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スウェーデン戦(女子) 【 構えが緩い。刷新ではなくプラスαや改善を。 】

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試合 :国際親善試合 開催日:2016年7月21日 結果 :スウェーデン代表勝利 スコア:「3-0」 得点者:シェリン ロルフォ スクー

FW             増矢理花 MF     永里優季 阪口夢穂 中里優  佐々木繭 MF             熊谷紗希 DF    宇津木瑠美 川村優理 村松智子 有吉佐織 GK            山下杏也加

FW             横山久美 MF    有町紗央里 阪口夢穂 中里優  千葉園子 MF             熊谷紗希 DF     佐々木繭 川村優理 村松智子 有吉佐織 GK            山下杏也加

守備に関して言えば、CFのロルフォ、それから、後半から入ってきたウイングのシェリン、その2人に対応できなかった、その2人を封じる事ができなかった、という事が1つ。そしてそこは、当然、CBやSBやボランチの個の力、という事もそうなのだが、やはり強豪国にいる個の力の高い選手を1対1で封じる、という事は難しい。従って、常に複数で対応できるようにするためには、または、そういう選手にプレイするスペースを与えないようにするためには、どうしても後ろに人数をかけて、つまり、重心を低くして戦う必要性というのがあって、やはり自分たちがどうしたいかだけでは勝てない。

それから、守備に関して言えば、相変わらず、中盤、中盤の中央、中盤の低い位置、そこでボールを奪われて・・・、という事を繰り返しているのが2つ。前半のように、相手がギアを上げず、そこまでそこのエリアでボールを奪おうとしてこない場合には良いが、後半のように、相手がギアを上げてそこのエリアでボールを奪おうとしてきた場合には、それをきちんと感じてプレイしないと、リスクを回避しないと、永遠に同じ事の繰り返しになってしまう。対日本、あるいは、そうではなくても、後半からギアを上げる戦い方は定番になっているので、やはりそれに対応できないと同じ事の繰り返しになる。

そして、攻撃に関しては、サイドの高い位置にボールを運んで相手のDFラインを下げさせ、そこからマイナスの相手のDFとMFの間のゾーン、特にそのゾーンのインサイドのエリアを使えば有効だったのは、この試合でもそうだったし、当然、それを狙いとはしていたと思うのだが、フィニッシュのところでのラストパスの精度や決めきる個の力が足りなかった。また、やはり日本はどうしても、どんどん攻撃が中央へ中央へ、パスが足元へ足元へ、と時間の経過と共になってしまう傾向が強く、それは守備面にも悪影響を与えるし、サイド、ダイアゴナルラン、それをもっと落とし込む必要があると思う。

結局、高倉監督がやるべき事というのは、新しい選手、新しい選手配置、新しいシステム、そのチャレンジというのは、もちろん良いと思うし、当然、その試行錯誤の期間は結果が悪くても云々という事は無いが、それと同時に、佐々木ジャパンからの継続性という部分で、良かった要素は残す、悪かった要素は改善する、という事も当然そうで、ゼロから作り直すのではなく、プラスαや改善、という事だと思う。リオ五輪への出場は逃したが、その8ヶ月前のW杯では準優勝しており、焼け野原からの復興というわけではない。土台はあるので、そこにレンガを積み上げる作業を高倉監督にはしてもらいたい。



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