンクホルスト
○ イタリア代表 FW:ディ・ナターレ トーニ カモラネージ MF:アンブロジーニ ピルロ ガットゥーゾ DF:ザンブロッタ マテラッツィ バルザッリ パヌッチ GK:ブッフォン 展望のところでも書きましたが、予選から、このピルロをMF3枚の中央に配置した「4-3-3」が機能していないのですよね。この布陣、「4-5-1」と言ってもよいと思いますが、おそらく、ドナドーニ監督の意識としては、「4-3-3」であるように思います。そして、この中盤ですが、バルセロナのそれとは少し違って、バルセロナは1枚守備的、2枚攻撃的ですが、イタリアの場合は、2枚守備的、1枚攻撃的、という感じになっていますよね。しかし、攻撃の時には、ピルロが1枚後ろに残って、アンブロジーニとガットゥーゾが上がっている場合が多い状態となっています。それが、不思議なところで、どう考えても機能性が低いように思うのですが、ドナドーニ監督は予選からこの布陣を使い続けています。 但し、この試合では3失点しましたが、基本的に、この布陣の機能性の低さは攻撃面であり、守備では、後ろに7枚が並びますから、どちらかと言えば強いシステムであると、予選では感じました。この試合の失点を考えてみても、1つはセットプレーからの失点、2つはCKからカウンターを受けての失点、3つはFKからカウンターを受けての失点、ということで、流れの中では崩されていませんよね。 攻撃面での機能性の低さの原因は明確で、それは、前3枚と後ろの7枚が、完全に分断されていること、そして、前3枚が、左、中央、右、と分散していますから、個々が孤立していて、攻撃に厚みが無いところにあります。アンブロジーニとガットゥーゾは、やはりどうしても守備に意識の比重がかかりがちですから、ゴール前に上がることはほとんど無いですし、ピルロは中盤の底でパスを配給しているので、ゴール前に上がりませんから、必然的にゴール前が薄くなる、攻撃に厚みが出ない、という状態になっています。 ドナドーニとしては、ピルロの長いボールの展開力、トーニの高さ、それを活かす為に、このシステムにしているのだと思いますが、それが上手く機能していません。それを考えると、「4-3-3」ではなく、「4-3-2-1」という形にするか、「4-3-3」ならば、デ・ロッシを入れて「4-1-2-3」のような形にしないと、結構苦しいのではないかと思います。 ○ オランダ代表 FW:ファン・ニステルローイ MF:スナイデル ファン・デル・ファールト カイト MF:エンへラール デ・ヨング DF:ファン・ブロンクホルスト マタイセン オーイエル ブーラルーズ GK:ファン・デル・サール ロッペンが怪我で欠場ということで、試合前には、またか~、と思いましたが、その代わりに出場したカイトが活躍して、イタリアに快勝でしたね。今回のオランダ選手は、全員のコンディションが良さそうです、予選の時よりも、選手のコンディションが高くなっているように感じました。特に、2点目と3点目のカウンターからの得点は、素晴らしかったと思います。展望では、イタリアやフランスに、遅れをとる可能性もあると感じましたが、どうやらそうではないようですね。 日本代表・Jリーグ関連記事は「FCKSA55」へどうぞ。
posted by jube |21:00 |
EURO2008 |
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