2009年04月01日
トットナムvsチェルシー 「特に前半がダメダメだったチェルシー」
試合 :第30節 開催日:2009年3月21日 結果 :トットナム勝利 スコア:「1-0」 得点者:モドリッチ
○ チェルシー FW:アネルカ ドログバ ベレッチ FW:ランパード エッシェン MF:バラック DF:A・コール テリー アレックス ボシングワ GK:チェフ ① 前線の動きが少ない。 ② ウイングに突破力が無い。 ③ 繋ぐ意識が強く裏を狙わない。 ④ ミドルシュートを打たない。 この試合の前半のチェルシーは、上記の①~④という状態で、全く良い所が無かったですね。トットナムのDF4枚+MF4枚、その守備ボックス、更に場合によってはFWのロビー・キーンまで加わってくる守備が、かなりバランス良く守っており、また、全体的に攻守の切り替えも早かったので、トットナムが良かったと言うのはありますが、それにしても前半のチェルシーはダメダメだったなと思います。 3トップの動きが少ないので楔のボールが入らず、ベレッチはドリブルで突破できる選手でも無いし、ボシングワとのコンビも良く無かったので、右サイドを崩すことができませんでしたし、左のアネルカとドログバはポジションチェンジなどをしていましたが、孤立するという感じで、左サイドも崩せていませんでした。また、バラックを底に置いたランパードとエッシェンの中盤も、微妙な繋ぎをするばかりで、前線に楔が入らないので飛び出しやミドルシュートも見られず、全く得点の匂いというものを感じませんでした。 後半は、クアレズマがベレッチに変わって右ウイングに入ってから、そこをクアレズマが個人技で崩せるようになって、そこから流れは良くなりました。流れが良くなると、ドログバにボールを放り込むようなプレーも増えてきて、そうなってくれば、中盤の選手も飛び出して行ったりミドルシュートを打ったりというプレーも出来るようになり、後半の終盤などはチェルシーの猛攻が見られましたが、結局は最後までトットナムに上手く守られたという感じで、スコア「0-1」の敗戦ということになりました。 ヒディンクになってから、再び、放り込みサッカーが復活してきたかなと思ったのですが、この試合は繋ぐサッカーになっていましたね。確かにトットナムの守備は良かったし、人数もかけていたのでスペースは無かったのですが、しかし、ベタ引きの守備をしていた訳ではなかったので、裏を狙わせることは充分可能だったと思います。しかし、どうもドログバへの楔というプレーにこだわっていたようで、3トップを裏に走らせるようなパスが見られなかったように思います。そして、その繋ごうという意識が裏目に出て、失点もしてしまいました。低い位置で無理に繋ごうとして、そのボールを奪われ、逆サイドへ展開されて、トットナムのFWにDFが釣られて下がってしまい、バラックなどMFもバイタルエリアのスペースを埋めきれず、グラウンダーの速いクロスボールをその大きなスペースでモドリッチに合わされて失点となってしまいました。まあ、この失点に関して、バラックのアンカーがどうなのか、ということではありませんが、ちょっと低い位置でボールを奪われてからの守備としては集中力を欠いていたかなと思います。 ベレッチの右ウイング起用とバラックのアンカー起用、これがヒディンクのどのような意図であったのかはよく分かりませんが、特にベレッチの右ウイング起用は失敗だったかなと思います。また、ドログバへの楔からの展開にこだわり過ぎていた、その為にあまり効果的ではない繋ぐサッカーになっていた、これも問題があったかなと思います。繋ぐサッカーになってしまうと、チェルシーの中盤の選手はデコを除いてあまり機能しないと思いますので、どんどん3トップに裏を狙わせ、そこに中盤の選手もサポートに走る、そのようなダイナミックなサッカーをした方が良かったかなと思います。 日本代表・Jリーグ関連記事は「FCKSA55」へどうぞ。 全ては崩すための布石となるプレーが問題なのではないか、という話。 運動量が足りていないのはMFなのではないか、という話。 リトリートした相手の守備を崩して得点を奪うにはMFのプレーが鍵になるのではないか、という話。 バーレーン戦 「これでW杯出場は、ほぼ確定的。しかし、課題は個人としてもチームとしても多い」 結果も内容も問われるバーレーン戦。 FC東京、伸び悩みはやはり基本的な能力の欠如。 モンテディオ山形、J1初昇格チームはどう戦うのか? 柏レイソル、守備の基本は1対1、マンマーク。 横浜Fマリノス、サイドのカバーはどうするのか? 第3節 横浜FMvs柏R 「守備力とゲームプラン」 第3節 F東京vsM山形 「FC東京が気迫を見せて今季初勝利」 名古屋は老獪なチームへと変わろうとしている? 神戸のボランチとそこからのチーム構成の考察。 FC東京について。 阿部勇樹と鈴木啓太に望むもの。 第2節 M山形vs名古屋G 「ピクシーグランパスに不安の試合」 第2節 V神戸vs川崎F 「カイオ采配が冴えて神戸が逆転勝利」 第2節 浦和RvsF東京 「まずは新生フィンケ浦和がホームで初勝利」 17年目のJリーグ。W杯前年シーズン。キーワードは「完成度」。 中村俊輔にルーカスのようなプレーを望む。 日本代表が世界と戦う為にはマルキーニョスのような選手が必要。 アレックス・ミラーの困難。 フォルカー・フィンケの挑戦。 第1節 J千葉vsG大阪 「開幕前の不安を払拭するガンバの勝利」 第1節 鹿島Avs浦和R 「フィンケ新監督の初陣は黒星」
posted by jube |21:44 |
プレミア 08-09 |
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トットナムvsチェルシー 「特に前半がダメダメだったチェルシー」
コメント投稿者ID :
伏兵さん、コメントありがとうございます。
そうですね、CL優先ということで、
少しパワーを温存したようなところがあったのでしょうかね?
特に前半は動きが鈍かったような気がします。
アネルカも負傷ですか?
流石に怪我人などが増えてくると、
ヒディンクでも厳しくなると思いますから、
それだけは避けたいところですね。
posted by 管理者jube | 2009-04-02 22:38
トットナムvsチェルシー 「特に前半がダメダメだったチェルシー」
コメント投稿者ID :
いつもの試合よりもピッチが狭いんじゃないかと感じるほどスピード感が足りなかったと思います。
前線での動きの少なさは目立ちましたね。
アネルカ・ドログバはまだ距離感がつかめていないというか、もう少し時間が必要なコンビなのかなと思います。
ベレッチのこの位置は驚きでしたね。
引いて開いてボールを受けることが多すぎたと思います。スペースがあればカットインも狙っていける選手をこの位置で使って欲しいと思います。
ジョー・コールの離脱は痛手ですね・・・
途中出場で入ったクアレスマも出し切れていない感じはありましたが仕掛ける姿勢に可能性を感じました。
バラックはやはりもっと高い位置で仕事をさせてあげて欲しいです。そのほうが周りの選手もスペースを活かしやすいと思います。
後半攻勢をかけたチェルシーでしたがゴメスのファインセーブを褒めるしかないと思います。
また、前半からキーン、レノン、モドリッチの攻撃も素晴らしかったと思います。
やはり思ったのはヒディンクがまだ選手の特徴を把握しきれていないのではないかということです。
まだ就任して間もないので試している段階ということだと思います。しかし、このレベルの監督にはいかなるときでも結果がまず求められるので残りの試合も頑張ってほしいと思います。
試合後の「CL優先」発言とアネルカの負傷が気がかりです…
posted by 伏兵 | 2009-04-02 04:31
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