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浦和レッズがアル・ジャジーラに勝てなかった原因は?

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もちろん、個の力は高く、ロマリーニョ、マブフート、そして、ブスファ、という3人による攻撃は威力が高そうであるし、守備ではGKのハセイフが安定した高いパフォーマンスを見せていたので、戦い方で優勢だったとしても、その個の力でやられてしまう可能性もあるかなと。特に決定力の差というのは勝敗を大きく左右しそうで、セットプレイも含め、やはり、決める時にしっかりと決めるか否か、そこが鍵になると思う。

前線の個の力をきちんと封じ、サイド攻撃を軸としながら、最後のところはドリブルでの仕掛けやワンタッチパスやワンツーなどを使って決定機を作る。そして、それをしっかりと決める。当たり前の事だが、やはり、その当たり前の事をやれるのかどうか、という事になってくると思う。アル・ジャジーラを倒して準決勝に進めばレアル・マドリードと対戦できる。地に足を着けて、しかし、ギアはきちんと上げて戦って欲しい。

と以前の記事で書いたのだが、まずは、特に決定力の差というのは勝敗を大きく左右しそう、という部分で、前半にあった決定機で興梠は決められなかった、しかし、後半にあった決定機でマブフートは決めた、やはり、そこが大きく勝敗を左右したと思う。CWCで日本のクラブが躍進できるのかどうか、という事については、1つの明確なポイントがあって、それが決定力。少なくても必ず訪れる決定機で決められるかどうか。

現在のアル・ジャジーラの監督であるテン・カテがアシスタントコーチだったライカールト時代のバルセロナも、「4-3-3」で7人で守って3人で攻める、という堅守カウンターの戦い方をする傾向があった。そういう意味では、今回のCWCのアル・ジャジーラは、基本的には、7人で守ってロマリーニョとマブフートとブスファの3人で攻める、という戦い方であり、テン・カテはそういう戦術も得意としているのかなと。

それから、地に足を着けて、しかし、ギアはきちんと上げて戦って欲しい、という部分で、やや浦和は、地に足を着けて、という部分に偏重してしまい、それは良い意味では落ち着いて戦っているように見えたが、やはり悪い意味では、ギアが低かった、つまり、インテンシティが低かった、と個人的には感じられた。特に相手が完全に構えて戦ってきた場合にはそれは危険で、そうなってしまうと、今回のような展開はよくある。

ちなみに、ロシアW杯の初戦、コロンビア戦では、この試合で言えば、日本がアル・ジャジーラみたいに構え、コロンビアが浦和みたいにローギアで、というような感じになってくれれば良いなと思っていて、もしそうなれば、引き分け、または、日本が勝利、という結果も期待できるかなと。但し、南米勢は、構える相手に対して試合開始からトップギアで、という戦い方も心得ているので、そこが心配なところではあるのだが。

という事で、残念ながら、浦和レッズとレアル・マドリードの対戦は実現しなかった。もちろん、それで、ACLを優勝した、という価値が消えるわけではないが、やはり、不完全燃焼な試合をしてしまった、それで負けてしまった、という悔しさは強く残ると思う。しかし、もう1試合、アフリカ王者との順位決定戦はあるので、そこできちんと挽回してもらいたい。特に代表への可能性がある選手たちには奮起してもらいたい。



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