2010年02月20日

「そのもっと先に最も重要な頭脳がある」 オシムの言葉40

 サッカーにおける頭脳の大切さについて。
 選手一人ひとりが責任感を持って、
自分の頭で考えることが重要です。
メディアが選手を見る時の第一の基準は、
足の速さやテクニックにあると思う。
でも、その次にはどれだけのメンタルを持っているかがすごく大事で、
そのもっと先に最も重要な頭脳がある。

<多角的な視野と自分の範囲外を理解しようとする努力>


頭脳、知性、賢さ、創造性、発想力、
様々な表現の仕方があると思いますが、
ではそれらはどのように高められ、
実際に発揮されるのでしょうか?

その1つが、
多角的な視野を持つこと、
そのように私は思います。

1つの問題や課題に対する答えは1つではなく、
立場を変えれば異なってくるし、
他のアプローチをすれば異なってくる。

そして、
常に同じ立場、
同じアプローチの仕方をしていては、
頭脳というのは高められていかない、
そのように私は思います。

普遍的なものは当然存在して、
しかし、
シチュエーションというのは、
同じように見えても微妙に異なるものでありますから、
そこでは多角的な視野を持たないと、
その微妙な変化に対応することが出来ず、
硬直化は変化への対応不足を生み出す、
そのように私は思います。

1つの答えを有していても、
必ず他の立場やアプローチで考察してみる、
そのことによって、
多角的な視野は高められる、
そしてそれが、
頭脳、知性、賢さ、創造性、発想力、
このようなものを高めていくことに、
必要不可欠なことであるように思いますね。

そして更に、
その多角的な視野を高める、
ということにも関係してきますが、
自分の範囲外を理解しようとする努力、
これも重要であります。

人間というのは、
何か自分の理解出来ないもの、
自分の知り得る範囲を超えたものに対して、
どうにかして、
自分の理解出来る範囲、
自分の知り得る範囲に、
無理矢理それを当て嵌めようとする傾向がありますよね。

しかしそればかりをやっていると、
頭脳というのは高められないし、
思考の硬直化を起こし、
なかなか先に進めなくなってしまう、
そのように私は思います。

何か自分の理解出来ないもの、
自分の知り得る範囲を超えたものに対しては、
繰り返し繰り返し読むこと、
繰り返し繰り返し見ること、
そして、
繰り返し繰り返し考えること、
そうやって、
自分の中にある安直な答えに結び付けないこと、
これが重要であると私は思います。

また絶対にしてはならないことは、
結論有りきで考察することであり、
もちろんこれは、
仮説を立てて、
それを証明する、
この考察の場合は良い訳ですが、
しかし、
仮説は仮説ですから、
それはいつでも変わることを前提としていなければならない、
そのように私は思います。

自分の理解出来る範囲、
自分の知り得る範囲、
そこでいかに思考を繰り返していても、
それは思考のループなだけであり、
そこからは新しい発想も柔軟性のある発想も生まれてこない、
多角的な視野を常に有して、
自分の理解出来る範囲、
自分の知り得る範囲、
そこから脱却しようと努力すること、
それこそが、
頭脳、知性、賢さ、創造性、発想力、
それを高めることに繋がる、
そのように私は強く思うところであります。

答えを安易に導き出さないこと、
自分の中にある答えに安易に結び付けないこと、
それこそが重要なことである、
そのように私は強く思いますね。


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posted by kodahima |12:04 | オシムの言葉 | コメント(0) | トラックバック(0)
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