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トップ下としての香川真司。正しい使い方をすればトップ下としての能力は高い。

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【 Q 】 香川選手のトップ下は現状では難しいということは、 彼には一般的なトップ下としての能力が足りないということでしょうか? たとえば、最近復活した清武選手なら、 同じ状況でも活躍できるのでしょうか? なんとなく、彼のよさを活かすつもりが監督にはないようなので、 やっぱり来季は構想外になってしまうのでしょうか?

【 A 】 一般的なトップ下としての能力、というのが、どのような能力を指し示しているのか、それはわかりませんが、トップ下の位置に鎮座して起点となる、というようなプレイを求めるのだとしたら、香川は不向きだと言えると思います。ただ、幅広く動いても良い、という事であれば、香川はトップ下としての高い能力を持っていると思います。しかし、そこに、マンマークの強いボランチが存在していたり、警戒されていて、すぐに2人や3人に囲まれてしまう状況であれば、どの選手でも厳しくなると言えます。

本田のようなフィジカルの強いタイプでも、おそらくそうであるし、メッシのようなスーパーな選手でも、グアルディオラ時代のバルサでは、そういう状況になり、メッシをトップ下(ゼロ・トップ)から右サイドへポジション・チェンジさせる、という事もありました。あるいは、その状況を打破するために、ゼロ・トップではなく、CFの位置に選手を入れて、トップ下のメッシへの対応を弱める(分散させる)、という事をやった時もありました。つまり、それぐらい難しいポジションであるとは言えます。

従って、当然、香川はメッシほどのスーパーな選手ではないので、香川がトップ下で活躍するためには、より高い能力を有しているポストプレイヤーが必要であるし、トップ下の位置に鎮座して起点となる、というようなプレイを求めるのではなく、幅広く動いて起点となる、というようなプレイを求める、あるいは、認める、という事が必要になってくると言えます。また、特に香川の場合には、前を向いてプレイできないと、なかなか良いプレイができなくなるので、下がる事を認める必要があると思います。

ちなみに、清武については、もちろん似ているところもありますが、香川とは少し違うタイプの選手であると個人的には思っていて、幅広く動いた方が良い、というところは同じですが、清武の場合は、よりFW的な動きをした方が、よりゴールに向かってアグレッシブにプレイした方が活躍できるのではないか、と思っていますが、香川の場合には、よりボランチ的な動きをした方が、一度低い位置でボールに触ってからの方が活躍できるのではないか、と思っていて、単純比較というのはやれないと思います。

それから、現在のトゥヘルが本当のところはどう考えているのかはわかりませんが、やはり、一番頭を悩ませているのは、ギュンドアンがいなくなってしまった後、という事かなと思っていて、シャヒンを使うのであれば左だと考えていると思うから、それだと香川はトップ下かな、つまり、「4-1-2-3」ではなく「4-2-3-1」かな、という事になっているような気がします。そして、おそらくトゥヘルはトップ下香川の正しい使い方を見つけると思うので、香川が戦力外になる事は無いと思います。



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